『声が枯れるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
声が枯れるまで謳歌する
声が枯れるまで泣き叫ぶ
声が枯れるまで貴方に愛を囁く
他にはどんなのがあるんだろうね。
#1
私は中学の2年生の終わり頃から不登校だった。
1年生の頃はクラスの皆の士気が高く自慢できるクラスだった。
運動会でも総合優勝
合唱コンクールでも二位
私は1部の俗に言う陽キャチームとよく遊んでた学校にスマホを持ち込み楽しんだり学校帰りに寄り道して写真撮ったりしてとても楽しかったそして2年生になった仲良い友達とは離れてしまったけど楽しく過ごせるかなとワクワクしていたけどそれもすぐに崩れ落ちた。
親はたまに喧嘩をしていた。父は〈別居していい?〉とよく私に話していた。私にとってそれはとても嫌だった。ある日親は離婚をした。小学生の頃に何回か考えていたついてくとしたら母か父かどっちにしようとけど離婚しない事を願っていつもどうり過ごしていたのに………。親が離婚したあと私は部屋で声が枯れるまで泣き叫んでいた。
#2
声が枯れるまで叫んで欲しかった
そしたら気付いてあげられたと思う
きっと頭のいい君だから一つ一つの言葉にSOSを出してたんだよね
ごめん、早く会いたいな
話したい事を君に話す癖が抜けなくて
返信のこないLINEを開き続ける
相変わらず未読スルーだけどしっかり見てくれてるんだよね
大好きだぞこのやろう
この戦いで愛する人を失った
彼女を失って初めて知った
誰かを失うということは
こんなにも苦しいものなのだと
英雄と呼ばれた私は、敵を悪だと信じ
一切の躊躇なくその命を奪った
だが、私は
私こそが、悪魔のようではないか
一体どれほど、誰かの大切な人を奪ってきたのだろう
私の隣で彼女に追悼を示している友は
ただ静かに、独り言を言うように呟いた
君は確かに、ずっと奪ってきた
誰かの希望を、光を、愛を
だが、忘れないでくれ
それは同時に、誰かの大切な人を守っていた
彼女はずっと、それを君に伝えたがっていたよ
その言葉を聞いて
私の心は哀惜と後悔に支配された
もう二度と会えぬ彼女への想いを叫ぶように
ただ、声が枯れるまで泣き続けた
あなたのお気に入りは私もお気に入りでありたい
この音が好き、この歌詞が凄い、かっこいい
全部私の中に溶けていくものだから
それが不協和音でも、ピンと来なくても、
あなたのお気に入りだから
あなたのひとときを私も感じていたい
声が枯れるまで歌った中学の時。私はとにかく内申点が欲しかった。レベルの高い高校に合格するためにどうしても必要だったのだ。音楽だけは人生で一度も評定5を取れたことは無いが、歌の教室に通い楽典も勉強し毎日空き時間を使って練習した。しかし最後のテストも結局は音程もリズム感も酷評をつけられてしまい、評定は4だった。悔しい気持ちを抑えられず声が枯れるまで泣いた。
つらい気持ちを抱えたまま迎えた受験。内申点での心配が大きかったが結果は合格。私はまた声が枯れるまで泣いた。
声が枯れるまで
焦燥を抱きながらダイソーにいって
声の種が並んでいたとしたら買うかな?
エアープランツもあっという間に枯らした
だから買うだろう
選挙にいったら至極お手軽に
民主主義達成できるかな?
