『大事にしたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
好きだから、大事にしたい。
そう微笑んでくれた君は、私を捨てた。
君を愛していたのに。一緒に住んでいた家から君の物が消え去った時の辛さは知らないのだろう。
夢にも出て来たのだ。ぼんやりとしか写らない君は私に『きらいだ』と吐いた。
何度朝に泣いたことだろう。一人じゃ広すぎるベッドも未だに捨てられない。君が帰ってくる事を期待しているのだから。
なんで何も言ってくれなかったの?どこに行ったの?
幻のように消えてった君は私をだめにしてしまった。もうずっと外に出ていない。カーテンも開けることができない。
太陽みたいな明るい声を思い出してしまうのだから。
『大事にしたい』
大事にしたい
あなたの事
一生忘れたくない
あなたの手紙大事にしたい
あなたの手紙を読んでると
涙が零れてくる
毎回、毎回、
あなたに出会って良かったなって思うの
この花だけは大事にしよう....
他に大事にするものなんか....ねぇもんな
『大事にしたい』
幸いは俺を愛してくれたこと。
俺の駄目なところも悪いところも全部俺は知っているのに、こんな奴消えちゃえって思っていたのに、俺は結局俺を愛してくれた。
消える勇気がなかった代わりに、臆病な私は私が生きやすいように他の道を作ってくれた。肯定してくれた。
最強の味方を作り出したんだ。
他者は怖いし死も怖いけど、俺だけは怖くない。
存分に甘やかして堕落させて、駄目な俺を俺が作って、そうしてできた私を私は愛してくれる。
大事にしたいのは私だけ。
大事にしてくれるのも私だけ。
一番をくれるから、一番を返すの。
大事にしたいから、手を引いて
大事にしたいから、離れていって
大事にしたいから……
そうやって、何度も何度も言い訳にしてきた。
大事にしたいのは事実。でも、
大事にしすぎたせいで、それが壊れていくのは嫌だ。
自分から突き放しておいて、よく言うよね。
でも、それが僕なんだ。
こうやって自虐的なことを言うのも
心の底にいる自分を守るため。大事だから。
いくら自分を傷つけようと、
それは、『別の自分』を守ろうとしてる。
それ故の行動。
僕は、自分が嫌いだ。
勉強ができない、歌もうまくない、
コミュ力も高くない。
そんな自分が嫌だった。
そして、それを直せない自分が嫌だった。
でも、自分で責めてしまった方が
他人に責められるのに比べると
個人的には、楽だと思えてしまう。
つまり、何を言いたいかというと
全部全部、大事な、大切な自分を守るための行為。
他人を大事にすることも大切だけど
まずは自分を大切にしていかないとね!
何でも言い合える
なんでも相談できる
そんな親友を大事にしていきたい
#大事にしたい
自分の中にある大事にしたいもの
それを守る為に
捨ててきたもの、諦めたもの、
頭を下げて、恥もかいて、嘘もついて、
それでも足りないなら命まで懸けて、
もう、無理かもしれない
そう思っても
辛い、と口にしてしまえば
涙が止まらない事を知っているから
大丈夫、とせめて強がって
震える一歩を今日もなんとか前に出して
どうかそんな日々を
いつか笑って話せる時がきますようにと
「僕と、付き合ってくれませんか。」
その言葉を聞いたとき、俺は
逃げてしまった。
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「はぁ…」
「どうしたんだよ、今日ずっとため息ついてるぞ」
「あぁごめん、ちょっと色々あって」
「相談しろよ?俺とお前の仲だろ」
「……これは俺の友達の話なんだけど、」
「お前友達あんまいねぇじゃん」
「今それはいいのよ、話聞いてよ」
「わかったわかった、それで?その友達がどうしたの?」
