『大事にしたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大事にしたい
大事にしたい
この当たり前の日常を
私を構成する全部のものを
驕らず、なめず、調子にのらず
感謝する余裕を
大事にしたい
【54,お題:大事にしたい】
大事にしたいもの 今まで大事にできなかったもの
いつもいつも我慢してた すり減っていくのがわかってた
余裕がなかったの ごめんね
もう大丈夫だよ 今までありがとう
私のかわりに嫌なこと全て引き受けてくれた
地獄のような毎日を生き抜くために
私が作った「ワタシ」
もう私は大丈夫だから これからは
この傷も痛みも全部 大事に抱えて生きていくよ
いつか ああ幸せだったなって思えるよう
今まで傷付けちゃったぶん
わたしのことを 名一杯大事にしてあげたい
【大事にしたい】
私はベテラン社員。
既に完璧になりつつある私であるが、未だ経験のない役割がある。
新人教育だ。
しかしそれもすぐに過去の話となるだろう。
明日から来る新人の教育担当は私なのである。
無論心構えも完璧だ。
高圧的な態度や言動は当然しないし、無理な仕事も与えない。暴力なんてもってのほかだし、最近話題のLGBTへの配慮も完璧にこなすつもりだ。
明日から私は教育の天才と呼ばれることだろう。私は成功を確信した。
─3日後
「やり直しだ!」
私は新人が作った企画書を破り捨てた。今日も残業フルコース確定だ。
「お前のせいでみんなが迷惑してるんだよ。死んでお詫びしろ」
私はイスを蹴飛ばした。
新人は縮こまって震えている。まったく情けない。
「ナヨナヨしてんじゃねーぞ。それでも男か」
しかし、ここで思わぬ反撃があった。新人はポケットからスマホを取り出し操作を行った。
するとさっき私が言った言葉が再生されたのだ。
録音していたのか。
新人はニヤッと笑った。
「いい加減あんたの横暴にはうんざりしてたんだよ。これを労働局に持っていけばあんたは終わりだ」
私はすかさず新人に渾身の地獄突きをくらわせ、窓から放り投げた。
あっぶねー。
大事になるところだった。
でもスマホを処分するのを忘れていたので普通にクビになった。
みんなも気をつけよう!
きみの言葉。
きみの自由。
きみからぼくへ、ぼくからきみへの相互関心。
きみの意志。
きみへ向けられる思い。
きみの、ぼくへの思い。
それらを全部、上手に表現できたなら、その時、きっときみは自由になれる。
そうしたらさ。もしほんとうにその時が来たら、広くも狭くもないその後ろ姿にめいっぱい広げた翼を羽ばたかせて、あの雄大で寛大な空に向かって飛んでいこうよ。
大丈夫、僕が必ずきみを守るよ。一等大事なきみに傷ひとつ付けさせやしないから。
▶大事にしたい #14
周りの人が
大変そうだったら
辛そうだったら
助けてあげなくちゃ
手伝わなくちゃ
と思ってた。
気付いたら
自分自身が
ボロボロになってた。
わたしが
わたしのことを
いい加減に
扱ってしまってた。
わたしが
しんどいなら
しんどいって
イヤなら
イヤって
言わなくちゃ。
わたしを
守っていくために。
#大事にしたい
大事にしたい
私の気持ち
それ以上に、私のまわりにいる大事な人
ほんとに大事にしたい
守りたい
まじで大事にしたい私の大切な家族
自分も色々あるけれど、みんなのおかげで私は生きられている
私の一生をかけて大事にしていく
君のことを大事したい。
だから僕は君を食べるのを我慢しているんだ。
え?我慢はしなくていいの?
それなら…今日は、君の初めてを頂こうとするか。
ちゃぷんッ
「ふぅ~…」
「あったか~…」
君とのお風呂を堪能出来るとは…
我慢したかいがあったかもしれない…
え?そっちの意味じゃないって?
じゃあどういう意味?
え、なんで照れるの?
