『君の目を見つめると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
吸い込まれた、、と思った。
エメラルドグリーンに輝く
その2つの瞳は
ただ
ただ
暗い闇夜に
浮かんでいた
しかし
それは
確かに
何かを吸い込み
そして
弾き
光ながら
消えて行った
君の目を見つめると
彼の目は、青い目だった。
真夜中の静かな海のような、仄暗い碧を灯した目。
朗らかに笑う彼の人柄には、少し似合わないと思っていた。
彼が初めて涙を見せた時。
彼の闇がその目に灯った。
それからというもの、彼の笑みに。
少し、夜の孤独を感じていた。
彼の目はいつも、彼自身を映し出していた。
見つめていると、遠いようで、どこか近い。
その目を見つめると、自分と彼の境界線がわからなくなる。
いつか分かる日まで、見ていることはできるのか。
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自創作 赤い祝日 より
「眼圧が高いですね」と再検査 あなたの瞳が美しいから
君の目を見つめると
こちらはずっと天候が良くなく、私は低気圧が苦手で、頭痛を起こしがちです。
気分的にも滅入ってしまう。
やっと曇り空にも慣れてきましたが、どこかに行こう、と言う気持ちにはならない。
こんな日はひたすらサブスクを見るのがいいんです。
今、見ている漫画の主人公(男子)や次々と現れる登場人物全員の眼力が強すぎて、見ているこちらまで眼に力が入ってしまいます。
内容もアツくて全然飽きません。
シーズン5までありますが、あっという間に終わってしまうでしょう。それはそれで寂しいですがね。
でも大丈夫、次に見るものも、ちゃんとおさえてありますよ。それも確かシーズン5まで出てる。はぁ、忙しい。(怒らないでください)
え、お題に沿ってないと?
あ、なんでしたっけ。
君の目をなんとやら、でしたね。
「見つめる」ことも、「見つめられる」こともないので、失礼します。
悲end
夜色を見ていた。
「…………」
隣に座る君の頬に手を添えて。
「どうした?」
「好きだよ」
「俺も」
幸せなんだと思う。
永遠の夕暮れ時から、連れ出してもらえたから。
『君の目を見つめると』
穏やかな風が吹く木陰の下でうっすらと頬に影をつくる長いまつげが震える。ゆるりと上がる白の下に現れたのはガーネットに似た燃え上がる焔のような赤。
王城で民へ演説をするときその瞳は一際輝く。
けれど、ただの幼なじみに戻った今は。
体を預けていた樫の木から背を離すと、両腕を天に伸ばした。隣に座る僕を見ると不満げに口を歪ませる。
「貴方まだいたの。辺境の農民が油を打っていていいのかしら。もうこんなに日が傾いてるわよ」
「おはよう、エアリス」
「嫌みかしら?」
「そんなわけないよ。畑の手入れは昼までに、ヤギたちも放牧から帰ってきたから大丈夫だ。心配してくれてありがとう」
没落した自分に構ってないで家のことをしなさい。
本当には優しいのに、昔から使う言葉に棘を生やしてしまう。生やさなければ貴族社会じゃ生きていけなかったのか。それとも、そうでもしないと元婚約者の意識を引けなかったのか。
でも彼女は変わってない。
「心配なんてしてない!」
怒ると立ち上がるとこも、両頬を膨らませて白い肌をほんのり赤く染めるところも、何一つ変わらない。
見上げる形になった彼女の目を見つめると。
不思議と力が湧いてくる心地よさも変わらない。
僕も立ち上がると彼女に手を差し出した。
「ごめん、ごめん。今日はエアリスの好きなミートパイだよ。おなか空いただろ。家に帰ろう」
「ふん。……ちゃんとエスコートしなさいよね」
小さくて柔らかな手が骨張った手に乗せられる。
こんなに小さくて、力が弱い彼女は、元婚約者である第一王子に婚約破棄をされて故郷に帰ってきた。
人生で初めての従者である僕がいるこの地に。
