『大切なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『大切なもの』
子供の時に
祖父からもらった小さな小さなアメジスト
泣く自分に
祖母がくれた和紙を貼った万華鏡
不貞腐れた自分に
母がくれた少し古びたオルゴール
大人になりかけている自分に
父親がくれたシルバーの懐中時計
何よりもそばにいてくれる
家族の存在
それがあるから
僕は今日も
しっかりした足で立っていられるのだ
今も昔も
守ろうとして離れている
守るためには離れなきゃいけない気がして
私がいるとダメな気がして
大切だから、大好きだから、って自分に言い聞かせて
未練がましく
でも自分が決めたって身勝手なルールに縛られて
動けなくなる
誰に決められたわけでも、誰かに言われたわけでもないのに
だから
好きがわからなくなる
好きがなくなる
好きを遠ざける
好きになったら手を伸ばせなくなるから
いつか手放すことがよぎるから
いつかいなくなることを想像しちゃうから
一番の座は固定して
過去や絶対無理が鎮座することで安心する
大切なものを手にする覚悟が私には足りない
気づけたから
私は「手にしたまま守る覚悟と術」を得る
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大切だと思うものは人それぞれ
違う。
自分が大切だと思うものを貶されたら
嫌な気持ちになるはず。
だから、ほかの人の大切なものも貶さない。
大切なもの
部屋着のケープの中は
きっと温かい
額を撫でられるのが好きな
我家のネコは
座った私のひざに
鳴きながら登る
私がネコを包む
ケープが私を包む
どちらがどちらを
包んでいるのか
渾然一体
あたたかい
ゆらゆらと
ネコのしっぽが
先の方だけ揺れている
大きなゴーレムを把握できなかった。
小さな衛兵の影を落とすのにいっぱいだったからだ。
風圧と共に巨大な手が伸びてくる。見た目通りに物理攻撃だ。
避けるのでは間に合わない。避けても周りの術師から集中攻撃を食らう。
「2人とも動くな!」
翼兵2人とも防衛本能よりも命令を優先し身体を硬直させた。
小さな2人の前に跳んで、いくつもの防御壁を作ってそのまま受け止める。
一瞬止められるような反動があったが、長くは持たない。ビシッっと嫌な音がする。
左舷を任せていた騎馬兵であるヨーテ、オーガ風の鎧兵ドリアンが割って入ってきたのを見て、防御壁を反射させて落ちた。2人を抱えて。
一瞬、記憶がとんでいたらしい。
「リーダー!リーダー!死んだら嫌だ!」
翼兵の一人が胸の上でおうおうと泣いていた。なんだか息苦しいと思ったらこれか…。
「僕たちは代わりが居ます、もうやめて」
お決まりのプログラムされたセリフが出てくる。
「いつもそういうね…」
動く方の手で、ボサボサの頭を撫でる。まだ小学2年とか、そんな小ささだ。
表情は悔しげで、大事にしていたものを壊された男の子なんだけどね。
女の子の方も無事だ。言葉はもともと喋れないが、瞳に悲しそうな光が浮かんでいる。
「お前も無事ね」
こくんと小さな顎が揺れた。
そして大泣きしている失敗作。感情を出して止まらない男の子のほうを抱きしめる。
「お前のかわりも居ないんだよ。もう製造も止まってるNo.9。お前以外は全部処分された」
「知ってる…」
「そうね」
何度も何度も聞かせた話だ。
お前たちが居なければどうやって立てっていうの。
「頭は動く」
首も異常なし。足首も大丈夫。
「行くよ」
掛け声で2人の目が戦闘体系に変わる。
掛け声をかけたら、2人は応戦している仲間めがけてすっ飛んでいった。
そして私も後ろから援護する。何年も変わらない、ずっとこれからも。失うわけには行かないからね。
「お前も代わりは効かないからね」
「存じております」
私を抱いて受け止めていた兵に言う。こちらの青年とも長い付き合いだ。
回復師呼びますか、と言われたけど断る。
「お前も居なきゃ私は生きていけないんだよ。肝に銘じときなよ」
「光栄です。僕も貴方がいなきゃ死にますよ」
最後の方は茶化して終わらせた。お互いよく性格を知ってるからね。
大切なもの
これはあれですね、小さな胸の奥にしまった…
誰でも一度だけ経験するのよ、誘惑の甘い罠!
