『天国と地獄』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は地獄に落ちた。
生きていた時の方が、よっぽど地獄に思えた。
‐天国と地獄‐
♯54
死してなお「世」があるのなら、地獄でしょう。
/お題「天国と地獄」より
この世界に天国はありませんが、地獄はあります。
魂は、あの大きな廻り続けるものから分化し、生者の世界に生まれ、転生を繰り返したのちに、またあの大きな廻り続けるものに回収されて、個としての存在を終えます。
転生の最後の生を終えた後、あの大きな廻り続けるものに回収されないこと。俺たちはそのことを、便宜的に、地獄に落ちると表現します。
回収されなかった魂は、あの温かく大きな存在に還るという安楽を得ることなく、たったひとつの個のまま、暗く寒く湿ったところで永遠の時を過ごさないといけない、と言われています。
きっとそれは、本当に恐ろしいことなのでしょう。
けれど俺は、もし自分が地獄に落ちることが貴女の慰めや幸福のためになるのならば、喜んで俺の魂を差し出します。
貴女がきっと、そんな慰めや幸福は望まないだろうということは、分かっています。それでも俺は、貴女のためなら何でもしたいのです。それは俺だけではなく、俺たちの中の多くの者が、そう考えています。
貴女は、そんな愛を一身に受けているのですよ。
そのことは、きちんと知っておいてくださいね。
「天国と地獄」
もしも死んだ後
天国と地獄があるとしたら
私は真っ逆さまに
地獄に堕ちるだろう…
自分を大切にしてないし
人の役に立ってないし
優しくないし
まぁ、地獄に堕ちたって同じだよ
この世が地獄だからさ…
天国には天使が居て
地獄には鬼が居る
天国は洋風なイメージを持っているのに
地獄には和風なイメージを持っているらしい
今日のお題を見て、ふと、気がついた
─────── 天国と地獄 2024-05-27
俺の家には、天使みたいな姉と悪魔みたいな兄が居る、、
でも、姉が嫌い、、
天使なのに?って思ったでしょ?
なわけねぇーじゃんw
兄貴の方が一番優しい
こんな家族どう思いますか?
気を付けろ、
俺の家に来るなら、
手袋してこい、、目をつけられたら、殺されるよw
『天国と地獄』
はたして あの世はあるのか
天国と地獄は あるのか
良い行いをした人は 天国
悪い行いをした人は 地獄
ならば 天国へ行けるだろうか?
天国には ハルの大好きな 祖母が
きっといるに 違いない
俺は 夢で ハルの祖母に会ったことがある
優しい顔で 笑いかけてくれた
天国
それは欲の無い世界
地獄
それは欲で溢れる世界
天国と地獄
ねえ、君。
天国と地獄とは同じところなのかも知れないねと老人は言った。
幸せは人の心が決めるものってやつと同じだよ君。
ようは、もののとりよう。
誰もが、そこは地獄だと言ったとしても、唯一人お前がいるだけで、そこが天国だよと笑う馬鹿な奴がいる。逆に誰もが、そこは素晴らしい天国だよと言ったとしても、唯一人お前がそこに居なければ、そこは地獄だよと泣く馬鹿な奴がいる。
結局、幸せも天国も地獄も同じ場所にある
そう、それは君の心が決めるもの。
2024年5月27日
心幸
天国と地獄
天国も地獄もあるのかな?
僕は無に帰りたいよ。
死んだら天国に行く。
そう小さい時は言ってた。
けど、悪い事をしたら地獄に行くって。
本気で信じて怖がってた。
だから、いい子でいようと決めた。
今でも過ちを犯しても法は犯してない。
大丈夫だよな?
あなたは天国と地獄、信じる?
神様を信じるか、みたいな感じなのかな?