嬉しいな、そう思ってくれてるのは。
お風呂上がったらしようか。
それで大丈夫?OK。先上がって待ってます。
111テーマ【大事にしたい】
昔、全部私のものにならないかなと好きな人を
想いながら聴いたあいみょん
「あなたの両目をくり抜いて私のポッケに入れたなら
あなたの最後の記憶は私であるはずよね」
今、会いたくても会えない好きな人を想いながら
聴いている西野カナ
「会いたくて 会いたくて 震える
君を想うほど遠く感じて もう一度聞かせて嘘でも
あの日のように好きだよって」
大事にしたい
心とカラダを大事にしたい…
でも…上手く行かないよね
素直になれないよね…
どうしようもなく自分が
嫌いになるときがある…
落ち込む…
でも…
そんなときもあるよね
…いい子いい子
頭を撫でてあげる…
ホッとする
包み込むように大切にしたい、大事にしたい
そう思う対象ばかり壊れてしまう
「ごめんね、長く生きられなくて」
近々この世を去る自分よりも
愛しい人は悲しい顔と涙で壊れそうだった
どうしたら支えられるのかと考えたとき
今まで大切にしていなかった自身の命を、気持ちを
大事にしたい…
大切にするから、と
心からそう思ったんだよ
-2nd story-
「え、怪我したの?血が出てるじゃん…」
文化祭の準備中
段ボールで切った指に、急ぎ巻かれた絆創膏
制服のポケットから出された絆創膏には
彼女の熱と匂いと優しさを感じた
血はもう止まっている
でも、外したくない
#大事にしたい
大事にしたい
私は大事にされるのも、大事にするのも苦手だ。
愛しかたも、愛されかたもわからない。
鉛筆やノートのような次元であれば、丁寧に使って片付ければいいのかもしれない。
でも人間関係に不器用な私には無理だ。
「大事にしたい」というその心がしがらみとなり、停滞を生み出してしまう。
大事にされることも、私には束縛と変わらない。
怖い。怖い。
私を大事にしたいあなたは、見返りに何を求めているの?
大事にしたいと願わないで。
どうか、私を壊して。
大事にしたい
大事にしたい。この先も、命尽きるまで。何をかと言うと…彼を毎日想うこの気持ち、そして、彼を毎日愛するこの気持ち…二人の望み通り、この先も共に過ごす事になった私達は、お互い、出会った頃の初心の気持ち、お互いが恋に落ちた瞬間の初心の気持ちを、この先も大事に生きていきたい。私も彼と同じで、時に「二人の未来」に不安を抱く事は、ある。けれど、例えどんな試練だって、例えどんなに高い壁だって、私は、貴方となら超えていけるし、二人で乗り越えていきたい。この先もどんな困難も、どんなに高い壁も、二人で乗り越えていこうよ。何時だって、「私達は、絶対大丈夫!私達なら絶対どんな困難も、どんなに高い壁も、乗り越えて行ける!」ってさ。一人じゃ不安で立ち上がれない事も、二人一緒なら、心強いでしょ?もうこれからは、一人で悩まなくても良い。だって、私の隣には、何時だって貴方がいて、貴方の隣には、何時だって、私がいるんだから✨️
大事にしたい。
そんな優しい言葉で満足してしまった。
付き合おうの一言をなぜ言ってくれなかったの?
