『善悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は、善悪が分かりません。
何がよくて、何が悪いのか。
「ラトくん。ダメだよ。」
ミヤジ先生が言うから従います。
まぁ、なんでダメなのかよく分かりませんが。
ですが、変な人が来ました。主様です。
「ラトは善悪が分からなくてもいいよ。
私が教えてあげる。」
そうやって笑う主様は綺麗でした。
「ふむ、お願いしますね。」
その後、主様は色々なことを教えてくれた。
「これはもちろんダメ。あ、でもこれはいい。」
いいのとダメなのを教えてくれたけど、それがなぜいいのか、ダメなのかそれは分からなかった。
「あ、でね。ラト。」
その言葉を聞いた瞬間、目の前が暗くなった。
「私以外好きになっちゃダメ。
私はラトしか好きにならないから。」
そう甘い声で囁かれた。
甘い声を聞いていると、頭がふわふわしてきた。
「ね、ラト。」
「はい。主様。」
これは、私と主様の少しおかしな関係です。
この甘い声で私のことを褒めてくれる主様。
どうか、ずっと私のそばにいてくださいね。
「いいこだね。らと。」
主様はそう言って撫でてくれた。
私の心はとても満たされた。
「もっと、わたしのことすきになって。」
その甘い蜜のような声と塞がれた目のせいで私は眠ってしまった。
「あ、寝ちゃった。」
ふふっ。と、笑ってラトを私の部屋に運ぶ。
「これからはずっと私がいるからね。」
そう言って私の部屋にラトを閉じ込めた。
オセロみたいに
裏表できっちり分かれてたらよかったのにな
今のこの思いはきっと黒なんだろうけど
100%正しいとまで言わないまでも
間違ってないって心の中で僕が叫ぶから
自信がなくなるんだ
ちゃんと目で見てわかるように教えてくんないかな
僕が間違ってるってこと
そしたら 諦めだってつくのに
お題:善悪
今回の人生は悪役らしい。
私は魔王城の最高幹部の子供として生活中だ。
称号こそないものの、年齢さえ高ければ幹部にも匹敵すると噂されているらしい。
訓練も、座学も、魔法も満点首席をまもっていたが、本当は、地位に興味はなかった。
親に殺される。
まだアレも現れないというのに、無駄死にはしたくないだろう。
今回の親は完璧主義だった。勉強も、運動も、魔法も、すべてが完璧でないといけない。そうでないと許されない。これが一族の家訓だそうだ。
まったく意味のないことをする一族だ、と笑うところだが、私もここにいるため、縛られるしかないのだった。
いつもの彼は人間で、勇者一行と旅をする戦士らしい。彼らしい、いい職だ。似合っているね。
私は、明日荷物をまとめて逃げ出すつもりだ。
もちろん倉庫からたくさん食料と武器を奪って。
殺されるかもしれないけれど、まず彼に会いに行こう。まあ、運が良ければ人間と間違えてくれるかもしれない。私、人型だし。
善悪は、誰かがかってに決めたものだ。
縛られる必要なんて、ないじゃないか。
『善悪』の基準だって人それぞれだよ。
自分から見て善いことでも、他人から見たら悪いことだなんてざらにある。
善いことも悪いことも、人に否定されるとどうしようもない気持ちになる。嫌になる。
だってそれは、価値観を否定されているのと同じことのように感じるから。
だから私は誰も否定しない。
その人なりの在り方なんだと受け入れる。
自分がされて嫌なことは人にしたくない。
善悪
そんなの時と場合で
変わってしまうの
善悪なんて最初から
ありえない
見る人が見れば
悪でも…
見る人が見れば
善
逆転しちゃうもの
【善悪】2024年4月26日
一般的には善は、人助け。悪は、人殺し だと思うんだけどさ、結局は人によって違うよね。
一般的に悪と呼ばれているモノも悪なりの善で動いていると思うし、善と呼ばれているモノにも悪はあるからね。
まぁ、難しいよね。好きに生きよう。
4月26日金曜日できごと
今日学校があったいつも楽しいです
いつも楽しいといいなでもいつもたのしくないこともあります。たのしいことがあればいいなとおもいます。
4月27日土曜日
いまのところはなにもない
休みの日楽しい事あるといいなー
笑笑笑
4月28日日曜日
あしたもかく
善悪
何が善で悪なのか。
いつも判断に困ること。
あれ、これは?
そうなればもうわからない。
わからなくて何もできない。
だから私は何にもなれない。
灰色だ。
案外自分だけじゃなくて他にも沢山いるのだろうけど
善も悪も曖昧なままでいいのか?
