『好きな本』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【好きな本一年前】
来年も?・ω・
coming soon !
ソファに座って、ページをめくる。
手には薄い絵本。
彼女は柔らかく微笑みながら、ゆっくりめくっていた。
「それ、お気に入り?」
恋人の青年が隣に座るって、彼女の肩に頭を乗せた。
「はい。社長からもらったのですが、なんか好きで……」
「読み聞かせてほしいな〜」
珍しいなと、彼女は思う。
肩に頭を乗せることも、読んで欲しいと言うことも。
でも、それが彼女には嬉しくて、胸が暖かくなる。
「仕方がないですねぇ」
そう言いながら、青年に向けて身体を傾ける。すると、青年は改めて肩に頭を乗せた。
ふふっと笑みがこぼれる。
そして、本を最初に戻すと、甘やかな声が部屋に響いた。
おわり
お題:好きな本
「好きな本」
このテーマを見て高校の時にあった素敵なことを思い出した。
中学生の頃、授業で「あなたの好きな本は何ですか?」と聞かれた。その時私は多分当時読んでいたミステリ小説の題名を挙げた気がする。
他の子は、「俺本とか興味ないし」とか、流行りのラノベばっかり挙げるとかで、あんまり個性がないというか、みんな本を読まないんだなぁと思って、ちょっとがっかりした。
そんなことも忘れて高校に入り、2年生になって初めて国語の授業を受けた。
その授業のはじめは、自分の名前と好きな本の題名を自己紹介代わりに言っていくところから始まった。
「私の好きな本は」この質問を聞いてその時やっとうっすら、中学生の頃のことを思い出した。
このクラスの彼らはどんな本が好きなんだろう。
いや、興味があるかも分からないのに、変に期待してもあんまり意味はないだろうか。
そんなことを思いながらも、同級生の発表を聞き始めた。
「僕は〇〇〇〇です。好きな本は───。」
「私の名前はXXXXです。私の好きな本は……。」
みんなが順番に発表していく中で気付いた。
今のところ、誰も好きな本が被っていない。
私も自己紹介代わりの発表をして、それからしばらくしたら全員が名前と好きな本の題名を挙げ終わった。
その時、私は思った。
すごい。40人くらいいるクラスなのに、誰も同じ本の題名を挙げなかった。みんな、たくさん本を読んでいるんだなぁ。
みんなに名前があるように、みんなに好きな本がある。
それに気付いて、とても嬉しくなった。
最近では忙しくなってしまって、以前ほど本に触れる時間が減ってしまったうえ、積ん読が増えるばかりだけれど、せっかくだからまた本を読んでみようかな。
・守り人シリーズ
・狐笛の彼方
・シュガーアップルフェアリーテイル
・夢水清志郎シリーズ
好きな本
今まで読んだ本の中で1番好きな言葉は
「寂しくてよかった」
その言葉が心に刺さった。
なぜなら、寂しいとは、喪失感を感じた時に寂しく思うのが一般的だと思うけど、
むしろ寂しくてよかった。むしろ失ってよかった。
恋愛エッセイはとても心に刺さる。
沢山刺さるほど、私の人生は幸せだろうか。不幸だろうか。
「好きな本」
(2024/06/15 21:08:22
横線が引かれている本
そこに昔の私がいる
中古で買ってメモ書きされている本
そこにはかつての持ち主の存在がある
新品の綺麗な本
これから訪れる未来がそこにある
どれもどれも好きな本
好きな本
小学生の頃は夢のような物語
中学生の頃は少年ジャンプ
高校生の頃は多重人格や猟奇殺人者系か銀色夏生
社会人の頃は有川浩
子供が出来てからはかこさとし 島田ゆか
あと子供と一緒にハマれる漫画が何種類か
振り返ると私の思考の遍歴がハッキリと出て
かなり恥ずかしい
さてさて現在はというと
古事記
ぷっ!
