『大好きな君に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大好きな君に、さよならをしよう。
そして
ありがとうと贈ろう。
君には、幸せが似合うから
君には、笑顔が似合うから
君の隣に
僕は、不必須だから
笑顔でバイバイ。
大好きな君に
ねぇねぇ、届いてる?
大好きな君に伝えたいこの気持ち
伝えたいこと沢山あるの
君のことが好きだから、とっても幸せなの
何気ない日常ですら色づいたように見えている
君に出逢えたから知ったこと沢山あるよ
君のおかげでたくさん変わったよ
ありがとう
君に大好きを伝えたいし
君も同じ想いだったらって思う
でも、何よりも1番は
大好きな君が笑顔で
幸せでありますように
って願ってる
大好きな君に
直接声が聞けなくても、
直接あなたの顔を見れなくても…
それでも大好きな君に沢山の愛を贈るね。
叶う事のない片想い、それでもいいの。
ううん、それでいいの、
私たちを寂しくさせないように、
君達は画面を通して
私たちに会いにきてくれるから。
そんな些細な事でも幸せだと言えるよ、
大好きな君を今日も想ってる、だいすきっ…
大好きな君に
君を知ったのはいつからだっけ
何となく気になって見ていたらいつの間にか
君の笑顔が 横顔が
笑い声も 動きも 驚いた顔も 変顔だって
大切で 守りたくて
皆んなに素敵だよって自慢したいのに 独り占めしたくて
こんなにも大きな存在になっていたなんて
自分でもびっくりします
なんでもない日常を彩り
明日も明後日も 希望をくれる君を
これからもずっと応援するし 守りたいです
だから 君が僕を見てくれなくても 知らなくても関係ない
この気持ちは変わりません
それだけは知っていてください 覚えていてください
疲れたよ。
ごめんね、大好きだった。
あなたのその全てが。
だから、被って。私の罪を。
私に泣き縋って。その罪で。
嘘は真実を作れるの。
--《大好きな君に》
拝啓、大好きな貴方へ。貴方は、いつか死んでしまうだろう。私よりずっと長く生きた貴方は、私よりもずっと先に。だけどどうか、もう少しだけ。もう少しだけでいいから。私にその笑顔を、見せてはくれないだろうか。
会えたら、たまには、
好きって、伝えたいな。
#__大好きな君に__
テーマ『大好きな君に』
私はずっと、君が大嫌いだった。
全然、私の理想通りの君じゃないんだもん。
他の子みたいに運動ができるわけでもない。スタイルが良いわけでもない。特別に何かが得意っていうことでもなくて、ただそこらへんにいる一人の人間。
そんな君のことが、私は心の底から大大大嫌いだった。
もっと、誰かに愛されるような人間だったら良かった。
もっと器量がよくて、可愛くて、みんなにキャーキャー言われるような。
そんなキラキラした子だったら良かったのに。
なのに、君はそうなってくれなかった。ただ私のそばに立っていて、ずっと私のことを見つめて、ただ静かに首を振っているだけ。
……ホント、訳わかんない。黙ってたって、何もわからないのに。
もっと喋れよ。私が君を否定したら、「嫌だ」とか「うるさい」とか、抵抗してみろよ。
私は何度も何度も君を突き飛ばした。殴ったり、蹴ったりして、たくさんたくさん君を傷つけた。
それでも君は、ただ黙って首を横に振った。そして、何でもないふうにこう言うんだ。
『あなたの本当の気持ちは、それじゃないでしょう?』
──なんでだろう。君のその言葉に、私の目から涙が溢れ出た。
胸が痛い。君のことを傷つけてもなにも感じなかった胸が、今更になってズキズキと痛みだす。
本当の気持ちって、なんだよ。ただ黙ってるだけのくせして、知ったかぶりするんじゃねぇよ!
