『大空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
真っ青な空に、ハラハラと白い雪が落ちて来る。
愛犬と散歩しながら、なごり雪かなぁ〜と手の平に受け止める。愛犬は何が落ちたのか見たい様子。ごめんね、溶けちゃった。大空を仰ぎ見て、春を待つ!
「行事」
コートのポケットに手を突っ込み、街中を練り歩く。
この季節になってくると嫌でも空耳としてベルの音が聞こえてくる。
クリスマスツリーが飾られたり、イベントの告知がされたりと、彩りが増えている。
元はイエス・キリストの誕生を記念する行事だったものが、今は世界中に広がったイベントとなっている。
たかがイベントごときで何故こうも盛り上がれるのだろうか。
小さい頃はケーキだのプレゼントだのと楽しんでいたが、今じゃくだらないものとしか思えなくなってしまって。
捻くれてしまったものだな。
人気のないところで空を見上げれば、澄んだ綺麗な大空が。
クリスマス、上司や先輩たちは家族や恋人と過ごすのだろうか。
自分はといえば一人暮らしだから家族はいないし当然恋人なんているわけがない。
他人と自分を重ねてみると孤独が故に少し寂しさも感じる気はするが、気のせいということにしよう。
どうせ今年もクリスマスは仕事だ。
有給取って一人寂しく家にいるよりかは職場にいた方が幾らかは寂しさも減るだろう、だなんて。
そんなことを考えてるようじゃ寂しさは紛らわせないな。
年末、帰省でもしようかな。
寂しさ、ベルの音、大空
※創作
夜空を見るとなぜなんだろう
寂しくも嬉しくも思えたりするの
きっとあれかなぁ 人ってやつはさ
無限の空の中 自分の心を見るのかなぁ
#大空
大好きだ
ずっと変わり続ける
この空が
同じ空の景色
なんて見たことがない
ときには綺麗な化粧を纏って
ときには悪魔のような顔をみせ
ときには大地を豊かにし
ときには命を奪う
愛好も憎悪も
この大空から感じる
そのくらい力強い存在なのだ
“空”というものは。
お題 「大空」
注意
この物語はフィクションです。
実際の人物や団体とは関係ありません。
物語 ▼
ぼく、おおきくなったらいつか、おそらにいきたい。
おじさんがいつてた.ままとぱぱはおそらにいるんたよつて
おそらにいったら、もくもくしててふわふわのくもをたべるの
それで、ままとぱぱにあってぎゆーしてもらって、
なでなでされるの!
子供の頃に書いた手紙。
母上殿、父上殿、僕は今、パイロットです。
僕は、今、大空に居ます。
まだ、雲を食べることもできていないし、父上と母上に会うことすら出来ていない僕。
あぁ、親不孝者ですね。
少しだけ、待っていてください。
僕の子供が大きくなって、妻と一緒に老いていって、
行く日がきたら、会いに行きます。
それまで、もう少しだけ____。
青々しい大空に吸い込まれそうになりながら、手紙を読み返した。
ーーあとがき。
「ままとぱぱはおそらにいるんだよ。」
そんな言葉を聞いて書いた子供の手紙が、今にまで繋がっていれる。
大人になって、辛い事実が分かるでしょう。
雲は食べれない。おとうさんとあかあさんは、死んでしまってもう会えない。
それでも、大空に夢を選んだ者の物語。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
12月も後半、今年を楽しんで過ごしてください。
ーー
うわああ…!!
空が…大きい…!
ショウヤ…ショウヤ見てるか?天国から見てくれているか?
お前の夢だった、鳥人間コンテスト
俺、今、出ているよ 飛んでるよ
お前が逝っちまってから、俺、ずっと努力してきた! がんばってきた!
お前の代わりに、空を飛ぶために。
おっと、感傷に浸っちゃダメだな。
ボヤボヤしてられないぞ!
このまま高度安定! 向こう岸を目指すぞっ!!
