『変わらないものはない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ありがとう、優しい嘘。
貴方が私に言ってくれた、優しい嘘。
私を励ますために言ってくれた、優しい嘘。
凄く嬉しかった。
初めて言われた言葉だった。
「ごめんね。」
私が他愛もない話を貴方にしたら、貴方は私の目を見ずにそういった。
何だか、心に穴が空いたような感覚になった。
いつもは酷い貴方でも、そのときの貴方はとても温かかった。
普段言えないことを、そのときに吐いた言葉。
私はどう言い返せば分からなかった。
「何で?」
と言い返すのも違う。
本当は、私はこう返せば良かったんだと。
「私も。」
貴方だけが謝るのはおかしい、私も謝る。
だけど、それは優しい嘘。
貴方が謝った理由が、私が生まれてしまった事だったから。
変わらないものはない?
そーだね、僕も生まれた頃の幼い僕から、臆病で器の小さい人間になった。
すっかり変わっちゃってさ。
なんでかな?親には良いようにしてもらってたし、友達も悪くなかった。
なんで?なんでだろう?
学校も皆勤賞、部活も頑張った。
テストもいつも100点だった。
容姿だって、悪くはなかったはずだ。
…でも唯一、なかったものがあるな、
それは、夢だった。
趣味なんて無かったし、特技もなかった。
何をしても楽しくなかった。
だから、僕は変わってしまったんだ。
“自分のため”ではなく、“親や友達のため”に。
良い子でを演じてたんだな、これが。
でもなんか、疲れちゃってね。
良い子を演じるのをやめたんだよ。
そしたら、ま、みんな離れていったわ。
裏切り者だとか、信じてたのにだとか。
そんなん、お前らの勝手だろ。
人に押し付けんなよ、正義感をさ!
それなのに、勝手に被害者ぶってさ。
うぜえんだよ!
「変わらないものは、何もないんだよ」
「そっか……」
「俺たちの関係だって。いつかは終わるものだったんだ。悲しいけど……」
そして君は出て行った。
せめて楽しかった2人の思い出は、胸にとどめておきたい。
ガランとした空間に、2人で過ごした日々のかけらが漂っていた。
【変わらないもの】
変わらないものはないのかな。わたしにはそう思えない。物心ついたときから変わらないわたしがいる。拙い思考で何をがんばるというの。抜け出す方法がわからない。溶け出すより先に固まる。言い訳なのかな。それすらわからない。わたしを肯定する人のやさしさを口の中で転がし続けて甘い。キャラメルの味。まともなふりもできない。ここにいるべきではないのに、辿り着いてしまった。
一緒に来た場所も
一緒に見た景色も
一緒に食べたご飯も
今はもう全て変わってしまって
やっぱり変わらないものはないんだって寂しい気持ちになる
今、なにをみているのか。なにを感じるのか。自分は誰であるのか。今日に考える。
変わらないものはない
一緒に過ごした時間も
交わした約束は確かにあったが、
全てが泡沫の幻だったかのように
今では全てが曖昧で
あなたの隣にいても同じ気持ちにはならないんだ
ごめん。
けれど、もう耐えられないんだ。
一緒にいた時間も全ては無に帰ったわけではなく
ただ、今の
本来の道筋に戻っただけなんだと
そう思ったら涙が溢れてしまうけれど
今は歩き続けることしかできないから
このまま行くよ。
いつかまた笑い合える未来があると信じて
進んでみるよ
『変わらないものはない』(テーマ)
昨日クリスマスの過ごし方だったのに急に重くなるじゃん..びっくりだよ..。
漫画に出てくる名言っぽく言うなら、
「自分が生きている限り自分であることは変わらない、自分は自分なんだぜ。だがな..自分の中の選択肢は、いくらでも作れる。自分を変えていくんだ、自分自身の力でな✧」
私がテーマを見た瞬間に思いついたのは
「いなり寿司は美味しいがいずれ飽きる」
好みも制服も絵柄も文の書き方も変わるしなぁ..。
変わらないものはないってなんか明けない夜はないみたいだな、そんなことないか。
ただいまの時刻は10:50、今日から冬休みです。
ひゃっほいですね、部活の遠征で初日は潰れたわけですが..え、なんでなん!?楽しかったけどさ!
