『大切なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大切なもの
大切なものほど…
力が入りすぎてしまうの
カラダも心もぼろぼろに…
でも…
それほど大切なものに
出会えたことに感謝🥲
ゆっくりまったり…
おやすみなさい
大切なものは沢山ある
例えば今してるTwitterも、
私にはとても大切なもの。
8月で終えるけれど
人生の中でとても濃い時間だったと
胸を張って言える。
出会いたくなかった人たちがいる。
やめる要因になった人もそうだし
他の人たちもそう。
とても、嫌な気持ちになった…
思い出したくないのに
言われた言葉が塒を巻く。
取られた態度に虫唾が走る。
だけど人生に消しゴムはかけられないから、
記憶にゆるい、蓋をする。
たくさんの人と話せた。
書いた言葉を褒めてくれる人もいた。
嬉しかった…
大切なものを大切と気づける自分でありたい。
大切を抱えて生きたい。
テーマ「大切なもの」
今までどのくらいたくさんの
人と出会ってきたのでしょう
今までどのくらいたくさんの
ものを必要としたのでしょう
今までどのくらいたくさんの
お金に恵まれたことでしょう
わたしがわたしであるために
生きる力を与えてくれた全て
『大切なもの』
「大切なもの」
キラキラのシール
ずっと使ってるシャープペン
一緒に撮った写真
誕生日に貰ったプレゼント
貴方からの言葉
大切なのは「命」
生きていくためにも必要なものだから
どんなに辛くても悲しいことがあっても
命を無駄にしないで……?
無くなってからは遅い
だから、希望をもって生きてほしい
【大切なもの】
いつかいつかって。気づいた時には忘れてた。思い出そうとしても思い出せなくて。お友だちとか親友とか恋人とかそんな関係が怖くなったのは何時からだっけ。笑ってるようで笑ってない。そんな日々を始めたのは何時からだっけ。
「さっきから聞いてないでしょ。」
我に返るといつメングループの一人がそう私の前に顔を近づけて言っていた。綺麗な顔。
「綺麗な顔、軽率に近づけんな。恋されたいのか。まぁ、聞いてはなかったかもしれん。」
時々、アニメに出てくる人みたいなことを言うムーブ。それをこの人たちは知ってる。だから、一人がいつも世界に浸るんだからとみんなに笑いを誘ってその場を和ませる。そして、私が満足気な顔をしてまたやっとるって言って笑ってもらえる。そんな場所が居心地よかった。
「で、文化祭。劇の話。セリフ合わせ4人でやりたいねって話。今日、放課後でいい?」
話が本筋に戻って文化祭の出し物の話になる。文化祭、劇、か。なんか、忘れてる気がする。
「いいよ。てか、みんなのとこ親来るの?」
あ、これだ。忘れてたこと。演劇が好きだけど親に見せるの怖くて主役とったのに小学校の頃言わずに見せれなかったやつ。あれ、でも、近所の子のお母さんがビデオ回してて結局めちゃくちゃ褒めて貰えたんだっけ。今回も主役っちゃ主役だな。ジャン負けだけど。どれでもいいって言ったツケかな。前と配役変わらんやんって言った気がする。
「また、聞いとらん。」
パチン、頬を両手で抑えられる。だから、綺麗な顔。なんでこのいつメングループたちは綺麗な顔しかいないんだ。目の保養じゃないか。あ、でも私もその中にいるのか。
「顔、近い。」
頬をぐにゃぐにゃと遊ぶように優しく引っ張られている。されるがまま。嫌なやつなら怒ってたかも。
「で、主役のとこは親来るんって質問。」
あ、まだ言ってないな。言ってもいいのかな。
「その顔、言ってないな。よし、携帯貸して。また今回も怖いと思って言う気ないでしょ。誘っていいんだよ。来てもらっていいんだよ。そら、ビデオで見れただけよかったけどさ。生で見たいと思うよ。」
なんて、優しい声。他の二人も配役変わんないけどって笑いながら誘っていいよって言う。こんな関係が何時から大切になったんだろう。こんな関係だから大切になったんだろうけど。目頭を熱くさせる気なんてなかったんだけどな。