わからないけど、死んだ後のことなんて誰にもわからない。
じゃあさ、今をめいいっぱい楽しんで。
後からのお楽しみにしておこっか。
天国と地獄
休日と平日
給料と税金
定時と残業
退勤と明日
睡眠と目覚
昨日と今日
今日はまだ月曜日
オッフェンバックの天国と地獄が苦手だ。
嫌いじゃない。苦手だ。特に今。
運動会を思い出すし、なんだかすごく急かされてそわそわするし、なのに底抜けに明るい感じ。
運動会は毎年憂鬱だった。
イベントの非日常感は大好きなのだが、なにせ運動がからっきしできない。
走るも飛ぶも投げるも、ぜんぶ苦手だ。
何をしても後ろから数えるほうが早い順位になるし、チームの足を引っ張ってしまう。
学生、特に小学生なんて残酷で、誰かが足を引っ張って負けてしまったら、競技中に憐れみの目を向けられるだけでなく、味方からもじとりとした非難の目を浴びせられるのだ。
できる限り地味な種目を選んで、自分の出番が早く終わることを願うばかりだった。
ここのところ、気分が安定せず鬱屈とした毎日を過ごしている。
精神科の先生は毎回「まだゆっくり休む時期なんですよ。不安が過ぎるのを待ちましょう」なんて、当たり障りのない無責任ともとれることしか言ってくれない。
どういう過程を踏んでこの不安が過ぎるのか、何を持って不安が過ぎたというのか、それまでわたしはどのように過ごせば良いのか、そういうことが知りたいのに。
原因のわからない焦燥感に駆られながら、何を為すでもない日々の日数だけが膨らんでいく。
わたしの生活のバックミュージックに、天国と地獄が小さな音で流れ続けているみたいだ。
人の気なんて知らないで、明るい長調で。
天国に行きたい。
死んだら、天国に行きたい。
死んだ友達に会いたい。
でも、どっちに落ちるかは天間様次第。
2024 5 27 #4 天国と地獄
叶流
目をとじる、夢をみる、目をひらく。
/『天国と地獄』
天国と地獄
私がイメージする天国は、発売禁止になった事で有名になった、フランス映画の「美しき緑の星」の中に登場する地球ではない平和な星。
地獄は、湿度が高く過ごしにくい日本の夏、マウント取り、空気を読まないといけない同調圧力、お金が9割の世の中、生きづらい世の中。
誰かが行動して変わるのを待っていても変わらない、自分の意識が変わって気にならないようになるか、引っ越しするか。。
引っ越ししても自分の内側が変わらないと、どこに住んでもまた同じことで悩む事になる。
天国と地獄
自由だ!どんな時間に寝てもいい。
腹の探り合いは無くなった。
もう魔王はいない。誰も僕のことなんて知らない!
たくさんの挑戦を!たくさんの経験を!僕はする。
化かしあって苦しんだ。ペアになれない集団行動は
まさに地獄であった。伝えられないもどかしさ、
己の愚かさ、生きる希望などなかった。
しかしあの地獄があるから解き放たれた自由がある
ここは天国か。分からない。
ただ僕は生きる。
「天国と地獄」
「君の思う天国と地獄ってなんだろう?」
病室で君は僕に言った。
僕は答えられなかったが、今なら分かる。
君と一緒にいたあの時間は、天国だった。心から楽しかった。
でも君がいなくなってからは、さみしく、辛い。今は地獄だ。早く君のもとへと思いながら、空に手を伸ばす。けれど、君は僕がそうするのを許さないだろうし、望まないだろう。
以前、君は自分がいなくなっても僕が笑って過ごしてほしいと言っていた。
さみしいし、辛いけれど、笑って過ごせるようになるといい。地獄から天国へと少しずつ変わっていくかもしれない。僕は、君の事を忘れない。
この世からいなくなった大好きな人、動物達
みな天国にいったと信じている
この人生を終えた暁には
私もその場所に行きたい
みんなにまた会いたい
天国や地獄が本当に存在するかは
今の私に知る由もないから
せめて天国にいけると思える人生を
天国と地獄があるとして
そのどちらにいけるか
少なくとも地獄にいくかどうかは
自分にもわかるはず
55:天国と地獄
天国と地獄
天国と地獄は紙一重な気がする
私の思い浮かぶ天国は
宝くじ一等が当たり
好きな食べ物を好きなだけ食べ
旅行に行きたい所へ行く
欲しい物を満足するまで買い
大好きな人達へお礼の物を渡したいだけ渡す
これが私の天国であるが
宝くじ一等が当たればそれを嗅ぎつけて詐欺師が寄ってくるだろう
好きな食べ物を好きなだけ食べたら糖尿病になるだろう
旅行に行きたいだけ行ったら疲れ果てて普通を見失うだろう
欲しい物を満足するまで買うなんてエンドレスで切りが無い
大好きな人達へのお礼もほどほどにしないと相手に嫌な思いを与えるのだ
天国と地獄は紙一重である
良い事と悪い事はきっとちゃんと自分でコントロールして
操縦しないと
思い通りに良い事だけを味わえない
人は一つの出来事に対して良く考えてその場に合った行動をしないと
上手く人生は歩めないのだ
天国が良くて
地獄が悪い訳では無い
でもせっかくなら天国を味わいたいから
人はよく考えて行動をするのである
貴方は私の天国であり、地獄だった。
平凡な私なのに、ジェットコースターに乗せられたみたいに。
喩えるならメリーゴーランドとお化け屋敷。
聖と俗。
そんな貴方に揺さぶられているうちに私は身体の芯がしっかり定まっていく様に感じている。
もしかしたら、貴方もそうなのかもしれない。
大人になりそこねたふたりはいつも遊園地で終わりのない夢をみている。