お題:大空
大空見上げてため息一つ
今日こそ星空見たかったのにね
電線で区切られた空が私の大空
誰がなんて言おうとこれが大空
大空の下をトコトコ歩く
目的地のない散歩は楽しい
浮かれた街と浮かれた人々
大空見下ろす年末の日々
月が輝く夜の大空
君と二人で月見酒
ビルの屋上抱き合う二人
大空以外は誰も知らない
#大空
今にも泣きだしそうな
キミの足下に
見えない影が寄り添っている
頑張ってきたよね
不器用なりに泣き言も言わずに…
誰かがそんな言葉を
かけてくれるのを心のどこかで
待っている
鈍色の空には
やがて私を照らしてくれる
優しい光が隠れてる
大空の下 独りじゃないんだと
大空
空から見たら、太陽光パネルに取って代わられた山林地帯がたくさんあるんだろうな。
いや、平地ですらそうなってるかもわからない。
環境にいいからって、環境壊す理由がわからない。
…---…
なんて、私にしては真っ当な事を言ってしまった。
本日久しぶりにジムへ。
行けば『来てよかった』とか思うのに行くまでのおっくうなことったら。
いいわ、また行こう。
end
『大空』
雲に覆われた大空から、はらりと雪が舞い落ちた。
柔く手に乗ったそれは静かに溶けて、小さな水溜まりだけを残す。
隣の君が、わぁ、なんて小さく歓声をあげた。
「ホワイトクリスマスだ」
瞬く間に勢いを増した雪が一面を白に染め上げた。
イルミネーションの光がやけに輝いて見える。
「そうだね。綺麗」
君と見れてよかった、なんて言葉はまだ言えないままだ。
「でもちょっと寒いね」
言葉とは裏腹に嬉しさを満面に湛えた君が柔らかく笑った。
「じゃあ、手、繋ごうよ」
精一杯の勇気を振り絞って君を手を差し出す。
みるみるうちに頬を紅く染めた君が、うん、なんて頷いて、僕の手に君の手を重ねた。
バックナンバーさんのヒロインを意識して書きました。
転びそうになるシーンがどうしても書けなくてこうなっております。
昨日で♡1000到達しました!
ありがとうございます!!
これからも楽しんで書くのでよろしくお願いします!
空が高くて、どこまでも青い。
そんな空を眺めていると不思議と心が落ち着いて、悩みが軽くなった気がする。
どんだけ気持ちが沈んでても空を見て「まぁいいか」て気持ちになるの。
大空
昨日の夜は星が見れた
葉が落ち
道を賑やかす
空は晴れ
夜には星が示してる
月はなく
街灯に人の影
微かに香る生活の匂い
歩いては見上げて
歩いては見下ろす
何度見ても空の大きさは変わらない
変わっていくのは移っていく見る隙間
大きな空は小さな空と同じ空
スカイブルーに白で雲を描く。
薄く黄色で光を差し、鳥を遊ばせたりして。
空が好きだ。
雄大な空、その色が大好きだ。
だから仕事でヘリに乗る時、緊張感を持っている時だけれど緊張したままだとダメだからリラックスって必要なんだ。
俺はリラックスする時にこの空を見るようにしている。
透き通る青空、雲ひとつの無い空、曇天の空、雨の空。風の日は俺達が危険だから無理だけれど。
でも、どんな空も広大。
その広さに息を飲むんだ。
俺の恋人はそれとは違う意味で空色が好きみたい。でも、同じ色が好きだと言うのをきっかけに、仲良くなったから……今の俺にはちょっと特別な思い入れがあったりする。
だから今、救助でヘリに乗る時。空を見つめると彼女も思い出すからよりリラックスできるようになった。
俺の大好きな広大で愛しい空。
おわり
二一九、大空
『大空』
引きこもってどのくらい経っただろうか。
自分の部屋だけが生きていても良いと思えた場所だった。
学生の時はこんなこと無かった。友達もいて、勉強は難しかったけどつまづく事なんてなかった。
社会人になってからだと思う。
ミスをすれば怒鳴られた。親でも身内でもない、赤の他人に怒鳴られるというのはなかなかくる物がある。
毎日止まらない脂汗、手の震え、動悸。
眠れなくて生きているのが嫌になるくらい。
そうしてやっと悪夢のような場所を辞めたのに、身体は部屋から出るのを拒否した。
昼間は全然眠れなくて、夜になってようやく落ち着く。暗いのがちょうど良いのかもしれない。
ある日、自分の部屋をノックする音がした。
寝ていた俺はぼんやりと時計を見る。針は13時を差していた。
昼間に親が来ることはあまり無い。いつも夕方くらいだ。
じゃあ一体誰が…?と思っていると声が聞こえた。
「久しぶり、覚えてる?」
聞き覚えのある声だった。
学生時代、仲の良かった友人だ。
「……あき、ら?」
「うん、あきら。覚えててくれてありがとうな、たつき」
親以外の人が呼ぶ自分の名前。
それがとても心地よくて涙が溢れた。
「開けてもいい?」
「あっ……汚いから、あんまり……」
「……じゃあさ、たつき。出てこれる?」
「え……」
この部屋から?
