『善悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
善と悪
良いと悪い
対照的であり類似的
全て紙一重
良い面と悪い面があるからこそ
歪で美しい
#善悪
善悪
善し悪しと言うように
表裏一体のもの
自分の中に
どちらも持っているもの
人によって
捉え方が違うもの
「時に人は善い行いをする。これを学習させよう」
「はい。できる限り学習させます」
「時に人は悪い行いをする。これも学習させよう」
「はい。できる限り学習させます」
完成したロボットは、
床を殴り、物を投げ、雄叫びを上げ、人を罵り、
アリガトウゴザイマスとお辞儀し、蛇口を全開にした。
「何の騒ぎだ。一体、どうしたというのかね」
「今調べます!」
慌てた助手がロボットを止めてプログラムを確認する。
搭載された行動パターンは、
善行が1割、悪行が9割だった。
「もっと善行を増やせんのかね」
助手は頭を抱え、匙を投げた。
「もう、思いつきません!」
善だと思っていても誰かにとっては悪かもしれない。
悪だと思っていても、誰かにとっては善かもしれない。
それは人の価値観によって異なると思う。
良かれと思ってやったことが相手にとっては余計なお世話だったり、返って間違った道に進んでしまうこともあったり。
自分には自分の「善」があり、相手には相手の「善」がある。
皆の中にその意味が同じく存在している訳ではない。
善と悪は隣り合わせ。
振り返ったら悪だし、振り返ったら善になる。
善も悪も、同じ存在なのかもしれない。
[善悪]
善悪について
もしくはあなたと
わたしの繋がった罪について
善悪について
あるいはわたしと
あなたの隔たれた愛について
問答、返事はなし
端から期待もないのだった
善悪について
つまりはあなたが
わたしを置き去りにした夜について
最後にひとつ。貴方が『悪』と判断した私からのアドバイスよ。
この世界には、無数の善と悪が存在する。けれど、それらは全て誰かの『正義』の上に成り立っているの。
この言葉の意味が分かるかしら?
あら、私は私を肯定するためにこの話をした訳じゃないのよ?
確かに私は貴方に正しいことをしたと思っているわ。だけど、それは必ず誰かの『悪』に成りうるなんて端からわかっているの。
ここを発つ貴方に、母親としての最後の『正義』をしているだけよ。
元気に生きるのよ。そしてもう二度と、ここに現れないで。
『善悪』
善悪
自分にとってはいらないものでも、
他人から見たら欲しいものだったり。
…こういうことを考えると頭痛くなる。
ウミガメのスープ。
卵が先か鶏が先か。
case 59
「自死の前日、殺人を行ったようだな」
「はい、しかし彼はいたって品行方正で、この時まで悪事を働いたことがないようです。殺人も偶発的なものです」
「うむ、だがいくら事故でも他の者の命を奪った罪は大きい。永遠に地獄を彷徨うが相応しい」
「……は、はい」
「どうした?」
「いえ、何でも……それでは伝えてきます」
case 4
「揉み合いの末突き飛ばされ、頭を打ち死亡か」
「はい、相手方とは数年の付き合いだそうですが、酷く恨まれていたようですね。弱みにつけ込んだ脅迫や恐喝、さらには相手の恋仲である女性と……これ以上はちょっと」
「だが、殺生には至らぬ。今回の件で少しは改めただろう。此奴にはやり直すチャンスをやろう」
「は、はい……伝えてきます」
死者が溢れおざなりになった審判。
私は代わりに処遇を伝えるだけ。
どんなに理不尽で不条理でも。
それが私の役目。
それが私の役目。
それが私の……
~善悪~
子供の頃見ていたヒーローモノは
勧善懲悪だった
とってもわかりやすかった
とあるアニメで主人公が逃げた
戦いたくないって
主人公なのに
子供心に衝撃を受けた
それ見てから
敵について考えるようになった
よくよく考えたら可哀想に思えてきた
どっちも正義であり悪なんだと気づいた
一つ大人に近づいた瞬間だった
そして子供らしさが失われた
お題: 善悪
善悪
いいことも、わるいこともそれぞれ同じくらいあるはずなのに、どうしてわるいことばかり目についてしまうんだろう。
どうしてわるいことばかり頭に残っているんだろう。
いいこともちゃんとあったはずなのに。
恐ろしかった。自分の子どもの成長が。その残虐さが。
幼い男の子が、楽しそうに蟻を潰したり、昆虫の足をもいだりすることがあるのはわかっていた。成長するとともに、それもなくなっていくだろうと信じていた。
だが、どれだけ命の尊さを伝えても、理解してもらえない。周囲の人に相談しても、大きくなればやめるようになると言われて無理矢理自分を納得させようとした。大丈夫、そのうちやらなくなる。善悪の区別がつく子どものなると信じていた。
それなのに、中学生になってもその行動は止まらなかった。なぜかエスカレートしていく一方で、気づけば野良猫に毒餌を与えて殺すようになっていた。近所の犬にもニンニクが混ざった餌を与えて殺していた。エアガンで雀を撃ったりしていた。
それに気づいていながらも、こわくて咎めることもできなかった。
だが、息子ももう高校生になる。いい加減逮捕されてしまう前に、親として正しい道に導かなければならないと思い、呼び出した。
「もう動物を痛めつけたり、殺したりするのはやめよう? いつまでも子どもだからという理由で許されることじゃないわ」
「そうだよね。これからなおしていくよ」
思いのほか、すんなりと受け入れて安心した。これで大丈夫だと思えたことで、この日はぐっすりと眠ることができた。
次の日、目が覚めると息子が朝食を用意してくれていた。初めての行動に感動して、しっかりとお礼を伝えて口にした。完食した後、息子がニコニコと笑っていた。
「これで最後にするよ」
激痛に悶えている中、息子は笑ってそばに立っているだけだった。
#善悪
ふふッ····
その人は柔らかく口角を上げて、
目元に軽くシワを寄せ 笑った。
私はただ、あなたの為に教えてあげただけですよ?
