『夫婦』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夫婦
夫婦か~
あなたは19歳、私が22歳で出逢って何年立つだろう
そっか37年立つんだね
だけど一緒に居たのは、24年
たつたの24年間、いや単身赴任が数年あるから、もっと短いのかな
娘が、5才の時にあなたは、突然、帰らぬ人に…
55才のあなたは、どんなんだったかな変わらず優しい、お父さんだったかな
あなたとの思い出は、ちゃんと心の中にしまってありますよ
今は、あなたに感謝しかありません🌹
ありがとう
誰かのブーケトスの花びらがあなたの髪に触れて、
思わず摘んで取ったそのひとひらが宙へと舞っていく。
その花びらはいつしか投げたブーケのひとひらになり、
今度は君のベールの上を滑り舞うんだ。
「夫婦」 白米おこめ
結婚に夢を持ってはいけない
婚姻を誓った時は
楽しい将来を願い夢見心地でも
残念ながら現実はそう甘くない
生活習慣が違う者が共に生活するのだから
当たり前といえば当たり前なことなのだ
次々に目につく相手の粗
お互いにそう思っているのは間違いない
それでも暴力や余程のことが無い限り
その契約を不履行とする労力を使うなら
そのままでいようと妥協をする
夫婦でいようと思うならば
少なくとも感謝の気持ちを
表面上だけでも言葉にして出すほうがいい
些細なことでも忘れずに
「ありがとう」ということが
結婚の契約を長く続けていくコツと言えよう
「夫婦」
“夫婦”って色んな形があるよね
“夫婦”ってよくわからない
“夫婦”になってからもっと仲が良くなる人達もいる
“夫婦”になってから前より仲が悪くなる人達もいる
“夫婦”って不思議
私は、死ぬまで“夫婦”として一緒にいれる人と夫婦になりたいな
64夫婦
出会った時から
運命を感じた
なんてことはなく
淡々と
日々の積み重ねで
2人夫婦になっていく
美味しいものを
一緒に美味しいと言えて
綺麗なものを
一緒に綺麗と思える
それが夫婦だと思う
夫婦
家の近くの公園を通ったときに、シーソーを乗った夫婦に出会ったことがあった。本物の愛は2人だけのものじゃなくて、周りの人まで幸せになると思うし、そう信じてる。永遠に続く愛を、いつか私も誰かに。
夫婦
夫婦とは2人の人間が「婚姻届」を提出して成り立つもの。
だが、夫婦だからと言って仲が良い訳ではない。
仲が良いのが当たり前ではないことを知っておかなければならない。
どこかで喧嘩はするし、好きでもないのに結婚させられることもある
どこかで別れたいと考えるときもあるだろう。
しかし、それを乗り越えてこそ、夫婦であると私は思う。
だか、長続きしない事もある。それは突然、ある日急に「離婚しよう」と言われる。そして「離婚届」を出される。
結婚は人それぞれなのである。だか、なるべく私は良い夫婦を継続させると幸せになるだろう。
職場から、年末調整の書類をもらった。
時間のあるうちに、と今日の午前に仕上げた。
中に、「給与所得者の配偶者控除等申告書」というのがある。
私は独身なので、特に何も記入せず、そのまま職場の事務に返す。
書類を見ると、細かい文字がびっしりと並び、計算もあるみたいで難しそうだ。書くのに苦労するんだろう。
そういう意味では、独身で良かったと思う。
配偶者を持つということは、こういったところも2人の人生に関わっているんだな。結婚してハイ、一緒に暮らします、だけじゃないんだな。
夫婦になるって、大変ねぇ…。
「夫婦」
健やか暮らしのキャラメルラテ
病める時にもマキアート
いつも一緒のマカデミア
誓いの言葉はアーモンド
溶けて消えないチョコレート
どろりとしたはちみつタルト
祝い酒にはブランデー
明日も変わらずランデブー
――サメの言うことにゃ、
夫婦
小学生四年生の頃に、父が亡くなりました。
それから、母と、兄と妹と暮らしてきました。
だから、僕は、「夫婦」という存在を、世間一般のイメージでしか知りません。
それに、父は僕が、小学生の頃から単身赴任していたので、正直、たくさんどこかに連れて行ってもらった、などということはありませんでした。
それでも、サウナの中で時折始まる、歳の離れた兄の一人語りによると、両親の夫婦仲はとても良かったようです。
なにやら、お互いの誕生日と結婚記念日には、プレゼントを送り合っていたそうで。
いま、実家にある黒い高級そうな箸も、そのひとつだそうです。
(ちなみに、その箸は、二膳ありましたから、ペアルックで使用していたのかもしれません。)
そうして、父が亡くなってから、その重大さを漠然しか感じていなかったあの頃の私と妹とを、兄と母は、本当に大事に育ててきてくれました。