なう(2023/12/26 22:52:02) あ、この2行、3行?に2分使ってる..。やばい脈絡がない、意味不な文章だ。
ジョジョ好きなんですよ私..まだ新規なんですけども..今のところは2部が好きです。頭脳戦って感じでかっこいいですよね。頂点に立つものは常に1人!
突然でしたねすみません、まぁあれですよ、あの..
2部が好きですがその内5部が好きになるかもしれない、変わらないものは無いんですよ。
バ ァ ァ ァ ァ ァ ー ン ! ! !
おやすみだ..アリーヴェデルチ ..
「変わらないものは無いってよく言うけどさ、俺はあると思うんだよね。変わらないもの、」
どこかぼんやりした様子で口にした先生の言葉をふと思い出した。
丁度先生に貸してもらっていた近代文学の本を読んでいたせいだろうか。
そうだったらちょっと嬉しい。
私の生活の一部に先生が入り込んでいることが。
「変わらないもの、…」
先生はああ言っていたけどどうだろう。
あ、でもわたしがにんじんを食べられない事は世界がひっくり返っても変わらなそう。
あと先生を好いている気持ち、とか。
「……意外とあるもんだ。世界は案外ロマンチックじゃないなぁ、」
だから言ったじゃないの、と先生の国宝級のドヤ顔が目に浮かんだ。
先生のドヤ顔はやっぱり可愛いけど、会えないと思うとこんな想像ばかりして余計に会いたくなる。
会えない日まで私の心を甘く蝕んできゅーっと苦しくなる。
はやく逢いたい、それも私の一方通行な想いだけど。
少しは先生だって寂しく思ってくれてるといいな、なんて甘い妄想をしながら布団に包まる。
もし、世界がひっくり返って私が他のどんなことを忘れてしまっても、先生を好きな気持ちだけは覚えていたいと頭の片隅でぼんやりと考えた。
2023.12.26『変わらないものはない』
出逢って20数年が過ぎた。
あの頃の華奢さも、純真無垢さも、年を重ねるにつれどこかにいってしまった。
この世に変わらないものは、ない。
そして、俺がお前を想う気持ちも変わった。
俺よりひとまわり小さくてすぐ泣いていたお前を「守らなければ」と思っていたが、今は違う。
庇護対象から背中を預け合う相棒になった。
変わらないものはない。
でも変化を受け入れてこれたのは、となりにお前がいたから。
俺たちはふたりでひとつ。
一緒に前に進み、倒れる時は一緒に前に倒れよう。
231226 変わらないものはない
【変わらないものはない】
流行や世界情勢、ましてや罪悪の観念でさえ百年、二百年続くものはない。
色んな価値観があっていいと思うけど、それは例えばその時代の社会であったり風潮であったり文化であったり。そんなものに影響を受けて、永遠に続くことはないんだ。
万物は流転する。
永遠なんてない
不滅なんてない
進化して退化して
時間が進んで
停滞なんて許されない
衰退して発展して
いつか終わりを告げる。
終わりを告げるまで
–変わらないものはない–
大掃除当番表
下駄箱
トイレ
エヤコン
食堂
窓吹き
洗面所
面談室
作業場
換気
日直名札
変わらないものはありません。
例えば自分の好きな食べ物がおにぎりだとします。
どんなに好きで食べていても途中で飽きがくると思います。「美味しいな」→「美味しいけど飽きたな」
さらに食べ続けると「もういらない」に気持ちや感情がどんどんと変化していきます。
人生だって同じです。
前までは「こんな楽しい人生ずっと続いたらいいのに」→「この世から消えたい、死にたい」に変わりました。ある一つのことからこのような感情になりました。
皆さんも今どうして生きているのか、どうして生きたいのか、どうしていきたいのか、今一度考えてみてはどうだろうか
「変わらないものはない」
おはよう。と君の声で私は目が覚める
いつも決まって電話で起こしてくれる。
そして1時間後に職場で会う。
そんな毎日を最近迎えている
そういえば君と私は10個離れている
けど、そんなの全然気にしたことなかった
一緒に居てすっごく楽しいし、面白い、落ち着く、それに毎日かわいいって言ってくれるから可愛くなる努力もできる…
君はたまにやっぱり10個も離れると気にするよ、と言う
歳がどれだけ離れてようが何も変わらない
お互いの気持ちが大事なんだ。
そう思わせてくれたのは君が初めてだった。
いつか結ばれる日が来ますように。
そんな事を心どこかで願ってる。
変わらないものはない
友情も愛情もいつまでも変わらないと言うけれど…
本当に…?
