『太陽の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「さっきの依頼、ご一緒しても良いですか?」
酒場でぼーっとしてると、突如二人組の少年に声をかけられた。
一瞬困惑したが、彼らの洋装からなんとなく察しはついた。胸元に目立つ校章が誂えられた学生服。学徒に不釣り合いな酒場での勧誘。
「『応急戦闘実習』の授業か!」
「話が早くて助かります」
伊達に私もその門を潜っていない。確か、交流がない人と臨時的に共闘を強いられた際への対処法を実習的に学ぶ。とかいう不人気投票ぶっちぎりの授業だったはずだ。
当然当時私も非常に嫌いだったものである。早く無くせよその授業。
それからしばらく待ち人が来るまで雑談をして過ごした。
敬語でかちこちな会話が崩れた理由と原因が学校の愚痴大会だったということは秘密にしてもらおう。
なんというか、まるで太陽の下で過ごしていた過去の私自身と話している気分だった。
......別に指名手配されてたりはしないので安心して欲しい。
『太陽の下で』
蝉時雨が降り注ぐ昼半ば。太陽に熱されたコンクリートから湯気が立ち上っているのではないかと思うほど、辺りは蒸し暑い。こんなかんかん照りでは打ち水も大した効果を持たなそうだ。
直子と匠は夏期講習の帰り道を歩いていた。別に示し合わせたわけではなく、何となく気づけば一緒になっていた。特に何か喋るわけでもなく、彼女が先を歩いて、彼がその後ろを歩いている。
(抜かしたらいいのに)
歩幅も歩く速度も違うから、きっと歩きにくいだろうに。そんなことを思いながら彼女は歩いていた。
「直子」
蝉の大合唱に紛れて、彼が呼んだことに気づかなかった直子は、もう一度、強めに声をかけられて、ようやく気づいて立ち止まった。振り返って見た彼の表情は、語調に反して穏やかだった。
「何?」
「明日も来るの?」
怪訝そうに直子は眉をひそめた。
夏期講習は必修の二日間を除いて選択制だ。推薦やら総合型選抜やらで進学先が決まっている人は、必修の二日間を受けたあとは、残り僅かな夏休みを満喫している。彼もどちらかというとその口のはずだった。決まりそうだと自分に自慢してたくらいなのだから。
「まあ、一応」
推薦を使えるほどの成績がない彼女は、普通に入試を受けるしかない。正直なところ、塾の夏期講習を受けている方が自分のためにはなるだろうけど、家のお金に余裕はない。とはいえ自宅では気が散って勉強できないために、学校に通っている。
「ふーん……そうなんだ。俺も行こっかな。練習がなかったら、毎日、暇で暇で……」
そんなことを口にする彼に何と返していいのかわからず、直子は黙っていた。
大体、彼がこういう軽口を叩くときは、何か悩んでいるときだ。でも、もう直子には彼の悩みに何か応えることはできない。それは彼が山の頂上で悩んでいるのに、自分は麓で応えているようなものだからだ。
二人の間の沈黙を埋めるように、蝉が鳴いている。慣れてくると並木路の枝葉が揺れる音や、時折強めに吹く風の音が聞こえるようになってくる。
直子が目を閉じてそれらに聴き入っていると、突然びゅうと突風が吹きつけて、ぐらりと体が傾いだ。
「直子!」
たたらを踏むこともできずに倒れる彼女の腕を、彼が掴んだ。彼の手は大きくて力強かった。
「……ありがとう」
彼女は小さく呟いた。どういたしましてと返ってくる。
「俺、明日も行くよ」
唐突に彼が言った言葉に、直子は困惑した。曖昧な返事を口にしながら、好きにすればと言いそうになったのを、やっとのことで呑み込んだ。
そんな彼女の胸中を知ってか知らずか、彼は満面の笑みを浮かべると言う。
「直子に会いたいから」
絶句する直子を見て、彼は楽しそうに笑い声を上げた。
「好きにすれば」
そう言い捨てて、直子はさっさと歩き出した。自分の顔が熱いのは、たぶん、照りつける太陽のせいだろう。
それは太陽のせい
カミュの小説「異邦人」
殺害の動機を訊かれた場面で
主人公はとっさにそう答えた
彼は殺意も理由もなく
ほんとうにただなんとなく
眩い太陽の下で引き金を引いた
この破綻した思考を持つ人物は
カミュの語る不条理を描く
なんの理由を持たない出来事を
