『大好きな君に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大好きな君に花束を贈りたい。
けれど、小心者の私は背に花束を隠したまま何もできずにいる。
枯らしたのは10個以上。
いつになったら、渡せるようになるのだろう。
あーあ、今日も渡しそびれた。
君はずっと待ってくれているのにね。
意気地なしで、ごめんなさい。
明日こそ、ちゃんと。
今はもう泡沫みたいな記憶。
俺が漢を本気で好きになったのは約20年前。その前から、20歳過ぎて地元のゲイバー通っていたりはしていたけど、コトが終わっても虚しい一方だった・・・。
(みんなやっぱ外見求めたりばっか、あと外見ばかりの奴ら。マウントとる奴らばっか。結局酒絡み)
そんな中、名古屋に事務所がある派遣会社に入り、三重のいなべ郡(今は市だったっけ?)、桑名の隣?、の自動車部品工場に出向。勤務は週替り2交代制で、1日約10時間ほど。キツかったけど、年配の先輩方や同僚が気遣いしてくれたので、割と楽しかった。
そこで、歳1個上の同郷沖縄の先輩と出会った。歳が近かったからかな?会社の寮は同じ部屋に。俺は、自分がゲイだとは世間にバレずにと生きていた。でも・・・その先輩が、俺の真髄というか、生きる上で最も忘れられない人になった。
職場工場内で、つまらない事で俺のせいで言い争った事がある。俺は・・・その晩、アサヒのドライを持って謝りに(今思えばチープ)。でも、彼は何事も無かったかの様に「良いよ、大丈夫、気にするなって」の様な返事。(大人の漢ってこんなんなんだ?)と、感激というか、その先輩に家族?感を覚えた。
結局そこの工場も2ヶ月位で終了。他の名古屋のある食品会社の工場に行くことになる。
でも、今でも忘れられないのは、その先輩が酔ってかな?「一緒に寝ようぜ」と言って、俺をハグして押し倒してそのままお互い爆睡してしまったこと。先輩は俺に気心を許してくれていたのだなと。
様々な経緯を経て今がある俺だけど・・・ありがとう先輩。この先もずっと忘れません。
いつも自分よりも他人を優先する君は
とても強いです。
いつも優しい君が他人の我慢を肩代わりしていることを僕は知っています。
怒りや不満を溜め込んで、どれだけ疲れていても。
自分自身よりも他人の手を取る君のことを僕は知っています。
君は「大丈夫」と言うけれど。
本当は辛くて、逃げ出したいと思っていること。
僕だけは知っています。
この世界では真面目さや優しさは、不利に働いてしまうから。
君が他人に尽くすことを狡く使う人もいるものだから、僕は君の代わりに怒ります。
自分が優しく出来ないからと、君を「偽善者」と言った人もいましたよね。
その日ばかりは君は「悔しい」と大粒の涙を流していたのを覚えています。
「人を恨み生き続けるなんて、いけないことなのかな」と
そんな日ですら、君は自分を犠牲にしました。
酷いことを言われた人を嫌ってもいい。
もう話したくないし、会いたくもない。
連絡を絶ってしまってもいい。
恨んだっていい。
君を大切にしない人間のことなんか、君の人生の時間を使って思わないでください。
少しでも君が君らしくいられる時間を僕は守りたいと思っています。
「大好きな君へ」
伝えたくて
伝えたくなくて
忘れてほしくて
泣きたくなるんだ
でも、やっぱり
覚えていて
忘れないで
そばにいて
離れないで
愛していて
大好きなあなた
自分に向けてくれる笑顔が好き
一緒に過ごしてくれるところが好き
自分と同じだけの愛を持ってくれるのが好き
どんなあなたも大好き
私の中で、トプトプと貯まっていく
溢れんばかりの、愛情を
言葉で、行動で伝えるよ。
---二作目---
君と過ごす時間が、早く感じるのも
一人の時に、喪失感を感じるのも
全て全て、君を好きになってしまったからで。