「告白されたらしくて…同性になんだけど。あ、ソイツはそんなことに偏見とかはなくて、だけど自分がその立場になってびっくりしたっていうか。」
「あぁそういう事ね。で、お前はその告白相手になんて言おうか迷ってるわけだ。」
「…ッ!?なんで俺ってわかったの。」
「お前、自分が思っている以上にわかりやすいぞ?好きなら付き合えばいいじゃん。同性愛とか偏見ないんだろ?」
「でも、今までそんなこと考えたこともなかったし、しかも俺逃げちゃったんだよ?あんなに失礼なことしたのに今更返事なんて出来るわけない。」
「…はぁ。お前はあいつのことどう思ってんだよ?それをそのままぶつけてこい!まぁ慰める相手にはなってやるからさ」
「分かっ、た。行ってくる。」
それから俺はあいつの元へ向かった。俺の気持ちを伝えるために、あいつの気持ちに応えるために。
「ゆうき!」
「…?要?どうしたの、こんな急いで。困ったことでもあった?」
「この前はごめん!ゆうきのこと傷つけて。」
「あぁ、そんなのきにしてないよ。俺の方こそごめんね。同性に告られたら困るもんな。だから謝んないでよ。俺は気持ち伝えたかっただけだし。大丈夫。」
「ねぇ、ゆうき。泣かないで。俺の気持ち聞いてくれる?」
「俺、ゆうきのこと好きだよ」
「嘘つかないでよ、同情で付き合えても嬉しくないよ。」
「嘘じゃないよ、ゆうきのこと大事にしたいし、一生離したくない。」
「ほんとに?俺の事好きなの?」
「うん、だから僕と付き合ってください。」
「ありがとう。ずっと一緒にいようね」
俺らは付き合うことになった。今まで大事にしたい相手なんていなかったがゆうきと付き合って色々変わった。これからもゆうきと一緒に辛いことも乗り越えていこう。俺らなら出来る。大事に思いあっている2人なら。
『大事にしたい』
お題《大事にしたい》
誰かの煌めき
誰かの夢
露となって消えしまわぬように
その手の中で
いつまでも輝いていられるように
大切だったから・・・
ありったけの愛を
優しさを
全てを捧げて
残ったのは
疲れ切って
ボロボロになって
乾き切った自分
本当に
大事にしたいのは
しなければいけなかったのは
泣く力さえ失っていた
自分の心だった
「大事にしたい」
長い夏が終わりを告げ
ツバメが南へ旅立つとき
みづいろの風は吹きすぎて
季節が巡ったことを知る
あなたにとっては
何度目の秋になるだろう
季節が何度巡っても
わたしたちが過ごす時間に
繰り返しはない
昨日も今日も明日も
そこにいるのは自分であって
同じ自分ではない
毎日が新しい自分であることに
あなたは気づいていないが
季節は変化し 世界は変化し
わたしたちは変わってゆく
あなたはあの時からあなたであって
同じあなたではない
生きている限り
人は毎日更新される
だからわたしは今日も生き
日々を重ねることを大事に思う
#大事にしたい
大事にしたい
遠い記憶
あまりにも遠い記憶
遠い記憶の中にある私の夢
あの頃の私は
何を想い描いていたのだろう
あの頃の夢が少しずつ消えていく
記憶と共に消えていく
灯りが消えていくように
どんどん小さくなっていく…
あと一吹きで消えてしまいそうな夢
この小さな灯火を大事にしたい
消えてしまわないように大切に、大事に…
いつか必ずあの頃の想いのように
また大きく夢が燃え上がる日まで
この小さな灯火を大事にしたい
047【大事にしたい】2022.09.21