生きていて良い、この部屋から?
出来るのだろうか、自分は。
「今日さ、凄く良い天気なんだ。雲ひとつない青空。なんか無性にたつきと見たくなったんだ。久しぶりに帰ってきたら……おばさんに色々聞いたよ」
「……」
なんて言われるのかな。
情けないって言われるのかな。
「そんなとこ、辞めて正解!」
「……えっ?」
「そんなんされたら心も身体も壊れるに決まってんじゃん。たつき、頑張りすぎ。頼れって昔言っただろ?」
「責めないの……?」
「責める要素がどこにある?ちゃんと評価してくれないようなところ、働いている意味がない」
「でも……迷惑かけたし……」
「迷惑なんて誰も思っていないよ。おばさんたちもね」
「……」
「少しでいいからさ、久しぶりに一緒に空見ようぜ」
自分の手がドアノブを回していたのに気付いたのは、ドアの向こうにいたあきらと目があった時だった。
大人になったけれど面影のあるあきらと、隣で小さく「ありがとう」と言ってくれる母がいた。
どうやら、生きていても良い場所が増えたようだ。
□
「たつき、そっちはどうよ?」
「うん、最近は明るい時にも外に出られるようになったんだ」
「良かったじゃん!」
「今も散歩してるけど、良い天気だよ」
鮮やかな水色が広がる大空が目の前に広がっている。
あの部屋から見るよりも、こうして見ると本当に広いと思ってしまう。
確かにあの時はあの部屋が自分の世界だったけれど、こうして広げてもらった世界を少しだけ、大事にしようと思った。
お題『大空』
大空って、「空」と何か違うのだろうか…と思って、お題を調べてみた。
広々とした空や、そういう様という意味の他に、いい加減、頼りないという意味合いが含まれているらしい。
おそらく、空の中に雲が少ない、いわゆる、快晴に近い空のことなのだろう。
確かに、雲のない空は自然に意識が吸い込まれていく気がする。時間を忘れて、私を忘れて、どこでもなく、ただじっと見つめてしまう。雲がある時は、泡立つ波みたいとか、セーターみたいな模様だとか、あの向こうにお城がありそうだとか、そんなことを考える。そう、考えてしまうのだ。
本当に無心になれる空の模様は、無地の澄み渡る空なのかもしれない。
大空を眺めていると悩みが吸い込まれていく感覚がある。
悩みが消えても尚、眺めていると自分まで吸い込まれてしまいそうな恐怖感に変わる。
じっ……と見られているような。
雲がない分、より鮮明に"何か"がこちらをみているようなそんな気配。
【大空】
瞳を青に満たすれば
雨にうたれ 雪に埋まれど
歩の裏に地の盤石あり
まさにこの心地 是空なり
大空は広くて青くて、儚きもの
それを飛び立つ鳥の様に、自由になりたい。
自由なって幸せに死にたい。ただそれがうちの夢
人によってはちっぽけかも知れないけど、うちはただそれを見て掴みとるだけ。
ただ奇跡を掴みとるだけだ。
例えそれが奇跡がおとぎ話だとしても、掴みとる。いつか絶対掴む
そう、「翼をください」だ。副教科の内容などろくに覚えない僕の記憶にある唯一の合唱曲。記憶にある、とは言っても、歌詞なんぞまともに覚えていない。
「この大空に翼を広げ、飛んで行きたいよ」だったっけ。「この」だか「あの」だか迷う点ではある。小学校で歌ったかと思えば中学校でも歌って、、、まあ流石に高校では歌わんでいいよな……?ここまで歌わされるとそりゃ覚えるわ。この歌では「大空」というのが「悲しみのない自由な空」と表現される(間違ってたらすみません)。悲しみのない自由な空?やっぱり何か違和感があるんだよなあ。僕の記憶違いか、作者には何らかの思惑があったのか。
空には悲しみがない。空は自由。やっぱり釈然としない。誰か詳しい人、教えてください。僕もyahooで調べるので……。