今日もわからなくて思考を放棄する。
とにかくわかっている善で過ごす。
わたしは善い人間ではない
自分自身を裏切り 傷つけ
周囲を傷つけ 悲しませ
わたしはきっと悪である
そう思っていても
「ありがとう」と言ってくれる
そんな人と出会えたわたしは
幸せなのかもしれない
【善悪】
『お疲れ様でーすっ!』
殺風景な部屋の中に弾んだ声が響き渡る。
パソコンに向かっていた1人の若い男性は顔を上げ、ビニール袋を下げてこちらへと歩いてくるもう1人の男を見やる。
『おう。差し入れか。ありがとな。』
『いえ。先輩も少し休憩しましょう。』
真っ白なデスクの上に黒のパソコン、ホワイトボード、白い蛍光灯、白い色の部屋。
白黒で統一されたシンプルな此処は、東京都千代田区にある都道府県警の連続殺人事件捜査本部だ。
連日の聞き込みと地道な調査により疲れ果てた捜査員達は仮眠室にて仮眠をとっている。
彼らは交代した捜査員の中の1人だ。
『んぁーっ、、きちぃなー。』
2人はサンドイッチを頬張りながら小休憩を挟む。
『ふー、、此処の防犯カメラにも映ってないっすねー。』
食べながらチラリと見るのはダンボールに入った大量の防犯カメラの記録CD。
『あとこれだけあるー、、』
絶望に似た声を漏らしながらも自分に喝を入れるようにして立ち上がり、大きく伸びをする。
もう1人も隣へ座り、仲良く2人で防犯カメラの確認に戻った。
『やっぱり何処にもいなかったですねー。黒スウェットの男。』
彼らが血眼になりながら探しているのは、今回の八王子連続殺人事件の容疑者候補、波沼だ。
というのも、彼が何故容疑者に上がったかと言えば、彼が必ず事件の日に現場に映っているからだ。
それだけで彼は疑われている。
警察は無能だと思っただろうか。
いいやそれは違う。
それしか手掛かりがないのだ。
それほどに狡猾で、陰湿な事件。
殺されているのは大企業の重役ばかり。
警察は怨恨の可能性も見ているらしい。
え?俺は誰かって?
たった今、先輩にサンドイッチを差し入れた沼野だ。
初めて先輩と会った時は、冴えない人だったから大丈夫かななんて心配していた。
実際ミスも多いし、よく上の人から怒られている。
でも、彼の観察眼はずば抜けていると思う。
この前だって、聞き込みをした時に話した人が犯人だと1発で見抜いていた。
だから俺は気をつけなければならない。
今回だけは、失敗したらボスから殺される。
"俺が殺人事件の犯人だと、知られてはならない。"
殺した理由はボスの指示だ。
どんな人でも殺す。
俺は子供の頃から育てられたプロの殺し屋。
つい2、3年前、この連続殺人の計画が始まった。
まずは6ヶ月間、警察学校で警察官になるために訓練を積み重ねた。
そこから出世を重ねて捜査一課へ配属された。
先輩とペアになったのはつい3ヶ月前。
俺のキャラは気さくで明るく、苦労を苦労と思わないポジティブな人間。
次に殺すのは10日後。
それまで証拠も何も出さずに逃げ切ってやろう。
ところでみんな、この世に善と悪が存在するのは知ってるか?
俺はよく思う。
善と悪は人によって変わるのだと。
例えば、親切心で浜辺のゴミ拾いをした。
だが、実はそのゴミはゴミではなく、何かに使う大切な物だった。
前者の方は善行だろう。
ゴミ拾いを進んでする。なんて心の優しい清らかな人間なのだろう。
後者は悪行だ。
ゴミと判断し、使う予定だった恐らく持ち主にとって大事な物を捨てた。
俺の場合は、殺すことで喜ぶ人がいるから善行だ。
先輩達正義のヒーローから見れば、それはたちまち悪行へと変わる。
人を殺すことは一般的には良くないとされている。
だが、俺にとってはそれが"善"なのだ。
みんなには"悪"にもとれるその行動は、人次第で"善"へと変わる。
何が言いたいかって?
俺は善行をやっている極めて善良な人間なんだってことさ。
今回も上手くやるよ。
俺が思う善行を。
誰かにとって善いだけで
誰かにとっては悪いのさ
善悪
ぼくは正義のヒーロー
わるいお前をやっつけてやる
いつもそう思って君を追いかけていた
だけどそれは本当に正しいことだった?
君は本当に悪いやつだった?