カッコよくいうと「反動形成」、これは心理学でいうところの防衛機制の一種で、心の中にある思いとは真逆の言動をとることで、自分のメンタルの安定を保とうとすること、とでも理解しておいてもらえたらよろしいかと思うのであるが、まあ、それは要するに、恋愛とか愛情関係の面では、往々にしてひねくれた形で「好きだ」という気持ちを表出することになりがち、という傾向として現出するらしく、心理学の解説でも、好きな女子をいじめる男子、という例が用いられることが非常にベタである、といえば、大概の方には、はいはい、あーね、とピンときていただけるだろうと察せらるわけなのであるのだけれど、つまり、赤裸々にいうなれば、私は、ふだんは夫に対して「バーカ」とか「もう、いや、キライ」とか頻繁に口にするのが日常であったりするのだが、反動形成、平たくいうところの、ひねくれもの、である私という存在において、実際のところその本心はというと、まあ、こんなことをココでわざわざ公表するのもどうかと思うんだけどなぁ……、なんどと胸中ぶつくさこぼしつつも、
自分史上最高に大事にしたいのは、夫
というわけで、しかしながら、なぜこれが子どもではないのか、むしろ無力な子どものほうがより大事にして庇護してやらねばならぬ存在で、ゆえに、大人としても頑丈な夫よりも子ども第一でなければ筋が通らぬ気がしてならぬのだが、考察するに、これは自分でも理屈が詳らかではないのをお断りしておくが、おそらくは、いずれは親の手を離れ、誰か別の人に頼るようになるであろう存在と、夫という、なにかやむをえぬ事態にでも陥らぬかぎり、否応なく死ぬまで一緒の存在との差異を、無意識裏に考慮してのアレではないか、と推察される次第なのである。
昔ほど、頭も体も働きが悪くなっている。
ここが分かれ道だと思うんだ。
諦めるか…
出来ない、面倒だは、
老後破滅への第一歩目じゃないかと、
何となく思っているわけだ。
時間がかかってもいい。
上手くできなくてもいい。
始めよう、続けよう、チャレンジしよう、
そんな気持ちを、いつまでも
大事にしたい
短い影が追いかけてきて
足元に絡みつく
振りはらっても
無しにしたくても
影は消えてはくれないから
思い切ってつまみ上げて
懐に突っ込んだ
日常をサボって抜け出した日は
町中のベランダで洗濯物がはためいてる
久しぶりの太陽光線に
表も裏もきれいにさらされ
いつもの道はカラフルに揺れ動く
私の想い。私の気持ち。
それはきっと社会にとけて消えてしまうのだろう。
別に社会が嫌ってもいい。
私だけはこの想いと気持ちを大事にしてあげたいし、大事にしてあげれる自信があるから。。
「明日は雨だね!」
と、子は満面の笑みを浮かべる。
雨だね、と父が答えると、子はガッツポーズをして雄叫びをあげる。
明日の遠足は中止だというのに。
「でもパパいるし!」
雨の日になると父はお休みだ。
「じゃあ、お散歩でもしようか」
「やった!」
父は何よりもこの瞬間を大事にしたいと思っている。
出席日数が足りない、テストを受けない、学校に行かない。これらでもし 私が留年になったらどうしよう
でももし 2年生になれたとしても、私は光塩でやっていくことは 出来ないかもしれない。咲希たちと約束していた 修学旅行はグアムで場所が一緒だったから 嬉しがってた。愛美たちと約束していた 来年の文化祭でのダンスは 曲も決めていて申し訳ない。
転校したい。このことについてお父さんは許してくれるだろうか。なんのことについても とても厳しいお父さんは、当然だが許してくれないだろう。自分が選んだ学校だと言い聞かせてくるに違いない。先生に言ってもらっても 論破をするらしい。
自分を変えたい…?変えたいとは思わない。日々変わっていく私はいずれ あの頃の私に戻ると思う。毎日が楽しくて、笑顔で、誰とでも関わることが出来て、なんでも出来る、私の理想の人。
大事にしたい、この捉えた瞬間の一つ一つ。
ずっと覚えていたい、この胸の熱さも、喉の乾きも。
文字にしよう。
物語を書こう。
この大切をインクに乗せて、大事にしよう。
僕が死ぬその時まで、活字は僕と生き続ける。
大事にしたい。
そう思えるものがぼくにはある。
形なんてないけれど、
ぼくはこれだけあったらそれでいい