人はそのまま受け止めることができるだろうか
陽の光を浴びた植物と
それを食らった家畜に育てられ
ながながと続いてきた
僕たちは太陽に生かされている
太陽の下で
太陽の下でする ピクニック。
太陽の下で見る 山と海。
太陽の下で見る 貴方との想い出。
太陽の下で想い出す 貴方との生活。
ああ、貴方はは今幸せなのかな。
そう思いながら私は、目から水を零しながら空を見つめる。
いつ貴方に会えるのかはわからない。
でも、貴方が見守ってくれているから私は生きている。
_ 18end _
えまって駄作かも (
是非ハート押してっていっていただけると モチベが上がりますので ((
ポニーテール。
うなじからキラリと光り、流れた。
それに触れたいと思った僕は。
(太陽の下で)
太陽の下で
錦秋の太陽の下で吉野山
名物の柿の葉寿司は、この時期、紅葉した柿の葉で包んでいるお店があります。とっても綺麗です。
#99
太陽の下で
錦秋の太陽の下で照り映える紅葉 吉野山
#99
太陽の下で
暑いだの寒いだの騒ぐのは勝手だが
そのキッカケをつくってしまったのは
人間である
結局、人間は太陽の下で働くのが一番良い。
(太陽の下で)
∮太陽の下で
「‥‥‥最悪だな」
そもそも今朝から雨で道が泥濘んでいたから充分に注意を払っていた。
世話になった葵の家紋を持つ屋敷の者にも止められていたというのに情けない
「登れはしないか」
上を見上げてみるが鬱蒼とした木々で視界が遮られ、雨で流れた泥は足の踏み場には到底なれなさそうだった。
仕方なく落ちた先を只ひたすらに歩いてみる
「!!」
水だ。池のような川のような水が見え、一直線へ向かう
だが少し開けた場所に出たと思えばそこは行き止まり
透き通った水の池はどうやら下から繋がっている様子だった。
「どうしたものか…」
そんなことを言っているうちになにかの気配
振り返ってみれば唸り声を上げる狼の姿があった。
最早この水の底に見える洞窟が通り抜けられることを祈るしかない
勢いよく息を吸い水中へ潜り、洞窟の中を進む
少しすると、水の中へ差し込む一筋の光が見えた
(いける、!!)
「‥‥っぷはあ、はあ、はあ」
浅瀬へと避難しそのまま大きく呼吸すると、次第に息も落ち着いてきた。
ふと、顔を上げてみる
そこには、見事なまでの光のカーテンがかかっていた。
吸い込まれるように光の中へ行けば、太陽がよく頑張ったねと柔らかな暖かさを降り注ぐ。
自分の冒険で一番好きな瞬間だ
『太陽の下で』
太陽は、私たちに光を平等に届けてくれる。
でも、自分だけ良い思いをしようとする奴もいる。
そいつらが背伸びをするから、影ができる。
影を落とされた奴らはどうする?
光を浴びるために、そいつらに追いつく、追い抜く。
それを見て、また追いつく、そして追い抜く。
世界ってのはこういう競争によって成り立ってる。
エゴイズム。敬遠されがちな考え方だけれど、
利己的行動が巡って社会全体の利益になる事もある。
太陽の下で輪になって踊っていた時と比べれば、
今の世界は大変な進化をしてきた姿と言えよう。
⸺秩序を壊す者がいなければ、世界は前へ進めない
光を浴びるから
影ができる
影ができるから
誰かが泣くんだ
悲しみを生むのは
いつだって 強い光
【太陽の下で】
お題 太陽の下で
すくすくと太陽の光で成長していく僕ら。太陽の下で葉を広げ、燦々と輝く陽の光を受けて育つんだ。
もっと大きく、もっと高くと育つんだ。
秋になったら実を結び、僕らの下で待っていた動物達の腹を満たす。
食べた後のタネから僕らの仲間が発芽して、陽の光を受けてすくすくと成長していくんだ。
僕らは太陽の下でずっと暮らしてる。
いつも輝いていてくれてありがとう。
太陽の下で
君と一緒に
サンドイッチを頬ばる
それだけで
ああ、しあわせ
#太陽の下で
#41
2人乗りの大学生 仕事終わりの会社員
親子で買い出し 4人組男女
流れてく人
黒い座席に腰掛けて
見上げる駅近タワマン
海側の家 最上階
通り過ぎてく
子供の頃遊んでいたおもちゃ屋 今はもう違う店
憧れてたもの 内から覗けば大したことない
照らされてゆくオレンジ白色に顔が
目まぐるしく伸び縮みする影
