『太陽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
そらにひとつかがやくもの
かわらずにそこにあるもの
おおきいもちいさいもなく
すべてのいのちてらしてる
おてんとさまはみているよ
なにもいわないわけでなく
ほんとうはかたりかけてる
みみをすませてきいてみて
こころのなかをてらすんだ
おてんとさまはみているよ
きみがかんがえていること
きみがひとにしていること
『太陽』
湖に浮かぶきらきらとした太陽
その太陽が好きだった
綺麗な湖、きらきらした太陽、それを眺める僕の好きな綺麗な子
今日も僕はその子に話しかけれずにいるんだな
でも少しだけ、ちょっとだけ長く見つめていたら好きな子から話しかけて貰えると思ってずっとみてしまう
僕ももう少し生きていたかったな
アメリカと言えばハンバーガーなんだけど、学校の正門ゲートの向かいにある小さい屋台みたいなハンバーガースダンドがあって、美味しいってみんなで食べに行ったよね。
おじさんがさ、いかりや長介みたいな特徴ある唇でさ、顔もそんな面持ちで、誰が付けたのか『オヤジバーガー』って勝手に呼びはじめて。
オヤジのバーガー、美味しかったね。
本当のお店の名前ってなんだったんだろうね。
何度も行ったわけじゃないけど、私たちには合言葉みたいに『オヤジバーガー』は絶対に欠かせない思い出なんだよね。
太陽に向かって飛ぶ
それは愚かな行為だと
その先には破滅しか待っていないのだと
後ろ指をさす者ばかりだ
眩しさに、暖かさに、憧れ目指していくのなら
たとえ地に落ちてしまうことがあっても
その勇気さえあれば何度だって飛べる
(太陽)
創作)4話
流麗が亡くなって一年が経った。
私はそのショックから未だに立ち直れていない。
流麗が亡くなった時から、私はひきこもりになった。
親ともまともに話せていない。
流麗は高一で亡くなり、私も高校を中退した。
たまに私の部屋に遊びに来ていた人もいじめっ子に
なったらしい。
ちっとも太陽が見えなく絶望的だ。
太陽さんさん
僕はとても好き
暑いけどね
なんかこう、
わーーっ!
っていう開放感を味わえる
あっという間に終わっちゃうなー
夏の夕暮れはもっと好き
真夏の太陽
眩しすぎるくらいに眩しい
夕暮れ
オレンジ色に染まる空
今日も一日
頑張ったねって
応援してくれている
「太陽」
まぶしい まぶしすぎるこの季節
じっと息をひそめていたい
誰にも会わずにいたい
太陽の強烈な光にはあたれない
……でも 少しあたりたいんだ ほんとは
太陽が私を照りつける
まるでアスファルトが
フライパンみたいに熱を反射して
上からも下からも熱が肌に当たって
私の肌を焼く
汗が出る
蝉の声が聞こえる
夏を感じてなんだかもっと暑くなった気がした。
─────『太陽』
太陽と月。離れているようで、意外と近い存在なのかも。
曇りなき笑顔
【太陽】
✂ーーーーーー⚠ーーーーーーーー✂
どうしたらいいかな、私は僕は
今も動けずにいる
~太陽~
太陽を見ると思い出す。
彼の笑顔が
きみに焦がれていた。きみを想っていた。
その笑みに、声に、ひとびとを救うきらめきに、小指の先だけでも触れることができたなら。きっと、わたしの人生には意味があったと胸を張ることができる。そんなことを思っていた。
──逆説。きみに近づけないのなら、わたしの人生に意味はない。
うつくしくなるために努力した。
他人に好かれるために努力した。
勉強に励んだ。運動に励んだ。
綺麗で、善人で、きみの隣にふさわしいような。太陽の横で笑う天使になるために、わたしはわたしの穢れを濯ぎ続けた。身の丈に合わない努力でも、身の丈に合わない地位に立つために、頑張って頑張って頑張って頑張って頑張って頑張って頑張って──頑張り続けて、頑張り続けた、のに。
どうして?
どうしてきみは、そんな顔をするの?
わたし、きれいでしょう? やさしいでしょう?
きみにふさわしいでしょう? ねえ。
だってそのために頑張ったんだ。そのためだけに頑張ったんだ。きみに認めてもらえなければいままでの努力にまったくの価値はなくて、だからほら、笑ってよ、褒めてよ、きみの隣にいさせてよ、そうじゃなきゃ、そうじゃないと、そうじゃないなら、だって、そんな。
──偽物の天使《イカロス》じゃ、太陽《きみ》のそばにはいられないの?
