『好きじゃないのに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ひとつの傘で一瞬触れ合う肩と肩。
雨の日は好きじゃないのに。
きみと一緒なら悪くないかも、なんて。
好きじゃないのに
好きじゃないのに、って思いながら
日々過ごしている。
好きだけど。そう思わないと忘れられないから。
これで良かったのだと。。
お前と俺は犬猿の仲だと思っている。
少し話をするとその5秒後には馬鹿、あほを言い合っている。
でもこれはあくまでも表上の話だ。
裏では一緒にご飯食べに言ったり、通話したり、ゲームしたり。
そういえば言ってなかったけど俺とあいつはとあるグループに所属している。ついこの間、夢の武道館ライブを実現させた。流石に3年間一緒に活動してきている。流石に嫌いまではいかない。
でも他のメンバーと比べたら俺とお前の絡みは少ない。
でも一応、俺はお前の相方だ。だからお前が悩んでいるときは話を聞いてやるし、俺が悩んでたらあいつが話を聞いてくれる。
嫌いなはずのあいつだか何だかんだ言って結構仲はいいみたいだ。
好きじゃないはずなのに、仲いいのは何でかな、なんて馬鹿みたいなことを考えながら今日もお前と不仲キャラを演じ続ける。
注意❗️❗️
irregular dies様の一部メンバー様について書かせていただきました。
完全にただの妄想なのでご理解よろしくお願いします🤲
好きじゃないのに
食べたショートケーキ
着たピアノの発表会のドレス
行ったディズニーランド
疑いもなくみんなが好きなものが、
私には興味がなくて、
それは言ってもしょうがないことで、
だから好きなフリをした。
生き抜くための戦術が
今を生きづらくしている。
とても悔しい。
好きじゃないのに
料理も掃除も好きじゃない。
でも、
好きな事ばかりやっては生きていけない。
好きじゃないけど大切な時間。
好きじゃない時間も好きな時間も
同じように大切にして生きていきたい。
好きな人もいれば
好きじゃない人もいる。
同じように大切に、は無理でも
最低限の思いやりを持って生きていく。
好きじゃないのに好きなふりをする?
好きなのに好きじゃないふりをする?
そこは素直に気持ちのままに生きていきたい。
好きじゃないのに。
そういう言葉が脳裏に浮かんでしまった時、それはもう恋への片道切符が手の中に握られているのだ。
往復分の切符は、どこに向かっているかも分からない、行方知らずの列車の中で、運良く出逢った車掌さんから買い求めるか、もしくは到着したその先で見つけ出すしかない。
探しても探しても、見つからない時は大丈夫。もとのあの場所へは戻れないかも知れないけれど、今度は別の場所へ迎える片道切符が、いつの間にかその手の中に握られているから。
「切符、拝見いたします」
そう言って、四人がけのボックス席に独りで座る乗客へ、いつものように声をかける。呼び声に反応し、俯いていた顔がこちらを見る。透き通った水のような、そう、水道水のような瞳の少女だ。人の手によって、綺麗であるように作られ、悪い何かが蔓延らないように仕組まれた存在。
「ねぇ、この切符、行き先が書いてないんだけど、どこまで行けるの?」
ポケットのたくさんついた茶色のオーバーオール。その一つから切符を差し出しながら、少女は私に質問をした。
「それは私にも分かりませんね。乗り始めには、どこに向かっているのか分からないんです。何事も」
私の役目は切符を切ること、それだけだ。誰がどこに行くのか、どこから来たのか、そういったことは何も知らない。ごくたまに、最初から行き先の書いてある切符を持った人もいる。しかし、彼らは共通して、窓の外、遠く遠くをただ見つめるだけで、こうして話しかけてくることもない。
「じゃあ、どうやったらもとの場所に帰れるか、分かる?」
少女は窓の外を流れていく風景に目を移し、尋ねる。
「それには往復用の切符が必要ですね」
「それはあなたから買うことができるの?」
「ええ、そうですね。ですが、切符を買うには貴女がどこから乗ったのか、それが分からなくてはお売りできません」
そう言うと、彼女はどこかホッとした表情を浮かべた。しかし、それをすぐに鳴りを潜め、澄ました顔つきに戻る。
「そうなんだ。じゃあ、どこから来たのか分からない私は、戻らなくていいんだね」
そう応答したきり、彼女は口を閉じてしまった。確認した切符を返すと、それをいちべつもせずオーバーオールのポケットのいずれかに放り込む。もう、その紙片には興味がないかのように。