この言葉を、君に届けたい。
「大好きだよ」と
#大好きな君に
230作目
大好きな君にこんな姿を見られたくない
大好きな君にこの気持ちを知られたくない
大好きな君だからこそ、大切なの
でもね、
もうダメだ、
もう君のこと愛してないみたい
愛せないみたい、笑
大好きな君に
【大好きな君に】
大好きな君に
僕は君を幸せにできるか分かりません
ただ僕は君といると幸せです
大好きだよ
大好きだよ
大好きだよ
この大好きな気持ちが
腹ペコのきみの
美味しいおやつになったり
震えるきみの
ブランケットになったり
暗闇を歩くきみの
足もとを照らす光になったり
きみがよろこぶ何かに
なったらいいのにな
「大好きな君に」
#351
大好きな君に忘れ去られてしまうぐらいならとことん嫌われても記憶に残りたいなんて罪でもおかしそうな思考を理性という箱に入れて鍵を掛ける。そんな思考が一瞬でも浮かんだ自分が許せなくて、潔癖な振る舞いをしたがる偽善の仮面を被って素知らぬ顔ですれ違う。そんな思いを抱える自分ばかり見て相手を見ないくせに本当に好きだなんて自分でも信じられない。真っ当な思いだけで生きていきたかったと真っ当だなんて信じがたいような感情を抱えて生きていく。君を通して自分を眺めて君には知られないままこの自己愛で窒息する。
「大好きな君に」
もう 距離置くのも
あなたのこと考えるのも
辛くて、少し疲れた。
会いたいよ。
と、伝えてもいいかな。
大好きな君に
伝えたいことがある
あはは、冗談じゃないよ
もう、終わりにしたいんだ
――――記憶を消去します
あぁ、タイムリミットは近づいてる
…この世界はおかしい
いつか終わりが来て
すぐに始まりが来る
それを繰り返す
誰の仕業かは知らないが、悔しいことだ
君が来世も僕と仲良くしてくれることを願うばかりだよ
大好きな君に大好きと伝えたいけどできない
このもどかしさを溶かしたい
心の中の叫びが
君の耳に届けばいい
大好きな君に
黒いポメラニアンを飼ってた
真っ黒で小熊のようだったので安易に
玖真と名付けた
人間が大好きで、散歩に行くと
誰かれかまわず、尻尾をふりながら
飛びついてた
でも一人にすることが多かった
十歳で心不全、玖真は幸せだったのだろうか
亡くなったとき、ある人が言ってくれた
「素敵な飼い主に看取られて安心して旅立った玖真はきっとMちゃんを見守ってくれているはず」
そばにいてくれてる気がする
大好きな玖真へ
息子になってくれてありがとう
また一緒にお散歩できるって
信じてるからね
いつも、いつも、甘くて優しくて、それから少し苦かった
大好きな君に『大好き』と言えない。
「ねぇ、今日のテストどうだった?」
「うーん、まぁまぁかな。貴方は?」
「それがさ、ギリギリまで覚えた単語、思い出せなくてさ。あんまりよくないかも」
「そっか。災難だね」
いつも通り、二人で家に帰りながら、今日あったことを話す。
ついでに、あの言葉がポロッと私の口から出てこないかな。
「じゃ、私こっちだから」
「あ……うん。またね」
分かれ道。ここが、1番嫌い。
また貴方に言えなかった。大好きって。
Theme.大好きな君に
退院おめでとうぉぅぅぅ!!!!!
がんばろーね!
大好き!
...そんな顔もするんだ、
初めて見た。
あ、やっぱり目を逸らした
難しい人。
こんなんでときめいている私もやばいかも、
「大好きな君に」
また気持ちが振り回される。
「世界で一番にしてくれるなら、ずっと大好きでいてあげる」
そう言って、君に呪いをかけた。
君の最優先は、私。そうでなくなれば、私は去る。
そういう呪い。
ああ、私は昔から魔女と呼ばれてたよ。
大好きな君に幸せになってもらいたい。君は不器用だけど、落ち込む時もあるけど、失敗もするけど、何度も転ぶけど、何度も起き上がろうとする。そんな君が大好きだ。だって君は自分自身なんだから。