あなたのお父さん出張ではないみたいですよ。
あなたのお母さん賭事がお好きみたいですね。
あなたの弟さんクラスで浮いてるらしいですよ。
あなたの友人があなたの陰口をおっしゃってましたよ
あなたの好きな○○さんパパ活がお忙しいらしいですよ。
どうですか?
世界の見え方が変わりましたか?
辛い?○にたい?助けてあげましょうか?
私と契約していただけます??
あらあら、
惑わされてはいけませんよ。
あなたのお父様は確かに嘘をついていますが、
家族に心配をかけないためにネカフェで
副業をしてるみたいですよ。
お母様はパチンコ店の食堂でパートみたいですね。
ご苦労様です。
弟様は信念のために脇目も降らず、
勉学に励んでいるみたいですね。
将来は検事になりたいそうですよ。
陰口を叩いていたご友人は、
周りから人が離れていってらっしゃるみたいですね。
因果応報、自業自得ですね。
あなたが好意を寄せていた方は、
何かご家庭に事情があるみたいですね。
確かにやり方はよろしくないですが、
一緒に考えてあげてはいかがですか?
好感度爆上がりですね!!
物事は多面的ですよ。時間はかかっても構いません。
逃げてもいいのです。
いいもわるいも丸ごと抱きしめましょう。
あなたの魂の輝きがいっそう増します。
そうすれば、誰にも傷つけることも
汚すことも出来ません。
あなたがあなた自身を守ってください。
優しい人でも黒い心はある
人は善悪でできている
人は葛藤し〝善〟と〝悪〟どちらをとるかでその人の性格、人間性が決まってくる
僕はそう思う
【善悪】
#1
好きな人のためならなんでもやって良いというのは
それはちょっと違うんじゃないか。
やって良いことと悪いことはある。
いや、でも、、知りたい、、
君の、、
好きな、、
タイプというか服の感じとか髪とか!!
直接聞けず
友達と話してるところを盗み聞きしている僕は悪いよねこれ!!いや、でも!!君のことが知りたいんだよぉ、、!
こんなに好きなのになぁ、、
何話してるかは聞けないけど、
笑っている姿を見れてなんだかとっても良い気分だ、、
今日の収穫はもう、うん、いいね。
帰ろっ。また明日がんばろう。
、、(あの人いつ話しかけてくるんだろう?笑ふふ、)
気づいているけど話しかけてくれるのを待ってる女の子。笑
どっちもどっちということで。
皆さんは何をもって善悪を定めますか
物事によって指標は様々あるでしょう
しかし、善い行いをしたから必ずしも報われる訳では無いし、必ずしもそれが良い方向に進むとも限らない
逆も然りで、自分からしたら悪でも他者からしたら善であったり、正しいこと、救われることであったりするだろう
何が善で何が悪なのか
結局は自分の心次第なのかもしれません
人にとっては善でも、他の生き物にとっては悪のものもたくさんあります
物事は善悪で分けられるほど綺麗なものではないでしょう
世界は善と悪のみでは語れないでしょう
難しいお題でした
世の中の多くは、
善悪で分けられないものばかり。
多くは、であって、
すべて、ではないけれど。
#善悪
絶対の善も悪もないのかもしれない。
あなたと、あなたではないものや、私も、ここに、そこらじゅうにある全て。
花も水も石も分子も宇宙も、とにかく存在する全て。
それらを愛そうとするのを邪魔すること、それらを無意味に破壊しようとすること。
認め合い、時に諦め合い、ただそこに存在し合う、それらを否定しようとする傲慢さ以外は。
今日、ソフトボールをやったの!
一打席目が三振で二打席目でセンター前ヒットを打ったの!めちゃくちゃ嬉しかった!
これが「善悪」なのかな?
調べたら「善もあり悪もある」「一得一善」って書いてあった。多分合ってるでしょう!
明日は三者面談かぁ、嫌だな
最近面白くなくてごめんね。
中学入学してから忙しくて時間が取れなかった。
また面白いのを書けたらなぁと思います。
「もっと読みたい!326」
ありがとうございます!
まだまだ頑張りますので応援よろしくお願いします!
1つの物事が本当に正しいのか間違いなのかが分からないように
善悪の判断も人によって違うし1つに絞ることはできないと思う
過去を遡って自分の判断がこれまで全て正しかったとは到底思えないし
あのとき違う判断をしていたら今頃どうなってたんだろうと考えることも多い
正誤と善悪では
少し意味が違うかもしれないけど
でもその時する選択で今後の自分や周りの環境が大きく変わっていくという意味では同じことなんじゃないかなと思う
どう生きるか
思い悩み
書物を手に取り
哲学に 宗教に触れ
これだけ多くの人々が
ずっと同じように悩んできたのだと
そして唯一の答えはないのだと
善く生きたい
善とは?悪とは?
それすら定かでなく
ただ
いのちを愛すること
いのちを傷つけぬこと
そして折々に
これは善きことか?と
立ち止まり
心を研ぎ澄ませる
愚かなわたしが
はかない命を生きる
精一杯のこと
「善悪」
#88