第一王子は異界からきた可憐な少女に見惚れ、少女を疎んだとして彼女を悪役令嬢に仕立てて追放した。王都ではそう噂されているらしい。
実際に彼女と再会した日、僕は安堵した。
赤い瞳はまっすぐに前へ向けられ、その中で燃える焔は消えていない。僕は少女にはめられたのだと、一度だけ今いるこの木の下で泣いた彼女の話を信じた。悪役呼ばわりされる者がこんなにも強い光を目に宿すもんか。
見る目のない第一王子に礼を言おう。
意地の悪い表情を誤魔化すため、目尻を下げ笑顔を作る。
「もちろん。エスコートの仕方も忘れてないよ」
「完璧すぎて気味が悪いわ」
そう言いながらも、ようやく見れた彼女のあきれたような笑みに胸が踊り出す。
夕焼けを背に光る彼女の赤に忠誠を。
その焔に身を焼かれようがかまわない。
この手が届く内に帰ってきたのだから。
たとえ、彼女の有能さを失った国がどうなろうとも。
草の根を分ける小さな足を、僕の手を支えに丘を下る体を、憎まれ口をこぼす唇を。彼女のすべてを守り抜く。
そう、たとえ。
「お褒めいただき光栄だね」
「褒めてないっ」
たとえ、この身が彼女と共に滅ぶ運命だと知っていても。
※補足
僕も異界からの転生者。ここはゲームの世界。
君の目を見つめると不思議な世界に引き込まれるような気がする、、綺麗な瞳が僕をまっすぐと見ている。僕はその瞳が綺麗とも感じ、また、恐怖とも思えた。自分にはない何かを、自分にはない希望や将来を輝かせているみたい。どうして僕を見つめるの?そんなに僕は惨めかなぁ!僕は君の目を見つめると僕の目に涙が浮かぶ!
『君の目を見つめると僕はとても惨めに映る』
俺たちが貴女の瞳を見つめることはもうできませんが、いつか俺たちのことを支え、助け、見守ってくれたその温かい眼差しを、よろこびと愛に輝いていた瞳を、俺たちは決して忘れません。
今の貴女の瞳に映るものが、どうか幸福に溢れた美しい世界でありますように。
【君の目を見つめると】
パソコンで仕事をしていると
ふと画面から目を離した時に
向かい側に座る君と目が合う瞬間がある
今日の午前中も「疲れたな」と思って軽く息を吐き
ふと顔を上げたところで君と目が合った
しばらく見つめ合ってから
気恥ずかしそうに微笑んでくれるのが嬉しい
綺麗で優しげな君の目を見つめると
パソコンと睨めっこしていた疲れも忘れられるようで
また午後も頑張ろう、という気になった
君の目を見つめるとどこか寂しげで。
そんな目に魅力を感じて引き込まれる。
君の話を聞きたい。
君の寂しさを知りたい。
そんな僕の目もきっと寂しげなんだろうな。
君の目を見つめると、なんだかふわふわとした気持ちになる。
よくわかんないのに、なんだかあたたかい。
あと、なんだかここちよくて、ねむくなっちゃう。
笑顔になれて、この時間が好き。
……すき? すきってなぁに?
いつかわかるよ。君ならきっと。
ほんとに?
ホント、だって、君は私なんだから。
私は、小さい頃を思い出しながら決意した。
「私______
貴方の事が好き。」
2024/04/06 〈君の目を見つめると〉
#16 君の目をみつめると 2024年4月6日(土)
君の目を見つめると、どこか懐かしい気がする
絶対忘れることのない人物の顔と名前、雰囲気や性格までも、全てが思い出させてくれる
君の目はなんだか人を思い出させる力があるんだろうな
と心の底から思った
胸が苦しくなるとか、幸せな気持ちになるとか、愛しさが溢れ出すとか
そんな事を言ってみたい
ドキドキし過ぎて目も合わせられないヘタレな僕はどうしたらいいのか
『君の目を見つめると』
君の目を見つめると
君の目には色々な風景が映っている。
昔の暖かい少し古びた建物や
一面お花畑に立っている少年
僕には知らないことだらけだけど
ワクワクしちゃうんだ
君の目を見つめるとね
なんだかとっても不思議な気持ちになるの
なんでかな?