どういった席にどのように座るのか。そんな些細なことが、人の心の一端を示してくれる。彼女は、進行方向とは逆向きに座り、後ろに流されていく景色をジッと見つめている。もう過ぎ去ってしまうそれを、名残惜しそうに思うのか、それとも遠くへ離れるにつれ安堵を覚えるのか。少なくとも、彼女は前者ではないだろう。リズムをとるように、かすかに揺らす白いスニーカーが、それを教えてくれた。
列車はいつの間にか止まり、外へのドアが開かれる。ボックス席の彼女は、勢いよくホームへ降り立った。ググっと大きく背伸びをし、胸いっぱいに息を吸い込む。そして、振り返りもせず、何処かへ向かって、大きく一歩を踏み出した。
出発を知らせるベルが鳴る。一斉に閉まるドアの間をすり抜けるようにして、ひとつの影が車内に滑り込む。
今度はどんな人がやってきたのか。何にせよ、私がすることは一つだけ。
「切符を拝見いたします」
好きじゃないのに、なんか気になる、気にしてしまう事ってある
好きじゃないのに
小さい頃
生ガキが好きじゃなかった
なんか海くさいし
ぶにょっとしてるし
味つけすっぱいし
でも
お母さんが好きで
季節にはよく作って
食べていたから
わたしもおいしいねって
一緒に食べていた
実は大人になっても
生っぽいカキは苦手のままで
身が縮むくらい
加熱されてるほうがいい
だけどあの頃のわたしは
ぶにょっとしてても
すっぱくても
大好きなお母さんと
一緒のそれを
食べたかった
一つ手に取り、火をつける。
欲しくもないのに欲しがってしまう。
絶えず起こる溜息に意味を持たせたい、なんてよく分からないまま始めた。
好きでもないのに。
“依存“だ。
愛しさと依存の違いをまさか人以外に教わるなんて。
灰たちを集めてできた針山はモノクロの世界によく溶け込んでいる。
意思も形も持たず天へ登る煙。
まるで私と、また溜息をつく。
あの子は真面目だし
あの子は成績も良いし
あの子はビビりだし
あの子は泣き虫だし
あの子は私の後ろをついてまわってる
あの人は融通が聞かないし
あの人は私にとんでもない量の仕事を渡すし
あの人はサボりを見逃してくれない
それでも
私の王様が1番なんだから
「好きじゃないのに」
【好きじゃないのに】
普段あっても絶対に食べない。
私の嫌いな食べ物1位に輝いてるトマト。
去年の夏、職場の子どもたちが調理の活動で
冷やし中華を作ってくれた。
上にはキュウリとみかんとトマト。
好きじゃないのに子どもたちのパワーで
鼻つまみながら無理矢理にでも食べたよね。
1時間30分前に来た”今から帰る”のメッセージに適当に選んだスタンプで返信
3年前に付き合い始めて、1年前から同棲も始めた
1時間30分前に今から帰る、なら彼はもう家に着くだろう
はぁ…帰るか。
”帰んの?シャワー使っていいよ”
隣に寝転んでタバコを吸う会社の先輩に礼を言いつつ風呂へと向かう
3ヶ月ほど前から始まった身体だけの繋がり
タオルがある場所も分かるし私用の歯ブラシも置いてある
いけないことをしているのは分かっている
でも、冷めてしまった心を温めてくれる存在がありがたかった
先輩の家から自分の家までは電車で45分
そこからはバスで15分
気持ちを切り替えるには十分な時間だ
バス停に向かって歩き始めると目の前に車が止まり窓が開いた
”もーLINE見てよ笑お疲れ様。ほら乗って。帰ろう”
駅から家に着くまで10分しかかからなかった
”おかえり!お風呂入っておいで。ご飯あっためとくから。今日○○の好きなチョコ買ってきたんだ〜”
そう言って無邪気に笑う彼
……入ってきたんだけどな
そんなことは言えなくて2度目のスキンケア
化粧水とクリームの減りが早く感じる
リビングに行くとシチューとパンが用意されていた
そして…やっぱり
シチューでもパンでもチョコのものでもないこの香り
車に乗った瞬間から感じていたけど認識はしたくなかった
甘い甘い、女物の香水の香り
気付かれてないと思ってるのかな
気付かない鈍感な女のフリ、しなくちゃね
お皿を洗って2人分のコーヒーを手にソファに座ると目の前に並べられるチョコレート
”これがミルクで、これはオレンジ?って書いてある〜!これはピスタチオで、これは〜……”
色々なフレーバーのチョコレート
でも全てベースはミルクチョコ
ふふ、ねぇ知ってる?
私、甘いチョコレート好きじゃないの
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どうせ見ないだろうけど一応LINEしとくか
い、ま、か、ら、か、え、る っと
”ねーぇー、スマホばっかり見てないで?今は私との時間でしょう?”
