『善悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『罪が燃える』
流れた血が鮮やかだから 君は間違えた 聖書とよぶあの詩は君を取り込み 悪魔に変えた 街は思考停止している 森は息をしている 浄らかな空気に触れて
今、君の罪が燃える
善悪の判断って難しい。
私たち高校で三人グループ、ずっと仲良かった。
でも、美奈子と、真由は割と意見の食い違いが多かった。
私はその度に仲をとりなしてたんだけど、結局美奈子と、真由は、離れてしまった。
美奈子は友達が沢山いたから、その友達といたし、そこに、私の共通の友人もいたから、そのグループにいさせてもらってけど、真由はもともと気が強く敬遠されていたから、一人で席にいることが多かった。
もちろん気になったし、話しかけたこともあったけど、裏切り者って言われて、拒絶された。
そしたら、何日か後、私と、美奈子が先生に呼ばれた。
「二人とも、真由を仲間外れにしてるらしいな」
ドキッとした。
私にも罪悪感があったから、先生の言葉が痛かった。
美奈子は先生に言い返す。
「違います。私と真由、意見が合わなくて、喧嘩が多いから一緒にいなかっただけです。花は真由に話しかけたけど、無視されたみたいだし」
先生の横にいる真由はうつむいている。
「そうなのか?でも、せっかく同じクラスのクラスメートになったんだから、話し合って、言い合いにならないように、考えてみたらどうだ?」
「だって・・・」
美奈子が言いかけた言葉を先生が遮る。
「いいか、これはいじめだぞ」
私はびっくりして先生の話を聞いていた。
これはいじめになるのかな・・・。
「いじめてるつもりは・・・」
美奈子がそう言うのを先生が言葉を重ねる。
「現に真由は教室で1人だ。今日も先生に相談してきたんだぞ」
「えっ」
私と美奈子は驚いて真由を見た。
気の強い真由が相談してくるなんて驚いたからだ。
もしかして、真由はけっこう精神的にストレスを感じていたのかもしれない。
いつも平気な顔してたけど・・・。
「じゃあ、仲直りしよう。ちゃんと喧嘩しないように話し合おうよ」
美奈子が声を和らげていった。
真由は静かに頷いた。
「よかったよかった、それじゃあ、ちゃんと話し合うんだぞ」
先生はホッとしたような顔で言う。
職員室を出た私達は、並んで歩く。
「仲直りしたいなら直接いえばよかったじゃん」
美奈子が真由に言う。
「言えたら苦労してないよ」
「まぁ、確かに。じゃあルール決めようね。また喧嘩するのやだしね」
2人で話して行ってしまうのを見ていた私は1人考える。
私達がしたことはいじめだったのかな?
私はいじめだと思わなかったけど、見る人が見ると悪だったのかな?
だとしたら、私は知らずに罪を犯していたことになる・・・。
それがこんなにも恐ろしい・・・。
私は今後、もっと自分の行動を振り返って考える必要があるな、と震える身体と共に実感していた。
難しいよなぁ
自分は正しいと思っても
他人からしたらダメってなるんよなぁ
今日に限らず、日々の職場で感じている、私は悪。そして、他の方々は善。
自分にやる事があっても、誰かの事を思って手を差しのべてあげる行動。
私は、自分本意に動いてばかり。
ありがとうを言われるより、
ありがとうを言う事の方が多い。
手を出せば喜ばれる事が分かっていても、やらない事の方が多い。
それと、どこかに欠陥があるのだろう。人とうまく関われない。しゃべれない。
こんな自分は、悪でしかない。
他の方々は、善。
あいつは悪い奴だ、悪魔みたいな奴だ
人を殺すのは悪いと決まっているのに
罪悪感なくやってのける
あいつは駄目な奴だ
悪と言えばあいつだ
だから僕はあいつを許さないんだ
彼はまだ若いんだよ
だからこの世の理で善悪の判断をする
彼の瞳を見たかい
生きる希望に満ち溢れて
濁りがない
あんな人間が、この世にあと何人いるだろう
あいつは妊婦を殺した
あいつは老爺を殺した
あいつは、何人も殺した
なのに誰も何にも言わない
それどころか泣いて悦ぶ奴さえいる
みんな頭が狂っているんだ
うん、狂っているね
ただ、狂いを指摘する人間がもういないんだ
だから狂いが狂いとして認められない
おかしいだろう?
私もそう思うよ
でも仕様のないことなんだ
あいつの元に、人が来た
「殺してくれ」と頼んでいた
僕は必死で止めたけど
手を振り払われてその人は死んだ
励ます僕を睨んだ鬼のような形相が
ずっと、消えないで残っている
この世界もおかしいよ
君がきっと、正解なんだよ
ううん、間違いはないよ
間違いを選ぶように、作られてはいないからね
君のどんな選択も、それは間違いではないよ
正解にたどり着くまでの回り道だ
それで、
正解は見つかったかい?
