『声が聞こえる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「第1章 葬式」
声が聞こえる。アイツの声が。
葬式後…
ジャベリンナイト「マキちゃん。死んじゃったんだすね…」
メタナイト「そうだな…アイツ、今頃天国で何をしているのだろうか…」
船員ワドルディ「考えるだけで悲しくなってきました…」
メタナイト「とにかく、今は戦艦ハルバードに急ごう。」
メタナイツ「はい。」
その日の夜…墓場にて…
(マキの墓に花束を置く)
メタナイト「アイツ、天国で元気にしているだろうか…」
その時。
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メタナイト「!?」
マキ「メタナイト様、私だよ。マキだよ。」
メタナイト「マキ、貴様が何故ここに…」
マキ「私、メタナイト様に会いたくてこの世に来ちゃった☆」
メタナイト「そうか。ひとつ言わせてくれ。自殺はするなと何回も言ったであろう。」
マキ「そのことはごめんね。自分でも反省してる。」
メタナイト「そうか。反省しているならいい。最近はどうなんだ?」
マキ「皆と仲良くできてるよ。天国も楽しいし。最近はレナと仲良くなったよ。」
メタナイト「そうなんだな。なんだかんだでいい感じなんだな。」
マキ「うん。あっ、門限すぎちゃう!急がないと!」
メタナイト「何!?、マキ、それを過ぎてでも構わない。もう少し話を聞かせてくれ。」
マキ「でも、もう行かなくちゃ。そっちでも元気にしててね。」
メタナイト「マキ!!」
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メタナイト「行ってしまった…」
ジャベリンナイト「あれ?メタナイト様、何してるダスか?」
メタナイト「ジャベリンナイトか。すまない。マキの墓参りをしていた。」
ジャベリンナイト「そうダスか。少し心配だったダス。」
メタナイト「マキ、また私が墓参りに来た時、話を聞かせてくれるか?(ボソッ)」
ジャベリンナイト「ん?何か言ったダスか?」
メタナイト「いや、なんでも無い。」
ジャベリン「じゃあ、もうすぐ朝ダスし、もう帰りましょう!」
メタナイト「ああ。そうするとしよう。」
妄想昔話 第6話
『そんな…僕は行けないのか…』
天狐は人間の身体であることを怨みました。
村の狐たちの間で沈黙が流れました。
沈黙に耐えかねた翁狐が
『誰も行く者はいないかの。
では儂が…』というと
『いや。わたしが行く』
霊狐が翁狐の言葉を遮って
声を上げました。
そして天狐の目をじっと見つめて
『あんたはあんたのできることをやりな。村人を変えるのはあんたにしかできないんだよ』
『天狐や仲間達が殺されたあと、冷静でいられなくなった。人間なんて死んでしまえばいいとばかり思っていた』
『だけど、あんたの言葉を聴いて分かったよ。わたしの本心はひと時の和じゃなくて、人間と共存し後世に紡いでいく安寧を望んでたんだ』
『もう迫害なんてさせない。ここにいる我らの世代で終わらせる。そのためにわたしは力を尽くしたい』
天狐は姉にいろいろと伝えたい言葉がありましたが
『気をつけて…稲荷様を説得して雨が降ることを祈ってるよ。村人は僕にまかせて』
としか言えませんでした。
『決まりじゃの。出発はいつにするのじゃ?』
『善は急げだ。今すぐにでも行きたいが、こんな夜更けに赴くのは稲荷様に失礼かな』
『稲荷様には朝も夜もない。失礼にはならぬじゃろ』
翁狐は火、水、木、金、土の5文字を地面に書くと、それぞれの文字を線で繋ぎました。すると星形が浮かび上がってきました。そして星形の中央に、勾玉を2つ組み合わせて作った陰陽太極図を置いたのです。
『詠唱を始めるから皆、離れていなさい』
『イーナリズシクエ…』
『アーブラアーゲトゥキトゥキ!』
翁狐の口から青白い炎がボオッと出て火、水、木、金、土の文字に吹きかけました。すると、その5文字が金色に発光して宙に浮かび上がると、陰陽太極図に向かって吸い寄せられて消えました。やがて、陰陽太極図の場所には、ぽっかりと円状に空いた闇が広がりました。
『この闇に落ちれば天界へといける』
翁狐が言いました。
『ありがとう。行ってくるよ』と
霊狐は村の狐たち一人ひとりに目配せした後
意を決して闇に飛び込みました。
30秒ほど落ち続けたでしょうか。
途中、閃光がときおりパッパッと飛び散るのが見えました。その閃光が1つに集まり、巨大な光となって霊狐の身体を包み込んだのです。視界が真っ白になったとき、やっと地に脚がついた感触を感じました。
強烈な光をうけたせいで、しばらく目が眩んでいましたが、徐々に視力が戻ってきて周囲の状況を把握できるようになりました。
日の出と日の入のときの空の色を混ぜたような背景の
空間がどこまでも広がっていて、どこに向かえばいいのかも分からない。そんな場所でした。
『こちらにおいでなさい』
どこからか声が聞こえてきました。
霊狐は声のする方向へ
身体を翻しました。
次のテーマに続く
"声が聞こえる"
白い夏 中田 小春 文
私は今、数学の授業を受けている普通の中学二年生。
数学は嫌い。 今すぐこの教室から抜け出してしまいたいな。 そんなこと思いつつ授業を受ける。
〜授業の終わり〜
「疲れた〜」っと私は言った。 すると好きな人が…
「お疲れ様」っと言った。 私は慌てた 初めて話しかけられたから。しかし、嬉しいという感情もなくただ慌てただけだった。
最近いちばん耳に残って困ってるのは、
♪アンサーは、タンサ
【声が聞こえる】
ここはどこ?......。
声が聞こえる。愛おしくて聞き慣れた温かい声が。
重くて暗かった瞼をようやく開く。
そこには私の手を握りしめ泣いているあなたがいた。
ありがとう。
戻るべき場所に戻ってこれたよ。
綺麗だと思った
これは同情とか情けとかじゃなくて
ずっと聞いてみたいと思った
鈴を転がしたようなかわいいものじゃなくて
きっと聞けると思った
だってきみは話すたびに瞳に寂しさを隠すから
僕は背中を押せるかな?