付き合って3年目、同棲を始めて1年
そんな彼女から、彼女が吸わないタバコの香りがすることに気付くまで、そう時間はかからなかった
彼女がその気なら、こっちも自由にさせてもらう
他部署の同僚の猫なで声にのせられて、もう1回
ホテルから出て、彼女の好きなチョコを買って…
冷蔵庫なにあったかな
スーパーも行くか
案の定送ったメッセージに既読はついていない
シチューも作り終わったしパンも口が小さい彼女のために食べやすいサイズに切り分けた
駅まで行くか
鍵と財布とスマホを持って車に乗り込んだ
駅から出てきた彼女が助手席に乗り込む
……あぁ、今日もまた朝とメイクが違う
そしてほのかに香るタバコ
気付かれてないと思っているなら、気付かないフリしてあげるよ
シチューを温めてパンもお皿に
お皿を片付けてくれている間にテレビをつけてチョコレートを取り出す
このチョコを並べる時間が1番わくわくする
目の前におそろいのマグカップ
中身は…コーヒー
ブラックのコーヒー
なぁ、知ってる?
俺、苦いコーヒー好きじゃないんだよ
甘いチョコレートは好きじゃない
苦いコーヒーは好きじゃない
私は/俺は
もうあなたのことは好きじゃない
好きじゃないのに……
その気持ちにも、気付かないフリをするんだ
『好きじゃないのに』
好きじゃないのに_38
好きで聴いてるわけじゃないその曲は
君がプロフィールに設定していた。
僕は音楽の知識は義務教育止まり。
リズム感だとか何かの旋律が良かったのか
というのは分からない。
ただ どうしても
気にせずにはいられなかった。
歌詞。
何度も何度も
“やり直したい” “あの頃に戻れたら”
そんな 今の僕から目を背けたい
と言っているような歌詞が
時間のようだと思った。
とんとん拍子に流れ続け
身体の芯が冷やされると 汗ばんだ。
数年経った今も
その曲は毎日リピートされ続けている。
何百回聴いただろうか。
何千回聴いただろうか。
そんなこと数えてもきりがない。
それでも僕は聴き続けるだろう。
捨てきれない歪んだ愛を握りしめて。
「人手が足りない」「資金が足りない」「時間が足りない」
働く上で足りないものは多々あるけど、前者二つは会社がどうにかする問題
後者は働き手自身がどうにかする問題だというのに、大半の企業は前者すら働き手に丸投げし
その上で「人手が足りない」などと言う
いつまでバブル時代の感覚でいるのか、私には到底理解出来ないししたくない
マメ豆腐
厭な事も過去になって、
未来の記憶の中では、そんな事も構わずに
「あの頃は良かった」と取り戻したくなる程、
愛しく思える様になれたなら、それだけで良い。
好きじゃない
だけど嫌いになれない
実は1番厄介な感情
#好きじゃないのに
ー好きじゃないのに利用してる
僕は僕が好きじゃないのに、僕は僕であることを利用している。
ー好きじゃないのに関わる
人と関わると自分が人からどう思われてるかばかり気にして、居心地が悪い。のに、人と関わることをやめられない。
ー好きじゃないのに知る
他人を知るほど他人を嫌いになる。のに、人と話をする。
好きなじゃないのに生きてる。
お題「好きじゃないのに」
好きじゃないのに
知ってるよ。
お前は、ボクに同情してるだけだって事くらい。
お前が、友達が居ないボクを、
密かに見守ってくれるのも。
ボクが仕事でやらかしたミスを、
こっそりフォローしてくれてるのも。
全部全部…同情。
気付いてるよ。
お前が、ボクを哀れんでるだけだって事くらい。
ボクが母親に捨てられた子だったから。
ボクは愛を知らずに生きてきた人間だから。
ボクは陽の光の当たらない場所でしか、
生きていけない存在だから。
全部全部…憐憫。
どうせ、お前は、
こんな塵屑みたいなボクに親切にする事で、
優越感を覚えているだけだろ?
ボクの事、好きじゃないのに、
優しくなんかするなよ!
だって。
そんなに、優しくされたら。
勘違いしちゃうじゃないか。
もしかしたら、ホントにボクの事を、
好きなんじゃないか、って。
辛いだけだから、夢を見させないでくれよ。
もしかしたら、ホントにボクと、
ずっと一緒に居てくれるんじゃないか、なんて。
好きじゃないのに
ただ愛されたい欲望のまま、好きでもない人とするキス。
罪悪感と、劣等感に浸かりながら、無情のまま彼の吐息と
キスに合わせるだけ。
少しの痛みにも慣れながら、彼のものになる。
たくさんの跡が私の体に色を染め、鏡をみて笑う。
好きじゃないのに、どうして惹かれあってしまうのだろうか
好きじゃないのに、君といるとなんだか安心感があって、なんでも話せて、自分らしくいられる。君は、私が持っていない根っからの明るさで、私を心から笑わせてくれる。
ドキドキするってわけじゃないんだよ?好きってわけでもないの。でも、君は他にはいない特別な存在だから、、。この気持ちはどう表現したらいいんだろう。