『大事にしたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君と過ごした時間、触れた肌の暖かさ
流した涙も、すれ違いの痛みすらも
それが僕と君を繋げるものなら
ずっとずっと、大事にしたい
(大事にしたい)
お題 大事にしたい
ショートケーキの上から慎重に苺を降ろす。
そしてクリームとスポンジを別々に食べるのが、ケーキを食べる時の娘のルーティンだった。
「一緒に食べた方がおいしいよ?」
「こっちのほうが美味しいのが長く食べれるからいいの」
目線はケーキから外さず、頬にクリームを付けながらそう答えた。
なるほど。その考えはなかった。
私はすこしでも時間をかけて美味しい時間を長く取ろうとする考え方は思いつかない。
あれは楽しみを長く味わうためのひとつの知恵だったのだ。
娘のそんな考え方を私も持って大事にしたいと感じたそんな休日だった。
大事にしたい
今、俺を抱きしめてくれてる君を
大事にしたいと思うほど
傷つけてしまうんじゃないかと
怖くて仕方ない
形あるものは必ず壊れる
失った時の痛みを知っているから
余計に一歩が踏み出せないんだ
『大事にしたい』記憶
大事にしたい人の大切なもの
あの人の小言
表情のメッセージ
私にとって大事な事
あなたには秘密
誰にも秘密
私だけ
それは
あなたの隣を歩く事
それだけ
でも、私にとっては大切
かけがえのない事
甘くなくていい
ただ・・・あなたの隣にいる事
簡単なようで難しい
すきってバレないように
わからないように
誤魔化して
揶揄って
あなたの横顔を見てる
僕の初恋はお前だった。
いや、正しくは記憶しているうちの初恋、だけれども。
お前に全てを捧げてきた。俗に言う青春だって、お前のせいでろくに恋愛せずに終わった。
それは、紛れもない事実だ。
けれど仕事柄、世間体、色んな目線としては諦めざるを得ない。
中学の頃惚れてから、早10年。
もう社会人として数年たったけれど、まだあいつのことを諦められそうにはない。
でも、もうやめにしよう。
この気持ちは持っていたらダメなもの。あいつにも迷惑がかかる感情だ。
いい加減結婚して、親に孫を見せてやらなくちゃ。
『達也の子はきっと綺麗になるんだろうね。
もうそろそろ、恋人ができてもいいんじゃない?』
母親だって、実家に帰れば安定を求めてくる。
お前に、離れようって、ダメだよって、言いたいのに。お前を目の前にすると、言葉が出てこない。
お前ともっと一緒にいたい。ずっと隣で笑っていたい。
この感情を、大事にしたい。
大介、愛してる。男同士は大っぴらになんて言えやしないけれど、結婚しよう。
おれらだけで、ちっちゃな教会を探して、信頼出来るやつだけを招待してさ。
お前のこと大事にさせてよ。
愛することを、誓います。
#大事にしたい
大事にしたい
この世に生まれたドラマチックさを 貴重さを
むやみに
やたらに
がむしゃらにならずに
のんびりと
過ごす時間を大事にしたい
暗い部屋
憂鬱に浸る
誰もが喜んだ賞賛に
一人だけ、耳を塞いだ昨日
暗い部屋
スランプに浸る
退廃的芸術に
一人だけ、拍手をした昨日
暗い部屋
絶望に浸る
誰もが未来に進んだのに
一人だけ、置いてかれた昨日
暗い部屋
感傷に浸る
悪口雑言に
一人、耳を塞いだ昨日
それでも
それすら
美しく思えてしまった昨日
大事にしたい
一つではなくとも
一つしかなくとも
どんなに大きくとも
どんなに小さくとも
はるか昔からでも
たった今からでも
大事にしたいと思う
思いを大事にしたい
/お題「大事にしたい」より
貴方がくれたもの。
シルバーのピンキーリング、
花の香りの香水、
小さなエメラルドのネックレス、
薬指の上に乗るダイヤモンド、
愛。
全部ぜんぶ、とっても大事なもの。
お題#5:大事にしたい
大事にしたい
お母さんの寝室にいくと、そこには横たわったお母さんの姿
「お母さん、今日学校でね……」
返事のない会話をする。
二ヶ月前には元気に話していたとは想像もつかないその姿
病気の進行は進み、もう飲食できない状態に
点滴をやらないと拒んだ私達
やっても苦しいだけだと思ったから
このままいけば二週間もないその命
今にも消えそうな命の灯火を今日も見守る
残された最後の時を大事に
一日一日を宝物のように思い出の箱にしまっておこう
この時を最後まで大切に……
テーマ:大事にしたい #311
「大事にしたい。だから――」
聞き飽きた。
貴方のその言い訳は。
私は貴方を好きだけど、
貴方は私と同じ気持ちではないのね。
悲しくなった。
大事にしたい。
それは好きとは違うのね?
