『好きな本』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「好きな本」
言葉遣いが丁寧で、繊細で。あたたかい本が好き。
【好きな本】(300字)
「やっと手に入れたぞ!」
配達ドローンが届けてくれた小包みはずっしりと重かった。矢も盾もたまらず、玄関先で開封する。ざらりとした布張りの手触り。古びた紙の匂い。表紙を彩る掠れた箔。ああ、これこそ、私が求めていた本だ。
「また買ったの? 昔の記録ならアーカイブでいくらでも読めるのに。っていうか、それ何語?」
私の騒ぎが気になったのか、弟が玄関に顔を出す。
「この感じ、英語かな?」
「そんな古代語、読めないくせに」
「読む必要なんてない。昔の人だって、本を積むだけで満足していたそうだから」
中が読めずとも、私はこの儚い紙と布の感触が好きなんだ。存分に頬擦りしてから、いつもの保存カプセルの中に積んでおこう。
好きな本
本か。教養が試されるな。ドラゴンボールは教養あるか?ないか。
まぁドラゴンボールが好きな高学歴の人ってのは当然いるだろう。でもそういう人はほかにちゃんとした本を知っている上でドラゴンボールと答えているはずだ。
対して俺は知っている本が漫画かラノベしかない。教育の差。親ガチャ、ですねぇ。
だけど今回は親ガチャの話じゃないからやめておこう。というかそもそも最初からわき道にそれてたな。好きな本というお題なのだからシンプルに好きな本を語ればいいだけの話だ。
で好きな本はなんだかんだドラゴンボールかな。ラノベだとオーバーロードが好き。
あとは漫画ならワンピース、進撃の巨人。ラノベならソードアートオンラインとかとあるかな。
でも好きと言ったラノベは途中から追ってないんだよな。漫画は全部読んだしワンピースは今も読んでるけどラノベはね。なんか好きでも読まなくなるんだよな。
やっぱ漫画のほうが手軽だからな。ラノベはちょっと気が重くなるというかしんどい。
それと連載中だと、まぁワンピースも連載中だけど、ジャンプラのまとスレ、ふつうの軽音楽、姫様なんかは更新を楽しみにしてる。
小学生の時何気なく手に取った
タイトルも結末も思い出せないあの本のこと
(好きな本)
お題『好きな本』
好きな本は無限に増えていく。読むのは遅いけど、読書は習慣として続けてて、本を読み終えるごとにその内容にハマれば好きな本が無限に増えていく。
ただ、多すぎてたまに忘れることがある。
そういう時のために読書記録アプリなるものを入れている。本を読み終えるごとにその本と一緒に読み終えたばかりの新鮮な感想を記録することにしている。
たまにアプリを開いては感想を見て、「あぁこれも好きな本だった」と思い出すこの瞬間がたまらなく楽しい。
「好きな本」
友達や先生の影響で読書が好きになった。
読む本が増えて、好きな本が増えてきた。
一番を決めるのは難しいが、特に小説が大好きだ。
その日に読む本を決める時間、じっくり読む時間、しばらく内容に浸る時間が私にとって癒しの時間だ。
スキマの時間に
バックには一冊
カバーをかけて
スカイブルーは
Cからはじまる
いつもの書店で
可愛いあの子に
着せてみたいな
レザーのカバー
オルテンシアの
鮮やかな青色が
私を呼んでいる
『好きな本』
好きな本
好きな本はなにか。
僕は異世界転生ものや恋愛系も好きだし。
前までは絵本だってたっくさん読んでた。
ひとつの物を読んで飽きて違うものを読んで。
僕の人生を表しているみたいだな。
あなたの人生を本にすると、どんな本になりますか。
昨日のお題
あいまいな空
雨ってじめじめする。
夏の晴れって暑い。
…曇りは?
恥ずかしがり屋な太陽を隠して。
時によっては雨もふらせたり。
中途半端な…まさに
『あいまいな空』
だな。
自分にはない知識を得られる本
自分が感じたことのない感情を教えてくれる本
自分の見たことのない世界に連れて行ってくれる本
到底自分では得ることのできない経験を、誰かの人生を、物事の考え方捉え方を、本を読むことであたかも擬似体験することができる。
喜怒哀楽、高揚感、悲壮感、知識欲。
いろんな感情に振り回されることもあるけれども、本との出会いは著者との出会いであり、一期一会である。
そんな本と巡り逢えることが、私の幸せである。
『好きな本』
#12
・何度も読んでしまう
・そばに置いておく
・記憶に残る!(思い出にも)
・誰にも貸したくない
・でも内容は説明したい!