父の代わりをしてくれた兄と、家族を代わりに養ってくれた母には、本当に感謝しかありません。直接面と向かって言うのは恥づかしいから、いまここで述べておきます。
ー兄上、そしてお母さん。普段から格別の愛情と配慮を僕に注いで頂き、本当に、感謝の念に堪えません。
まだまだ、失敗だらけで、支えて頂いているばかりの若輩ですが、これからは、できる限りの恩返しをしたいと思っております。時節柄、お風邪など召されませんように暖かくしてお過ごしください。末筆ながら、おふたりの、健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
……
ところで、父が亡くなってからも、父の実家に、毎年家族で墓参りに行っているのですが、正直なところ、若い頃の父の写真などを見ても、親に対する特別な情は湧いてきません。
代わりに感じるのは、その父の姿が、今の自分と重なって見えるような、不思議な感慨めいた思いです。
写真の中の父は、丁度成人式の時のものではありましたが、いまの自分よりずっと大人びたような印象を受けました。これから、貴方は、私の母と出会い、やがて僕の父親になるのでしょう。僕も、もうすぐ成人します。そうして、いつか父親として生きる日々がやってくるのかもしれません。
そのとき僕は、いい夫婦関係を築けるのでしょうか?
貴方のように立派な父親になれるでしょうか?
不安げにそう問いかけると、
写真立ての中の父は、「大丈夫だよ」と優しく微笑んでくれた気がしました。
【夫婦】
夫婦。
今日は、いい夫婦の日。
私はシングルマザー。
娘と2人で家族。
仕事ばかりで、子育てに参加しなかった元旦那。
ワンオペ状態。
助けて。言えなかった。
助けて欲しかったのに。
「夫婦」
子供の時、夫婦っていつまでも好き同士だと思っていた。でも色んな人の話を聞くうちに、結婚するのは好き以外にも、価値観が合うとか、ずっと一緒にいられる心地よさも考慮したものだと気づいた。たしかに、いつかは"好き"は冷めそうだし、他の色んなことの方が重要なのかな。
夫婦とはなんだろうか,愛し合っていることか?,結婚した人のことか?,よく分からない,でもこれからわかっていくのだろう。
(これは思いついた文章です。あまり信じないでください🙇♀️)
ふとカレンダーを見て思う。
今日はいい夫婦の日か。
うちの両親はお見合いで結婚したのだが、そこまでラブラブでもなく、だからといって冷めてもない。
互いに愛しているとは思うのだが、なんとなくドライというか……よくわからない。
でもとても仲は良い。ケンカもしない。罵りあったり殴ったりしない。互いの趣味を否定しない。
それって本当はかなりすごいことなのではないだろうか。
私の理想の夫婦はたぶん、両親なのかもしれない。
たとえ世間体の為に結婚したとしても、互いを尊重しあっている。
私はそんな夫婦に憧れている。
夫婦
考えたことがないワード
縁がないワード
ただ…
羨ましい
一生を共に生きる人が
そばにいる安心感
そんな人に出会えたら…
奇跡
来世では…
出会えたらと
私にとっては遠すぎる話だけれど
私の身近には夫婦は存在する。
ひとつのかたちとしてこの世に生まれた言葉。
喧嘩だの価値観だの難しい考えは並ぶけれど
言葉にとらわれず、それぞれの考え方で
自分が幸せになるための方法で
生きていければそれでいいと思うような
いきなりだが実はオレには妻がいる。
とは言ってもこの仕事に就いてからはすれ違いばかりで会えていなかった。
ヴァンパイアハンター協会からの謹慎命令を受け、自宅待機となった。
久しぶりの自宅だ。妻は居るだろうか?ドアを開けて家に入る。
目の前に何か飛んで来て、そこから記憶が飛んだ。
目が覚めるとベッドに寝ていた。
ベッドの横には妻がフライパンを持って立っていた。
久しぶりだ。と言うと、フライパンでコーン!!と叩かれた。
「アンタね!妻ほったらかしていきなり帰ってきて!あーーーもう!何か食べる!?仕事はどうしたのよ!?ほら!着替えて!」
そう一気に捲し立ててまたフライパンでコーーン!!と叩いてきた。
妻の非常に危ない愛情表現だ。フライパンで殴打する事が。
多分、ドアを開けた時に飛んできた物もフライパンだったのだろう。
そのフライパンは今、コンロの上でジュウジュウと卵を焼いている。
夫婦の間だけで伝わる愛情表現についつい顔が綻んでしまうのは、オレが俺だからだろう。
(夫婦)
フライパンは危ない。殴打されても無事なハンター君も危ない。
夫婦という形に憧れがある人はこの世にどれだけの割合存在するのだろうか?
