奇跡をもう一度』の作文集

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奇跡をもう一度』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/2/2024, 12:38:28 PM

「愛梨ってさ、かわいいよね
高校一年生の夏、君がそう言った時には私は大して驚かなかった。ただ、宿題を写させてほしいのかとしかおもわなかった。
「……どこが?」
どうせ答えられないだろう。そうふんで私は意地悪のつもりで聞いてみただけだった。
「えぇ、どこだろ?……字が丸っこいとことか、肌がすべすべなとことか、髪めっちゃサラツヤなとことか?」
その答えは今でも頭から離れてくれない。
ちょっとした意趣返しのつもりだったんだ。
答えられるなんて思ってなかったんだ。
しかも、全文私が烏滸がましくも少しだけ自信を持っていた所だったんだ。
そんなの、嬉しくなるに決まってるじゃんか。かわいいなんて罰ゲームとか、ごますり以外では聞いたこともなかったし。かわいいって本心から言ってくれたのは君だけだったんだ。

 でもさ、正直こんなんになるならそんなの言ってほしくなかったよ。君に会えてかわいいって言って貰えたのは奇跡同然なんだ。いくら髪と肌、服やスタイル、体臭に気を遣っても顔がブスじゃあ本心からのかわいいなんて貰えない。なのに一回その味を知ってしまったら身の程知らずに求めてしまう。そのせいで苦しいんだ。「かわいい」を期待して、その度に世間から「イタい」と言われる。君に連絡しようと想って、そして私と君がただのクラスメイトってだけの関係だったと思い出して寂しくなる。そんな日がずっと続くんだよ。神様おねがいだからさ、また本心からのかわいいが聞きたいな。

10/2/2024, 12:36:21 PM

絶壁から飛び立った時のように。
大きな翼をはためかせ、
大空へ飛び立った時のように。
あの頃のわたしに。
あの頃の自由なわたしに。

“奇跡をもう一度”

10/2/2024, 12:35:29 PM

こんな奇跡はもう二度と起こらないかもしれない。これを体験したがゆえに、もう普通の人生には満足できないかもしれない。その予感は的中した。そうして、私は人生のスランプに陥った。そんなときでも、自分の歩んできた軌跡を振り返ることはできる。だから私はまだ、諦めない。信じてくれる人がいるから。

10/2/2024, 12:34:51 PM

あっ。この本…

最初は、この本とは別のものが欲しくて本屋に寄った。
そこで喰らった衝撃。
まだ表紙も開いてないし、題名も見ていないのに、
これだ、と思った。
でも何を思ったのか、結局買わなかった。
 
あの日以来、買わなかった後悔と、題名が分からない上、どこに行っても見つけられないもどかしさ。それと同時に、見つけ出さないと次にこれが読みたくなったとき、もしかしたら、もう無くなってしまっているかもしれない、と謎の焦燥感に駆られた。
あの日見つけられたのも奇跡だったのだろう。

しかし、少し経つとその存在さえ忘れてしまった。
なのに、他の本を探していても、題名も忘れてしまったのに、何かを探さなければならないような気がした。

でも今日、やっと見つけた。
あの日見つけた『奇跡をもう一度』

10/2/2024, 12:34:36 PM

#奇跡をもう一度

ずっと考えていることがある。
私は去年、とある男性と出会った。
夜遅く、一人でコンビニに行った帰り道に大柄な男性二人に声をかけられた。
ナンパだった。
人影も少ない時間帯だったから女なら誰でも良かったのかな。
体格の差もわかっててそれも利用して少々強引に連れて行かれそうになった。
あぁもう駄目かも、と諦めかけたとき、
「俺のになんの用ですか?」
そう相手を追い払ってくれた。
すぐ行ってしまって、暗くてよく顔は見えなかったけれどスラッとした身体で低くて落ち着いた声だった。
「……また会えないかなぁ。」
出会ったあの場所の近くを歩きながらつぶやいた言葉は、どこに届くこともなく空に溶けていった。
……はずなのに。
「来てくれてありがとうー!」
このあたりには野外イベントができる、ステージのある大きな公園がある。
ライブがされているのか、スピーカーを通した大きな男性の声が聞こえた。
マイクの影響でザラついてはいるけれど、それは、低くて落ち着いた声だった。

10/2/2024, 12:34:30 PM

あの時の光景と感動をもう一度と、
その一点に集中して祈っている。
中途半端は無いからね。
その願いが叶えられたら、みんなにも届くと思うんだ。
私は、出会いが奇跡だと思っている。
それは、黄色い光のようだ。
分け与える幸せを知っている。
あの時私は、心から知っていたのだ。
この日が来る時を。
今日の日にありがとう。

奇跡をもう一度101

臨時

また来週月曜日

ないですか。目の前がパーと明るくなり、心にストンと入る瞬間を。一生忘れられない光景が広がることを。時も時空も超えて、空気に包まれる感触を。
101DALMATIANS

10/2/2024, 12:31:39 PM

奇跡をもう一度

奇跡をもう一度…、いや、もう一度も何も生まれてこの方奇跡を感じた事なんてないですけど!?
なに、世の中の皆様はそんなに奇跡起こってるの?
神様、私の初奇跡はいつですかー!?