「泣かせるつもりじゃなかったんだけど!」
「あー、泣かせた! 練習前なのに泣かせた。鼻詰まってセリフ言えんかったらどうするよ。」
ふざけ口調で煽りあって囃し立てる。さすがに
「ふ。そんなんで練習なしとかないわ。鼻詰まってもセリフくらい言えるし。あと、携帯は貸さんからな。心配、ありがとう。」
目頭を熱くさせてからずっと私を撫でている手が止まって座っていた私の手を引いた。
「じゃあ、練習する前にジュース買いに行こうよ。」
一人が立つとみんなが立つみたいに、みんなでジュースを買いに行った。自動販売機の前まで行って二人が何にしようかと迷っている間に携帯を取り出した。
「何すんの?」
「連絡。今回は見に来んのかなって思って。そういえばさ、小学校の頃も同じ劇やっとるやんか。これって私、仕組まれた?」
わざわざ、文化祭の実行委員になってた。楽だからなんかなって思ったけど。けど、小学校からのいつメンで勉強出来ないのにみんなで頑張ろうって同じとこ入って社会に出るまでは一緒でいたいなんて希望抱えて大切にしてきた。この人たちが仕組まない訳無いなって思った。
「さぁね、私は知らないよ。ただ、小学校の頃より上手くなっとるかもしれんやん。見て欲しいんだよ。」
「嵌められたわ。」
いつかいつかって。気づかないうちに思い出してた。いや、思い出を引っ張り出された。なんだかんだ言い合って、必死こいて、笑い合うくらいに大切って。気づかされた。怖い日々のまんまにさせないのがこの綺麗な顔の綺麗な心のやつらなんだわ。だから、何故かは知らんけどずっと一緒におられるって思ったんだ。私のドラマでうつった口調とかも気にしないで平気な顔して綺麗な顔近づけてくるやつら。
「小学校の頃より主役、上手く出来るかもしれん。」
「なんだかんだいって息ぴったりだもんね、みんな。」
「大切なものがあっていいなあ」
私は心底うらめしかった
だからそう言った
しかし目の前の人妻は、
もっとうらめしそうな顔で私を見た
「私から見たらあなたの方がいいと思う。あなたは今から北海道にも沖縄にも、フィリピンにもイギリスにだって行けるのよ」
「行けるけど行かないよ。一人はつまらないし、気が向かない」
「行けるけど行かない、っていう選択ができることが羨ましいのよ。私は大切なものと引替えに自分の自由を失っちゃった、夫と子供がいなくなったら私はなんのために生きてるのかわからなくなっちゃうと思う。」
そんな贅沢な悩みがあるか、惚気か?
と口に出そうとしたが、
相手の眉間のシワを見かねて
何も言わないことにした。
他人の悩みの全てを端から端まで理解することなど出来やしないのだ、それに対して意見を述べて、真昼間の喫茶店で大討論会を繰り広げるほどの熱量は今の私にはない。
結局みんな、
どこまで行ってもないものねだりで
隣の芝は常に青く美しく生い茂っているのだ
私はパフェの底にあるコーンフレークをスプーンで潰すと同時に、この人妻に対する淡い恋心を押し殺した。
「大切なもの」
大切なものは見えないだけであって、
自分の一番近くに必ずいるの。
私にとっての大切なもの。
うーん、そうだな。
沢山ありすぎて困っちゃうな。
よし、決めた。
綺麗事言うなって思われるかもだけど
やっぱりお母さんお父さんが恵んでくれたこの命が
わたしにとって1番大切なもの。
大切なもの
いつも私を受け入れてくれる家族
どんな愚痴も聞いてくれる友達
授業を丁寧に教えてくれる先生
悲しい時そっと近くに来るポチ
当たり前にあった日常
その全てが水に、土砂に流された
元の日常は、土の中から出てきた
私の大好きで大切なもの
あの日から私は全てを失った
そう思っていた
12年が経った今、
私には家族がいる
私は大切なものが増えた
いつか私が経験した虚しさを
悲しさを、残酷さを、
この子には絶対に味あわさせない
