『大切なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【大切なもの】
子供の頃、大切だったもの。
今、大切なもの。
この先、大切だと感じるであろうもの。
すべて等しく大切だと思えることが、
きっと優しさなのだと思う。
『大切なもの』
この言葉を聞いて最初に思い浮かんだのは合唱祭
普段はまとまりの悪いクラスなのに、
この曲を歌っている時だけは1つになれた気がした
離れ離れになっちゃうのが寂しいな。笑
私の冴えない高校生活に素敵な思い出をくれたこの曲が
私にとっての ”大切なもの”
失ってから大切なものに気づく
人、物、環境etc
失ってから気づくのではもう遅い
捨ててしまう前にほんの少しだけ
距離を取ろう
本当に大切なら恋しくなるだろう
新婚当時
マリッジリングを彼女が無くして
「大切にしてくれなかったの!?」って
僕は棘のある口調で叱った
けれど20年経った今
……心の奥底から後悔している
「黙って出て行くほど辛かったのかい?」
彼女に苦労させないように
困らせないように
大切に大切に
彼女を置いておいた結果、居なくなった
大切なものほど
大切に扱い過ぎてはいけない
彼女のマリッジリングは
大切に大切に
身に付けていたから不慮の事故が起きたんだ
#大切なもの
あなたへとつながっていたこの糸の切れ端今もつかんだままに
[大切なもの]
「お兄さん!少しお時間いいですか?」
後ろから急に話しかけられて少し驚いてしまう。
「私ですか?」
「はい」
「…なんのようですか?」
一応聞いてみたものの、インタビューのようなものだろう。
話しかけてきた女性はマイクを持っており、その後にはカメラマンがぞろぞろと。
「皆さんの大切なものをインタビューしております」
「はぁ」
大切なもの?
「早速いいですか?」
「え?あ、はい」
「貴方の大切なものを教えてください!」
「少し待ってくださいね、考える時間を」
「はい」
………。大切なもの……。大切なものか……。何かあるだろうか?私はまだ20代。
人生経験も豊富とは言えない。
そんな私の大切なもの……。
「あ」
「なにか思いつきましたか?」
「まぁ、ぶっちゃけた話し、お金ですかね」
「お金は大切ですよね〜!」
「そして、私にとってお金の次に大切なものは「時間」なんです」
「時間ですか、理由を伺ってもいいでしょうか?」
「理由?…そうですね、理由…ぱっと思いついた事でも良いですか?」
「勿論です」
「私はまだ20代なんですけど、趣味も子育ても仕事も、時間が足りなくなってきて…」
「すみません、質問があるんですが聞いても大丈夫でしょうか」
「答えられる範囲なら…」
「では、まず趣味は何をなさっているのですか?」
「…料理作りですかね」
「成る程!いつ頃からですか?」
「いつ頃から…小学生くらいからですかね」
「そうなんですか〜、次にお子さんは何歳くらいなんですか?」
「1歳です」
「奥さんとはうまくいっていますか?」
「うまくいってますよ」
「家事って分けてたりします?」
「子育ては妻がやってくれているので、その他の家事はすべて私がやっています」
「奥さん、不満とかを言ってくることは無いんですか?」
「いえ、一応子育てもできる事は手伝っています」
「夜泣きはどのようにしているのですか?」
「3時以降は私が対応しています、といっても家の子はそこまで泣かないのでやったことは数えられる程度なのですが」
「お仕事は何を?」
「すみません、控えさせていただきます」
「ありがとうございました、続きをお話し下さい」
「あ、はい。っと、さっきも言った通り時間が足りないんですよね」
「……」
「…だから、これからも一日一日を大切に使っていきたいと思っているんです」
「はい」
「でも、手に入らない時間を求めるのは余にも時間の無駄なので、少なくとも役にはたつお金が大切かなって思っています」
「だからお金の次に時間が大切なんですか?」
「そうですね」
「因みに時間の次ってなんですか?」
「………知識、ですかね?もっとも、私は頭が悪いんですけどね」
「偏見なのですが、「愛」と答えると思っていました」
「なぜですか?」
「貴方には奥さんも子供もいるじゃないですか」
「そうですね」
「愛がなければ奥さんも子供もできないんじゃないですか?」
「私はこう考えています。知識があればお金も愛も手に入ると、時間は無理かもしれませんけど」
「本当に知識で愛が手に入るんですか?」
「はい、自分が本当に愛した人に、今までの知識を使って愛してもらう…ではダメですか?」
「それは、今の貴方なのですか?」