大事にしたい
大事にしたいものが誰しもある。
大事にしたくないものを蔑ろにしがちだが、それもいつかは大事にすべきものへと変わるかもしれない。
大事なものだけに目を向けず,今自分が大事だと思っていない物に対しても向き合い,それも大事だと言うことに気付き、大抵の事は大事にしていくほうがいいだろう。
それがきっと自分の為になり、人の為になることがあるかもしれない。
『大事にしたい』
(今日の話は、前に読んだ本に書いてあったことを自分なりに解釈したもの。私がこれまでの人間関係で感じてきたこと。)
目の前に、コップがある。
それがガラスでてきているのか、プラスチックでできているのか、
見ているだけでは分からない。プラスチックだったら、少しぐらい雑に扱っても大丈夫だけど、ガラスだったらそうはいかない。そのコップは、少しでも触れたら壊れてしまいそうで怖かったから、柔らかい布を持ってきて、丁寧にそれで包んで、落とさないように、両手で持った。
しばらくすると、またもうひとつコップが現れた。私はそれも、丁寧に布で包んで抱えた。
ひとつ。またひとつ。少しづつ増えていくコップを、私は丁寧に布で包んで抱えた。そのうち、両手で抱えきれないくらいに、布で包まれたコップが増えた。それでも、私は頑張って全部持とうとした。
涙目になりながら、もう持てないと思いながら、それでも、次々増えていくコップを、布で包んで抱えた。
もしもコップに心があったとしても、私の涙には誰も気づかない。だって、私が丁寧に布で包んだから。
ある日、とうとう持ちきれなくなって、コップがひとつ、床に落ちた。ジェットコースターで落ちる時みたいな、体が浮く感覚がした。
一瞬体から力が抜けそうになって、でも、持ってるコップを落としそうになったから、何とか座り込むのを耐えた。
落ちたコップは、割れなかった。
(割れない。)
安心して、ちょっと力が抜けて、コップがいくつか床に落ちた。割れたものはひとつも無かった。もしかしたらヒビが入っているかもしれないが、布で包まれていたから分からなかった。
その後、このコップたちを、カゴに入れて持てばいいのだと気がついた。カゴを持ってきて、丁寧に中に並べた。まだ重いけれど、だいぶ持ちやすくなった。
しばらくして、重いならテーブルに並べてしまえばいいんだと思いついた。テーブルを用意して、丁寧にコップを並べた。
カゴの中には、少しのコップが残った。
私のお気に入りのコップだ。好きな柄、形、大きさ。どうしても手放せなくて、カゴに入れたまま持っていた。
大事に大事に、持っていた。
「大事にしたい」
大事にしたい人ができた。
この人だけは大事にしたい。
そう思える人がやっと見つかった、。
最後まで大事にしたい。
人への慈悲、優しさ。
私の嘘、本音、建前。
私なりの世界観。
人を思う気持ち、心。
愛情、感情。
好きなもの、好きなこと。
趣味、私なりの世界。
大事にしたい、
大事にしたい。
–大事にしたい–
【大事にしたい】
漫然とつけたテレビが、今朝起きた事件の報道を流している。
バラバラの遺体がポリ袋に詰め込まれて見つかったらしい。いわゆる猟奇的な殺人事件だ。見つかったのは胴体と四肢。四肢はさらに切断され、細かく分けられていたとのことだ。
「これ、どれくらいの労力がいるんだろうな」
私は彼女に問いかける。
だってそうだろう。人間の体を一回刻むのに、どれくらいの時間を費やすのか想像がつかなかった。
「生きながら切られたらどんなに痛いんだろうね」
私は続け様に質問を投げかける。
彼女から返答はない。
首から上だけの彼女は、昨夜不審な男と出くわした時に買い取った。危うく自分が殺されそうになったが、隠蔽工作を手伝ってやると言うと、存外素直に応じてくれた。
私は男に、遺体を切り刻み、指紋を消すことを提案した。頭はこちらが貰うから、遺体の身元が割れるまで時間を稼げるだろう、とも伝えた。
男は私に従い、まずは首を鋸でギコギコと切り始めた。刃が通らないのか、時折骨か何かに引っかかりギシと嫌な音が聞こえたが、何度も引いていると首はゴロンと胴体から切り離された。鮮血が飛沫を上げ、流血がてらてらと輝いていたのを鮮明に覚えている。
