『喪失感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
特に失ったものはないな。
そう思ってみて、虚しさを確認する。
新しい虚しさがそこで生まれる。
喪失の悲しみを癒してくれるのは、忙しい日々と新しい出会い。
落ち込んで、泣いたら前を向く。
前を向けば楽しいことがきっとある。
思い出はたまに思い出せばいい。
良かったことばかり思い出したい。
何ものにも属していない
気楽な自由さに
覆い被さるような
孤独感
一人ですか
独りです
期待を止め
諦めに慣れ
ただ淡々と
やり過ごしていく毎日
早く終われと
いつ終わるのだと
応えの無い虚空に 夢に
いつも問う
去ったのちに悔いても
それは想定内
終わりには誰もが
した事でなく
しなかった事に
後悔する
またチャンスが来ても
それは遠い未来に
印をつけておこう
今はただ
心の底から安堵して
ゆっくりと
ただ静かに
優しい夢を見たいから
「喪失感」
友達から裏切られた
その瞬間めの前が真っ暗になった
とてつもない喪失感
僕はその場に立ち尽くした
きれいな朝なんてあるのかな
一晩眠ればぜんぶ洗われて
染みひとつないTシャツに頭を突っんだ時みたいな
本当にいい匂いのする朝なんて
小さな子どもの頃にしか来なかった
あまりにも小さくて記憶すらないけれど
なぜだか今朝は
あの頃の朝に似てる気がするんだ
今日のお題『喪失感』?
喪失感と言ったなら
コレに尽きるだろう。
↓
dq1と2の
『じゅもんがちがいます』
dq3の
『ざんねんですがぼうけんの~』
↑分かる人、
あの頃は大変だったよね。
濁点と半濁音と、
弱いセーブ機能が敵だった。
ラスボスよりもw
(わからない人、ごめんね。
ファミコン時代のドラ食えの話
興味があったなら調べてみて?
今じゃ有り得ない事ばかりだよw)
最近ではそだな。
カチッの機種移行に失敗して
ポケ物、バージョン:剣
(完全ED見て、
柄る図鑑コンプ)の
セーブデータ、布ッ団だ(w)事かな。
11月に新作来るからやらないとな…。
喪失感 語り出したら キリがない。
怪しいオチがついたところで今日は
これまで。
#喪失感
よくぞ、ここまでスクロールしたなぁ。
↓ぶっちゃけ
そうです。五月雨の裏が花鶏です。
ナイショだよ。
満月って、次の日からは欠けていくんだよね。
余命幾ばくもないのを知っているあの子に、
なんと言えばいいのかとわたしは迷っている。
あ、でもそうか、とあの子は頷く。
欠けているんじゃなくて、欠けてるように見えるだけか。
そう言って笑う。
あの子がいなくなってから、満月の夜はそのことを
思い出す。思い出すと、わたしの欠けていたものが埋まる気がした。
貴方と別れて1年半
ようやく消せた連絡先と思い出たち
失って初めて分かったよ_
君を喪った
喪失感を埋めるのは
時間しか無いのは分かっているが
どうしても探してしまう
それは
君を喪った事を
忘れたいからか
否定したいだけなのか
それとも、ただ
受け入れて、認めたくないだけなのか。
いつかは君が生きていた事も
遠い遠い記憶になってしまう
そんな喪失感に今は
ただ苛(さいな)まされている
今年の秋だ
#喪失感
いつから開いてるの?
その胸の穴は
何が埋まっていたの?
その胸の穴に
「喪失感」
貴方と楽しく話してた日々の分、
失ったものは大きい。
話したいのに、もう話せない日常、
いつも後ろから話しかけてくれた君、
何をするにも一緒に行動して、
沢山沢山遊んだり、LINEしたりした貴女。
そんな人たちを、私は失った。
なのに、取り戻すことができない。
日々が喪失感で埋め尽くされて
自分が自分じゃないみたいだ。
私は、もう失った人たちを取り戻すことはできない。
自分の手で、自分の一時の感情で
すべてを壊してしまったから。
楽しかったよ、元気でね。
あなた、何探してるの?
あぁそれ、黄色の? 丸っこい。
はいはい
これくらいの?
へえ、大切なの?
あ、動かないで! ちょっと、そのままそのまま!
後ろ向いて、後ろ後ろ、そぉそお背中背中。
うおおおおい!
お前、ウチで何してる。ウチで盗んだもの失くして、探してんじゃねーぞ!
喪失感
私は妻に聞いた。俺が突然死んだら、君は喪失感を覚えるか、ほっとするか、どっち?
