『好きな本』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「好きな本」
古い本が好きである。
古書でなくとも、売れ残りの本でも構わない。
淡い黄土色に変色した紙の匂い。
急いで読み始めた為に舞い上がる埃は夜灯にキラキラ光り舞う。
それを楽しみつつ物語へと没頭する。
古い物語はそれを知らない者に新しい世界を開いてくれる。
新しい本が好きである。
真っ白な紙に印刷されたインクの匂い。
ページを捲る度に、新雪の原に足跡をつけるような子供じみた喜びを覚える。
そんな幸せに浸りながらゆっくりと紐解く物語は今こうして在れる幸せをも運んでくれる。
好きなタイトルは幾つもあるけれど、やはり紙の本が良い。
読書は文字に限らず、指先で、香りでするものだと思っている。
あまりにもそれらが心地よいので、本を舐めたことさえあるのは内緒の話である。
好きな本を聞かれると
いつも決まって答える名前がある
それは初めて君が勧めてくれたもので
会話のきっかけになったものだ
今まで読んだこともないし
そのジャンルも初めてで
今も読むのはこれだけ
内容を暗唱できるほど読み込んだのに
君の心は読み取れない
《好きな本》
#48
『好きな本』
からすのパンやさん
ぐるんぱのようちえん
ぐりとぐら
だるまちゃんとてんぐちゃん
あの子が好きだった絵本は
私が子供の頃好きだった絵本
毎晩 読み聞かせていた本を
今は 孫たちに
読み聞かせている
「僕、この本がほしいです」
「あ……えと。それ、売りものじゃないです」
「え、非売品なんですか? どうして?」
「失敗作だから……です」
「在庫はないんですか?」
「はい」
「ならやっぱり。世界にひとつしかないこの本、僕にください」
「え……どうして」
「好きなんです、僕」
「ひゃ」
「この本が」
「あ……ああ……この、本が」
……
あの時貰ってくれた本。今も読んでくれているのかな。
#32 好きな本
【好きな本】
こんな辛い日は好きな本でも読んで
気を紛らわそうじゃないか。
好きな本
私の好きな本は一体なんなのかわからない。
でもね、手に取って読んでみて内容をみてみない事には何が好きなのかがわからない。
本のジャンルは多々あるけれど、情報が欲しくて買ってみる本、面白そうだから買ってみる本、為になりそう役立ちそうだから買ってみる本、趣味を知りたいから買ってみる本、勉強したいから買ってみる本、知識を得たいから買ってみる本。など、
用途によっても本は違う。
本から学べる事もあるけれど、
結局は 何もなかった。
お題
『好きな本』
私はある作家さんの小説がとびきり、大好きです。
その小説は映画化もされていて、かなり評価も高い小説です。
私は映画化される前に読み始めて、1人で感動して、それだけに集中出来る。そんな小説でした。
続編が出たと聞いて、即、本屋に行って購入しました。
その小説の隣に同じ作者さんの本が置いてあり、やはり表紙がグッとささり、購入
ですが、まだもう片方の小説は読んでいません。
いつか、私が1人で寂しい気持ちになり、その時にこの小説を開き
その小説を読んでいる間だけでも好きな時間に浸るために
残しておいているのです。
〜好きな本〜
私の好きな本は、自分までその世界に入ってしまったように思える本。
夢中になれる本だ。
一種の現実逃避ともいえるかもしれない。
普段は味わえないどきどき、はらはら、きゅんきゅんを味わいたくて読んでいる。
そして色んな感性に触れている。
本は人によって見え方が違うらしい
ただの文章に見える人もいるが、映画のように色とりどりに見える人もいる。
本は、新しい世界を見してくれる!
