『太陽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あたし、太陽って嫌いなんだ。
日焼けするし、暑いし、眩しいし。
だから、よくあるあの
「君は僕の太陽だ〜」
みたいな言葉が大っ嫌いでさ。
月のようだ、も腹が立つ。
他の光が無いと輝けない月みたいって、
どんな言葉よりも嫌味ったらしい。
だから君のその、
飾り気の無い言葉に惚れたんだよ。
太陽とか月を通さないで、直に私を見てくれる君。
多分、人生でずっと好きかも!
お題:太陽
太陽が昇ってくる時間の時に、まだ少しだけ残っている星と晴れた時にはまだ
残っている月を見ながら太陽に「おはよう」と声をかけてみたい。
そこからは宿題を計画的に進めていく毎日、なんて素敵なんだろう?。
幸せに吹かれながら、一日が終わって·····幸せな時間がいつまでも続けばいいのに。
そう思っていた。
君が月なら、僕は太陽みたいな存在だろう。
いつも明るくて、元気で、活発で。
遮る雲がなかったら、いつでも君を照らし続けることが出来る。
今日も僕は君の隣を歩く。
どうやら、嫌なことがあったらしい。
でも、大丈夫。
僕がずっと君のそばで、元気付けるから。
輝き続けるから。
〜太陽〜
わたしの前世はきっと、中世のヴァンパイアだ。
紫外線を浴びると身体中の皮膚が赤くなり、湿疹が出来る。所謂「日光アレルギー」というやつだ。
わたしは中学を卒業して以来、一度も屋外プールや海に行ったことがないし、夏場は常に日焼け止めを塗るなどして徹底的に紫外線をガードしてきた。
高校の頃、中度のニキビに悩まされたことをキッカケにスキンケアに興味を持つようになり、基本の洗顔や化粧水、パックなどには気を使ってきた。社会人になり自分で稼げるようになってからは、週に一度のペースでフェイシャルエステにも通った。その甲斐あってかアラサーになった今も、肌綺麗と褒められるし、ノーファンデ生活を貫いている。肌が綺麗だと若く見られるし(今でも未成年に間違われるのだが)、化粧にも余り気を使わなくて良いため、女性にとっては一石二鳥といえるだろう。
そんな「肌綺麗」で貫き通してきたわたしだが、今まさに肌荒れしている。所謂大人ニキビというやつで、顎周辺に白ニキビが幾つか出来ているのだ。醜形恐怖症で肌荒れに対して過剰に反応してしまうわたしにとっては、地獄である。肌に吹き出物1つあるだけで気分が下がり、引きこもりがちになってしまうからだ。肌荒れしてしまったのは、皮膚科の先生曰く体調不良と向精神薬のせいらしい。どうやらわたしの体は今、大分弱っているようだ。占いによれば(自分で自分の運勢を占った)、内臓疾患ではないようだが、皮膚疾患も精神的に中々厳しいものがある。皮膚科で処方してもらった塗り薬で凌いでいるが、薬のお陰というよりも食と睡眠、そして時間を経たお陰で良くなってきたように感じた。
顎の白ニキビは大分無くなってきたので、あとは肌の自然治癒力(ターンオーバー)に任せ、焦らず見守りたいと思う。
“太陽”
太陽が嫌いだ
ジリジリと肌を焼いてくるし、暑いし
それでも、太陽が無ければ世界は滅ぶ
人だって同じだ
どんなに嫌われていても
失えば取り返しがつかない
だから簡単に『消えろ』なんて言えない
【太陽】
猛暑のせいで夜雨の脳みそが沸いてしまった。
「イカロスって覚えてるか? 小学生の頃歌ったよな。勇気ひとつを友にするやつ。あれ元ネタはギリシャ神話らしいんだけどさー。いやそっちはよく知らんけど。歌の方はなんかずっと覚えてんだよな、あの薄暗い音楽。蝋で鳥の羽かためて翼にして飛び立つんだけど、太陽に近づき過ぎて熱で蝋がとけておちて死んじゃうんだよな……。ずーっと、ずっと覚えてんだよ、あの歌詞……身につまされるって言うか。つまりおれは蝋燭なんだよ。太陽に近づき過ぎたらとけるだけだって解ってんのに、近づくのをやめられないんだよな……」
ぐでっと机に懐いて「あつい……とける……」と呟きながら人の形を失っていたかと思えば、唐突によくわからないことを語り始めた。完全に暑さにやられておかしくなっている。