「昔、友人がそうやっていたのを見ていただけです。さっきも言ったでしょう?私は頭が悪いんです」
「そうですか」
「もしも本当に私の頭が良かったら、時間の手に入れ方も分かったかもしれません、大切な用事があるので失礼します」
「失礼ですがどちらに?」
「頭の良い友人の所に会いに行くんです」
「今日はインタビュー有難うございました」
「いえ、ではこれで」
私は笑顔で立ち去った。
まぁ、全て「頭の良い友人」の受け入れなのだが。
ー大切なものー
300字小説
時を越えた贈り物
流行病に効く薬草を懐に魔の森を抜ける。
これを飲めば病の妻が助かる。産まれてすぐ引き離された子を抱かせてやることが出来る。……しかし、やはり魔の森の魔物は強かった……思った以上に深手を負ったようだ……足が動かなくなり……目の前が暗くなる……頼む……誰か……この……薬草……を……俺の……大切なものに……。
十年ぶりに流行病が村を襲った。僕の父は病の薬草を採りに魔の森に行って帰らず、その後、母は亡くなった。
その病に幼馴染がかかった。周囲の反対を振り切り魔の森に向かう。
森の入口に緑の繁みが。よく見ると薬草の葉だ。森の奥にしかないはずなのにどうして? いや、今はとにかく。
僕はその葉を摘むと村へと走り出した。
お題「大切なもの」
僕が何よりも大切にしているものは…
考えてみたけど、やっぱりあなたです。
嘘じゃありません
馬鹿にしてもいません
僕はあなたが何よりも大切だ
口説き文句だとお思いですか?
それとも純情だと?
いいえ、これはそんなに綺麗でも単簡でもないんです
もっと肚の下から湧き上がってくるような、粘着質なものです
フェルマーの最終定理より複雑で、いじましいものです
今だって、それを吐き出さないようにぐっと堪えてる
ねえ
僕はあなたが好きなんです
愛しているんです
いいえこの感情を知らなくていいんです
あなたはただ呼吸をして咀嚼して嚥下して生きてそれで
ただ、僕に笑いかけてください
大切な人なんです
本当です
お題『大切なもの』
あなたの大切なものが知りたい。
あなたの大切なものを、私も大切にできるようになりたいから。
#30【大切なもの】
捨ててきてしまった
取りに行くのは めんどくさいな
片道切符を探しても
なかったとき どうしよう
探してたら むだな時間が経っちゃって
戻る切符がないの きづいちゃったんだ
わーん わーん
むせび泣いても、帰ってこない
幸せをくださいな
叩いた手は からっぽ
そのときは大切だと思ったのに。
大切に仕舞い込んだらしき貝殻。メモ帳の切れ端。コートについていた予備のボタン。
時が経てば色褪せてしまうのは何故だろう。愛しく思った気持ちはどこへ行ったのだろう。
蒸発した気持ちも、雨になってどこかの誰かに降っていたら、少しは救われる。明日はところにより雨。
大切なもの。
自分が育んできたものは、
突然壊されることもあるけど
それでも心を忘れず、
育み続けて。
ねるねるねるねにとっての、大切なもの。
そういうものが、果たしてあるだろうか。
ねるねるねるねには、色はあっても、意志はない。意志がなければ、何かを大切に思うという気持ちも、ないはずだ。
では、私たちにとって、ねるねるねるねは大切なものでありうるのか。難しいが、重要な問いである。
人生において
あ 愛
い 命
う 運
え 縁
お 恩
大切なもの
人生は1度きりだから
いつ死ぬか分からないから
私は友達を大切にする
どんなにくじけたって、躓いても、大丈夫
私は『飛べない不死鳥』だから
デジタル端末は大切だけど、中のデータはもっと大切だよね
最近、自作小説のデータをチェックしてたら、なぜか消えてる作品が3作もあってあせったよ
ちなみに、全部長編
別の場所にも保存してたからよかったけど、原因は不明
3作も、うっかり間違えて消すわけないし
ホント謎
てか怖いよ…
大切なもの。
それは、心。
心だけは、燃やし続けたって消えやしない。
大切なもの
私にとって一番大切なものは、あなたじゃない。
わたしです。
大切なものは目には見えない
でも、目に見えるものから大切にしていきたいな
「大切なもの」
私にとって大切なもの、
それはコーヒーを飲んで一息つく時間かな。
一仕事終えて、コーヒーを飲んでホッとする時間。
出掛けた時、帰りはテイクアウトでコーヒーを買う。
飲みながら車で帰っていくあの時間。
このコーヒーを飲んで一息つく、という時間を取り上げられると不機嫌になっちゃうかも。
"私の大切なもの"
あなたの写真
お母さんとの記憶
子猫のミッケ
"あなたにも大切なものがある?
‐大切なもの‐
♯26