本当に変わらないと言うならば、なぜ壊れる時は簡単に壊れてしまうの…?
結局は変わらないものなんて……
あるわけないんだよ…
#変わらないものはない
嫌いだったはずなのに
消えたかったはずなのに
好きだったはずなのに
生きたかったはずなのに
思考も感情も何もかも
常に変化し分からなくなる
でもね、
ヒトの深くにある変わらないもの
それがあるはず―
だけど
それに気づくのが怖くって
常に無常を信じてる
こころはコロコロころがるから
ココロっていうんだって
それってちょっと残酷で
ちょっと優しい
変わらないものはない
数十年ぶりに、地元に帰ってきた。
私が出ていった時は田んぼだらけの田舎だったのに、今ではすっかり商業施設や娯楽施設が建ち並ぶ『そこそこ便利なまち』になっている。
「都会ぶっちゃって、まあ」
知っている店も、人も、家も、もうほとんど見当たらない。あるのは馴染みのない店や、人や、家である。
「ん?」
あと十分で実家だという頃、右手に駄菓子屋が見えた。外にアイス用のクーラーボックスとガチャガチャが二つ。中学を卒業する時まで通っていた昔ながらの店だ。
「なつかしー」
車を停めて、中に入る。売っている商品は、どれも五百円以下のお財布に優しい価格設定。五円チョコとラムネを手に取り、レジの男性に渡す。駄菓子屋のばあちゃんの孫かなぁ、と思いながら精算し、車の中で五円チョコを口にした。
「あっっま」
全国の砂糖を集めたかのような甘さ。こんなに甘かったっけ? 自販機……コーヒーは……
「あ」
無意識にコーヒーを探す自分に気付き、思わず笑った。
自分は町ほど変わっていないと思っていたけれど、そんなことはなかったらしい。所詮、変わらないものなどないのだ。
~2作品~
潮の香りがするバス停から少し歩き石階段を登った先には、樹齢何年だろうかと思うような立派な松が生い茂り、そこを抜けるとまるで別世界のように広がる青い海。
腰をおろし広がる青と白を眺めながら、打ち寄せる波の音を聴いた。
遥か昔より、何も変わらない景色だろう、しかし彼方に見える船影のみが現代である事を教えてくれる。
ゆっくりと流れる船は何処へ行くのだろうか?
この波は何処から来たのだろうか?
どれほどそこにいたのだろうか、気がついた頃には赤く染まり出した景色を名残惜しく思いながら歩き出した。
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子供だった頃の記憶は年を重ねるごとにだんだんと少なくなってしまうものだ。
そして大人が子供だった頃は何を考え何を感じていたのか?
私は幼い頃、強く思った事を覚えている。
早く大人になりたい
それを強く願った。
そんな事を言う私に祖母は
「みんないつかは大人になるから大丈夫よ」
と笑いながら幼い私を膝に乗せてくれた
しかし、幼い頃の私が大人になった今そんな思いは真逆になっている
今では全てが懐かしい
夕方友達と別れ家に向かう道で嗅いだカレーの香りや、家族と共にした祖母と母の手料理
父のおおきな背中を洗い、ゴツゴツとした指で洗われた頭の感覚
祖父の布団のぬくもり
変わらないものはない、時の流れで全てが皆等しく変化し、大好きな祖父母は天へと登り、大きかった父の背中はいつしか小さく感じ、母はいつからかおばあちゃんとなっていた
しかし、唯一変わらない物があるとしたなら家族を思う気持ちだろう