世界は君に優しくて少し心苦しいけど
これは君と僕の話
手で繋がる君と僕の話
#声が聞こえる
秋を感じる今日この頃。今日はお彼岸である。
空からいつも見守ってくれている主人の声が、風とともに聞こえてくる。
暇を持て余して
YouTubeを開く
あの人の声が
動画とともに流れ出す
なんでこんなに泣きたくなるんだろう?
【声が聞こえる】
声が聞こえる
私を留めるもの
逃げたいと思った
午前3時。屋上。
一気に飛んでしまえ
一気にいってしまえ
その時、聞こえた
そっと聞こえた
優しいあの声
声が聞こえる
午前4時。
空は明るい
『声が聞こえる』(創作:小説)
“愛が消えるとは、こういうことか”と、実感した。
僕は彼女のことが許せなかった。どうしても。
毎晩のように騒いで、僕の快眠を邪魔し寝不足にさせるくせに、僕が仕事している昼間は寝てばかりいる様子だった。
先日など、仕事から帰宅したら、お気に入りのフィギュアが壊れていた。オークションで競り勝って、やっと手に入れたレア物だった。
“あんなヤツ消えればいい”と、心底思ったから、捨ててやった。あんなヤツ知るものか。
程なくして、彼女は交通事故に合い亡くなった。
そして、その日を堺に夜になると、どこからともなく声が聞こえるようになった。
僕は彼女を捨てたことを深く後悔し、申し訳ない気持ちでいっぱいだったから、毎晩、その声に耳を凝らし、聞き入るようになった。
「にゃーん にゃーん」
“おかえり ミケ ごめんな”
今夜もミケの声が聞こえる。
自分の声は正直小さいかもしれない、周りがうるさいと自分の声はすぐ負けてしまう。自然と声が小さくなって
一瞬で消えてしまう
「声が聞こえる」
君の声が聞こえなくなったのはいつだろう。
ずっと楽しかった…
いつからその楽しいが…過去形になってしまったのだろう…
何も楽しくない
何も面白くない
何も…
そんな事を思っていたら
何もかも思い出せなくなってしまうのだろうか
いつか僕の中に君がいなくなってしまうんだろうか…
全ての記憶を抱えて生きていくことは出来ない
それが人間なんだ…
もう何が正解か…
分からないよ!
教えてよ…
すぐ僕の近くに来て教えてよ!!!!!
どーでもよくなったのは
いつからだろ…
君はこんな時どんな言葉を言ったのだろう…
声が聞こえる。
誰かが笑う声、誰かが泣く声、誰かが叫ぶ声。
様々な声が私の耳を貫く。
耳を塞ぎたくなる。
誰かが助けを求める声、誰かが泣き叫ぶ声、誰かが嗤う声。
私に向けられている。
私の泣く声、私の叫ぶ声。
私の耳を貫いた。
ワンダラウンド
また、私は実に愉快な夢を見た。というより、久しぶりに夢を見たと思う。最近の私ときたら、酷く疲れて夢すらまともに見ていなかった。もしかしたら、夢を見てはいても、すっかり忘れてしまっているのかもしれない。
脳ミソの記憶の引き出しにしまっているあれやこれやを模倣して見せているのが私の夢の世界の設定だ。だから、夢だからってカミソリで小指を切れば痛いし、電車に轢かれればさすがに死ぬ。だけど、夢と現実の決定的な違いは私を苦しめる存在がないことだ。
「やあ、カチューシャ。今日は学校休み?」
私は頭を抱えたくなった。何で夢の中でも大嫌いな学校に行かなきゃいけないんだろう。
「こんにちは、カミングス。悪いけど、私今ひとりでいたいんだ」
カミングスは私の架空の友達だ。現実世界でもたまに頭の中で語りかけてくるから困っている。意外とクールな髪型が気に入ってはいるけど。
「さっき君に似たオレンジ色の猫を見つけたんだ。すごく可愛いかったよ。君に見せたかったんだけどさ、ソイツすばしっこくて…」
「カミングス、ちょっと黙ってなよ」
私はちょうどガラス張りのビルがにょっきりと生えてきたから、その中へと歩みを進めた。
「ふん。そうやって逃げ回っていればいいよ、カチューシャ。君はいずれこの世界の住人になるんだからさ」
私は彼がついて来ないのを確認するとエレベーターホールへ行き、最上階へのボタンを押す。いちばん高いところからこの世界を見下ろすためだ。エレベーターはあっという間に到着した。