お題『善悪』
お題 善悪
私のお菓子を食べる時の脳内
善「健康のために控えるべきだよ」
善「食べちゃダメ」
悪「一つぐらいいいだろ」
悪「食べろ」
悪「栄養取らねーと」
善「夜ご飯入らなくなるよ」
善「栄養は夜ご飯で取れるよ。だから食べちゃダメ。」
私の脳内は毎日戦争だ
タヒねって言われたり
嫌いって言われたり
好きって言われたり
おれいを言われたり
この世は善悪ばっか
善悪だからいいんだ
題名善悪
注意
戦争表現があります。
実在する人物、国家、団体とは一切関係なく、政治的意図は一切ありません。
この話は、国が擬人化した話?です。
読みましたら下にお進みください。
ある話を2つしよう。
少年がいた。
少年は、正義を大切にしていて、沢山の人を助けた。
でもだんだん経済が苦しくなって他の国の資源を取るため戦争を始める計画をした。
そして戦争が始まった
少年は、自分の国民のため戦場に出た。
そして同じ考えを持つ2人の友達たちと戦った。
最初はたくさん勝っていたが、一人裏切った。
そして一人降伏した。でも少年は、やめなかった。
ある国に戦いに行ったとき、不意討ちに成功したが、戦いの申し出が遅れたため、相手の国は、とても怒った。
そして相手の国は、新兵器を使い勝利を得た。
そして少年は、負けた。
2つ目の話をしよう。
少女がいた。
少女は、家族や温かい国民たちが大好きだった。
ある日、ある少年が、たくさんの国を支配していったことを知った。
少女は少年にやめてと言ったが、
「俺は、正義のためにやってるんだ邪魔しないでほしい」と言って聞かない
そしてついに少女の国にやってきた。
それは今までとは、違い不意討ちだったが、それは問題ではなく戦争の申し出が来たのは、数時間後だった。
少女は、怒り、泣いた。
大切な人がたくさん消えたからだ。
少女は新兵器を作り上げ、少年に落とした。
それは、すごい威力で、沢山の命が散っていった。
でも少女にとってそれは、正しいことだった。
これで話は、おしまい。
でもこれどっちも正しくて、どっちも悪いよね。
これからもこのようなことを繰り返さないように
平和な世の中でありますように
“善悪”
私は人には親切でありたいと思っている
昔どこかで聞いたことがある
”人は強くなければ生きていけない
優しくなければ生きていく資格はない“
だから、人以外でもあっても
優しく接したいと思っている
いい人でいたいわけではない
人に嫌われても良いとも思っている
ただ、自分は誰かを嫌いにならないように
苦手な人にあったらその人の
いい所を見つける努力はしている
私が出来る事なら手を差し伸べたいし
力になりたいとも思う
けれど昔一度だけ私の心に
悪魔がやってきた出来事があった
私が密かに好きだった人へ
親友からラブレターを預かった
渡せないから渡してほしいと頼まれた
私はそのラブレターを
こっそり捨ててしまった
最低だ!
私は今もその事を後悔している
人は時に善悪の区別がつかない時がある
善悪の区別も難しい
善と思う事が悪と感じる事もあり
悪と思える事も人によっては
善と感じる人もいる
だから私は思う
もし善悪がわからなくなったら
相談出来る友人を作っておく事を
何が善で何が悪かなんて見方によって変わる。
絶対的な善悪なんてない。
では、私は、あなたは、善ですか?悪ですか?
善悪
はぁ はぁと息を切らして駆け出す。
追い付かれる前に遠くに逃げる。
「そこまでだ!」不意に目の前に警官帽を
被った男が現れる。
俺は横道に逸れようと方向転換する。
相手は、そうはさせず俺の背中に
タックルして俺の動きを止める。
俺は気が付いたらうつ伏せになり
腕を取られて手錠を掛けられていた。
俺の罪状は、窃盗 ほんの出来心なんて
言い訳にもならない事は分かっている。
お人好しの父さんと母さんが借金の
連帯保証人にならなければ、
きっと今でも幸せな毎日だったのに
何で どうして何で今 俺は、犯罪者に
なって居るんだろう....
俺が項垂れていると俺の横から声が聞こえた。
「山田....?」名前を呼ばれ視線を転じると
俺を捕まえた警察官が目を丸くして俺を
見ていた。
俺はきょとんとして警官を見つめる。
(何だ警察に知り合いなんて居ないのに...)
