『天国と地獄』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
天国と地獄
「天国と地獄は本当に実在するのか」
「実際興味深いだろう?君だって気になるはずだ」
2人きりで下校してる最中にそんなことを言うものだから歩を止めてしまった
「…君が分からないなら僕にも分からないだろ」そう答えると彼女はにこりと微笑む。
「それもそうか。変なこと聞いてすまないね、帰ろう」
こうして今日もまた、とっくに交通事故で死んだはずの親友と下校する。
逝く道は死ななきゃわからんなら今は鬼も天使もいる世で遊ぶか
題-天国と地獄
300字小説
金メダル
「墓場で運動会……ってマジか!?」
残業の帰り道。真夜中近い墓場から運動会の定番『天国と地獄』が流れてくる。紅白の鉢巻で競技を競う妖達の中に見覚えのある顔があった。
「お兄ちゃん!」
「香菜!」
二人三脚、玉入れ、騎馬戦。俺が中学に上がる前に亡くなった病弱な妹が元気に笑いながら走っている。見たくても叶わなかった望みが目の前にあるのだ。地獄に引きずり込まれても構わない。最後のフォークダンスまで俺は香菜と手を繋いで踊った。
目覚めるといつもの部屋のベッドの中に俺はいた。
「……夢……だよな……」
起き上がると枕もとに手づくりらしい金メダルが。裏に返せば妹の字で
『お兄ちゃん、ありがとう。とっても楽しかったよ』
お題「天国と地獄」
もう生きてることが辛い
何のためにふーちゃんは生きてるの?
誰の為に生きてるの?
生きる意味を生きる楽しさを教えてください
そんな日々を生きてきた
でも世の中もっと苦しい人は沢山いる
1日も長く生きたいと願う人も沢山いる
ふーちゃんは贅沢だ……
今はとても幸せ( ´˘` )
過去が嘘のように
でも大切な家族を失ったら
とんでもない地獄になる
怖い……でも今は楽しい(≧∇≦)
天国と地獄
恋愛してる時って、毎日が“天国と地獄”だったなぁ、なんて
とおーーーっい過去を思い出してしまいました。
片想いのため息もあれば、両想いのため息もあって、毎日ドキドキしてたなぁなんて。
推し彼へのドキドキはいつだって進行中ですが、リア彼も欲しいなんて思ってしまいます。勘違いにもほどがあると承知してますがね。
この歳になっての恋愛、上手に出来ると思うのだけれど、私のことだから若い時の自分に戻って同じような間違いを犯してしまいそうです。
片想いでいいからしたい!って思ってます。
“分かるー”って人います??
end
題名『詐欺?』
(裏テーマ・天国と地獄)
プロポーズした彼女のお母さんが借金を作って自殺しようとしたらしい。相手がグレーというかブラックな店で借りていたみたいで追い込まれていたことがあとから分かったらしい。かなり脅されてヤバいことになっているらしい。
「総額で400万円になってるけど、いろいろ親戚に土下座してなんとか200万円は用意したけど残りの200万円を僕に貸してくれと相談された」
友人に相談したらみんな結婚詐欺だと忠告してくれた。中には一緒に警察に行こうと言ってくれる人もいた。
話しが長くなるので結末を言うと、僕はお金を渡さなかった。
そして彼女は風俗で働きだして慌ててもう一度話をすると、借金は全部彼女のものだった。それを悲観してお母さんが自殺未遂になったらしい。
しかも借金の理由はパチンコだった。
みんなから、結婚する前に分かって良かったねって言われた。
そんな女と別れても、もっと良い人と巡り会えると励まされた。
だけど、僕は彼女と結婚をする。
すべてが公になって彼女から結婚の話しは白紙に戻して欲しいと頼まれそうした。
一旦はそうしたけど、それで僕の本当の気持ちに気づいたんだ。
天国と地獄、彼女と出会っていろいろあったけど、地獄のような日々も君がいれば幸せだった。辛かったのは君との関係が無くなることだった。
今でもまわりからは反対する声もあるけど、結婚式の費用として貯めてた貯金で彼女の借金は完済した。
質素な新婚のスタートだけど、今が僕は人生でいちばん幸せです。
これから、パチンコ依存の彼女は大変だと思うけど、落ちるなら
一緒に地獄にも落ちてゆく。
そこが二人の天国だから。
人生は天国と地獄の繰り返し。
楽しいときはすぐ終わるし、嫌なときは長く感じる。
天国でもない、地獄でもない。
そんなときはどんな気持ち?