失ってはいけないポジティブ精神
前方不注意オールオッケーな前向きさ
「は? まさかの0点!?」
「当然の0点」
「伸び代しかねぇな!」
新学期一発目のテストで起動力爆上がり
#大切なもの
【大切なもの】
辛いことを経験してきた人ほど、
生きているありがたみを分かっている人ほど、
目に見えない本当の「大切なもの」を分かっている
題に沿ったモノがなかなか思い浮かばなかった。
安っぽい物語とか空っぽの詩とかじゃない。
そんなモノは時間さえあればいくらでもできるし世に溢れているんだ。
だから僕はここに宣誓しよう。
大切なものを見つけて伝えれるようになると。
大切なものが沢山詰まっているスマホ。
友達と一緒に撮った写真。
元カレとのメッセージのやりとり、ツーショット写真。
去年亡くなった飼い猫の動画。
推しから貰った音声メッセージ。
きっと、これから先も大切なものが増えていくだろう。
「きゃっ!」
歩道を歩いていると、何かにつまづく。
手に持っていたスマホが、手から離れて宙を舞う。
すぐ近くの車道の真ん中に落ち、次々と車が通過し、バキッ!ゴキッ!ガチャンッ!と無惨な音が鳴り響く。
横断歩道が青になり、急いでスマホの元へ向かう。
スマホの画面はヒビだらけで、中身の部品が飛び出していた。
信号が赤になる前に、急いでスマホを回収して横断歩道を渡る。
さっきとはすっかり姿が変わってしまったスマホ。
私の大切なものが、一瞬で粉々に壊れてしまった。
3年ぶりにソニックで福岡からやって来るおまえ
中学3年生、春休み
3年越しの再会
会えなくなって連絡も切れてから、また連絡続けて初めて会うおまえ
春休みも終わりかけ、もうすぐ入学式のわたし
おまえとすること成すこと全部が真新しくて新鮮に思えるんだろうな、ほんとはずっと一緒に居たいけど、ずーっと居たらきっと戻れなくなりそう
おまえにとっては新しいことを、わたしにとっておまえとは新しくすること、色んなこと、初めてのこと、いっぱいするんだなあ
5時間、過ぎるのはきっと一瞬で、帰ってすぐまたおまえのこと考えてるんだろうな
休む暇なく、遊ぼうな
そして安全に帰ろうな
なにより、「大切なもの」、2人だけの大切を作ろうな
#大切なもの
大切なのは
「目に見えないもの」のほう
そう分かっていても
私たちは
「目に見えるもの」に心を奪われてしまう
名前
大切
自分だけ呼ばれない
じわじわ悲しみがやってくる
名前 大切
大切なもの
「大切なもの」
娘たち、愛する夫、趣味の時間。かけがえのない大切なもの
大切なもの
形がなくて気付きにくいけど
それはきっと
そばにあるもの
周りにいる人
今の日常
変わらないでいてほしいのに
永遠ではない
だからとても大切
大切なもの
俺の大切なもの って なんだろ?
沢山有り過ぎてどれが本当に大切なものなのか分かんないから
大切じゃないものを片っ端から捨てまくって行った。
気付いたら(気付く事出来なかったんだが?)何も残らなかった。
・・・・そうだ!
俺は途中で、俺の事を捨ててたんだ!!
🔸ねぇ、「大切なもの」って何?
🔹何だって?もの?物質的な話?
窓の外では、桜が穏やかな春の風に揺れているのが見えた。花びらが手元に落ちる。
🔸んーん、もっと広い概念‥かな?
🔹相変わらず話が突然だね。君は。
でも、そうだね、思い出とかかな。
人が人足り得るために必要な要素だと僕は思うのだけど。
🔸ふふ。私はなんだかんだ言いながら真剣に答えくれる君の性格を気に入ってるんだよ。
🔹それは何よりだ。
春の風が彼女の髪を揺らした。
僕は案外この時間を気に入ってるのかもしれない。
意味があるような、ないような、日常の一部。
🔹そういう君こそ、大切なものはないのか?
🔸あるよ。ありすぎて選べないくらい。
いつかは選ばないといけない時が来るんだろうね。
全てを大切に出来るほど強くは無いし、だからこそ、その事実に対して自覚的でありたい。それに、優先順位を作るようにしている。‥‥人生は有限なんだよ。
抽象的な話になっちゃったね笑。忘れてくれる?
🔹‥‥勿論。
僕は視線を彼女から窓の外に向けた。
たまに、彼女はこんな風にいつもと違う様子を見せる。何処か遠くを見るような。僕には届かない所にいるような。彼女のそれを理解できないことを悔しく思うし、同時にそれで当然だとも思う。
季節が巡って、次の桜が咲く頃には少しは理解出来るようになるのだろうか。
少なくとも、こうして次も春も隣で話せる関係であれと願っている。春は出会いの季節であると共に、別れの季節なのだから。
大切なもの
私は、中学校のバスケットボール部の監督をしている。
例年、インターハイ優勝。勝つことが当たり前になっている。練習も厳しく…試合でも…仕事のような雰囲気になっている。
試合で、勝つことで進路などに有利に働くが…
何かかけている…
それは…バスケットボールを楽しむことだ…
また、いつかのタイミングで大切なもの(楽しむ)を思い出してほしい…
(大切なもの)
何かが。目の前に居るとして、、
あなたは、その大切なものを、、
どれだけ、愛する事が、できるのだろう。。
今日は、会社でのプレゼンの日だ
この日のために何時間も費やして
きた、
「今日、頑張れば昇進できるぞ」
と自信満々でプレゼンに望んだが
、、、、
結果は散々の出来だった
「あぁ、またまた昇進は先延ばしか」
トボトボと家路に着いた
家に着くと、
家族の笑顔と「お帰りなさい」の
僕への優しい声が
僕に一瞬にして、
本当に 大切なモノ に気付かせて
くれた気がした
#大切なモノ