私の好きな本は「かがみの孤城」と「さよなら嘘つき人魚姫」だ。
「あなたって、いつも本を読んでいるよね」
私は本を読んでいる彼を見てそう言った。暇があれば彼はスマホをいじるのではなく、本を読んでいるのだ。今の時代には珍しいなぁ、と思いつつも、彼が椅子に座って本を読んでいる姿は様になっている。
「はい、本の知識に助けられたことも多いので」
「あなたって、好きな本とかあるの?」
彼がいつも読む本はブックカバーがかかっているので、どういう本を読んでいるのか私には分からなかった。
「そうですね、ミステリー系をよく読みますね。推理小説で頭を使うのが好きなんですよ」
確かに、彼は聡明な人なので推理小説を読んでそうなイメージだった。私もドラマとかでサスペンスをよく見たりするが、本は読んだことなかったなぁ。
「私も推理小説は興味あるんだけど、読んだことないから少し教えて欲しいな」
「それなら、最近面白い本を読んだので、今度貴方に貸しますよ。これは初心者でも読みやすいはずなので」
そんな会話をしているうちに、たまには読書もいいなぁと思い、その本を読むのが楽しみになった。
テーマ「好きな本」
【好きな本】
筒井康隆と江國香織が好きです
筒井康隆は「驚愕の曠野」と「幻想の未来」セットで好き
江國香織は「ぼくの小鳥ちゃん」「ホテルカクタス」「なつのひかり」「ホリー・ガーデン」「落下する夕方」が好きです
好きな順に並べました
絞れなくてちょっと多くなっちゃいました
江國香織さんの作品、恋愛色が強いものよりは童話系の方が好きですね
大好き。読書が大好きだ。
中学の時は本の虫って呼ばれていて、高校に入って
忙しくなってからも必ず一冊は持ち歩いている。
それも時間がないから短編集ばかりだけど。
今リュックに入れてるのは、岩波文庫の
『ことばの贈り物』だ。これは人を選ぶかも。
本が好き。
私が求めた分だけ、私が望んだペースで喋ってくれて。
そして、私が期待した以上の体験をくれるもの。
ねぇ、知ってる?
本屋ほど人口密度が高い場所ってないんですよ。
なのに、あんなにも静かに開かれるのを待っている。
そんな私が猛烈にハマったのは、最近のものだと
白河三兎 著『私を知らないで』
表紙だけでもいいから、見て欲しいな。
好きな人にはたまらないと思うから。
ほら、行っちゃえよ。
#27 好きな本
犬散歩 連れ人年を 犬同じ
好きたこと お花なぜ なぜ 虫をとる
好き、と言うには少し違う。
宝物といったほうがしっくりする本がある。
悩んでいる時に見ると心が晴れる。
中身は風景の写真集。
そして傍にささやかな説明文。
相当前のもので擦り切れている。それでも買い換える気にだけはならなかった。
好きな本
一時期ホラーにハマって、角川ホラー文庫を片っ端から読んだ。
いろいろとゾクゾクする作品はあったけど、やっぱり「リング」は別格だったと思う。
仕事帰りの電車の中で読んでいて、たくさんの人が乗っているのにもかかわらず、怖すぎて何度も顔を上げ周りを見渡し、なかなか読み進められなかったのは、後にも先にもあの作品ぐらいだ。
特に、呪いのビデオの内容描写が、トラウマになりそうなほど禍々しかった。
文字が並んでるだけなのに、目の前で映像が再生されているかのように、はっきりと情景が浮かんできた。
後に、映画化され、実写化された映像を見たが、描写に関しては、あの時脳裏に浮かんでいた映像と、ほとんど変わらなかったように思う。
なんてったって、日本の幽霊像、「貞子」を生み出した作品な訳で、映画界においても、ジャパニーズホラーの礎になっている。
白い服を着た髪の長い女性。
それが、「きっと来る」んだから、怖い。
しかも、呪いのビデオを見ただけで?