叫んでも、胸にぽっかりと空いた虚しさが消えない。
また、いつもみたいに殴りたくなった。けれど、右手がちっともいうことを聞いてくれない。
『いくら痛めつけても、あなたが望むものは得られないよ』
そう語りかける君の悲しい視線が、私の心を覗き込んでくる。
『さあ、言葉に出して。あなたが本当に欲しかったものはなに?』
「そんなの、分かんないよ」
うつむく私に、君は追い打ちをかけるように言葉を重ねた。
『いいや、あなたはもう分かってる。どうして、キラキラしてなきゃいけなかったの。どうして、誰かに称賛されなきゃいけなかったの』
「そんなの、優秀な方がいいに決まってるからじゃない」
『優秀だと、なんでいいの』
「それは、常識的に考えたらそうなるじゃない」
『それならどうして、あなたはワタシをそんなに傷つけたがるの』
「それはッ……あんたが、私の望むようにならないからでしょ!?」
今度こそ右手を振り上げた。しかし、あっけなく受け止められてしまう。思えばこれが、君が私にした初めての抵抗だった。
『違う。あなたは、愛されたかったんだ。自分のすべてを否定して、本来の自分を捻じ曲げてでも。君は、君の親や周囲の人間に愛されたかったんだよ』
その言葉を聞いて、私の全身からぱたりと力が抜けた。
崩れ落ちた私を抱きとめる君は、これまで見たことのないくらい優しい表情を浮かべている。
「……なんで、そんなに優しい表情でいられるの。私はこれまで、散々君を傷つけてきたのに」
『嫌いになんてなれるわけないよ。……だって、ワタシはあなたが生まれた瞬間から、あなたのことが大大大好きなんだもの』
私を抱きしめる君の腕は温かくて、なんだかとても安心する。
乾いていた涙がまた、ぽつりぽつりと頬を伝って流れ落ちた。
「……私、なんの取り柄もないんだよ」
『そんなことはない。あなたが生きていてくれるだけで、ワタシはとても嬉しいんだ』
「頭だってそんなによくないし、他の人より仕事だって遅い」
『人それぞれのテンポがあるんだ。あなたはあなたのペースで、精一杯生きていけばいいじゃない』
「いい成績を取ったり、リーダーの役割にならないと……私の両親は、私を褒めてくれなかった!」
まさか、ここで親への不満が出てくるとは思わなかった。
私の両親はお金に不自由しないように養ってくれて、毎日生活のこともやってくれて、感謝している。……そんなお父さんとお母さんのことを悪く言うなんて、私はなんて親不孝なんだろう。
叱られると思って、私は思わず首をすくめた。
『そうだね、辛かったよね。……これからは、ワタシだけが知ってるあなたのいいところ、たくさん褒めてあげるからね』
君は、そう言って私の頭を優しく撫でてくれる。
「……なんで。私のこと、叱らないの?」
『どんなことであれ、あなたが感じたことをワタシは否定したりしないよ。親への感謝もある。けれど、もっと褒めてもらいたかったっていう不満もある。それでいいんだよ。親に褒めてもらえなかったぶん、これからたくさん褒めてあげようね』
よく見ると、君の腕や頬、体中は酷く傷だらけになっている。
その全てが自分のせいだと気づいたとき、私の胸の中で重い罪悪感が膨らんでいった。
「……たくさん乱暴して、酷いこと言って、傷つけて。……ごめんなさい」
『大丈夫だよ。あなただって苦しかったよね。よく耐えたよね。えらい、えらい──』
急激に眠気が襲ってきて、私は心地よいまどろみの中に落ちていく。
『いつだってワタシは、あなたの味方だからね』
最後に聞こえた君の声は、私の胸にいつまでも響いていた。
──小鳥の鳴き声が聞こえる。カーテンを開け、私は窓に降りそそぐ陽の光を全身に浴びた。
いつも気だるい朝なのに、今日は珍しく寝起きがいい。
夢の内容はあまり覚えていないが、なんとなく体の奥底から力がみなぎってくる気がした。
「……おはよう、わたし」
鏡に映った自分の姿に、私はにこりと微笑みかけた。
大好きな君の彼氏になってみたい。
君に僕のギターを聞いて欲しい。
きっと、幸せなんだろうな。
でも、僕は何が幸せか分からないから本を買ったよ。
トルストイの幸福論。
でも、もし君の彼氏になったら、いらない本になる。
告白をしようと思ってしばらくになる。
大好きな君に振られてもいい。
でも、大好きな君を困らせたくないし、悩ませなくないし、気を使わせたくない。
だから、また告白出来ない。
大好きな君に
言うよ。
だーいすきっ!!
大好きな君に
君に無償の愛を与えてきた
当たり前に愛を与えてきた
でもね
やっぱり、ありがとうって
言われたいときがあるんだ
そしたらね
これからも、頑張れるから
君に、ラブ注入
私にパワー注入
大好きな君に伝えたいことがあった。
ずーっと溜め込んできたこの気持ち。
伝えちゃいけないと思っていたこの気持ち。
今なら受け取ってくれるかな?