星の王子さま
大好きだよあの本
意味が深いくせに色々可愛いから。
_ ₇₅
「好きな本があるんだ。今までもこれからも僕の隣にいるんだろうなあ、と思うくらいに好きな本が。その本を初めて読んだ時、僕は酷く感動した。そして、同時にこう思った。僕もこんな風に誰かを感動させてみたい、って。」
夢がないと嘆いたわたしに見せてくれたクラスメイトの夢は想像以上に壮大だった。四角の眼鏡、成績は常に上位、愛嬌は振りまかないけれど愛想が悪いわけではない、孤高の優等生タイプ。そんな彼は現実主義者なのだと思い込んでいたところがあった。だからこそ、そう語った彼の輝いたあの目が今でも忘れられない。
本屋に寄ったのはただ暇を潰すためだけだった。久しぶりに会う約束をしていた中学時代の友人が、寝坊で遅れると、待ち合わせ時間の五分前に連絡を入れてきたのだ。
若干の怒りを覚えながら、カフェや近くのショッピングモールに入らず、本屋を選んだのに理由はなにもなかった。
けれど、早々に入店したことを後悔した。
分厚い文庫本やどこかで見たことがあるようなタイトルの単行本。隅から隅まで本で埋め尽くされている。
わたしは、あまり本が好きではない。だからといって、運動やゲームが好きなわけでもない。じゃあ、なにが好きなのかと聞かれると、自分でもよく分かっていない。
そんな曖昧な人間のまま、二十八年も生きてきた。きっとこれからも変わらないだろうと思う。そのことに少し虚しくなった時に思い出すのが、高校時代のクラスメイトとの会話だ。
どうしてそんな話をしたのか、全く覚えていない。ただ、あの時のわたしは泣きそうで、逆に彼は少し興奮していた。放課後の教室だっただろうか。長く伸びた自分の影も覚えている。自分の夢を、曇りのない目で語ってみせた彼のことを、あれから十年ほど経った今でもはっきりと記憶している。
彼は夢を叶えたのだろうか。
ふとした疑問が浮かび上がり、わたしはそのまま本屋の中へと入っていくことにした。
「じゃあいつか、君の名前を本屋さんで見る日が来るかもしれないんだね。」
高校生のわたしの鼻声が脳内で再生された。
「いや、それはないな。」
「なんで?」
「だって僕はペンネームを使っているから。それに、顔も出さない。覆面作家としてやっていくつもりなんだ。」
「え、じゃあ、どうやったって見つけられないじゃん。」
「いや、きっと君は見つけられるだろうな。そんな気がする。なあ、見つけてみせてよ。」
記憶の中の彼が笑った。彼は笑うとえくぼができるのだと、その時初めて知った。
なにかに引っ張られたように、足が止まった。一人の作家の特集コーナーの前で。
昔、姉に「何かおすすめの本があったら貸してよ。暇だから」と言われたので、「友よ、静かに瞑れ」を貸したら、「やっぱいいや」と返されてしまった。私としては面白かったのだが、姉とはとことん趣味が合わなかった事に気付いた。以来、趣味が合う人間など会った事がなかったので人にはすすめないようにしてきた。
今は「神々の乱心」を読んでいる。何年か前に読み始めてはいたが、やめてしまっていた。少し前に「業火の地」をあっという間に読んでしまったので、やめてしまった「神々の乱心」をまた読む事にした。この本は上下とあるが未完なので、はて読み終えた時に次は何を読もうか悩んでいる。逆におすすめを知りたいくらいだ。
晴れたり
曇ったり
そして今日は
天気雨
あいまいな空
まるで
君の心のよう
好きだとか
可愛いだとか
思わせぶりな
言葉の後で
「愛している人がいる」
だなんて
そして今日も
罪作りな
優しさ振りまいて
君の
本当の愛は
どこにあるの
「あいまいな空」
好きな、本?
小学生の頃に読んでから手放せない、上橋菜穂子の「精霊の守り人」?
それとも、青い鳥文庫のはやみねかおる、「夢水清志郎」に「クイーン」のシリーズかな
「ダレン・シャン」と「ネシャン・サーガ」を読んでたころは、家にある江國香織の「冷静と情熱の間」はしっくりこなかったけれど、今はよしもとばななの「キッチン」と「TSUGUMI」くらい、長く本棚にあるよなぁ
市川拓司の本ばかり読んでた時は、有川浩の「図書館戦争」にもだだハマり。
そのあと、和田竜で時代物が面白くなって「忍びの国」も「のぼうの城」も「小太郎の左腕」も読んだ
葉室麟、冲方丁、西條奈加、柳広司、今なら今村翔吾だね「ぼろ鳶」シリーズがどこまでも面白い
もちろん、この間に三浦しをんも坂木司も小川洋子も千早茜も島村理生も入ってる。何回読んでも「まほろ駅前」や「月魚」は泣いちゃうし「博士の愛した数式」とか「猫を抱いて象と泳ぐ」も胸にくる。
好きな本。好きな本。
ねぇ‼︎好きな本だって‼︎
こんな素敵なお題じゃ 夜が終わらないよ‼︎
#21 お題:好きな本
好きな本
早苗「ショーゴくん、国語の先生から好きな本を紹介しろと課題が出されたが、君はもう書き終わったかい?」
翔吾「あー。まあぼちぼち。お前はどうなんだよ」
早苗「ふっ。この国語大好きな僕が課題が終わっていないわけないだろう?」
翔吾「そうかよ。で、なんの本にしたんだよ」
早苗「その言葉を待っていた! これだ!」
翔吾「……お前、これ、児童書だよな」
早苗「れっきとした本だろう?」
翔吾「お前なら古今集とか万葉集とかそっちを選ぶと思っていたわ」
早苗「確かに、僕は和歌も好きだ。古典、近代、現代のみならず歌というものをとても好んでいる。だが、しかし、それよりもこの本を他人に紹介したい程度には好きなんだ。見てみろ、この本の表紙。鮮やかな赤だろう。これはとても目が引くようにできているな。そしてこのタイトル。とてもよく耳に残ると思わないか? それから……」
翔吾「あーわかったわかった。お前がその本を好きなのはわかったから口じゃなくて文章でくれ」
早苗「手紙を書けばいいってことか!」
翔吾「てめえの課題をみせろって言ってんだよ」
———
好きな本は色々ありますが、今の自分は地元の郷土史が好きだったりします。
『好きな本』6/15
毎週土曜日に本屋に言って、
面白そうな本を手に取った。
大抵は表紙の絵柄で決めちゃうけど、
新刊コーナーで心にピコんっと来る!
