『夜景』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
軽自動車の後部座席でウトウトしながら窓から見つめるのは、
すこし眩しいネオンの夜景。
「都会だなぁ…」なんて思いながら、いつもは通らない道を通る。
いつもより、ちょっと特別な夜のドライブ。
不思議な感覚。なんだか大人になったみたい。
「このまま寝たら、何かいい夢見れるかな?」
人生を振り返ってみたけど、夜景の思い出がないぞう。
東京ミレナリオはエレクトリックパレードみたいなモンで夜景って感じじゃないし、
お台場で観覧車乗ったはずだけど、夜景の記憶はないなぁ。
夜景、夜景とつぶやいて、出てきたのはマッキーのオクトーバーだった。
秘密基地が山の上にあって、そこで仲間内と合流して夜景を見るみたいな曲だったと思う。
彼女も連れて行ってやれよ。
夜景
この病室からは、町の明かりがよく見える。
海と山に囲まれた町の、山の中腹に隔離されたサナトリウム。それは、小さな町全体を見下ろすようにして建っている。
記憶が正しければ、あの辺には従兄弟の家があるし、あそこには滑り台とブランコしかない小さな公園があるはず。それから、ひときわ明るいあれは、きっと町役場。遅くまでお勤めご苦労様です、と心の中でひとりごちる。
いつもと同じ夜景。代わり映えのない景色。
それが退屈だなあなんて思えるくらいに、いつの間にか自分は成長していた。そのことに、喜びと、少しの寂しさをおぼえる夜だった。
《夜景》
空が真っ暗だと
自分がどこにいるのか分からなくなる
でもそれがなんだか心地よい
もう少し生きてよっかなって
星が作った物語
二人が蒼のしたで
この夜を 祝福しよう
ぼくと君のあいの詩
まるで時間は
僕らの町を 静かに過ぎていく
さめわたった空気に
おまじないをしよう
これからの僕らは
白い奇跡の呪文で 約束しよう
めぐりめぐる日々に
君と二人 愛を詩にしよう
聖者が街に
鐘をならしにくる
行進の始まりさ
ここにもやがて
白銀の景色が
きみとぼくのストーリーが
紡がれる季節に
あいの言葉と
とっておきのプレゼント
100年続く お話にしよう
夜景。
塾からの帰り道。
ふと、空を見上げると
明るく照らしてくれる月がいた。
月が雲に隠れれば
道標が無くなったように感じる。
月が雲から出てくると
安心する。
太陽のような明るく元気な道標はないが、
月は明るく優しい道標を照らしてくれる。
美しき月
こんな日に死ねたら
こんな場所で死ねたら
こんな事を考えて来なければ
こんな夜景なんて何時でも綺麗に見えただろうか
全てを失くした私にとってはこんな景色....
こんな景色はゴミのようだ
何故人はこんな物を綺麗と言えるのだろうか
何故態々見ようと思うのか
何故お金をかけて見ようとするのか
こんなちっぽけな景色の為だけに
何故?