透き通る心と瞳を持つ者があずかるモノを物語る物
(あずかりやさん/大山淳子)
題-好きな本
読書が好き
最近は電子書籍とかあって
物を少しでも減らしつつ読書するのにいいアイテムとして
私も使っているが
やっぱり私は紙がいい
ページめくるの好き
画面勝手に閉じることもない
気になった所をすぐに見返せる
あー
収納スペースさえあれば紙の本気兼ねなく買うのに
そして時間もほしい
一度読み始めると没頭して他のこと忘れてしまう
それがわかってるが故になかなか手が出せない
読みたいのに読めない
もどかしすぎる
近所のお姉さんからもらった、大好きだった本。
枕元に置いて眠るくらい好きだった。
中学校にあがった頃家に帰るとその本はバザーだかリサイクルだかに出されて私の元から去っていた。
数十年後、絶版になったその本をインターネットの古本屋でみつける。
高鳴る胸の音。
クリックする手が震える。
手元に届いて、懐かしい表紙をじっくり眺める。
今夜もこの本を枕元に置いて寝よう。
本って苦手なんです。
好きな本って特にないんです。
もちろん読書できる人はとても魅力的に思います。
私も小さい時はそうありたかった。
手にとるだけで違う世界が見れる。
とても魅力的に思っていたし当時は私も本を読んでいた。
母が次々にいろんな本を読んでいる姿を見て憧れていた。
毎晩寝る前に少しずつ読んで1週間くらいで1冊読み切る。
私にとってはそんなの夢のまた夢。
文字だけの見開きはなんだか攻められてる気がするし、
目に入る文字も半分も頭には残らない。
今では全く手にとることもなくなった。
まあ人それぞれ得意不得意はあるだろうし、
いつか無性に読みたい本が出てくるかもしれないし、
今はとりあえず苦手なままでよいとしよう。
・好きな本
読書が好き
好きな本はたくさんある
本は私にいろんなことを教えてくれる
いろんな考えを持った登場人物に出会えて楽しい
好きな本
読み進めるたびに
本と平行してる
私の物語も
あったりする
受け身ではない
心の代弁者
であるような感覚
まるで仲間のようだ
「好きな本は何?」
突然話題にでたこと
漫画も小説もあまり好きでは無いけれど
唯一好きな本があった
それは
"あなたが貸してくれた本''
私はあなたがすき
いつか当たり前にそれが言えたら
いいのかもね
図書館に行くと
本を読む人で溢れている。
絵本、ファンタジー、ミステリー、専門書
たくさんの本が
私を待っていて
貴方を待っている。
その中には、
好きな本もあって
読むのがおっくうな本もある。
夢を見させてくれる本もあって
胸が躍るような気持ちになる本もある。
時には,人生を変える本もある。
その本を手に取るのは、自分次第。
どんな本だったのか思うのも、自分次第。
そうやって私は、好きな本を探して、探して
探しまくって
ようやく、好きな本に出会えると思う。
偶然でも運命でもなく、「必然的に」
ーシロバナタンポポー
「晴れ、時々クラゲ呼ぶ」が好き
#41「好きな本」
ちいさな ちいさな昼休み
きみが隣で笑って きみと感想を話し合って
「すき、この本いいね」って
本当に うれしそうに微笑むから
だから わたしもすき
好きな本は?ときかれて 即答できる人に憧れる。
というのも、
移動のお供に読む本
寝る前にさらっと読める本
現実逃避したい時に読みたい本
など、気分や状況で変わるから。
こういうのは「好きな本」とはまた違う気がしてる。
ミステリーはずっと好きだけど、
年齢に応じて好みも変化していくのかな。
最近はエッセイなんかも読みたい気分だし。
みなさんの好きな本も読んでみたいな。
この夏は 運命の一冊に出会いたい。
74:好きな本
好きな本
あんまり本を読み返したりしないので
これこそ
好きな本!
と言える作品が思いつかないのでした
なんだか以前のこのタイトルの時にも書いたかもしれないけど
「新耳袋」の文庫本は待ち時間にはちょうどいいかと思います
でもホラーなので読むときには
できたら猫に近くにいてもらいたいかも
好きな本
居場所が無い時、図書室に逃げた。
あの場所は誰でも居て良い静かな空気があった。みんな本を選ぶ事や読むのに夢中で、良い意味で誰も他人がどうとか気にしていなかったからだ。
それに、本を読み始めれば私は何処にだって行けた。ページをめくるたびに、私の心は救われた。
私は世界を広げてくれる本が好きだ。そして物語を紡ぐ人達に感謝したい。
ありがとう、貴方にも私は救われた。
日々家