『大事にしたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大事にしたい
(本稿を下書きとして保管)
2024.9.20 藍
大事にしたい、と思える時を過ごしているから、大事にしようと思うのであり、そう思わない時を過ごしていると時間を浪費してしまう。
だいたいの人は、そもそも大事にしようと思うベクトルは物や他人に向いており、自分に向いていない。
そういう人は、自己肯定感が低いらしいので、自分を大事にしようと思うことを大切にしたい。
と思っている僕の休日は今、ぬいぐるみの下敷きになっている。もふもふが押し寄せてきて良い。
優しくて
強くて
でも少し不器用で
とても大切な人
なのにどうして貴方は自分から死に向かっていってしまうの
分からない
とても、大事にしたいのに
ずっと、ずっと私の掌の中で永遠に。
仕方ねえ受け取る花々 造花に見えて仕方ねえ
花瓶手に入れて 花の手入れ
枯れてしまうその前に 生花に見えるその日まで
『大事にしたい』
付き合い始めのときに恋人のことは大事にしたいと思うのだけど、次第に相手の欠点ばかりが目につくようになり、嫌いになって別れてしまう。
「適応力、というか合わせてあげる気がないんだね。それか理想が高すぎる」
恋人のいないフリー状態になるとおつかれ会を開いてくれる友人は毎度毎度ストレートに胸に刺さる言葉を浴びせてくれる。言い返せないままジョッキを傾け、ならば自分が悪かったのかと思ってみる。思ってはみるけれど。
「でも欠点やだなーと思いながら付き合うのしんどいじゃん!」
「前も言ったけどさぁ、付き合う前にもうちょっと観察眼発揮しなよ」
今言われるまでそのアドバイスを忘れていたのでぐうの音も出なくなった私はジョッキをさらに傾けるしかなくなった。やれやれ顔で友人もジョッキを傾けたのでふたりともの手元に酒が無くなる。すると頼む間もなく次のビールを店員さんが運んできた。
「ビールでよかった?」
「あ、うん。ありがと」
先んじて頼んでいた友人の気配りに感心せざるを得ない。
「……毎回おつかれ会開いてくれてありがと」
「いえいえ」
おつかれ会の度に思うことは、友人は自分のことをもしかしたら好きなのではないかということ。けれど自分みたいな恋愛も長続きしないやつはめちゃくちゃいいヤツである友人に釣り合いはしないし、きっと迷惑ばかりかけてしまうだろうから、その方向に話を振ったことはない。
「おつかれ会ももう結構な回数やってんね」
「う、うん」
「次はいい恋愛にしなよ」
「ど、努力します」
言ってジョッキを傾ける友人もそういう方向に話を振ってはこないから、ただの自惚れの可能性もある。どちらにしても、自分にはもったいないぐらいのいい友人を大事にしたいと、今はそう思っている。
大事にしたい
"当たり前"と感じてしまう
些細な日常
大事にしたい。
貴方を想う気持ち。
大事にしたい。
私を大事にしてくれる、貴方の想い。
カチカチと音を立てながら進む時計。
永遠に同じ時を刻んでるとか思っちゃうけど、
時計を見てる間にも自分は大人になっていく。
これからどんな人生を歩むかは分かんないけど、とりあえず
今は「現在」を精一杯大事に生きたい。
「大事にしたい」
『人類みな無個性』
自分らしさを人は追う
そんなものは無いとも知らず
自分らしさを掴んでは
ふとした疑問で消えていく
自分らしさを人は追う
他人の持たない価値を求めて
自分らしさを掴んでは
他人と比べて捨てていく
自分らしさを人は追う
他人と違うことをもとめて
目的違えて掴んだそれは
ほんとに望んだものなのか
♯大事にしたい
「あなたはこの職場に入った時貢献してくれますか。また、あなたが日頃から心掛けている事がありますか?」
って「面接の時必ず言われるから考えておいてね。」と先生に言われた事を思い出す。考えて紙に書いたのに質問されたら頭が真っ白になって、なんて書いたの事さえ思い出せない。(もういいや‥。思い付くまま話してしまえっ)と、思い口からでたまま返答をする。
「私は、中学生の担任の先生によく笑っている顔を見かけると言われた事があります。私と会って心が温まったり軽くなったりしてれたら、ありがたいと思いますし、接する方の笑顔を見れる様に頑張りたいと思っていますっ。」
なんか、その様に言ってしまった様な気がする数十年前。無事、その会社に就職ができた。今は違う職場に勤めているけれど、今の職場の面接でも今返答使って様な気がする。
大事にしたい
食いしん坊でいつも食べすぎちゃう
悪玉コレステロール値が悪すぎる
朝起きるのが苦手な
毎朝仕事に行くのがつらい
部屋の掃除は汚くなってからする
お風呂とかめんどくさがる
なんでもすぐに飽きちゃう
甘えん坊で寂しがりな
この世でたった一人の
「自分」
あれもこれも「大事にしたいから」って抱え込んだ結果、気付けば僕は大荷物に潰されて身動きが取れなくなっていた。色々と荷物を降ろそう。
今も大事にしたいと思うものとそうでないものを改めて分別していくと、なんでこんな物が? ってものがいくつもあった。
大事にしたいと思った過去の僕の気持ちは多分、偽りなんかじゃないんだけど、今の僕にはその時の気持ちがどうしても理解出来なかった。
いつか必要になる、いつか持っていないと後悔する——そんな理由で今日まで大事に大事に抱えてきたものを全て捨ててしまおう。おそらくそんな日は来ないから……。
そうやって心の整理をしているうちに、ようやく僕は思い出した。僕が本当に大事にすべきだったものは、他ならぬ僕自身の気持ちだったんだ、ってことを。あたりに散らばるスクラップの山もそのままに、僕は嗚咽混じりに、いつの間にか痩せ細っていた僕自身の心を強く抱き締めた。
余計な一言を言わない
自分がされて嫌なことはしない
ほどよい距離感を保つ
自分軸で生きる
自分や他人に優しくする
人の目を気にしすぎない
大事にしたい。
何を?なんでよ?そんな事言われたら説明出来るはず無い。聞いてきた相手が納得するような説明が出来ないよ、私は。
物を大事にするの?