すると、妻が「うーん」と考えてしまった。
おーい、そこは、前者だろう、礼儀として。
『喪失感』
愛している人、大切なものをなくした喪失感は
あまり経験したくないもの
心にぽっかり穴が空いて埋めるのに時間がかかる
ただゆっくりと時間が癒していってくれる
【喪失感】
『破れ鍋に綴じ蓋』という言葉がある。
壊れた鍋にも、それ相応の蓋があること。
ひいては、どんな欠点を持つ人にもそれに相応しい伴侶がいることの喩え。
その言葉を私に教えてくれたのも、蓮くんだった。
大学に入ってすぐ、チュートリアルとして研究室に向かうよう指示された。
なんでも、自分でやりたいことを見つけて研究室を選ぶ前にとりあえず研究室の制度を知って雰囲気を体験しておけ、とのことらしい。
学籍番号で適当に割り振られた研究室。
そこにいた一つ上の先輩が、蓮くんだった。
蓮くんは最初、私に全然興味なさそうで、一言も話し掛けてこなかった。
でも、新入生に興味を持って色々話し掛けてきた人達が好奇心を満たして去っていった後、私が困っていたりするとさり気なく助言をくれた。
私は小中時代に二回の転校経験があったので、何となく「最初に話し掛けて来る人より、こういう人の方が信用できる」ということを肌で知っていた。
彼は物静かで、知的な人だった。
親切だけど、どこか一線を引かれている感じがした。
思慮深くて、自他の内面に深い関心を持ち、しばしば哲学的な発言をした。
私はすぐに彼を好きになってしまった。
寝ても醒めても彼のことばかり考えるようになった。
彼と接点を持てた日は最高に幸せで、何もない日は溜め息ばかりを吐いていた。
とはいえ、私たちの進展は決して遅くはなかった。
夏になる頃にはもう、私たちの距離はだいぶ近付いていた。
私と蓮くんは、とにかくよく話が合った。
ちょっとした立ち話が一時間コースになり、
疲れてベンチに座って話しては二時間コースになり、
おなかが空いてファミレスに移動して語り合えば夜明かしコースになった。
どれだけ話しても話題は尽きず、私たち二人なら、永遠にだって話し続けられるんじゃないかと思ったものだ。
彼の価値観が新鮮だった。
厳密には、自分以外の人間がここまで自分に近い価値観を持っていることが新鮮だった。
もちろん完全一致なんて有り得ないし、お互いの個性による差異はあった。
でも、その差異が明らかになるのがまた良い刺激となって……ますます病みつきになってしまった。
彼のことは好きだったけど、特に頑張って彼にアプローチをした記憶はない。
後に、彼もまた同じことを言っていた。
私たちはただ「二人で過ごしたい」と強く望み、その結果、現実の方が引っ張られた。
私たちの望みは、双方が何の努力もしないままにすんなりと叶っていった。
何となく、雰囲気に流されて初めてのキスをして……
そこで初めて、私は彼に「好きです」と告白した。
それからお約束の「付き合ってください」も付け加えた。
すると彼は、
「付き合うのはやめた方がいいよ。俺、たぶん浮気するから」
と、至って真面目な顔で言った。
多分、普通なら、その言葉にはショックを受けるんだろう。
けれど、私はとても嬉しかった。
だってその言葉は『いかにも蓮くんが言いそうなこと』だったから。
「でもさぁ、私だって、たぶん浮気するよ?」
「そうなの?」
「今は絶対しないし、きっと今週はしない。でも、一ヶ月後、一年後……どんどん不確かになっていく」
「そうだね。俺もそう思う。『付き合う』って関係は、お互いが一途であり続けるという約束を交わすことだから……未来の自分を信用出来ない俺が手を出すのは不誠実な気がする」
「そんなの、私だって同じだよ? 私も蓮くんも、時間経過とともに変わっていくもの。今、どれだけ強い気持ちを持っていようと、いずれはそれが失われる日が来るよ」
自分に自信を持てない、似たもの同士。
私たちは『付き合う』という関係を結ぶに際して、一つのルールを決めた。
「もし、どちらかが浮気をしたら、浮気をした方が、二人の関係の決定権を持つ」――
つまり、仮に蓮くんが浮気をしたとして、
「他に好きな人が出来たから、おまえとは別れる」と言えば、私はそれを呑んで身を引く。
「他に好きな人が出来たから、その子とおまえと二股掛ける」と言えば、私はそれを呑んで二股を容認する。
そういうことになる。
逆も然りだ。
『浮気したもん勝ち』なこのルールを良しとする――
恐らく、世間一般的にはどうかしているんだろうけど……それが私たちだった。
まさに、破れ鍋に綴じ蓋とはこういうことなんだろう。
そうして、二年が経った夏……
「他に好きな人が出来た。別れて欲しい」
そう言って、蓮くんは唐突に私との関係を清算した。
その時の喪失感は凄まじく……
まさに、半身をもぎ取られたように痛かった。
(もし、本当に浮気だったら……)
(どれだけ良かったか……)
私と別れた後、彼はいきなり大学を辞めた。
連絡も一切つかなくなった。
(他に好きな人が出来たくらいで、卒業まであと半年のところで大学を辞めたりする?)
(そんなわけないよね?)
(ねぇ、本当は何があったの?)