私はそれを聞いて思ったの。
貴方には私とは別に好きな人がいるということに。
「ずっと前から好きでした」
待ちに待っていた貴方から告白された時に
もう私の心には貴方はいなかった。
答えるのを焦らしたけど
本当は決まっていた。
キッパリ断ることを。
それを遅らせたのは、
4年という時でした。
貴方を好きだった4年という時が短く感じた。
だから貴方に伝えます。
「私も貴方が好きでした」
本来の自分で
今ここに居続けるのは
簡単ではないなと
思ってきていたんだ
すぐスクリーンの中に
首を突っ込んで
体験してしまいがちだったから
でもね
いつでもどこでも
心地良くない感情を
捉え手放すことを
習慣にしてきて
簡単ではないという思い込み
それも何度も何度も何度も何度も
手放してきたら
最近本当に
忘れちゃうんだよね
ついさっきのことも
そして
先のことは
考えてないんだよね
今ここに生きるって
こういうものなんだなって
わかったんだ
忘れちゃうから
嫌なこととか浸ってられない
先のことを考えないから
不安になりようがない
今を楽しんで生きよう
自然とそうなってくる
そういう自分になってるのに
気がついたよ
忘れても
必要な時に思い出せる
未来のことは
この瞬間の自分が創り出しているだけ
大変だと思うけれど
手放していくことは
おもしろい体験ができるよ
手放していく時
手放しやすいやり方があるんだ
心地良くない感情を
体の中にある
黒い重い塊だとイメージする
磁石になった手の平を胸に当てる
黒い重い塊が手の平にくっつく
そのままズズズッと
体の中から引っ張り出す
その黒い重い塊の
重さを感じながら
ありがとう♪と宇宙にポ~ンと放る
深呼吸ふぅ〜
実際に手を動かすか
イメージの中でやってもいいんだ
なぜこんな風にするのかというと
体から出たものは
脳が自分のものでないと判断し
手放しやすいからなんだ
そして
イメージしよう
最高の自分は
どんなだろう
その最高の自分が歩んだ道
その道が君の前に現れ
軽やかに進んでいく
そういうイメージを持ち続けよう
大事にしたい
大きくなってきたお腹を優しく撫でる。
中でぽこんっと蹴られた気がした。
その度に、ついつい笑みが溢れてしまう。
また優しく撫でる。本当に愛おしい。
生まれてくる子との時間をいつまでも大事にしたい。
そう願いながら、子守唄を歌った――
大事にしたい
推しの若手落語家さん。彼の落語会で行ったことない街や、行ったことないお店に出かける。そして、それがいろいろな人との出会いの機会になっている。
ひと月おきに開かれるコーヒー店での落語会。そのお店、駅から遠いし推しが雨男のせいで、会の日は雨降り。でも、一年以上通ってます。
コーヒー店の店長さんが、今までに会った事ないタイプの人。ゆったりと構えて、押し付けがましく無く、コーヒーには愛情たっぷり。コーヒーの知識は、びっくり!当たり前ね。
店長さんの雰囲気が、お店全部に溢れてる。居心地の良いお店です。
落語会の時は、奥様やお子さんまで参加されてほんわか良い感じ。
お会いする度、店長さんに癒されてます。
この前、おススメを聞いて購入したコーヒー豆。家で煎れて飲んだら、美味しかったの。
もう一個、福がやって来ました!
こんな人との出会い、
大事にしたいですね。
ただ、浮かぶクラゲの形をホコリから取った。
ただ、宇宙に漂う魚を思い描いた。
喋っている人の横で微笑むこと。
誰もいない部屋で一人話しかけること。
時に 何も考えたくないときを遥か超えていけること。
全部が全部僕を作り出すんだ
どうだろう?
君の口を動かしてほしい、その静けさを打ち破るような。
誰にも予想できないような
面白いような。
すべて僕のエゴだから。
だけど独創性だと、君の宝箱に僕を入れようとしないで。
不安に駆られる僕のことを馬鹿にする独創性が、
いつも僕の味方だなんて、僕の取り柄だなんて、
哀しいよ。
嬉しいんだ彼らと違うことが、
ただ天才の類語だと思えることが、
評価されると評価が高いことが、
でも僕はそれだけさ。
それでしか表せないんだ。
それを駆使した何かで宇宙を打破できたらな。
この飛んだ妄想と、頭の中のことが、
驚くことに一番垢抜けてることに、
いつも驚いている。
嫌味な大切なやつさ。
『大事にしたい』
君が僕に付けた傷、大事にしたい。
えぇ……?
『オオゴト』だよ、『ダイジ』じゃなくて。
そもそも、君みたいな外道を大切にする気はないし。
さて、ここに大切な証拠があるよ?
ふふっ……その時がくるのを待ってて。
それじゃあね。
#大事にしたい
自分のこと 1番大事にしたいけど
君のことが好きすぎて
自分のことが大事にできる気がしないよ
#6
”大事にしたい“
大切な人...大事にしたい
親友...大事にしたい
家族...大事にしたい
大事大事大事大事大事大事大事大事大事大事大事大事大事大事
あれ?自分のことは大事にシタナくてテイイカナ?