ねぇ、私。
あなたの恋人、殺したの。
大好きな君に会えないので、好きのスイッチを切ることにした。そうすれば嫉妬や自分が蔑ろにされているみじめさ、何より募る思いに苦しまずに済むからだ。
好きのスイッチを切る。
毎日が平坦になり、穏やかな心で過ごすことができる。
人は私のことを冷たいという。それでいい。本当は好きだなんて誰にも知られたくない。自分でも知らない方がいい。
大好き、と言ってくれた。
大好きなその君に、たくさんの愛をくれたね。
心がフワフワした気分だったよ。
嬉しかったよ。
うまく愛を返せなくてごめんね。
もう合わない君へ。
元気でいてください。
「大好きな君に」
大好きな君に
拝啓 大好きな君へ
君と会えなくなってから、どれくらい時間が過ぎたのかな。私は今でも君のことを思い出します。
一番頻度が多いのは、君に似てる子を見かけた時。君ってば美人さんだから、その度に「君の方が可愛かった!」って周りの人に自慢して、私は可哀想な子でも見ているような顔をされてしまう。事実君の方が可愛いので、私はとっても遺憾です。
全力で遊んでる子を見かけた時も、思い出すよ。君は私よりお姉ちゃんだったけど、好きなものを前にすると、周りが見えなくなっていたよね。比喩じゃなく引きづり回された思い出は、今でも良い笑い話になっています。
そうそう、仲のいい家族を見かけても、君のことを思い出すよ。小学校の初登校の日、写真が嫌で泣いてた私に寄り添ってくれたよね。君は私のお姉ちゃんで、おばあちゃんだった。初登校の日のことは、私の恥ずかしい話として、やっぱり今でも笑い話になっています。
拝啓、大好きな君へ。君のことはよく思い出していたけど、君に話しかけるのは随分と久しぶりです。こうも久しぶりだと、話したいことが多すぎて、言葉にできなくなってしまう。個人的には、そそぎたてのソーダ泡みたいだなって思います。口にする前に弾けて消えるところとか、そっくりでしょう?
拝啓、大好きな君に。いい機会だと思ったので、手紙を書いているんです。可愛くて、食いしん坊で、ちゃっかりしていて、優しい君に。少しそそっかしくても、すごくいい子な君だったので、もう、全く違う君になっているかもしれませんね。
穏やかな小麦色の体も、ふさふさした尻尾も、くるくる動く大きな身体も大好きだったけど、いま君が幸せなら、見た目なんてどうでもいいかなって思います。どうか、幸せでいてください。
君の最後の家族の末娘より
P.S.
今回の手紙で、話しかけるのって大事だなーと感じたので、また手紙を送るかもしれません。次はもう少し伝えたいことをまとめておこうと思います。楽しみにしてください。
今日大好きな君に、伝えたい。
明日は大嫌いな君になるかもしれないから。
私の中には、何人かの人格が住み着いている。
解離性同一症と言われる、多重人格障害の持ち主。
今日は本体の私だけど、明日も君のことを大好きな私とは限らない。
もしかしたら、私のことを嫌いな私が、自分自身を殺そうとして、この世から消えてしまうかもしれない。
もしかしたら、もう一生私が戻ってこれないかもしれない。
もしかしたら、君のことが憎たらしくて手にかけてしまう私がでてくるかもしれない。
いつかくるかもしれない、もしかしたらを考えていても仕方がない。
今、私が私でいる間にやらなければいけないことは、一つだけ明確にわかっている。
大好きな君に、大好き、と伝えること。
言わないで後悔するより、見えない不安と戦ったりするより、今できることを今しよう。
「大好きなんだ、君のこと」
【大好きな君に】
ありきたりな言葉だけど
君と出逢えて幸せだった
大好きな君にありがとう
あの曲、大好き
このスイーツ、大好き
その漫画、大好き
どの大好きも、たやすく言うことができるのに
君への大好きは、どうして口に出せないの
大好きな君にプレゼントするのは、
入念に選んだ商品とあたしの時間。
愛をお金で計算してるって、本当?
犬好きな君にプレゼントするのは、
人気の首輪と映えるドッグフード。
実家暮らしだから、使いにくいかな?
デブ好きな君にプレゼントするのは、
肉寿司食べ放題のチケット。
もしかしたら、細くて綺麗な子ばっかりかも。
空好きな君には、あたしの真横をあげる。
あたしのこと好きじゃなくても、
晴れた日ならあたしの隣にいてくれる?
あたしの愛が時給になる人探してるけど、
どこも人手不足なのは本当みたいね?
『大好きな君に』
笑っていてほしかった
たとえ傍には居られなくても
君が笑って過ごせるなら
それが
僕の生きた意味になるのでしょう
風が綻ぶ花に囁いて
きらめく水面を撫でた
また会えるから
会えるから