いつも暮らしているとき、いつも幸せ!と
思うわけでもない。でも、いつも辛い。と
思うこともない。
天国でも地獄でもない、それが
「今」なのか。
「天国と地獄」
いつも楽しい、辛いというわけでもない、
普通に過ごしている日々は天国より幸せ
かもしれませんね。
【天国と地獄】
どちらもきっと
盛り過ぎですよ
聴き馴染む オッフェンバック 急かされて
足縺れても 前進あるのみ
白黒の 中間にたつ 人生よ
酸いも甘いも 噛み締めていく
【天国と地獄】
(ぼやき:天国と地獄っていわれて思い浮かぶの運動会の曲だけだったんだよなあ……)
なぜ天国と地獄があるのか
それは単なる人の妄想に過ぎない
例えば人生人から賞賛されても悪人と同じ結末になったら理不尽だと思う
だから悪人は地獄で罰せられ善人は天国で楽しくやるという人間の現実逃避の末思い浮かんだ単なるひとつの妄想に過ぎない👼🌈💐
2024 5/27 ♯16 〈天国と地獄〉
僕は幼い時からなんで大地獄はあるのに大天国はないのかが不思議だった。死んだら三分の二の人が地獄か大地獄に行くのであれば、大変な話だと思うこともあった。今の僕が幼い僕のその疑問に答えるなら、人生の評価は減点法だからだよ、と答えると思う。
上限がなく、下限はある加点法は最低でも0点だ。人生の評価が加点法だったなら、人の人生は今よりもっと美しく見えるだろう。
一方、下限がなくて、上限はある減点法は最大100点の正解から間違えた分だけ減点される。人によってはマイナス10点の人生になる人もいるだろう。これだと、どうしても間違いが目立ってしょうがない。
僕は僕を加点法で見る。今日もガンバれた自分を称えて10点プラスする。大変だった日はさらにプラス15点。これだと、明日もガンバれるから。少しだけ、地獄が遠ざかったきがする。
天国と地獄
そもそも天国ってなんだよ
地獄ってなに
人によって違わね?
難しいわ
しわくちゃの顔が一点をぼうっと見つめて立ち尽くす。
繋がれた手の先には二年ぽっちのいのち。
ももひきと軽快なメロディを紡ぐシューズは同じ方を向いて。
それでも思考の波は寄っては返す。
天国というものははたして人間がたどり着けるものか。
生まれたてはおろか、年老いた者にだってわからない。
地獄はすぐそこ足のそば。
がぱりと口を開いた暗闇。
引きずるのはどちらの足か。
引き上げるは光のしるべか。
/天国と地獄
くらい夜道を二輪で駆ける。ふと薄明い街灯のトップから離れたところに人影を見た。地獄を模した空(くう)を、路地をじいっと、何に邪魔されるでもなく睨み続ける老婆。子供は大人に見えないナニカが見えるという。あの老婆は、心にこどもを飼っていたのかもしれない。
〘 天国と地獄の喧嘩〙
天国と地獄が大喧嘩、
その理由はとてもくだらない。
天国が言うには、
雲がふわふわすぎて、
地獄が言うには、
炎が暑すぎる。
天国のエンジェルたちは、
「もっと涼しくしてよ!」
地獄のデーモンたちは、
「もっと燃やせ!」
天国の楽隊が奏でるハープの音に、
地獄のロックバンドが反論する。
「静かすぎるよ!」
「うるさすぎるんだ!」
食事の時間も大論争、
天国のシェフが出すサラダに、
地獄のシェフがスパイスを振りかける。
「これじゃ味がないよ!」
「これじゃ辛すぎる!」
でもある日、天使と悪魔が、
互いの世界をちょっと覗いてみた。
天国の雲の上で、
悪魔たちはリラックス、
地獄の炎の中で、
天使たちは新しいダンスを覚える。
結局、天国と地獄は、
お互いの違いを楽しむことにした。
雲も炎も、
静けさも騒音も、
サラダもスパイスも、
全部が素晴らしい。
天国と地獄の喧嘩は終わり、
今では仲良し、
いつも一緒にパーティータイム!