君の目がきらきらしてて
綺麗だから見ているんだよ
【君の目を見つめるとね
なんだかとっても不思議な気持ちになるの
なんでだろ?
君の目がとても美味しそうに見えて
お腹が減るから見ているんだよ 】
『君の目を見つめると』
君の瞳の中にはいろんなものが映っている。
未来への希望、喜び、青い空、期待。そういうキラキラと輝いて直視できないほど眩しいものたち。
そして、焦りと恥ずかしさで変な顔をしている僕。
お互いの瞳の中の自分を覗き見て、僕たちはその可笑しさにクスクスと笑いあう。
さぁ、今度は目を閉じて。
愛しい君の期待に応えるべく僕は覚悟を決めて、唇を寄せた。
見つめると言うことは、『気にしている』こと。
気に過ぎていては、目を見つめる事が、できない。
見つめ合えれば、『信頼しあえている』こと。
目を逸らすと、『嘘、隠し事している』かな。
目は、よく気持ちを喋る。
#君の目を見つめると
いつだったか君は、目で語る人が好きだと言った。
言葉で伝えることも大切だけど、その奥に感情が見える目が好きだとも。
言葉で語るのが苦手な僕は、それを聞いて安心したような怖いような、よくわからない気持ちになった。
伝えなければ、伝わらない。そんな当たり前のことが出来なくていつも悩んでいる僕の気持ちを、君は拾ってくれるのだろうか。
それともそんな当たり前のことすら出来ない僕の目では、結局君に何も伝えられずにいるのだろうか。
自分の目のことなんて、自分と向き合う鏡でしか見たことがないからわからない。
君に伝えたいことはいつだってたくさんある。
空が綺麗だとか、レシートの合計金額がゾロ目だったとか、どうってことない些細なことも。
君の温かさも、真剣な横顔もおどけた笑顔も愛おしいだとか、僕にとって本当に大切なことも。
伝えたくて、たどたどしく話す僕を、君はいつも微笑みながら待っていてくれる。
君の目を見つめると、気恥ずかしくてすぐに逸らしてしまうけど。
僕の目を見つめて微笑んでくれる君こそ、その目で雄弁に語るから。
君に応えたくて、僕は今日も想いを紡ぐ。
真っ直ぐに
レンズの向こうから
私を見据えてた
あの写真
じっと
君の目を見つめると
先の無い未来を憂い
悲しみを帯びた
力無いその瞳から
それでも と
偽りの無い
心の声が聞こえた
「心から愛しています」
そんな君も
今は
通り過ぎた
道端の花
「君の目を見つめると」
君の目を見つめると、君は恥ずかしそうに目を逸らす。それでも構わず視線を送り続けると、様子を見るように、少しずつ視線が戻ってくる。
「ねえ、何でそんなにじっと見るの?」
頬を少し膨らませ、君はイヤそうな顔をする。
「そんなにイヤだった」
クスッと笑って返せば
「だって、すぐ顔が赤くなるから、見られたくないし」
赤くなった頬を隠すように手を当て、君は横を向いてしまう。
「ごめんって。君の目を見つめると、癒やされるんだ」
「え?」
俺の言葉が意外だったのか、君は頬に手を当てたまま顔をこちらに向ける。
「目が合って恥ずかしがったり、微笑んでくれたり、いろんな可愛いが見られて、好きって気持ちで心が満たされて癒されるんだ」
こちらを見た君の目をもう一度見つめて想いを伝えれば、今度は恥ずかしがらずに目を合わせ微笑んでくれる。
「ありがとう。恥ずかしいけど、これからも私をずっと見ていてね」
君が俺の方に手を差し出したので
「もちろんだよ」
俺はその手をギュッと握ると、二人で微笑み合ったのだった。