拡声器をつかって叫んでみても
声の種にはかなわない
どうせいつか枯れるんだから
育ててみても罰は当たらない
どんなにどんなに
一生懸命でもこの声は誰にも届かない
相談しろ、助けを求めろって言われるから
言ったら何とかなるならと
声を上げてた
最初はね
段々気がついちゃったの
無駄だって
見て見ぬふりで
通り過ぎてくの皆、皆
諦めもつくよね
それでもね
声が枯れるまで
足を止めてくれる優しさに
出会うことを期待して叫ぶこともあるの
その度に傷つくのがわかってても
まだ期待してたみたい
もう届かないとわかっていても
届ける言葉すら風に舞い落ちても
それでも君に
伝えたいことがあったんだ
『声が枯れるまで』
“ ”
声が枯れるまで
泣き叫んでも
もう届かないのに
_声が枯れるまで
誰よりも君のことが好きだった
だから忘れられるまで歌うよ
君が大好きだった歌を
君が教えてくれた歌を
ギターを弾いて聞かせてくれたあの日を思い出して
ずっとずっと
#声が枯れるまで
出逢ってから
僕たちは早めのお別れをした。
互いに通じ合っていた。
お互いを大切に思っていたのに
突然奪われたキミとの未来。
これから始まるはずだった生活。
目に映る君の姿は無彩色で。
ただ1人
君を想って叫び続ける。
『声が枯れるまで』 RISU
声が枯れるまで
声が枯れるまで、歌ってみたい。
おもいっきり歌ってみたい。
じゃーさぁー、歌ってみらいいじゃん。
恥ずかしくて家族がいる家の中では歌えない。
じゃー、人前でなら歌えるのか。
歌えない。
友達の前でも多分歌えないだろう。
ジャイアンのように気にせず歌えたらなー。と憧れる音痴野郎でした。
あなたの名前
あなたへの気持ち
どれだけ叫び続ければ
あなたは気付いてくれるの
もう声もでなくなってしまったよ
こころの声が…
【声が枯れるまで】
間違えたもの、
さてどうしよう。
無かったことにするには
時間と力が必要だ。
こんな夜中に作業などしたくない。
でも私はしなきゃいけないことをためている。
後回し後回しで気づけばこんなことに。
午前2時54分。
すごく眠くなってきて、
早く寝たかったけど
しなきゃいけないことをしようか、しまいか。
するんだったら何からしようか。なんて
ずっと考えているからだ。
そうこうしてるうちに
うとうと…。
目が潰れるまでゲームしていたいって思うし、
声が枯れるまで叫びたいって思うし、
永遠に眠るように寝たいし。
いろんな感情が混ざりすぎたコレを
人は混乱や、焦りととらえるらしい。
はてさてねむいぞ。
うとうとしながら部屋を眺める。
"Good Midnight!"
声が枯れるまで
声が枯れるまで叫んでも、声は誰にも届かない。
周囲の雑音で聞こえない?誰も聞く耳を持っていない?
そもそも端から、聞いてくれる誰かなんていなかった?
どんなに命を削っても、誰にも認めてもらえない。
あぁ、結局自分の影響力なんてそんなもんか。
声が枯れるまで
私はバーチャルの世界で生きてる
充電が切れてたら私の中のデータは消えてしまう
充電が切れるごとにデータは消える
主は分かってない
このままいくと私の声が消える
だから私は続ける私が伝えてられる方法で
お前と一緒にやりたいことが、まだまだたくさんあったんだ。
何度も行ったカラオケだってまた行きたかったし、お前が珍しく興味を示してくれたアイドルグループのライブに一緒に参加したかったし、明日も同じ教室で昼メシを食べると思っていたし、来年も同じ教室で馬鹿みたいな話をしたかったし、卒業するまで一緒に帰りたかったし、進路が別れたって通話しながらオンラインゲームを遊ぶつもりだったし、お互いに成人した時には酒を飲みたかったんだ。
それなのに、なあ。
お前にはもう会えないんだって、どうして教えてくれなかったんだ。
声が枯れるまで
声が枯れるまで 朝まで君と二人だけ 君の心も身体もその瞳に映るのも 全て僕だけのものだったら良かったのに どうしたら僕だけの君でいてくれるんだろう どれだけ君を求めても 君を繋ぎとめることなんて今の僕にはできないのに
どんなに泣き叫んでも、君は帰ってこないから。
声が枯れてやっと目が覚める。
大切なものは失ってから気付くのだと。
ライブで歓声を上げる。
カラオケで熱唱する。
譲れない何かの為に怒りの声を上げる。
戦う誰かを応援する。
恐怖に駆られて叫ぶ。
私にはどれも縁が無い。というか、どうもそういう事をしたいという衝動が起きない。
応援上映とか、絶叫上映というものにも興味がわかない。そういえば、ジェットコースターに乗っても「楽しい!」「怖い!」「気持ちいい!」と思ってはいても言葉は出なかった。
変に引きつった声を上げていただけだから、傍から見たら奇異に映っただろう。
喜びや、楽しさや、怒りや、恐怖。
感情は確かにあるのに、それを発する言葉が、声が出ない。
声が枯れるまで、心のままに叫ぶ事が出来る人が、少し羨ましい。
END
「声が枯れるまで」