「「から〜い!!」」
夕飯を囲むのは、お土産と貰ったカレー。
〝美味しいから!〟と渡されたカレーは激辛だった。
二人は大の甘党。特に彼女は辛いものは苦手で、テーブルに突っ伏してしまっていた。
顔を赤くし涙目の彼女。
自分も辛いものは苦手だけれど、彼女はもっとだ。
「うぅ……地獄だぁ……」
二人頷きながら、スプーンを進めていく。
「食べ終わったら、いいものあげる」
「ほんと!?」
「もちろん!」
「分かった、食べる!!」
辛い中にもうま味を感じて、口に運んでいった。
食べ終わると青年は冷蔵庫から、とっておきのものを出してくる。
「じゃーん!!!」
青年が持ってきたのは、シュワシュワの炭酸にバニラアイスが乗った二人の大好きな飲み物。
「あ、クリームソーダ! 見たことないやつ!」
「そうなの、また新しく見つけたんだー!」
彼女のきらきらした瞳がクリームソーダに釘付けになる。ひとつを彼女の前に差し出すと嬉しそうに受け取った。
ストローを刺して吸い込むと、喉に通る炭酸が心地好い。
「「あまーい!!」」
思わず声が揃ってしまった。
「ふふ、天国です」
カレーで汗をかいた後に、口に含む涼やかな炭酸とクリームの甘さが口に広がると、満面の笑顔が青年に向けられた。
おわり
お題:天国と地獄
この世を天国と称する人もいれば、この世を地獄と称する人もいる。
あなたにとってはどちらですか?
私にとっては地獄でしかありません。生きているだけで苦しくてたまらなくて、明日が来なければいいのにと願う日々です。
いつか天国になってほしいと願いながら、今日も地獄を生きています。
あなたにとってはこの世が天国でありますように。
「天国と地獄」
天国と地獄
私は、やすやすと「天国」には行けないだろう
善い行いばかりしてきたと胸を張って言えないから
でも、人道に対する「罪」は犯したことはない
だから、今のところは「地獄」にも行けないだろう
辿り着くとしたら、
「天国と地獄」の間の「煉獄」という場所だろうか
今までの行いを償いきるまで浄化の炎によって焼かれ苦しむ
つまり、永遠ではないのだ
死んでからのことは、誰にも知る手がかりはない
本当に「天国」や「煉獄」や「地獄」があるのかも誰にも分からない
でも、逝くなら、今までの全てを浄化して、
リセットされて生まれ変われるのなら、その道がいい
生まれ変わることがあるのか、そこもわからないけれど
天国と地獄。
随分前に、天国地獄大地獄の指遊びを文章にした記憶がある。
さて、どうしようか…(゜゜)
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天国=極楽と地獄は死後の世界にあると言われているが、現実にも天国と地獄はある。
その多くは比喩表現だが、天国と地獄の両方を体験出来る現実というのは、なかなかな場所だ。
人生において幸福と不幸は、半分半分と聞いたことがある。
どちらかばかりを体験することはなく、プラスマイナスゼロで帳尻が合うように出来ているのだとか。
天国半分、地獄半分…。
こう表現すると、地獄だけ謹んでお返ししたいのだが、許されないのだろうか。
「天国と地獄」
今が地獄で、
きっと死んで土に帰ったら天国なんだろうな。
死にたくなったとき、ある曲を聞いていた
自殺したら来世はたまねぎと、タイヤ
それはやだなぁ、なんて思いながら今日も地獄で生きようと思う。
あるのなら天国に行きたい。でも、まだ生きていたい。
天国行きか、地獄行きかを決めるのは何だろう?
それはきっと自分の人生を全うして好きなことをできたかどうかだ。
お休みなさい。