# 127
眠れない僕を置いたまま
眠ってしまったこの街に、
僕が眠れる程の居場所が
まだ眠っているだろうか。
-ねどこ-
ある日のお雨の朝
高校1年中坂ありな 16歳
普通の高校生
夜景は揺れる
かわいた音がサラダなくびきを断つ
二人はわかっている
でも予感はおくびに出さず
今だけスマートにシーソーを楽しむ
夜景は揺れず
されどもこれから夜は傾く
二人にはわかっている
キラキラと
輝く街の
隅っこで
切り取られたように
灯る展望台
【夜景】
夜23時。いつもは眠いけど今日は違う。
昼間に干しておいたふかふかのお布団で二人、向かい合って横になる。あなたの綺麗な顔を見つめていたけどどうしてか気恥ずかしくて寝返りを打ったのは、あなたがいない壁側。くすり、と笑われちゃったね。
あくびが出ちゃいそうな時間でもあなたがいるなら何だか寝れない。
#夜景 #エッセイ
街の灯りが好きだ。
道端の街灯。お店の照明。通り過ぎる車のヘッドライト。
下がった視力を矯正してもボヤける視界ではどの灯りもフワフワした光に見える。
帰り道の何気ない風景。だけれども夜になるとこんなにも美しい。
一度写真に撮ってみたがカメラの性能が良くてどの光もくっきり見えてしまっていた。
だからこれは私の目にしか作れない夜景だ。
#夜景
キラキラと光る橋、ビル、民家。
綺麗だなぁとぼんやり眺めていたら、いきなり背後から肩を掴まれ振り向かされる。
なんだなんだと背後に目を向けるとそこには厳しい顔をした中年のサラリーマンが一人。
「あんたはまだ若いんだから、早まっちゃいけない!!」
こいつは何を勘違いしているのだろうか。
「あの、「生きていれば良いことはきっとある。だから」あの!!」
私が声を張り上げると、ビクッとして肩からやっと手を離した。
「あの、別に私、死のうとなんかしてないんですけど。」
「え、?」
やはり彼は私が自殺しようとしているのではないかと早とちりしたようだ。
「じゃあ、なんでこんな時間にこんなところに突っ立ってたんだ。」
「別に、仕事終わりにここを通りかかったらいつもは見ていなかった景色が思ったより綺麗だったんで見てただけですけど」
「そ、そうか。はやとちりしてしまってすまない。」
彼は恥ずかしそうに早口にそう言って歩き去っていった。
「今回は間違いだったけど、たまには他人に心配されるのも良いもんだな。」
若者はそう独りごちて、また1歩自宅に向かって歩みを進めた。
綺麗な夜景だった。
この景色を彼女にも見せてあげたかった。
後悔してももう遅い。
だから自分は自分の出来ることをやっていこうと心に決めた。
田舎
電信柱の電灯が唯一の明かりで
コンビニすらない
田んぼと民家の共存が
とても寂しげで
とても美しい
暖かな闇が包む世界
※夜景
今日は2人の友達と遊んだ。行く前は何をするか決まってなく行くのがめんどくさかった。でも行ってみると初めて麻雀をリアルで打つことができとてもよかった。そして、ひと段落つきお腹が空き近くのイオンへ行った。イオンで食べ放題の串屋へいった。食べ終わり、フードコートへ一度寄ってスマホで麻雀をした。しかしふぐ閉店するお知らせが流れたので駐車場へ向かった。そして、0時まで空いているマクドへいった。2階へ上がり麻雀の続きをした。そこで麻雀をしているとエレベーターの去り際にこっちに向かってチェケラのジェスチャーをしてきた2個上先輩の連れがいた。2階が閉まる時間になり、いい時間にもなったので駐輪場へ向かった。そして、放出に向かっている途中、僕が久々に行けていなかった七福という温泉に行きたくなり、急遽行くことになった。そして、これからなにをするかや暇な時間を聞いたりし、整った。終電のため温泉から帰り、放出へ向かった。放出で電車を待っている時間にこのアプリを見つけ、インストールするとお題が「夜景」だった。そのため空を見ようと思ったら屋根で空が全く見えなかった。
きれいな夜景よりも
僕のとなりにいるきみのほうが
ずっとずっと何千倍もきれいだ。
「月夜」、「真夜中」、「夜の海」、「夜明け前」。
お前とも随分長い付き合いだな。某所在住物書きは過去投稿分を辿りながら、ぽつり、ぽつり。