10/2/2024, 12:30:54 PM

奇跡とは自分で起こすものである

宝くじに当たるには買わなければ当たらない

誰かと出逢いたいなら外に出なければならない

待っているだけでは

望んでるだけでは

奇跡に巡り会う事は有り得ないのだから

天文学的な数字を引き当てて

そこで奇跡を得られるのだ

そして本当の奇跡は

こうして生を受け生きている事だと思う

こればかりはどう望んでも

どうしようもないからだ

輪廻転生があるのならば

もう一度この世界に生を受けたい

今度は面倒くさい人間ではなく

広い野原の小さな花として生きたいものだ





「奇跡をもう一度」

10/2/2024, 12:30:26 PM

『奇跡をもう一度』

私は目を閉じた。
その刹那。
唇に、
柔らかいそれに、そっと触れられた。

私は目を見開いた。
その刹那。
唇に、
その上に、その中に、
あたたかいそれに、口は、占拠された。

はじめての感覚。
私の頭は正しい判断をしてくれない。

また、
また、
その奇跡を、もう一度。

その奇跡を、軌跡として。
もう一度。

10/2/2024, 12:29:52 PM

奇跡をもう一度願うのは
誰だってそうだと思う
そんな簡単には叶わないけど
良いことをしたらいつか叶うかもしれない

10/2/2024, 12:29:06 PM

神様に願っても、きっと無駄だよね。
奇跡を起こしたいのなら、自分で行動するしかない。
わかってるけど、足が動かない。
あの日みたいに、傷つくのが怖いからだよね。
でも、あの日のような奇跡をもう一度体験したい。
だから、頑張らなくちゃ。

10/2/2024, 12:29:03 PM

また出会えたらきみになんて伝えよう。
伝えたいことがたくさんある。
あのとき伝えなきゃいけなかったこともたくさんある。
僕はまだきみに出会う資格がないまま目の前の道を歩き続けるーーー








きみと出会ったのは中学の入学式。
第一印象とかもうとっくに覚えてない。
仲良くなったきっかけとかもわからない。
気がついたら仲がいい友達という認識。


仲良くならない世界線なんてなかったんじゃないかってくらい僕らは気が合う友人だった。
あの頃は毎日が楽しくて、僕らが世界の中心じゃないかってくらい賑やかだった。


周りに人がいてワイワイ話してても、自然と互いの隣が指定ポジションかのように並んでいる。
話が尽きないのかと聞かれても、とてつもなくくだらない話ですら楽しく話せる。
僕らはワンセットのような扱いだった。それが普通の日々だった。







あの日はとてつもなく寒い日で、いつ雪が降ってもおかしくないのではと言われるような日だった。
中学2年生のとき。
きっかけは覚えてない。
ただ、これまでしたことないような大喧嘩をした。
互いに引っ込みがつかなくなってるのを感じていたが、折れることは僕もきみもできなかった。


そんななか売り言葉に買い言葉で僕らは一線を踏み越えた。


「お前なんか嫌いだ!!!」


「ああそうかよ!こっちのセリフだバカ!!!」


その日は別々に帰ったのを覚えてる。
互いに用事がないのに別々に変えるなんて初めてだった。
しかもこの日に限って他の友人とも都合が付かず、1人帰路についた。
歩きながらぐるぐると考えていた。
なんであんなこと言ってしまったんだろう。
僕が素直に途中で謝れば一緒に帰れてたのではないか。
けど、向こうだって悪いところがあるんだから謝るべきじゃないのか。
でも僕がいけないことが多いよな。


1人考えてると思考が負のスパイラルに堕ちていってとめどなくネガティブになっていく。
今日は気持ちの整理がつかないから、明日朝イチで謝ろう。
そう決めて僕は帰宅し早々に就寝することにした。






翌日朝早くに自宅を出る。
家族はいつもと違う僕の様子に気が付いていただろうが、何も聞かずにいつもどおり接してくれてありがたかった。


駆け足で教室へ飛び込む。だが、きみはまだ来ていなかった。
いつ来るかそわそわしながら、登校して来た友人たちと他愛もない話をしながら待つも一向に来ない。
そのうちホームルームの時間となり先生が教室へ入ってくる。
きみはそれでも来なかった。



「ホームルームの前にみんなに伝えなきゃいけないことがある。
〇〇が昨日帰宅途中に交通事故に巻き込まれて入院することになった。
親御さんからは心配いらないのでお見舞い等の気遣いは不要と言伝を預かってるので、押しかけたりしないようにな!