内容も支離滅裂でよく解らなかったので、早々にこれは聞かなくていいヤツだと判断した春歌は、冷凍庫から取り出したアイスをパキリと割って食べ始めた。チョココーヒーの冷たさが身体に染み渡る。
「聞いてんのかよ」
少し不機嫌な声とともに伸びてきた手が、残しておいたアイスの片割れを持っていった。これはふたりでわけて食べるのが正解のアイスなので、そこには何の問題もない。問題は、聞いているのかと問われたことだ。
聞いとかなきゃいけないヤツだったのかと、ほんの焦りを誤魔化して、必死に思い出す。夜雨は何の話をしていたのだったか。確か、太陽に近づきたいとかなんとか言っていた気がする。
つまり。
「ヨウは宇宙飛行士になりたいってことだよね?」
にっこりと、とびきりの笑顔を向けた春歌に夜雨は、眩しいもの──それこそ太陽でも見るかのように目を細めて、勢いよくアイスに齧りついた。
お題「太陽」
朝は必ず来てしまう。残酷にも太陽が顔を出す。夜がはやく来てほしいと願って一日を過ごす。別に太陽が嫌いな訳では無い。私達にとって必要不可欠な存在だから。ただ、私達の社会は朝始まるのだ。今日も憂鬱な朝に準備をして学校に行く。学校では明るい人達が中心でガヤガヤとしている。正直鬱陶しい。別に彼女彼等が嫌いな訳では無い。あの子達のおかげでまわりが明るくなるから。ただ、あの子達が明るすぎて見たくないものも見えてしまうのだ。気に入られたいと媚びを売る者。下品な者。偽る者。相手を妬む者。あの子達は中心で明るいから全て見えてしまう。そしてこれは、なんでも何かのせいにして自分から逃げるための言い訳に過ぎない。だから私が嫌い。太陽にもあの子達にもなれないから。ただ、はやく夜が来てほしい。
君は太陽じゃないけど、俺の心は君の体温で溶かされていくよ、
太陽
太陽が「眩」しい
眩しいという漢字は「目」と「玄」で構成されている。
目はいわずもがな。
では玄とは何なのだろう。
奥深くて明かりの及ばない所の色。天の色。
を指すのだそうだ。
太陽は平等に光を与えると言うけれど、太陽の光を眩しいと言った人はきっと、奥深く光の届かないところから天を見上げて叫んだのだろうか、なんて思う深夜2時。
明日もきっと日傘をさして歩く。
暗い心の底
許されてはいけない
そんな資格はない
贖罪
それなのに、あなたは最も簡単に
明るい場所へ連れ出してくれる
眩しさに目が追いつかなくて
クラクラしちゃう
私はいつもドキドキして落ち着かない
大したことないだろう?
心配するな
望んで願ったら、想いは叶うかしら?
太陽のような笑顔で
いつも照らしてくれる
弱音はときどき出ちゃうけど
運命からは逃げないの、あの時誓った
Binary star
僕の目に映る君の笑顔は、眩しいほどの太陽、君がいないと僕は寂しくて辛いだからお願い僕の傍にいて
僕の手をしっかり握って。ずっとずっと僕と一緒に居てよ。君は僕の太陽で僕は君を見上げる。向日葵なんだ。だから、だから、お願い、
僕を、僕を捨てないでぇ~
カツカツと僕を捨てて赤いヒールが遠ざかる。笑顔がが素敵で太陽のように魅力な彼女は、振り向く事無く歩き去る。
そして僕の頭の中で何度も何度も、
女々しくて、女々しくて、とリピート再生された。
ツバメ
君は僕と対極で僕がいなくなると出てくるよね。
だけどみんな知らないだろ僕と彼女が一緒にいる事出来る場所が存在していて僕が海平線に落ちる、一瞬の群青色の空に僕と彼女が同時に浮かび上がる。
彼女は、僕を見下ろして、僕は、彼女を見上げる。
まるでバトンタッチするみたいに。
後は任したって言ってそうな太陽と
任されたって微笑みを浮かべる月
ツバメ
夏でも太陽が出てる時って気持ちがいいって思います。特に秋の太陽とか冬の太陽はテンションがあがります。
さっきまで一番眩しかった太陽よりも
君のほうが輝いて、眩しく見える
_太陽_
太陽といえば、日の出時刻に階段トレイルを最近している。
11階だと152段あって、30分トライアルで7往復行ける。最後に1本ラップタイム測って、この前は1分23秒だった。
10日位筋肉痛が抜けないけど、筋トレになってるのだろうか?
