『大事にしたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ビー玉を貰いました。
光に当てると、キラキラキラキラ。とっても綺麗で素敵でした。
栞を貰いました。
プラスチックの板の中に、お花が閉じ込められてて、とっても可愛らしい物でした。
そういった宝物達を、私は宝箱に入れるのです。
段ボールで拵えた、簡素な物でしたが、それでも中に入ってる物はどれも大切で大切な物だったので、私にとっては立派な宝箱でした。
壊れてしまわないように、どこかへ行ってしまわないように。
私は、私の大切な宝物を、宝箱の中にしまうのです。
『大事にしたい』
本気の恋の続き
大事にしたい
広い空間に禍禍しいオーラが充満する。
四対一なのにさっきから攻撃が届かない
(何だ....あの剣....)ハイネは、ルークファーラムが持っている長剣に瞠目する。
その剣が攻撃を仕掛ければ仕掛ける程
剣の禍禍しいオーラが強くなる。
まるで穢れを纏っている様なその長剣は
魂の色を映せるハイネの瞳には、死者の
嘆きの感情の色が視覚に流れ込んでくる。
『憎い 悲しい 寂しい 死にたくない』
ハイネは、その奔流をもろに受けてしまい
立ち眩んだ。
「っ....」眼鏡越しにその禍禍しいオーラを
見るのが精一杯だった。
(何だまるで穢れをあの剣に集めた様な...)
そんな印象をルークが持っている剣から
受けるハイネ なんだか魂達が泣いている
様に感じその魂達の感情に呼応して
ハイネの目から一筋の涙が流れる。
(くそっ....)ハイネは、流れた涙を眼鏡の間から指先を入れて拭う
そうして、一際悲しい感情のオーラをハイネは、見つける。
寂しさと悲しさを集めた様な暗く濃い藍色
その感情の色のオーラはルークファーラムに纏わり付いていた。
(何だ....どの魂の色だ....)ハイネは辺りを
見回す。
するとハイネの耳に『ヤ....メテ....』と言う
断片的な声が聞こえた。
(これは....)ハイネが声を頼りに視線を
転じるとルークファーラムの後ろにある
鳥籠からルークファーラムに纏わり付いている悲しみの感情のオーラが見えた。
『もう....やめて.... これ以上は壊れてしまう だからやめて私の大切な....』
鳥籠の魂の声がか細く揺れる。
ハイネは、何だか胸の中にぽっかりと穴が
空いた様な喪失感に囚われ堪らず他の
仲間が止めるのも耳に入らず
ルークファーラムの懐に飛び込んだ。
一方....ルークファーラムは、もう身も心も
穢れに飲み込まれていたがルーク本人は
自分の異常に気付いていなかった。
唯 目の前の敵を倒しシズクを手に入れ
器としティアを蘇えらせる事しかもう頭に
なかった。
そう彼は、もうとっくに壊れていた。
あの日の事故を境に....
ルークファーラムにとってティアファーラムは、最愛の人だった。
何よりも代え難い大切な人だった。
もちろん正真正銘 血が繋がった姉弟では
あるがルークファーラムにとって自分の
人生には、姉が全てだった。
姉の幸せは、自分の幸せでありイクスと
ティアが結婚した時もイクスなら姉を
守ってくれると信頼もあった。
シズクが生まれた時も二人に愛されてすくすくと何不自由なく育っていくシズクを
見て小さな嫉妬は、あったが....
姉に似た顔立ちの姪を慈しむ心も確かに
あったのだ.... あの事故が起きるまでは....
あの事故で、ルークの心は、壊れてしまった ティアの娘であるシズクに歪んだ憎しみの感情を抱く事で 何とか自分を保っていた。
その感情が間違いである事も最初は、
分かっていただけど悲しみがルークの心を
蝕んで行った シズクを見るとティアを
思い出して辛かった
だからルークは、シズクを見ないように
シズクの元から去った。
しかし一人になるとルークの精神は、
どんどん正常を保てなくなり
時折 幻覚を見るようになった。
ティアがどうして守ってくれなかったのと
自分を責める幻覚だった。
その幻覚に苛まれてルークの心は、摩耗していった。
そんな時姪がバインダー局と言う特殊な
施設に預けられた事を知った。
ルークは、何も言わず置いて行った姪の
様子を見に行った。
もう心が限界だった 姪も僕と同じ
辛い想いをしていると思い会いに行った。
今思えば姪に一種の同調をして欲しかったのかもしれない....