それじゃ連絡事項伝えるぞーーーーー」


きみが事故にあったってところから周りの音が急に遠ざかった。
僕らが喧嘩をしなければ、してたとしてもその場で謝れてれば、一緒に帰宅出来てれば防げたのではないか。
交通事故の原因の一端は僕との喧嘩なのでは…。


その後如何したかはよく覚えてない。
気がついたら放課後になってたくらいの感覚だった。
そんな僕を気遣ってかクラスメイトはそっとしておいてくれた。


「話があるからついて来るように」



放課後、教室を出ようとした僕に先生が声をかける。
連れて行かれたのは生徒指導室。
今日の僕の態度を注意されるのかと、言われても仕方ないなと思っていた。



「お前にだけは伝えておいてほしいとのことだったから伝えるけど、よく聞くように。
〇〇は、外傷こそ軽症なものの意識がないらしい」


意識がない。神様は居ないと思った瞬間だった。


「〇〇のご両親が仲の良かったお前にはって希望で病院の場所も聞いている。
向かうときは周りの奴らに伝えずこっそり行くように」









そこからの僕は行動が早かった。
先生から病院の場所を聞くと一目散に病院に向かった。
病室の前で自分が入室していいのか、ご家族と会ったことないけどなんて声を掛ければいいのだろうかと、うだうだ悩んでいるとガラッとドアが空いた。


「〇〇の仲がいいお友達よね?
先生から聞いて来てくれたのかしら。よかったら顔を見てあげてちょうだい」


おそらくお母さんだろう女性が僕を見て招き入れる。


「来てくれたところ申し訳ないのだけど、まだ意識が戻らなくて顔を見てもらうしかできないのだけれどそれでもよければ話しかけてあげて」


僕は言われるがまま部屋に入る。
息が詰まる。
生きてるのに生きてないように見えるアイツ。
このまま目を覚まさなかったら…なんて想像したくないことを思ってしまう。


「眠ってるみたいでしょ。お医者様が言うには外傷的要因ではなく、精神的要因で意識が戻らないそうよ」


思考してる中で急にかけられた声にビクッと身体が震える。


「ご…めんなさ、い…。
昨日僕が喧嘩なんてっ、しなければ…一緒に、帰っていたら…こんなことには、ならなかったかもしれないの…に、
ごめんなさい…ごめっ、なさ…」



言葉が喉に張り付いてうまく出ない。
言葉を紡ぐたびにぼろぼろと涙が溢れる。



「…道に飛び出した子供を助けるために車道へ飛び出したって警察の人が言ってたわ。
子供は無事で誰も大怪我をしない事故だったって。
この子のお陰だって。
あなたと喧嘩したから事故にあった訳ではないから、そこは気に病まないでちょうだいね。


あなたと会ったら、目が覚めるかもっていう私のエゴなのよ。ごめんなさいね。」



目に涙を溜めながら気丈に振る舞う〇〇の母。
僕はそれを見て決めた。


「…あの、迷惑でなければ毎日顔を見に来てもいいですか?
僕、目が覚めた彼に喧嘩したことを僕から謝りたいんです」


「迷惑も何も、きっとこの子も喜ぶわ。
けど、あなた自身の時間を消費することないのよ。
時間があるたまにでいいからね」









それから僕は毎日毎日、時間が許す限り顔を見に行った。
その日の天気、テストの点数、授業中の面白かったこと、いろんなことを話した。
きみはまだ起きなかった。


「今日は修学旅行について相談したよ。
僕と同じ班になるようにしてもらったから、一緒に行こうな」



そんな他愛無く希望を込めた話を毎日する。
喧嘩をした寒い日から季節が2つ、変わろうとしていた。















僕は全部、話を楽しく聞いていた。
僕の方こそ謝りたかった。
今までの楽しい日々を喧嘩なんてピリオドで終わらせない。終わらせたくない。
僕はきみにもう一度出会うためにひたすら目の前の道を歩く。
きっと終着点について、目を開けたらきみの驚く顔が目の前に広がると信じてーーーーー。