と、思ったら2巻目、
1巻目を探すけど、見当たらない
店員さ~ん!
とか、言えたら良いけど無理!?
コミュ力皆無の人見知りですよぉ!?
面白そうな本に限って、続編とかが多い。
あぁ、これ…?本だけど———。
私はこんな本、全く好きじゃないけど———、
大好きな君がこの本を読んでいたから…さ?
#好きな本
身長が低い私は本棚の上の所が届かない
なるべく上段の本は取らないようにしてる
だけど今回は別
すごく読んでみたい本があった
、
、
届かない 。
台に乗っても届かない
これは新手の虐めか何かなのか
そんなことを思っていたら後ろから手が現れた
その手は私の読みたい本を取った
あ … 取られた
と思いきや
私に渡してくれた
高身長は嫌いだが此奴は良い奴なんだろう
ありがと
そう言い私はその場を離れた
案外イケメンだった
イケメン で 性格まで良いなんて
そりゃそーか
彼奴はモテモテの人気者で有名だぞ
一時期恋に落ちていたな
もう落ちることはないが
この本は特別だな
あの人気者に取ってもらった物だ
私の元好きな人からの優しさに触れられたもの
" 落ちることはないが " ……
やはり落ちそうだ
この本も
彼奴も
好きだな
。
私は本が好き
けれど、本を読んでいると
「本って何が面白いの?」
と、聞かれることがある
私はすぐに答えられなかった
でも、考えたら、自分の中で答えがでた
本、特に自分の好きな本を読んでいると
まるで、自分の魂が物語の中に吸い込まれるみたいに
入り込める
一人だけの世界に入れる
唯一の方法に思える
でもね、友達といる時間も好き
たくさん笑えるから
けど、一人の時間も好き
でも、人の周りには、ほとんど、人がいる…
本は私を一人にしてくれる
本を読んでいると、イライラも嫉妬も
優しく、温かく包み込んでくれる
だから私は本を読み
自分の好きな本を愛すのだろう…
好きな本はたくさんあるよ。
小さい頃に読み聞かせてもらったこんとあき、父親に初めて買ってもらったガンバと15匹の仲間たち、中学生の頃入り浸ってた図書館で読んだ純文学。
作者で言ったら住野よる、江國香織、知念実希人あたりが特に好きかも。大体本は表紙買いしちゃうからあんまり作者とか詳しくないけど><
これからもたくさん本を読んでこころが豊かな人になりたいね
好きな本
いまだによく読む本なら
西尾維新のクビシメロマンチスト
作家でよく読んでた人なら
西尾維新、森博嗣、辻村深月
銀色夏生、夢枕獏、星新一とか
おすすめとしてあげるなら
星の王子さま
アルケミスト
雪のひとひら
ふわふわ
あたりをすすめると思う
好きな本がお題だけど
好きってのがどうゆう好きによる
苦手な本でも
時間かけたら面白かった本もある
簡単に読める本だけど
二度と買わない作家もいるね
好きってのは経過で変わっていくよ
読まないと判らないから
とりあえず読んで見るしかないね
昔は好んで買っていた
ラノベゲームは沢山あるんだけど
いまは読まないけど
影響は受けてるから継続はされてるかも
知識ってのは調和するから
判らなくてもそれなりに読んでいくと
解るようになっていったりする
漫画だとありすぎて
まとまりがなくなるけど
読めたらほとんどなんでも読む
最近買った漫画だと
四コマ漫画ばかり
継続中は
未確認で進行系
ご注文はうさぎですか?
くらいなものだね
好きになるにしても
ひとしきり終わらないと
判断は出来ないし
それにこれからによっては好きは変わる
無理してまで読むべき本はない