「ママ、怖い顔してるよ?」
「大丈夫、さあ、遊びましょう」
私の大切なもの
当たり前で当たり前じゃない日常
大切なもの
私にはヤンデレの彼氏がいる。絶対に何があっても彼から離れる事はなかった。彼は私の事を大切だと思っていた。だが私に友達ができた途端、その友達はすぐに行方不明になったりと、私の近くで恐ろしい事件が起こっていた。そしてそれを彼に全て話してみた。すると彼は
「君と近くにいるから悪いんだよ」
といかにも自分がやったという事を言った。私は黙って逃げた。出来るだけ遠くに、わからなさそうな場所へ逃げた。なのに今、私の目の前には彼がいる。彼は怒り狂って言った。
「どうして逃げたの?ねえ!」
私は怯えながら言った。
「わ、私と近くにいると死亡者がでるから。出来るだけみんなと離れなきゃって思って」
彼は怒ったように言った。
「じゃあ俺にも言ってくれれば良かったのに」
と言い、私をだき、彼の家に帰った。それからずっと帰らせて貰えていない。私は何度か脱出を試みた。だが、全て失敗に終わった。それから彼は私を打った。何度も、何度も。彼は私に言った。
「脱出なんて考えるから悪いんだよ」
と。私はその時に初めてわかった。彼は、私の事が好きだけど、人として見ていないんだって。ただ、彼は自分の宝物を独り占めしてるだけなんだと。
あいもやでー
☏『 そうなんだ!(笑)』
☏『 そうそう(笑)それでさぁ〜(笑)』
☏『 うん(笑)』
☏『 僕達この関係やめない?』
☏『 ……は……?』
私は男友達の蓮と暇だからという理由で電話をしていた。私は元々男達とは話すのが苦手な方だが何故か蓮とは話せる方だった。だが、たった今あの蓮が私に"僕達この関係やめない?"と言ってきたのだ。私は理解が追いつかなかった。この関係をやめない?と言われたのだから。信じていたのに。私にとって大切な人なのに。
☏『 ど、どういう事?…』
☏『 縁を切るの。』
☏『 な、何でよ』
☏『 飽きたから。目障り。』
☏『 ……。』
☏『 ていうか…君僕の家来た時にあげた"ネックレス"他の子にあげたんでしょ?』
☏『 は…?あげてないけど?証拠は?』
☏『 その子に聞いたよ?見せてもらったけど僕があげたやつなんだけど。見損なった。』
☏『 それは…姉さんに…』
☏『 言い訳したって…本当に最低だね』
そう言って切れた電話。静かな部屋には"怒り"と"悲しみと"と"悔しさ"だけになっていた。何もしていないのに。「見損なった」とか「最低」とか。此方の台詞だよ。と思いながらも昨日買った缶ビールを開け一気飲みした。
暫くすると私は寝ていたらしく、何時の間にか涙が出ていた。そうだ。夢を見たんだ。蓮が目の前で死ぬ夢を。縁なんて切ったのに。如何して"涙"が出るのだろう。死んだから?守れなかったから?それとも…嫌いになった人が死んでくれたから?いくら考えても分からなかった。
私は自分の部屋に戻ると蓮から貰ったネックレスを壊し、捨てた。如何してだろう。私の唯一の"大切な物なのに"。壊す理由なんて無いのに。涙が止まらなかった。
私は蓮と連絡先を交換していた為、蓮に『 死ぬから。(笑)良かったね。嫌いな人が死んで。幸せにね。』と送り、ちょっと遠い川に行った。すると蓮が『 何言ってんだよ!』と言いながら来た。何でよ。と思いながら『 さぁ?何ででしょうね?クズ男さん(笑)』と冷たく言い返す。暫くして蓮が『 心中しようか』と言い私は『 たまにはいい事言うじゃん(笑)』と許可し一緒に川へ飛び込んだ。
そして私達はもう1つの大切なもの。それは"命"。命を"亡"くしたんだ。
物を"無"くすと命を亡くす(落す)のは訳が違うもんね。
お題 ˚*.꒰ 大切なもの ꒱.*˚
大切なもの
それは母がくれた万年筆
それは父がくれた時計
それはかけがえのない妹
大切なもの
それはこの時間
君といるこの空間
かけがえのない君という人
大切なもの