(なんで、私には何も事情を話してくれなかったの?)
(遠慮したから?)
(役に立たないから?)
通じ合っていると信じていたから……
一方的に切り捨てられたことが、頼られていなかったことが、戦力外通告されたことが、
悲しくて、辛くて、苦しくて……
どうにかなってしまいそうなくらい痛かった。
……
…………
「大親友が少数と、まぁまぁ親しい友人が多数だったら、どっちがいい?」
「私は、大親友が少数の方がいいなぁ」
「俺もそう思う。でも、前者より後者の方が適応的で、健全で、望ましいらしい」
「まぁ、言ってることは解るよ。支えの数が少ないと、それが失われた時に大きく傾いてしまうもんね」
「そうそう。依存先は多いに越したことはない。一つが失われても他が残って支えになってくれるから」
…………
……
時間が傷を癒し……
なんとか立ち直ったふりが出来るようになった。
でも、私の中から、彼の影響が失われることはなかった。
(依存先は多いに越したことはない……)
狭くて深いのが、好きだった。
でも、その危うさを身をもって知ってしまった私は、浅くて広い生き方を選ぶことにした。
趣味を増やし、友人を増やし、好きなものをどんどん増やそうとした。
仕事も遊びも学びも、入れ込み過ぎない程度に打ち込んだ。
そして、そんな生活の中、出会った一人の男性と結婚した。
彼は、蓮くんとは全然違う。
単純で、とてもわかりやすい人だ。
子どもも二人生まれて、今はそれなりに幸せに暮らしている。
けど……
今でも、たまに妄想してしまう。
――もし、蓮くんが私の目の前に現れたら?
――今からでも、あの時のことをちゃんと説明して謝ってくれたら?
(そしたら、私……)
(今の家族と暮らしを全部捨ててでも、彼と……)
とてもいけないこと。
口が裂けても、誰にも言えないこと。
だけど、今でもそういう妄想をしてしまう。
(破れ鍋に綴じ蓋……)
その一体感を私は知ってしまった。
もし知らないままでいれば、きっと今を最高に幸せと感じられただろうに――……
―END―
喪失感なんて味わいたくない。ずっとそう思ってる。自分にダメージが入らないように生きていきたいし、面倒ごとはのらりくらりと交して程々に生きていきたい。そのためには喪失感などという感情は不必要極まりない。それを一度味わえば失うことへの恐れ、恐怖、悲しみと離れられず、そして温もりを求めてしまうことは明らかだろう。
だから、要らない。得ることがなければ、大切なものがなければ失った時のダメージも少ないし、そもそも失うことすらないかもしれない。それで良い、そう君に語った。けれど君から返ってきたのは悲しむような瞳と言葉だった。
「得ることが無ければ失うこともないけど、失わない人生で得るものは何も無いよ」
喪失感なんて味わいたくない。ずっとそう思ってた、はずだった。
[喪失感]
父が亡くなって2年半が経ちました。
母も4年前から肺塞栓症、入院3回からの認知症の発症があり、27年前からの糖尿病でインスリン注射の投与もあって、私がほぼ一人で介護と介助を3年半続け、今年1月からは左足大腿骨骨折で入院しています。
この4~5年、家の事がバタバタと立て続けてあり、また介護しながら長時間の仕事もしていました。
上司が私と同世代(同年)だったにも関わらず、部下の家庭環境の変化に理解できない人で、私の心身共に限界になってしまい、2週間で急激に体重が6キロ近くも減少したり、私の様子を見て助けてくれた別の上司や声をかけてくれた同僚等が現れたりと自分自身の将来の考え方や他人との距離のはかり方等が変わり、人生観を見直すきっかけの大切な時期だったと思います。
しかし、今年に入り急に自宅での母の介護が休止したので、張りつめていた事案が少し事が少し減り…虚しくなっています。介護やご飯の用意、インスリンの投与、薬の準備、着替えの準備や家事等を今まで毎日しないといけなかったことが急に無くなりました。他にやらないといけない事はたくさんあるのに、身体がついていかなくて心がポッカリ穴が空いたようで。今まで忙しくしていた反動か喪失感を感じているのだと思います。
起きているのに
何もはたらかない
まるで神経が機能していないかのように
そのくせ体は鉛のように重い
『喪失感』
ケーキがのっていない皿。使われないままのフォーク。
きっと何か、間違っていた。
蛍光灯の反射で妙にてらてらと光るそれは
僕への嘲笑だったか。
もしも、
君が僕の脳みそを喰ってくれたら、幸せだった。
#喪失感
卒業して辞めてったレジの子。
転職するからと去っていったあの笑顔。
じれったい俺にそっぽ向いちゃったあいつ。
秘めてる間に結婚することになったあの子。
みんな次に進み、俺はここにいる。
たまに思い出したり、ロスを感じたりしながら。
それでもいつかどこかで会えないかなぁ。
未練がましいささやかな望み。
みんなが幸せでありますように。
#喪失感