しかし予想に反して姪は、預けられた施設で嬉しそうに笑っていた 楽しそうにしていた。
その姿を見て僕は、悲しくなった。
僕だけが置いていかれたように感じた。
そうしてルークファーラムは、シズクファーラムに理不尽な憎しみを抱くようになった。
そしてその憎しみは、もう自分では、
止められなかった。
「みんな みんな 僕の邪魔をする者は
全部消えろ!無くなれ!」
そうしてルークファーラムが剣を振り翳した時そこにハイネが飛び込んできた。
「もうやめろ!」ハイネは、涙を流しながらルークファーラムが纏っていた悲しみの
オーラを鎌に纏わせてルークファーラムの剣の懐に入り込みそうしてそのオーラを
ルークファーラムに叩き付けた。
叩き付けられたルークに痛みは、無かった
唯 叩き付けられたはずのオーラが徐々に
人型に具現化して....
そうしてルークは、気付いたらその人型に
抱きしめられていた。
その人型は、ルークの最愛の人の姿を取っていた。
「姉さん!」ルークはティアの腕の中で
暖かな涙を流していた。
『やっと届いた私の大事な人』ティアは、
ルークを優しく抱きしめた。
その瞬間ルークを取り巻いていた禍禍しいオーラが取り払われた。
「姉さん 姉さんうっ うっうわああーん
ごめっ ごめっ....姉さん守れなくてごめん」そうしてルークはティアの腕の中で
子供のように泣きじゃくったのだった。
こうしてハイネやティアみんなの頑張りで
ティアのたった一人の大事な弟の心は
守られたのだった。
同じ頃もう一人の大事な人の命が
イクスのおかげで目覚めようとしていた。
自分の気持ち
自分の考え
他人とは異なる、それが個性
「大事にしたい」
努力すること
読書会返信
スケジュール管理
請求書登録
けか 悔過
好きだという気持ちは分かるけど
愛しているという感覚は分からない
でも、どうしようもなく大切で
どうしようもなく大事にしたいと思う
これが愛なのか?と思うけど
それでもこの気持ちには
簡単に名前をつけたくない
暇つぶしに立ち寄った古本屋で懐かしい本を見つけた。学生時代に買って何回か読んだ割と好きな小説だ。とはいえ一人暮らしを始める時に荷物になるからと売ってしまった。以前にふと読みたいなと思って売った店に一応見に行ったものの、当然売れてしまっていた。さらにマイナー寄りだったのかネットで買おうにもなかなかの値段がしたためまあいいやと忘れてしまった。そんな本が今私の目の前にある。私は迷わず手に取りレジに向かった。
帰宅した私はコーヒーを用意して鞄から本を取り出した。表紙をめくり、最初の数ページを読むと、少しずつ記憶がよみがえってきた。「そうそう、こんな話だったよな。」と思いながら読み進めていくとふと引っかかる部分があった。何故か数ページだけ変色しているのだ。記憶をたどっていくと一つ思い当たることがあった。あの時、お供にしていたコーヒーをこぼしてしまったのだったな、と。そしてページが破れていないということは当時の私は相当丁寧に扱ったのだろう、とも。そこまで考えてはたと思った。「となるとこの本はあの時私が売ったあの本なのでは。」と。あれからどれくらいの年月が経ったのだろう。それだけの時を経て、様々な人の手に渡り、今こうして再び私の手元にある。このめぐり逢いは間違いなく奇跡だ。ならば今度は手放さないようにしよう。この偶然を大事にしたいから。
大事にしたい
あなたは少し非常識かもしれない。
しかしそれは大切にしなくてはならない。
それがあなたの個性であり、
それが新しいものを生み出す原料となるから。
他人はあなたを批判するかもしれない。
しかしその意見は大切にしなければならない。
なぜなら、その世界で生きていくためには、
そこのルールで生きていかなければならないから。
その世界では新しい考えは必要ないのだ。
一方はあなたらしく、
そして新しいものを生み出す可能性があり、
もう一方はイノベーションこそないものの、
すでにある世界でうまくやっていくために必要なのだ。
どちらが正しいか、間違いかではなく、
どちらも大切なのだ。
誰かと微笑んだ時間を
誰かと泣いた瞬間を
誰かを傷つけたことを
誰かに裏切られたことを
誰かと生きた時間を
共にした瞬間を
わたしは 忘れたくないと思う
思い出すたび懐かしめる
あの頃のわたしを
そして 今のわたしを
時間と自分を、大切にしたい。
_ ₁₉₁
大事にしたい
大事にしたかった。あやまちをおかしてしまった。
大事にしたいけど…
かまいたい
かわいがりたい
抱きしめたい
君はめいわく?