なんでだよ?ってな部分も、科学的アプローチまでされてて、なかなか稀有な作品だったと思う。
今の時代なら、サブスク配信でもっと被害は広がるのかも。
ダビングなんて概念はないから、呪いを止める術もない。
アマプラのおすすめ作品なんかにされてたら、何となく気になって見ちゃうよな。
「リング」の映画と一緒に、さりげなく並べられてたりして。
その名も、「ほんとにあった!呪いのビデオ」
あ、すでに存在してる…。
映画の方は、オチを知っていたせいか、主役が女性に変えられていたせいか、はたまた、あからさまな貞子登場に失笑してしまったせいかは分からないが、原作ほどの恐怖は感じなかった。
やっぱり、文章を読んで、自分の頭の中でそのイメージを作り上げるのが最強、いや最恐なんだな、と。
それを無理やり映像化することには、陳腐ささえ感じてしまうこともある。
しかも、その後続く貞子シリーズの映画に関しては、まあ、興味が続かなかったのが事実。
3Dにしたり、ライバル伽椰子と闘わせたり、さすがに無理がある展開になっていく。
これでいいのか、ジャパニーズホラー。
まあ、アメリカでもフレディ VS ジェイソンとか、エイリアン VS プレデターとか、似たようなことやってるんだけど。
好きな本の話に戻す。
伊坂幸太郎全般。
特に、「アヒルと鴨のコインロッカー」とか。
これについても、言いたいことはたくさんあるんだけど、いかんせんリングの話題が長すぎた。
これはまたの機会に、話せる日が来るのであれば。
いや、きっと来る。
きっとくる。
好きな本と言うか僕に『本当の愛』をわからせてくれた本
加藤諦三さんの本の中の記述
別れた旦那さんが新しく家庭を持った。
我が子に逢いたくて逢いたくて
その家のそばまで来てしまった母親
遠くの木陰からそっと我が子の笑顔をみて涙した。これでいい。。。
母親は心の中で絶対に逢わないことを誓った。
子供がいつか私を探しにくるまでは、、。、
私は本が大好きだ。基本、ジャンル関係なく、気に入ったら何でも読む。
学校への切符でもある。読んでいれば話しかけてくる人もいないし、話す必要もない。
ゲームをしているより、本を読んでいる方が褒められる。
ぼーっとしているより、本を読んでいる方がいい子だと言われる。
人とまともに話せなくても、本を読んでいれば凄いねと言われる。
何も出来なくても、分厚い難しい本を読めば勉強するよりも感激される。
読書家って響きが好きだ。本を読んでいるだけで、国語が出来るようになる。漢字が読めるようになる。
声が小さくても、発表が苦手でも、私は私だ。
お休みなさい。(朝ですが、)
小学生の頃好きだった漫画は色々ある。
1番最初に思いついたのはコナンの8巻のレモンティーの話。
小学生ながらに切ない気持ちになった事を今でも覚えてる。
レモンティーの存在もその頃に知ってそれからよくレモンティーを飲むようになった。
この話だけは大人になった今でも何となく覚えてるところが多い。
「ねー聞いて」
僕の一日はそんな彼女の言葉から始まる。
本好きな僕らは朝一番に推し本を語り合う。
「おはよ。今日は何?」
彼女は笑いながらでも答える。
「今日はねぇ、『龍に希う』だよ」
ニコリと笑いながら答える彼女に僕は首を傾げる。
「それって『恋う』って漢字?確か明治時代の妖系だったよね?」
彼女は瞳をきらめかせ答える。
「やっぱり君なら知ってると思った!!そうなんよ!ちなみに私は希望のこいねがうのほうがしっくりくるなと思う」
「あーわかる。あの物語に合うよね」
毎日、毎日なぜ飽きないのかと友人に時々聞かれる。むしろ僕はなぜこんな楽しい時間を飽きると思うのかが疑問だ。
友人は「だってお前ら本の話しかしねぇじゃん。話題が尽きたらどうすんだよ。てか、男女の友情は成立しねぇ!!!」なんてほざいてるけど。
でも男女の友情は成立しないって言うのは僕も共感。だって僕は彼女が
「好きだし」
そうポツリと呟いていた。
あ、やばい。今言うつもりじゃなかったのに。そう焦って彼女を見るとその焦りは吹っ飛んだ。
いつも桃色に染まっている頬は紅葉のように真っ赤だし、耳もそうだ。目は潤んでいる。可愛すぎやしないか?
「……っなんで…っそーゆことを…今っ!!いうの!!」
真っ赤な顔でポコポコ怒られても痛くない。むしろもっと見せてほしい。可愛いから。でもこれ以上怒らせるとめんどいからやめておく。
「ごめん。でも気づいてたでしょ?」
にやりと笑うと彼女は赤い顔を隠して座り込んだ。
「………ぅぅう」
「隠さないでよ。可愛いんだから」
この2年間、彼女の好みはだいぶ知ってきた。
少し気だるげな人が好き。本が好きな人が好き。言葉でも行動でもそれとなく愛を伝えてくれる人がいい。身長は同じくらいでも良い。話しやすい人が好き。僕みたいなタイプが好き。
全部、朝のあの時間で知ったことだ。
愚かな友人はそれを無駄だと鼻で笑ってたけど。ざまぁみろ。僕は彼女と両思いだったようだ。
「で?君は?」
「………、いいたく…ない」
僕が口をとがらせると彼女は目を泳がして僕を見る。
「あした……明日の放課後紡書店に行こ?一緒に。そん時に言う……じゃだめ?」
僕のこの片思いは明日までの苦労なようだ。ねぇ、僕君のタイプだと思うよ。だから、
「いーよ。そのかわり、明日は僕のおすすめね」
「…ん」
頬をあかめながらコクリと頷く彼女に目を細め僕は笑う。
その時の友人
「……おまえら…ここ教室だし。まじリア充滅べ。てかおせぇよ。まだ付き合ってねぇとか距離感バグりすぎだろ」
彼女の友人
「…!!!!!ついに!!みたかこら!!6年間の片思いが…!!やばい泣きそう…」
クラスメイト
「まだ…つきあってなかったんだ」
クラスメイト2
「うそ…だろ…」
#好きな本