思い出を大事にしたい?
人間関係を大事にしたいって?
じゃあ自分自身は?
じゃあ全てって?全て平等に大事に出来るか?やっぱ優先順位付いて低いものから捨ててくだけ。そしたら無かったことになるし。
やっぱ生きるって難しいや
大事にしたい
感謝の心
あとは
今まで歩んできた時間より
確実に短いであろう
残された時間での幸せ探し
✴️156✴️大事にしたい
あとがき
これを読んで下さった方にも
合掌😌
お題:大事にしたい / No.1
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沢山あったはずなんだけれど、、、。
以前誰かにも聞かれた、
私の大事にしたいもの。
今、虚無に心を支配されている私。
それよりも強く私を支えてくれる太陽、
私のパートナー。
あなたがいればそれでいい、
あとは何もいらない。
、、、ほんとうに?
私は私を守るために、
よく私の"核"を隠してしまう。
"核"はきっと、私にとって何より大事なもの。
_______今は、いったい何から守っているの?
大雨が降って急に涼しくなった。
暑い日が多かったからこそ
涼しい時間が貴重で、大事にしたいもの。
この書き物も涼しくなったから出来ている。
書けた内容がどうかというよりも
書くことが出来たというこの実感を
大事にしたい。
『大事にしたい』
「《暑さ寒さも彼岸まで》その言葉を我々は信じて今日まで耐え難きを耐えてきたのです!
それなのに、なんですか! 明日はもう彼岸の中日になろうというのに、未だ熱中症警戒アラートが発令されている! これをどうお考えなのか教えていただきたい!」
私は握った拳を机に叩きつけた。痛い。
「そう言われましても、このところの気候変動には貴方がた人類が大きく関わっているのではありませんかな。その責をこちらに押し付けないで頂きたい」
彼岸(秋)がヒンヤリとした目つきでこちらを睨む。その冷気を環境に還元してくれ。
「我々は約500万年前から存在している。だが、高温化はここ十数年での急激なものだ。我々だけが原因ではあるまい」
睨み合うばかりで、先程から話し合いは遅々として進まない。
「まあまあ、私共彼岸の期間は7日間あるわけですから、彼岸明けまで様子を見るということで如何でしょうか」
彼岸(春)がのんびりした口調で言う。
「お前はいいよな、酷暑に比べれば命の危機を感じさせるほどの気温ではないのだから」
拗ねた口調で彼岸(秋)が言うのは気安さからか。
この辺りが治めどころであろう。
「分かりました。それでは彼岸明けまで様子を見ることにします」
私の言葉に場の空気がほっと緩む。
「しかしながら、私たち日本人が金科玉条の如く毎年口にしてきた言葉《暑さ寒さも彼岸まで》は、大事にしたいのです」
よろしくお願いします、と彼らに頭を下げた。
大事にしたい
特に大きなことはしてこなかった
誇れるようなことなんてなかった
それでも
緊張はしてくれる
心臓が脈打って、体全身が震えている
ああ、良かった
僕は僕を、頑張ってるって思っているんだ
こういうとこだけでも、僕を大事にしたいな
「大事にしたい」
学生の頃,よく「ROCK」を聴いていた。
邦楽から洋楽まで様々な国のROCKを聴き,多大なる影響を受けてき
て,反骨精神を養ってくれた。
さすがに今は革ジャンも着ないし,シルバーアクセサリーも付けな
い。しかし,心には大勢に迎合しない精神が確かにある。
それは時代が変遷しても無くさずに大事にしたい。