俺が戸惑っていると
そいつは、警官帽を取って髪を掻き上げる。
「わからねぇか 髪も黒く染めちまったしな ほら学生の頃うぜえ位にお前が屋上に
入り浸って授業をさぼってた俺を呼び
戻してただろう!」
(学生....屋上....もしかして....)
「田中か!」俺は目を見開く
そいつは思い出したかみたいな嬉しそうな
顔でニカッと歯を見せて笑った。
そうこいつの名前は田中 学生時代
喧嘩にばかり明け暮れていた不良だった
そんなこいつをいつも見つけて授業を
さぼらせまいと呼び戻していたのが
俺だった。
田中は俺を護送中にも関わらず
俺に気安く話し掛け
「あの時お前だけが俺の事をうぜえ位に
気に掛けてくれただろう....
あの時のお前があって今の俺があるんだ
だからありがとうな!!
なぁ何があったか知らないけどちゃんと罪を償って刑務所からお前が出られたら
どっかの古びた居酒屋に飲みに行こうぜ
待ってるからな!」
そんな今は俺を咎める側に立って居る田中が気軽に同級生を飲みに誘うテンションで
言うから 思わず俺は涙が出た。
「うん!」と俺は頷いて
田中と約束したのだった。
血腥い匂いが当たりに広がる。
彼らはまいにちのように鉄パイプ金属バットなど
あらゆるものを武器にして
相手を殴り倒していた。
10代20代の大人にも関わらず
そこには彼らを止めるヤツなど誰一人もいなかった。
でもあの日は違った。
相手のトップをやったあとに気づいた。
俺たちを見上げる小さな子供がいた。
まだ善悪の見分けを知らないのか
俺たちを純粋な目をしてこっちを見ている。
善悪の見分けというよりも
これを悪として見ていなかったら
コイツはイカれているけれど
そのくらいこの状況はおかしかった。
「お兄ちゃんたち大丈夫?」
「なんでいるんだ。
ここは子供が来る場所じゃない。」
少し威圧感のある声で言ったが
コイツは何も感じていないようだった。
「ママとパパは迷子だよ。」
一瞬何言ってるか分からなかった。
「...お前迷子なのか。」
「違うよ。ママとパパが迷子なの。」
おかしな子供だと思った。
警察署までは少し遠い。
しかし俺たちのこの格好では面倒なことになるため
近くまで連れていくことにした。
コイツは俺たちに
なんの恐怖も感じていないのだろうか。
「お前はこんなやつになるなよ。」
そう言って子供の背中を押した。
「ここ真っ直ぐ行けば警察署だから
迷子だって言えよ。」
アイツは最後まで笑顔だった。
俺達そろそろやめ時かもな。
そう言いながらアイツと反対方向に歩いていった。
─────『善悪』
善悪の
シーソーゲーム
いつまでも
悪なる善も
善なる悪も
お題☆善悪
善はお人好し 悪は人でなし
人間の感情は、作り上げられたもの。
そんな安っぽい感情など、AIなら簡単に持つことが出来るだろう。
『善悪』
良かれと思ってやったことで相手を傷つけた。
私にとってはその人を思ってやったことだった。
良いと言ったのに余計なお世話を焼かれた。
その人は、あなたを思ってやったのよと言った。
離れられない状況なら飲み込んで居続けるだろう。
時間が解決することもある。
同じ相手といて楽しいことはもちろんある。
時間が解決せず、積もりに積もって、距離を置き疎遠になることもある。
第三者がいて初めて知ることもある。
善悪とは。
人と接したときに生まれやすい。
自分一人で起こした悪はより一層心に残り続ける。
#ずいの雑記
『 善悪 』
今日の朝ご飯、何を食べようか迷ったんだ。
ご飯?パン?…バナナ?そうだ。
昨日買ったお菓子なんてどうだろう。
朝からお菓子なんて、すこし悪いことをしている気分。
子どもの頃は、母親が作った栄養たっぷりの朝ご飯。
今では、お菓子だなんて変な朝ご飯。
でも、
どっちもおいしくて、たまらないんだ。
なぜ犯罪者は生まれるか
犯罪をしてもいいという思想があるから
その思想はどこから生まれたのか
育った環境からだろうか
それはまだ分からない
また投稿しました
スワンプちょっと落ち着きました
善悪…
ヒーローも反応しない自動ドア
正義の揺らぐ瞬間がある
親が
「教育、躾だ。これは子供の為。」
この一言を言うだけで引き下がる。
善悪の意識すらない親元に居たらどうなるか
考えれば分かるはずだ!
でも、しょうがない。
僕よりも大変な子、僕よりも小さな子がいる。
僕はまだ恵まれている。
頑張らないと。
クラスにいる皆の様に親に愛されてみたい。
そんな贅沢を考えちゃ駄目だ。
善悪
私の人生の良し悪しは
あちらにいくときまで
わからないでしょう