ぼくから見たら君は悪いやつだった
すぐ他人にいたずらして
困らせて泣かせて
だけど君は悪いと思ってやっていないよね
君はただみんなと仲良くなりたかった
知ってもらうきっかけが欲しかっただけかもしれない
君にとってはぼくが悪いやつかもしれない
いつも君をいじめているように見えるかもしれない
何が善で何が悪なのか
考えれば考えるほどわからなくなってくる
善悪のわかる人でありたいし
善悪のわかる人であってほしい
「駄目だって分からなかったの?」
耳に入ってくる冷たい声。
声の方を見ると中居大輝(なかいだいき)君がいた。
大輝君の前には泣きじゃくっている桜井春野(さくらいはるの)ちゃんと、そっぽを向いている小林蒼(こばやしあお)君がいる。
「だ、大輝君、やめよ……」
とめようとすると、本当に入学したての小学一年生か?と言うくらいの圧をかけられながら睨まれた。
「盗みは犯罪なんだよ?軽い気持ちでやるものじゃない」
大輝君は更に続ける。
「ていうか、泣き出したから返してこれで良いだろって?何言ってるわけ?」
「お、お前は関係ないだろ…、引っ込んでろよ…」
「人の話は最後まで聞くものでしょ?最後まで聞いてまだ何かあったら言えば?」
蒼君が口を結んだ。
目には涙が浮かんでいる。
流石にまずいと思い、再び声を出す。
「大輝君、辞めよう?この話は先生がどうにかする。それに、本人達もそれで良かったって言ってるんだから……」
「………そうですか」
随分長いためがあった。
しかし、観念したように下を向き口を開いたのだ。
この年の子はまだ善悪がついていない。
こんなにもはっきりと善悪をつけている子は長年教師をやって来て数人しか見たことがない。
毎度思う。
どうやってこんなにはっきりさせたのか。
私には聞く勇気がない。
だから聞くことはできなかった。
「ごめんね、春野ちゃんと蒼君。怖かったでしょ?」
まるで、大輝君を悪者にするように二人を慰める。
きっと大輝君は間違った事は言っていない。
言っていなかったとしてもこれは‘仕方がない’事なのかもしれない。
善悪とは。
この年にとって難しい問題のはずだ。
誰もが頭を悩ませる問題。
そんな問題を大輝君はゆうゆうとクリアしてしまう。
答えられてしまう。
善悪とは。
人には人の信じる善と悪がある。
しかし、そうでは無いのだ。
善悪とは。
善悪とは、その国の法律やルールで決まっている。
善い行いと悪い行い。
それでも私は問い続ける。
自分の中の善と悪。
善悪とは。
ー善悪ー
【善悪】
「善」も「悪」もあるから
この世は成り立っているのではないか?
「悪」がなければ法律も要らない
ある意味
「悪」が「善」を作っているのかも知れない
こんな人にはなりたくない
こんなことをしたらいけない…
だから自分は「善」になりたい
そう思うのではないか?
だけど一つ間違えると
「善」は「悪」にもなりうるって知ってる?
みんな好きでしょう?
他人の噂話とか
あれってさ「噂」ってだけで
「善」でも「悪」でもなくない?
例え「事実」だったとして
自分たちに悪影響及ぼすの?
個々の自由なんじゃないの?
なのにさ
あーでもない、こーでもないって
みんな批判するよね?
それって言われてる方からしたら
みんなのしてることって
「悪」でしかないんだよ?
そうやって、加害者になってたりするんだよ?
知ってた?
私は元々、普通じゃないから
沢山言われた側なの
もう私は慣れたけどさ…
それで苦しんでる人って沢山いるんだよ
「善悪」決めつける前にさ
自分の行動改めてみるといいよ
きっと自分の中にも「悪」は
必ず眠っているよ!
怖い?
逃げちゃダメだよ!
完璧な「善人」なんてひとりもいないんだから…
「善悪は人にあらず自らの心にあり」
嫌な奴だと思ってた人が
話してみると結構いい奴だった
なんてことはよくあることだ。
善悪っていうのは、
ちょっとした情報で簡単にひっくり返る。
だから善悪を理由に動くのは
すごく怖くて躊躇うべきものだと思うんだ。
【善悪】
善悪の観念だって
時が経てば変化する
時が経てば
雨だれだって石を穿つ
変化することを
恐れてはいけない
万物は流転する
真っ白なんてない、真っ黒なんてない
人間を表すのなら、”灰色”が丁度いい
---二作目---
人々からしてみれば、勇者は善で、魔王は悪だろう。
けれど魔物からしてみれば、魔王が善で、勇者は悪だろう。
...善悪なんて、結局はそれぞれの見方次第なのだ
#善悪
284作目
〚善悪〛
自分は善悪の意味が分からない。でも
意味が分かる人もいる。善悪って善人
と悪人の事を言うらしい。自分はそん
なに使った事ない言葉だけど世界には
使った事ある人がいるかも知れない。
その時に、会えたら教えて貰おうかし
ら。分からない言葉は分かった方が自
分のためですもんね。
『善悪』
善悪何て誰が決めるのか
神が決めているのか?
法律は善悪を決めると言うが
どうだろうね