などと言ってみても世の中には大勢の夫婦が事実としている。例えそれがどんな形であれそれを選んでその関係である人はごまんといる。
しかし私はそれほどその関係に憧れは無い。とはいえ人並みに誰かと付き合ってみたいという欲は存在するのだが。
理由なんてシンプルなものだ。純粋に大変そう、それだけだ。自分にとって最も身近な夫婦がそうだと同じように感じる人もいるのではないだろうか?
皆さんはどうだろうか?
"夫婦"とはどんな感じだろう。
書類で正式に認められる"夫婦"
僕たちには書類を出すこともできない。
聞けば都会の方だとパートナー申請??と
云われるものがあるようだ。
ここまで云えば分かるように
僕たちは所謂、同性カップルだ。
パートナー申請?の為に都会に引っ越すのも
手間だな…と彼も言っていた。
ただ、ここ最近、
「...夫婦か」と口に出すことの多くなった彼
何かしらの理由があるんだろうが、聞けなかった。
ソファーでそんなことを考えていると
玄関からガチャリと音を立てて入ってきた彼
その手には某有名なジュエリー店の袋を持っていた。
「おかえり」と彼に告げ、ソファーに招いた。
ストンっと大人しく座る彼。
少しの間、二人ともお気に入りのテレビ番組をみて
談笑しあった。
ふと、左の手に金属のような冷たい感触が主に薬指に
感じた。
そこには先ほどの某有名なジュエリー店の指輪が
嵌められていた。
「...俺たちは、書類上での結婚はまだ出来ない。
だが、神に誓うことは許されるだろう。
紙に残すかどうかの話だ。だが、君とずっと居たいのだよ...どうか、夫婦になってくれないか?」
照れながら顔を隠しながらぼそっと伝えてくる彼に
今までの悩みも全て吹っ飛んでしまった…というか
解決してしまった。
彼は悩んでることの一節を"夫婦“ということを口に出てただけだった。
僕が頭の中で考えてた最低なストーリーより
余程良かった。
「ぜひ、夫婦になってください。…さて、どんな夫婦になるかなぁ」とこれからの新婚生活に目を輝かせた。
夫婦/ 豆豆腐
※すいません、いつもよりグダってしまいましたが
大目に見てください。いつもありがとうございます
こんな未熟者ですが、よろしくお願いします🙇
そう言えば、旦那が「もうすぐいい夫婦の日だね」とここ1週間言い続けていた。
結婚して20数年。キリの良い数字ではなくても、毎年、この時期の旦那は妙にウキウキしている。
別に、「いい夫婦の日」に婚姻届を提出したわけではなく、私たちにとって何でもない日なのに。
さっき旦那はいそいそと買い物に出掛けた。
半額に値が下がった「何か良いもの」を買いに行ったのだろう。
お寿司か、お刺身か。
旦那が私に事あるごとに食べさせて、私が些か飽きてしまった旦那の好物。
「ただいま」って言いながら、「いい夫婦の日だから買って来た」と、それはそれは嬉しそうに満面の笑みで告げる旦那が思い浮かぶ。
そんな旦那をちょっとだけ可愛いと思ってしまう、いい夫婦の日。
夫婦