ふくらはぎ痛い。
太陽ってすごいな〜…
朝起きて雨だと憂鬱、朝日をいっぱい浴びた朝は気分がいい
昼は暖かくポカポカして、なんだか気持ちがいい
夕方は疲れた私を夕日の綺麗なオレンジ色で癒してくれる
夜はお月様と交代だけど、私たちが眠りにつく頃、他の誰かを明るく照らしてくれている
太陽はどんな人にもスポットライトを当ててくれる
誰一人として取り残すことなく、みんなを主役にしてくれる
いつもありがとう
光輝く人。
自分自身が望み、選んだ人生とは全く違う生き方をしている人。
其れが、彼だった。
私は、ノース。 彼は、サウス。
昔から、私が月なら、彼は日と喩えられる。
私と彼は、何故か、よく比較される。
人種も違えば、故郷も異なり、価値観や倫理観も違うのに。
長年に渡り、対となる立場だからかも、知れない。
未だに彼の行動には、理解に苦しむ。
何故、あそこまで依頼主の指示を破り、無視するのだろう。
しかし、何故か依頼が絶えないのが不思議なくらいだ。
彼は、なぜ、あそこまで自由に生きられるのだろうか。
彼のように、己に素直に生きられたらな…と、たまに思う。
彼のような人生を歩めたら…と、羨ましく思う時が有った。
太陽は味方かな?
些細な事で幸せを見つけられる、君となら
だから今日は心を決めて伝える
真夏の太陽がじりじりと照りつける。
……暑い。
このままじゃ死ぬかもしれない。暑い。暑過ぎる。
太陽の必要性はわかっている。太陽がないと植物も育たないだろうし、そもそも極寒の地になるだろう。人間が住めるところではなくなってしまう。
にしても、だ。
暑いにも程がある。これ以上暑くなると、それはそれで人間が住めるところじゃなくなる。
頼みます。どうかもう少し力を弱めていただけませんかね? 太陽さん……。
真夏の太陽は今日も頭上でニコニコと笑っている。
『太陽』
今日も暑かった。
日差しがやばすぎてちょっと焼き目がついた気がする。
太陽ってめちゃくちゃ遠いのに、地球に住む我々に巨大な影響を与えている。
ないと死ぬし、近すぎても死ぬ。我々は太陽によって生かされている!
程よい距離にいてほしい。
『太陽』
太陽のように明るい彼。
でも、そんな彼にも裏がある。
今は、明るいが昔は違った。
彼はいじめられていたのだ。
上履きは捨てられ、机には落書きされていた。
彼は、何度も泣いた。
泣いても泣いても、いじめは収まらなかった。
俺は、それを見ていた。
言わるゆる、傍観者だった。
俺は、いじめを見ていたんだ。
何度も何度も。
ある日、道徳で学んだ。
「いじめの加害者はもちろんいけない行為だし、防寒者も加害者だ。」
と、先生が言っていた。
俺は、思った。
俺は、いじめの加害者だ。
俺は、いじめているやつと同罪だと。
俺は、彼に謝った。
彼は、気にしてないと言っていたがそれはすぐに嘘だとわかった。
彼は放課後の教室で泣いていたからだ。
「俺は、誰も許さない!謝っていたやつもどうせ嘘だ。バカにしてるんだ!」と。
俺は、彼に謝った、しつこいと思われるほど謝った。
ある日、彼はこんなことを聞いてきた。
「なんでそんなに謝るの?」と。
俺はこう答えた。
「前、道徳の授業があっただろ?あのとき思ったんだ。君が虐められているところを見ている俺もやっているやつと、同罪だって。」
「でも、そんなこと言ったて人はすぐに変わらないでしょ」
「俺は、変わりたいと思ってる!だから…」
「嘘つかないでよ!どうせそう言って馬鹿にしているんでしょ!」
「俺は、そんなこと思ってない!俺は、君の味方になりたいんだ…。だから、信じてくれよ…。」
「ほんとに、信じてもいいの?」
「うん。約束する。俺は、裏切らない。」
「約束して…くれる?」
「うん。約束する!」
「ありがとう…ありがとう…」
気づくと、彼は泣いていた。
俺も泣いていた。
その日から、俺は彼と一緒にいることが増えた。
いじめている奴らは、俺が気に入らないようだった。
だけど、俺は気にしなかった。
彼もだんだん、元気が戻っていっているようだった。
彼のいじめもなくなっているようだった。
逆に、俺がいじめてられるようになった。
俺はいじめている奴らに言ってやった。
「いじめることしかできないバカ共が。自分がやられたらどう思うかなんても、考えられないんだよな。」
いじめている奴らは、黙った。
それから、だんだんいじめがなくなった。
卒業してから、いじめている奴らとは、離れられた。
俺は、彼と一緒のクラスになれた。
彼は、前と違って太陽のように明るくなった。
彼いわく「僕は、君みたいにいじめているやつがいても守れるようになりたい。」と。
2年後。
今でも、俺は太陽のように明るい彼と一緒に仲良くしている。
俺も、彼のように太陽みたいになりたいと思った。