【奇跡をもう一度】

10/2/2024, 12:29:00 PM

奇跡をもう一度

奇跡ってそんなことあるって事を
人が起こしてくれる
だから奇跡が起こると
感動でしかない
ああ人は一人では生きられないのだな
そう感じる瞬間でもある

10/2/2024, 12:24:55 PM

奇跡が一度も無い人間だっているんだぜ。
彼女は奇跡が大好きだ。
当たった占い、なくし物の再会。
見かけた有名人、発言のバズ。
ささいなことで喜べて幸せですね。
彼女はよく請う。
神様、奇跡をもう一度。
彼女はこうも言う。
あなたと会えたことが奇跡だよ。
手に触れて、抱きしめて、愛をささやく。
腕の力を強める。
俺も奇跡だと思ってたよ。
でもやっぱ、俺には無いんだよ。
君にとって何度もあった奇跡の一人。
つまり、普通の人なんだ。
どうでもいい人なんだ。

題:奇跡をもう一度

10/2/2024, 12:24:02 PM

やったー!

珍しく序盤から
奇跡が起きる事がある
「イェ〜!」
仲間とハイタッチする

中盤は、実力が発揮され
パッとしない展開が続く

そして、終盤!

『奇跡をもう一度』
と願いながら、レーンを前にする

「100」は超えたい!

わかるかなー??
わかったら、キセキ!
         まー

10/2/2024, 12:23:06 PM

奇跡をもう一度 #16


私たちが出会ったのはインスタ…だと思っていたが、それは違った。

遡ること2年前、コンビニで買い物をしに来た私のレジ対応をしてくれたのが「彼」だったのだ。その時はまだ名前もなにも知らず、今とは雰囲気も変わっていただろう。

もしかしてだけどさ、俺のバイト中に来たことある?

私は唖然とした。
彼は覚えてくれていたのだ。腰あたりまであった長い髪も肩まで切り、メイクもするようになって2年前とはほぼ別人の私を。

これが奇跡じゃないならなんと表現したら良いのだろう。
必然か、はたまた運命か。

10/2/2024, 12:22:47 PM

キッチンに立っていたら「ふぇ‥ふぇ‥」と、聞こえてきた。今は夕方の5時。
始まりました。うちの子の黄昏れ泣き。

 この頃、夕方に泣き止まない。これが黄昏れ泣きかと‥。確信する。
 あなたが2か月の赤子なら、こっちは母になって2か月の新人さ。オムツを取り替え、ミルクを飲んで、ゲップも上手にできたけど泣き止まない。暑いの?寒いの?お腹苦しいの?あたふたしてる。
 母親学級や雑誌や携帯で泣き止む方法を探して試してみるけど泣き止まない。
 ぐるぐる巻きにしたり、揺らしてみたり、トントンしても泣き止まない。
 歌ば良いか?踊れば良いか?どうすれば泣き止むんだよ〜。こっちが泣きたいよ〜。と、天を仰いだ時夫からのメール。本日も敗北を告げる。

『今からから帰る。欲しい物ある?』
『ご飯と味噌汁とサラダしかないです。
メインのおかず買って来て下さい』
『わかった』
今日も負けた。明日は勝負に勝つ為に
晩御飯の用意は3時からの開始としよう。

10/2/2024, 12:22:23 PM

奇跡をもう一度
そう、お願いした
けれど、奇跡はお願いするのではなく
自分で起こさないといけない

10/2/2024, 12:22:22 PM

「奇跡をもう一度」

どんな奇跡があったかなと自分の中で思い出してみたけど出てこない。こういうの、案外何でもないときに出てくる。
もし、何かをもう一度経験できるのであれば、奇跡より1番楽しかったことの方がいい。今思い出したのは高校の文化祭。体の構造に見立てたものを作るため部屋を黒い布で覆って道を作り、霧吹きをかけまくるという楽しいことをした。実行委員もやっていたため中心となって動くことが多く、忙しく充実した数日間を送れたな、と。
あのときの楽しさをもう一度体験したい。

10/2/2024, 12:19:53 PM

このまま沈んちゃって

飽きるまで転がり落ちて

まだ、足らないだろう?

紅の花が頬を差す

あのときぼくたちはきえたかったんだ

だから嬉しかったんだ

支えるのが怖かった

愛し合うのが怖かった

ただそれだけ

相槌を打って

さよならまたねって

だけど

一目惚れしたから

また会いたくて

我儘なぼくだ

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