ガラス張りの何もない部屋は寂しかったので、双眼鏡とドリンクバーを設置し、オレンジジュースを飲みながら、眼下に広がる世界を眺めていた。
「何が『カチューシャ』だ、馬鹿馬鹿しい」
『カチューシャ』は私の本名じゃない。この世界での仮の名だ。
私は飲みかけのオレンジジュースを床に投げつけて叫んだ。
「私の居場所は『ここ』なんだ! 逃げ回ってもいないし、さ迷い歩いてもいない! どいつもこいつも私の人生を邪魔しやがって、クソ!」
私はガラスの壁面に扉を作り、開けると外に向かって飛び降りた。
地上に墜ちていく間、オレンジ色の猫を抱き抱えたカミングスがにんまりと笑って見ていた。
「何よ、ぜんっぜん似てないじゃない、ブス猫」
久しぶりに
最高の仲間と
時間を共に
大好きなみんなの
声がきこえる
"声がきこえる"
耳を済ませて。
声が聞こえる。
何の声だろう。
子どもが公園で遊ぶ声。
お風呂で歌を唄っている人の声。
夫婦ゲンカをしている声。
テレビを見て笑っている人の声。
様々な生活の声を消すかのように、蝉が鳴く。
裏の竹林は蝉のコンサートを開いているのかと
思うくらい、一瞬足りとも静かな時間は訪れない。
昨年も一昨年も蝉は鳴いていた。人間が激動の3年間を生きている中でも変わらずしっかりと鳴き続けていた。
また、来年も同じ季節に耳にするのだろう、
人間の生活の声を消すコンサート。
人間にとってはただの蝉の声かもしれない。
夏の風物詩かもしれない。だが、私は毎年変わらず鳴く、その声がとても頼もしく感じる。
私が来年も今年と同じように生きている保障なんてないから。
生活の声を消すくらいの大音量。
来年は、どんな思いで耳にしているのだろう。
静けさを取り戻し、笹がぶつかる音が風情に感じる涼しい季節に、未来を想う。
「何してるの、こんな所で」
『……何って、飛び降りようとしてるんだけど』
「ふーん、そっか」
『……止めないのか』
「止めて欲しいんだ」
『っ………てか、お前誰だよ』
『何処から話してんだ、姿ぐらい見せろよ』
「えー、やーだね」
「勇気の無い人には見えないのよ」
『……勇気があれば良いんだな』
視界が揺らぐ中、
女の子が笑顔で笑っていた。
ー声が聞こえるー
解説
勇気があれば見える子
ここから飛び降りれば、勇気があると証明できる
死にかけの男の子の目に映ったのは
笑っている女の子
この女の子は以前、ここから飛び降りて亡くなった
彼女は向こう側の世界から声をかけていた
ペナルティー
神さまが、私は、人を好きになってはいけないのでしょうか……?
人魚姫が、王子さまに恋をした。
家族に猛反対された。
それで、魔女と引き換えに自分の声を失った。
それでも、人魚姫は、王子さまを慕った……。
報われない恋と、何処か俯瞰で理解っていたのだろうな〜💧
そして、人魚姫は、泡沫となった。
幸せですか??
悲劇の泡沫.。o○でも、人魚姫姫は幸せと声を失ったから
泣き笑いの表情で(;_;)でそっと微笑むのかしら
人魚姫に、出来る精一杯の恋だっただよネ。
幸せって想える人魚姫は、素敵です.。o○
私も周りの方に私の恋を止められています。
ずっと、前に友達が言っていたな〜。
『あんずちゃんは、恋す?資格がないんだヨ。』と。
その時は、ピンと来ませんでした……。
ーー今なら、友達の言葉の意味が理解ります。
上手くいく魔法なんてなくてーー。
取捨選択ならとか、浅はかな私は考えた。
私も酷いペナルティーを受けた。
知り合いに、同情された。
両親にも沢山、迷惑をかけた。
私は、恋なんてしては行けなかったんだ。
ーーそれでも、私は夢を見ています。
声にならない声で、私は、そっと思慕っています。
風が秋色に染まるセプテンバーです……。終わり
子供たちの声が聞こえる。
公園向かいに、住んでいるおれは夕方に、小説の執筆をしていた。いつも小学生たちが学校から帰ってきて、すぐに公園で遊んでいるんだ。根暗で陰気な俺は友達と公園で遊んだ事なんて、数える程しかなかった。ノックの音がする。
大きな音を立て、扉をこじ開けてくる。
そこにはブルーベリー色の恐ろしい怪物が立っていた。
#声が聞こえる
君の声が聞こえる。
こっちにきてくれないかな