暖かさに 安堵し
強さに 身を焦がす
短さに 刹那を憶え
弱さに 渇望する
―「太陽」―
カーテンの隙間から見える青い空と流れる雲を
そこから余すところなく射し込む太陽を
どこか遠くで聞こえた蝉の声を
それを布団の上で大の字になりながらぼうっと眺めた夏を
いつまでもずっと覚えていたい
10 太陽
私には眩しすぎて、君が太陽のように笑いかけるから、
期待をしてしまうんだ。だめなのに。
僕の心はブラックホールみたいで君の太陽の輝きを吸い込んでしまうから。近ずかないで
【太陽】
スマホの電源ボタンを5回押すと緊急通報機能が作動し110番にかかるらしい。
喫茶店で私がそんな話をしていると友達は言った。
「じゃあ、試してみよう!」
友達は電源ボタンを連打し電話でここの住所と凶悪犯が暴れている旨を伝えた。
「え?ちょどうすんの?」
私は焦った。これはイタズラ電話だ。
勘違いだと分かったら警察に殺されるだろう。私は過去のトラウマを思い出した。
─3分後
「オラー警察だぁー。全員手を上げろ!」
警察官と思わしき2人組が店のドアをぶち壊した。
「この店で発砲事件が発生したと通報があった。犯人は誰だ?早く言わないとこうだぞ」
警官は空調機を粉砕した。
オーナーの顔が青ざめた。
客もざわついている。そろそろ本当のことを言わないとまずい。
私は勇気を振り絞った。
「ちょっと待って下さい。実はさっきの通報はイタズ─」
ばん。
私の横を銃弾が掠った。
「犯人はテメーか。お天道様は欺けねーぞ」
警官は私の横にかけてあった時価1000万の絵画を見せしめに穴だらけにした。
オーナーは膝から崩れ落ちた。
これは終わったか。
友達の方を見ると彼はのん気にコーヒーを飲んでいた。
私が問い詰めると彼は言った。
「実は最初から電話なんてしていないんだよ。さっきは電話するフリをしただけ。驚いた?」
なんだってー。
「じゃあ彼らは─」
「ただの通りすがりのゴロツキだよ」
なんだよー。ビックリした。
見ると彼らは他の客にも難癖をつけて店を破壊している。
「じゃあ帰るか。それにしても驚かすなよ。警察に迷惑をかけると公務執行妨害とかがな」
「分かってるよ。うちの両親は警察官だからな。人に迷惑をかけるなとよく─」
私達は他愛のない言い合いをしながら店を後にした。
オーナーはまだうずくまっていた。
「誰か助けて」
陽の光は無遠慮で、苛烈で、容赦がない。
雨は時に恐ろしいけど、本当に稀だ。
雪は頑としていて、生き物の行く手を阻み、巣穴へと閉ざすけど、同時に美しい。
陽の光は多くを暴く。密やかなもの、見られたくないもの、隠していたいもの。何もかも暴く。星々や月の光は頼りないがどこまでも優しい。
だからというわけじゃないけど、僕はスターダムには上がりたいと思わなかった。隅々まで暴いてその人を消費し尽くす富と欲望の象徴。――上がろうと思っても上がれなかったけれど。
でも、それも大体言いがかりだ。
陽がなければ星もなかった。
陽がなければ生き物もいなかった。
陽がなければ何もかも見えない。
陽がなければ月も光らない。
そしてスターダムの光は陽の光なんかじゃない。
あんなに下品でもない。
だから、悪いことばかりじゃないんだよな。
そうして僕はこっそり誰かに謝って日なたに出る。サングラスはしっかりかけて。
ああ、やっぱり眩しい。お前なんか――ちょっと好きじゃねぇ。
昨夜は久しぶりに雨が降って
今日は太陽は少し雲に隠れている。
毎日お天気がいい日が続いていると
空が綺麗で洗濯物もよく乾いて嬉しいが、
やっぱり時々こうして雨が降ると
"恵み"の雨と思うように
なんだか空気もしっとりして嬉しい。

暑い暑い夏はいつまで続くのかな。
今朝はすこしだけ暑さが緩んだ感覚があるけれど、
この文章を書いている今また
太陽の陽が差してきてセミたちが鳴き始めた。
太陽
ああ、今日も朝が来てしまった。
遮光カーテンを開けると、嫌味なくらい眩しい太陽が私を照りつけるのだろう。
そうするとベッドから起き上がらずを得ないし、顔を洗って着替えなければならない。
パンを焼いて口に突っ込み、家を出て鍵を閉めバス停まで早歩きをさせられ、そしてまた仕事が始まるのだ。
何が嫌ってわけじゃない。
ただ、同じことの繰り返しにうんざりしていただけ。
例えば明日、目が覚めても太陽が昇っていなかったら
そんなことが実際に起こると地球の大惨事な訳だけど。
でもカーテンを開けても起き上がらなくてもいいし、顔を洗って着替えなくても良い。
朝ごはんにはパンじゃなくて優雅にホットケーキなんか焼いちゃって、1日中家から出ずに過ごすのだ。
太陽さんよ、1日くらい休んでみたら?