あの時彼女が生きていたかどうか、その後あの男がどのようにして遺体を処理したか、私は何も知らない。
私はその首を自宅へ持ち帰り、今日もこうして彼女に話しかけている。薄白く滑らかな肌、長く透き通るようなロングヘア、閉じたままの瞼。どれも魅力的だった。
彼女は、いずれ腐ってしまうとわかりきっているからこそ今を大事にしたいと思わせる、一種の儚さを持っていた。
※ちょっとだけホラー描写あります。ご注意ください。苦手な方は無理して読まなくても大丈夫です。
僕には大切な妹がいる。可愛くて優しくて。だけど、数日前から風邪をひいて寝込んでしまっている。
だから僕は、妹の風邪を治すための薬草を山で探すことにした。病に伏している妹のことを考えているうちにいつの間にか山の深くまできてしまったようだ。
この山をよく知る猟師の兄さんは、山奥は人喰い熊が出て危ないから入るなと言われていた。
兄さんの言う通りだ。奥に来た途端、鳥の声がパタリと止んだ。足場は泥でぬかるみ、周囲の匂いもどこか鼻にくる酸っぱい感じがして、目が眩む。
こんなところに薬草が生えている訳が無い。引き返そう。
そう本能が訴え、元いた道を引き返そうとした先、
「こんにちは」
目の前には黒髪でワインレッドのワンピースを着た小柄な女の子が立っていた。あまりにも唐突な登場に驚きすぎるあまり、声も出ず、足がすくんだ。
「ごめんなさい、驚かすつもりは無かったの」
彼女は慌てて、僕の元に駆け寄る。
「き、君は?」
やっと喉から絞り出した微かな声で問いかける。
「私はここの近くに住んでいる人間よ」
ふんわりと微笑みながら彼女は答えた。嘘をついているようには見えない。
「薬草が欲しいんでしょう?」
「どうして、それを?」
笑みを崩さぬまま、見透かしたように僕に言った。
「だって、ここに来る人たちみんな言っているから。高く売れるらしいのよね」
彼女は髪を弄りながら、気に食わない様子で呟く。
「僕は、売るためじゃなくて妹のために使いたいんだ」
「妹?」
「うん、大事な大事な妹なんだ。風邪を治したくて」
初対面の人ではあるが、本心をありのままに告げてみる。
「そう......じゃあ」
彼女はワンピースのポケットから紙包まれている何かを取り出した。
それは、僕が探していた薬草だった。
「あげるわ。さっきお庭で拾ったの」
「いいの?」
「大事な人に使って」
彼女は薬草が包まれた紙を僕に手渡した。彼女の手は異様に氷のように冷たく、僕と同じ人間か疑ってしまう。
お礼を述べようとした次の瞬間、
「おい、そこにいるのは誰だ」
僕たち以外の声が聞こえ、思わず振り返る。
「兄さん!」
僕の兄さんだった。
「兄さん、どうしてここに」
「それはこっちの台詞だ。探したんだぞ」
兄さんは僕腕を引っ張った。
「兄さん、待ってさっき、薬草をもらって......」
そう言って彼女を指したつもりが、消えていた。
「あれ?さっき、女の子が」
「女の子?」
そして、先程の経緯を話した途端、兄さんは顔を真っ青にして貰った薬草を取り上げた。
「いいから、帰るぞ」
「でも、お礼言わなきゃ」
「お礼よりも、今はお前の身を大事にしなきゃいけないんだ」
兄さんは猟銃を取り出し、体を震わせながら僕を家まで連れ帰った。
帰る途中、森のざわめきと共に小声で誰かが囁くような言葉が聞こえた。
『もう少しだったのに』
退屈そうな悔しそうな声が耳へと届き、
『 だけど、私もまだ君を大事にしたいな』
素敵なおもちゃを見つけた子供のような 愉快な笑い声を残していた。
(tips:登場人物紹介)
・女の子
屋敷の中は退屈でお腹が空くので、山奥の森で散歩している。欲にまみれた人間が大嫌い。よく白いワンピースを着ている。
・兄さん
山の里にいる猟師。最近、山に入った商人が行方不明になる事件を聞いており、警戒している。
弟には「人喰い熊が出るから」と注意していたが、実際は「熊」ではなく「人」である噂がある。
テーマ「大事にしたい」
大事にしたい
若い時は、物であったり、人であったり。
はたまた愛、愛してる人、確かにそう思えていた。
年を経るとね
本当に大事にしなきゃいけないことが見えてくる。
何を思うにせよ、何をするにせよ
資本となるのは自分
健康
健全な精神
大事にしたいこと
大事にしなきゃいけないこと
自分だよ