そもそも「夜明け前」は先週書いたばかりだと、ため息を吐き、ネタを探す。
やがてメモ帳アプリを呼び出し、簡単そうなひとつを閃いて書き始めると、
「都市部や観光地の夜景は大抵高地から低地を見下ろして人口の光を見るけど、
田舎や山間部の夜景はそもそも人口の光がバチクソ少ないから、天を見上げて星の光を見る、
……とか考えたけど、確実に、前回投稿分とネタが被ってるわな」
そもそも己の今書こうとしている風景を、前回の物語で使っていたことに気付き、
文章をタップして、範囲指定して、再度タップして白紙に戻した。
――――――
3連休最終日だ。
「月曜日」ってカンジがしない月曜日だ。
明日になれば、また仕事。嫌いな上司の顔色伺って、ブラックスレスレの業務をこなして、自分のAPとMPをやりくしながら、次のお休みまでHPを削る。
推しとごはんと、呟きックスと昼寝とお酒と等々が、ポーションでキズぐすりで回復薬。
明日からまた頑張りましょう。
きっと相変わらず上司はクソで仕事もクソだろうけど、乗り越えていきましょう。
ということで、職場の長い付き合いの、先輩のアパートで、半々にお金と食材出し合って、ちょっと贅沢なディナーとデザートを、シェアすることになった。
「明日も明日で、34℃予報だってさ」
先輩の部屋は、ある程度の高さの階にあって、防音防振対策完備な部屋で、
ワーストでもベストでもなく、まぁまぁ、窓の下にそこそこの夜景が見える。
「酷いよね。9月って何だっけ、っていう」
コンビニとか、カフェとか、他のビルの階下とか。
防音設備のおかげで、外の騒音なんて全然聞こえないけど、
光の洪水は、夜の営業と生活の過程と結果は、カーテン開ければ問答無用で入ってくる。
「先輩大丈夫?明日溶ける?」
そこそこの階に住んでる人なら、誰でも見てるような、別に10万ドルも1000万円も無さそうな、どこにでもある夜景を見る。
ちょっとまぶしい中での水炊きモドキは最高だし、その出汁を少しかけたたまご雑炊もおいしかった。
先輩は雪国出身だった。
寒いのは氷点下だって気にしないけど、暑いのはバチクソ弱い。
実際、いつかの35℃は職場でぐねんぐねんに溶けてたし、一度熱中症で倒れたこともあった。
懐かしいな、いつだったっけ。
「また倒れたら、私に構わず例の案件、進めてくれ」
答える先輩は他人事。
おかわりのお肉とスープを私によそって、渡して、それから私の空っぽになったカップをお花の工芸茶で満たして。
「私が居なくても、お前なら、なんとかなるだろう」
私と、私の奥に光る夜景を、
何か、思うところが有りそうな、心に1個か2個決意した事が在りそうな、
目の奥に小さい、強い光を秘める視線で、それとなく、見てた。
心当たりはある。
何を考えてるか、多分私も知ってる。
先輩自身の恋愛トラブルだ。
先輩を追っかけて私達の職場にまで突撃してきた、
先輩の住所を特定するために私に探偵を付きまとわせた、あの人。
例の初恋相手兼ストーカーさんだ。
先輩はこのアパートを引き払うつもりだ。
これ以上初恋さんが、私や先輩の周囲に迷惑かけないように、東京から離れるつもりだ。
いわゆる「女の勘」だけど、きっと、多分、そうだ。
ストーカーさんの暴挙を止めるために先輩が東京から出てくのは何か違うと思う(個人の感想)
「私、先輩居なかったら、バチクソ仕事サボるから」
良いよ。自分の口で、ハッキリ話してくれるまで、気付いてないフリしてあげる。待っててあげる。
水炊きモドキのお肉かじって、お茶飲んでジト目で先輩を見る私を、
「それは……困るな」
先輩は一生懸命に頑張った苦笑で、自分の本心を、必死に誤魔化してそうだった。
君たちはきっと
夜景って聞いたら都会をイメージすると思う。
不思議だよね。
夜景って、夜の景色って意味なのに
田舎の夜景が想像できないんだもの。
まあ、都会の方が華やかではあるのか。
でもさ、田舎もいいと思う。
街灯が何処にもなくて
代わりに空に浮かぶ星や月が
自分達を照らしてくれる。
人工的な光じゃなくて天然的な光。
そう考えたら
田舎の方が華やかな気がしてこない?
ー夜景ー