周りの騒音も 上がってくスピードも
止めないままで
勉強になったと君は言うけれど
次に生かすチャンスなら来ないよ
自慢げに話した黒い車 次の人にもやるんだろうな
高い木が僕ら見下ろして
いつの間にかガードレールに変わってゆく
太陽の下で輝く街並みが好き。
もっと言うなら、夕日がベスト。
都会はあんまり好きじゃないけど、
太陽の光を反射する建物たちは
太陽の美しさを際立たせてくれるから好き。
最近の言葉で言うなら、「エモい」。
大事な人を失った時って生きる気力を失いたくなる。冗談抜きで俺も一緒に連れてってくれよ、って叫びたくなる。たとえ別れの時が来るのが分かっていたとしても、それを受け入れるのって結構キツイもんだよな。“出会いの数だけ別れはある”って、誰が言い出したんだか分からない言葉があるけど。当事者になったら全然素直に受け入れられないんだよ。そんな、ポジティブに人の死をまとめあげんな、って思ったよ。一期一会とか、まだそっちのほうが納得いくかもしれない。
まぁ何にしてもアンタはもう帰って来ないわけで?俺を残して何してんの、今頃。まさか優雅にあっちで酒盛りしてんじゃねーだろうな。俺がいないからって昼夜関係なく飲んだくれてるんじゃねぇか?つうか、あっちの世界にも昼と夜があるのかな。こっちはまだ真っ昼間だ。アンタの嫌いな太陽が、今日もいい感じに輝いてるよ。
「安らかにな」
持ち合わせてきたウィスキーの瓶を眼の前に置く。アンタが好きだった銘柄だ。瓶の向こうには墓標があって。そこには間違いなくアンタの名前が彫ってある。それを見る度、嘘じゃないんだって言われてるみたいで嫌な気分になる。今でもどこかで、アンタが生きててくれたらいいのになって思いたいのに。そんな妄想すらさせてくれないほど、石に刻まれたアンタの名前が生々しいよ。死んでるのに生々しい、って、笑っちまうよ。
「今日は特別だぜ?」
瓶の蓋を開け静かに墓標にかけてやる。とくとくとく、と懐かしい音がした。太陽の下で黄金色の液体が石の表面を滑り落ちる。美味そうに酒を飲んでた頃のアンタの顔が浮かぶ。
少しはアンタに恩返しできただろうか。まだまだ返し足りないから、たまにこうやって、酒を浴びせにここへくるよ。
「乾杯」
俺とアンタの、永遠の友情に。
こんちゃ♪
太陽の下で見る風景はやっぱりあれですよね
冬終わりの雪の溶けるキラキラが一番綺麗な気がする♪
誤解しないでくださいね、あくまでも気がするだけですから(笑)
てか雪国に暮らしてる人しかわからない件ww
僕は雪国の生き物なので分かりますけどね♪
もぉバリバリの雪国人です(笑)
バリ雪人ですよ!←略し過ぎて何言ってんのか分かんないww
ここだけの話し雪って結構溶ける音とかするんですよ!
しゅーしゅーって
あれがまた耳の奥を刺激して癒やされるんですよねぇ♪
まぁかなり耳近づけないと分からないくらい音小さいから
地べたに這いつくばらないといけないですけど(笑)
え!!そうまでして聞きたいのかって?
んなわけないじゃぁーん!!
子供のころの記憶を言ったまでですよ♪
なのでホントに音がするかは曖昧です(笑)
あ!ちょ!まって!
いくら不確かなこと書いたからって怒るのだけはやめてwww
画面の向こう側でプンプンプンスカ丸になるのだけは堪忍してwww
話し戻すけど(←戻すなw)
これだけ冬語っときながら僕の好きな季節は秋です♪
だからなんやねん!!もぅええわ!
今日も読んでくれてありがとう♪
じゃねん(^^)ノシ
おねえさま!見て下さい!かわいい猫さんが遊びに来ましたよ!
お姉さま…!もしよかったら、一緒にチェスでもしませんか?
お姉様。一緒に旅でもしませんか?
私のお姉様は私を小さい頃から可愛がってくださっていたのです。私はお姉様が大好きでそしてとても尊敬しているのです。
そんなお姉様と共に旅をしたいのです。
行き先は1日中日が登らない国から始まり、1日中日が登っている国、雨が振り続ける国、晴れ続ける国を巡りたいと思います。
お姉様へ
お姉様、お庭のコンサバトリーの中の太陽の下で待っていてください!
鳩さん、これをお姉様に届けてくださるかしら?
鳩さんも一緒に旅へいきませんか?
旅仲間が増えるといいですねえ
@太陽の下で