君の気まぐれに
いつもときめく
本を読むこと
猫たちの健康
四季を見て綺麗だなって思う心
身を削るほど他人に合わせないこと
絵を描くこと
拙い文章を綴ること
いろんな角度から考えること
大事にしたいこと
大事にしてくれない人を 大事にしないこと
子供の頃、同年代が好む物を好きになれず
自分が好きな物を人に話すとよく否定されていた
「なんでそんなのが好きなの?」
「おかしいよ」
それ以来、自分の好きな物を誰にも話さなくなった
生きていて辛い事ばかりあったとしても
好きな事が1つあるだけで救われる事もある
自分の「好き」な気持ちは大事にしたいし
誰かの「好き」な気持ちも否定したくない
何かを好きになれるって素敵な事だと思う
「大事にしたい」
【お題:大事にしたい 20240920】
テーブルの上に置かれた、緑の紙とシンプルな指輪。
少しだけ広く感じる、君の荷物のない部屋。
取り残された俺は独り寂しくカップラーメンをすすっている。
出会ったのが5年前、友達の紹介だった。
付き合って半年でプロポーズして、1年後には結婚していた。
同僚からは早すぎる結婚だと言われ、友達からはもっと遊べばいいのにと言われた。
でも、家族に恵まれなかった俺は、安らげる場所が欲しかった。
そして、自分の理想の家庭を作る事に一生懸命だった。
俺はきっと自分の理想を君に押し付けていただけなのかもしれない。
もっと君と話し合うべきだったと、そう思った頃にはもう、君の心は離れていた。
どこで間違えたのだろうか。
どこまで戻れば、元に戻れるのだろうか。
そんなことを考えて眠れない夜を幾度も過ごして、また今日という朝が来る。
一度も俺を批難することなく、君が静かに言った言葉。
『お互い、急ぎすぎたのよ』
何を?
理想を追い求めるのが。
どうして?
曖昧なものを形にするには、経験が足りていなかった。
どうすれば?
さぁ、まだ俺には分からない。
大事にしたい、ただそれだけではダメだった。
お互いの未来を背負えるだけの、努力も覚悟も足りていなかった。
この先の未来でいつか君に話せるように、俺はもう一度前に踏み出す。
今度こそは追い求める理想を現実にして、心安らげる場所で笑いながら生きていると。
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(´-ι_-`) 互いを憎まずに別れる道を選択するのも良い生き方だと思います。
【大事にしたい】
初元カノに彼氏が出来た。
喜ばしいことだが、
オレは悔しくて仕方がない。
初元カノにのとって
今の交際相手は初の彼氏だ。
…オレ?
『初元カノ』と思っているのはオレだけだ。
実際、付き合ったこともない。
ただオレと初元カノは
アチラでの初めてをしただけだ。
オレと初元カノはただの『セ🔞レ』ということだ。
初元カノのアチラの『初めて』は貰ったが、
オレが本当に欲しかったのは 交際での『初めて』だ。
オレが初めて初元カノの本当の交際相手となり、
結ばれることを望んでいた。
愛のある言葉を吐いて、
挨拶をして、生活を共通して、
愛し合いたかった…。
大事にしたい
おかしいな。
僕は首を傾げて引っ叩かれた頬を押さえ、怒りながら去って行く彼女の後ろ姿を見送った。
今回は何がいけなかったのか整理してデータベースにいれておこう。また、同じかもしれないな。パターン化してきているからあててみようか。
晴れた頬を冷やしながらキーボードに出来事を入れて行く。それは事務的で滑らかかつスピーディーだ。
なぜかモヤモヤする。容姿、知能、経済力、悪い方じゃないはずだ。わからないな。
入力後、データベースの整理が終わり累積データの傾向が表示された。
何を求めているのか。譲れないものは何か。
学習結果から質問をしてきた。
温もりと優しさが欲しい。こうやって話す事。
しばらく演算をしていた。
そうか。こうやってこいつを悩ませる時間が大事なんだ。そうか。うんうん。スッキリしてきたぞ。
回答
しばらくこの対話をやめてキャンプでも行ってください。あなたには生身の方が必要です。データだけでは本当に欲しいものは手に入らないです。私はあなたを大事にしたいというご両親の想いでできています。
プツと対話をやめてスクリーンを暗くして部屋の明かりをつけられた。
友人からメッセージが届く。アウトドアの誘いとは嬉しいな。迎えに行くぞ。
大事にしたい
最近思える様になったのは
「全てほどほどでいい…」
私には、命も、お金も、喜怒哀楽、ひっくるめてほどほどが1番だと。
完璧を求めていた年代までとても辛かった。
歳を重ね、やっとそう思える気持ちを大事にしたい。
大事にしたい
大事にしたい言葉とか物とか人とか考えとか、色々な大事にしたい何かががあっても良い。ただ周りに押し付けず、それを抱きしめたらいい。
そんな風に、「君はそれが大事なんだ」くらいになれたらいいのにね。みんな違う生き方してるんだから。
日々家
自分をもっと大事にしたい
この身体も
この心も
あの経験も
あの想い出も
過去も未来も
そして、現在も
全て私だけのものだから
誰にも持ってないものだから
目の前に広がる大惨事を見つめながら、こんな、大事にしたい訳じゃなかったんだと嘆く。事の始まりは、小さな事でも転がりだしたら止まらない、被害がどんどん拡散して、最終的に私の元に返ってきた。
何もかもを大事にしてこなかったのが、今のわたし。
抜け殻のような人生。
これだけでも、大事にしよう。