今日の君に
大好きの一言を
《大切なもの》
#12
私の大切なものはなぜいつも遠くへ行ってしまうのか。大切に大切にしてずっと近くにあるはずだったのに何故か気がつくと手が届かないほど遠くへ行ってしまう。もうなにも失わないと決めたのにも関わらずまた私は繰り返してしまった。
こんな私を私の大切に"していた"者たちは笑うだろう。
大切なものは
抱えきれないほど
大切にしたいものに
埋もれているような気がする。
人それぞれ違うなにかを心の奥底にしまい込んでいる。
それは他人から見れば日々を過ごす中で埃を被せる
"ただの価値のないもの"にすぎない。
本人にとっては日々を過ごす中で、ゆっくりゆっくり誇りを被せた
"大切なもの"なのに。
#大切なもの
「おはよう。起こしてくれてありがとう。」
毎朝同じ時間に起こしてくれる。
「今日は休みだよ。一緒に過ごせるね。」
そっと寄り添ってくれる。
「一緒にお昼寝する?」
ふたりでごろごろ。
「お風呂入ってくるね。」
扉の前で待っててくれる。
「おやすみ。大好きだよ。」
居てくれるだけで幸せ。
大切なものって結局なんなんですか?言葉の意味から考えたら持ってる書籍だったり参考書だったりするけど世間一般的に考えれば自分だったり家族だったり。
とりあえず大切なものが多すぎると生きづらそうなので最低限でいいかな。そんなことよりお風呂入るの心の底から怠いのにこのままほっといたらピアス穴が終わるので入らなければならないコンフリクトに打ち勝つことの方が今の私にとっては大切かも(笑)
大切なもの
私はお金では買えないものをたくさんもっている。
それら全てが大切なもの。
『大切なもの』
君と通った小道に咲いていたたんぽぽの押し花。
厚みがあって作るのは大変だった。あの日は散歩している大きな犬に君が興奮して、撫でさせてもらって目をキラキラとさせていた。いつか犬を飼いたいと、笑っていた。
君と食べたケーキ屋さんの箱のリボン。
季節限定のシャインマスカットを使ったショートケーキが食べたいと言っていたのに、いざお店に行ってみたらタルトも食べたいと悩んでいた。一つずつ買って半分こした。
君の誕生日を祝ったレストランのショップカード。
料理はもちろん美味しかったし、お店の方が好意でサプライズに出してくれた小さなケーキに君は目を輝かせていた。僕の分も上げたらぺろりと完食していた。
君が好きな作家の新刊を買って嬉しそうにしていた本屋のしおり。
5年ぶりの新刊だとはしゃいで、平積みされた売り場のポップに感動して、店員さんに許可をもらって写真をとっていた。新刊の宣伝用のしおりは、たまたま二枚重なっていたからと僕にくれたもの。
君とお花見に行った帰りに買った桜餅の包み紙。
桜の花はきれいだったけれど、人の多さに疲れてそうそうに帰路についた。その途中、普段通らない道で見つけた和菓子屋さんで買った桜餅。持ち帰り用に綺麗な桜色の和紙に包んでくれた。今では度々買いに行くお店だ。
君と一緒に散歩した公園で拾った綺麗なもみじの葉。
近場で紅葉狩りにでも、と訪れたいつもの公園で、「どっちが綺麗な葉っぱを見つけられるか勝負!」と君が言い出して、なぜだか最後には近くで遊んでいた小学生まで巻き込んで綺麗な葉っぱを探していた。小学生たちと一緒にはしゃぐ君は子供のようで、結局勝負は有耶無耶になって、みんな自分が拾った葉っぱをお土産に帰っていった。
そんな、たくさんの小さな、ともすればゴミと言われてしまうようなものが、近所のケーキ屋さんのクッキー缶の中には入っている。
このクッキー缶も、君が買ってきて一緒に食べたもの。
そんなものまで取ってるの? って君は笑うけれど、それぞれ見ればその日のことが思い出せる。
君と出会ってから少しずつ増えていく小さな思い出は、これからも増え続けて、きっとこのクッキー缶には入り切らなくなるだろう。
僕は、その日が楽しみだ。
2023.04.02