『夜の海』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
題名=夜の海
綺麗な星空
綺麗な海
今日もまた
1人で夜の海に
素敵な夜にあなたと眺める海、。
夜の海
朝は地平線まで見えるキラキラ煌めく水面は
夜になれば、一際暗く色を落とし
夜空に輝く月や星を写している。
私も、夜の海に呑まれてしまいたい
夜の海
揺れる髪
いなくなるにはいい景色
碧と海
光輝く
碧と海の世界は
二人創り楽園…
交わる
鮮やかな色合い
神秘的な楽園…
一滴の闇が堕ち
淀んでしまった…
広がり始めた闇が
全て闇に塗り替えられ
何時しか居場所は
端に追いやられて逝く
鮮やかな楽園は
もう… 失う…
最後に綺麗な
記憶と祈りを
心の破片も
置き去りにし
此の居場所から
離れてしまった…
朝と違って、夜の海は怖い雰囲気だ。そんな夜の海で失った恋人のことを俺は考える。とても、とても大切な俺の恋人だった。夜の世界で出会った彼奴は誰よりも輝いていた。
あの人はいつもの通り
月光により生まれた
自分の影と共にステップを踏む
私もいつもの通り
黒の波音と共に銀の唇で口笛を吹く
あの人は遺書の続きを綴り
私は返事と鎮魂歌を贈る
夜の海。
夜の海は
1人じゃ
吸い込まれそうで
ちょっと怖いから。
2人で
ドライブがてら
行こうかな。
良い顔をするというのは
自分の素顔をいい人という仮面で糊塗することでもある
そうすると欠点は仮面の影で、密室に入れて鍵をかけられる
そうなるとどうなるか?
全く人目に晒されなくなった欠点は、腐敗し、カビが映え、肥大し、目も当てられない姿になる
なぜなら、そこだけ風通しが悪くなるからだ
だから私は常に良い顔の人ほど危険だと思っている
自己肯定感という言葉が流行っているけども
それは、欠点も長所もさらけ出して誰かに受け入れてもらうこと
必然、欠点も長所も規模の小さい間しか受け入れてもらえる可能性が望めないということでもある(だから普通の人は、幼少期に親から受容してもらうという過程を終える)
長じて今さら、肥大し、腐敗した欠点を「ありのまま」受け入れてくれる人など、誰が居るだろうか?
だから、良い顔をする、良い人の振りをし続けるってのはとても危険なんだ
多くの素顔を見せることに失敗した人たちは、愛情を迎合で代替し、利害と熱狂的全肯定の世界に住むことになる
日本でカルトが再三隆盛を極めるのはこういう理由からでもある
すべては愛されることへの挫折と恐れが長年の歳月でこじれ、中年以降に利害で補おうとすることから悲劇は生まれる
愛情不足
それはこの国の病なのだ
指先に紙の質感を感じながら、ゆっくりとページをめくる。言葉の渦に溺れながら、思いを馳せる夜の海。暗く深い水底に、沈んでいるきらめき。届かなかった思いが、言葉が、きっとそこにはひしめいている。叫びのような、涙のような、行き場のない思い。そこにあなたもいるような気がして、窓の外に視線をやる。真っ暗で何も見えない。時々波の間に、月の光がささやかな色を落とす。いや、あれは海底のきらめきかもしれない。誰かが吐き捨てた感情はきっと、今日も海の底から深い夜にだけ、月明かりに誘われるように音の無い主張をにじませている。
〉夜の海
月に照らされた海は、すごく綺麗で僕の1番大好きな景色。
最近はその景色を何度も見れるなんて最高でしかない。
見たことない人にも、是非見て欲しいとも思うけど、
独り占めしたいと思う気持ちもあるんだよなぁ。
疲れた時には、ぼーっと綺麗な景色を
見ることもありなのかもしれませんね!
「夜の海」
夜の海
水面に月が、星が、反転して映る。
静かに海鳴りが響き、私に届く。
夜、真夜中。私だけの、海鳴り。
“夜の海”
ねぇ、『サマースノー』って知ってる?
サマースノーっていうのはね、
珊瑚の産卵のことを言うんだよ。
珊瑚は夏の満月の夜に産卵するんだ。
同じ種類の珊瑚は一斉に産卵する。
その光景が雪みたいだから、
サマースノーっていうんだって。
だからね、私が死んで骨だけになったら、
サマースノーが降る夜の海に、撒いてくれる?
ほら、お墓に閉じ込められるのって怖いからさ。
海で自由になりたいの。
これが、君と話した最後の記憶。
大丈夫。
約束は果たす。
夜の海に溺れたい。
深い海の底に、私を連れて行って。
貴方と一緒に。
夜の海
深い深い、海の底に僕を誘って
生きていたくない
夜の海
夜の海って、なんか怖くない?
昼間と違って真っ暗で何も見えないのに、波の音だけは響いてて、なんか飲み込まれそうだよね。
太陽をそっと腕の中に抱きしめて
星を映し揺れる海は
きっとこの世界で
誰よりも何よりも優しい
月の光で白く光る夜の海
散歩がてらに海に寄れる
そんな場所に住みたい
#夜の海
夜の海
ま近く見たのは
父さんと
【夜の海(声なき声)】
彼女がそこに来たかった理由はある。
彼女にはわかっていた。
でも、決して言わなかった。
言わないと固く決めていた。
言葉にしたら・・・
心から出してしまったら・・・
嘘に聞こえそうな気がする。
いや
そうではないかもしれない。
自分でも、偽りなのではないかと
不安になりそうだったのだ。
心が言葉と共に彼女の中から出て行き
なくなってしまうような・・・
そんな気になる。
暗闇の中で
波の音だけがやけに大きく聞こえてきて
よりいっそう彼女の寂寞を煽る。
空を見上げた。
その日は・・・
星がとても綺麗だった。
明日はきっと晴れるだろう!
彼女は微笑んだが・・・
目から・・・
涙もこぼれていた。
#エッセイ#短編小説