『君の目を見つめると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君の瞳を見ていると。
自然と
笑みが溢れている。
もしかしたら
好きなのかもしれない。
/君の目を見詰めると
君の目は大空をそのまま移した色をしている。僕と同じ国で生まれたはずなのに、この国では珍しい色をしている。
僕の目が生きる事を憎んだ、地を這う黒い色なら、君のそれは生きる事を謳歌する自由の青だ。
正反対だから苦手だった。
正反対だから嫌いだった。
生きていたって何も楽しいことなんかないのに、そんなにも必死になる意味が分からない。
けれど、なぜだろう。
いがみ合う時に見詰めた君の目に映る僕は、いつも楽しそうなんだ。
鏡を見たって見ることの出来ない。君の目に映る時だけ見える自分の顔が、とても楽しそうで。
死にたくて仕方がないはずなのに、生きていることを君みたいに楽しんでいるみたいなんだ。
君にしか見せない、僕の顔が映るその目が、やっぱり嫌いだ。
お題《君の目を見つめると》
菫色(すみれいろ)の瞳に星が降る。
告げなきゃいけない言葉が言えなくなる、嘘が真実となる。――ああ駄目だ。真実を告げてしまえば君が傷つくことになるのに。
心は砂城だ。
泡沫の心は、すぐゆらゆら水面を揺らす。
どうしてこんなにドキドキするんだろう、という謎が解けるのはもう少し先のことである。
君の瞳は何を映してる?
僕かなって期待して
見つめてみる
けど、その瞳は
僕ではない。
遠くにいる君の思いびと
けど、その隣には君は立っていなくて
他の人が立っている
あんな奴辞めて僕を見てよ
幸せにするから
『君の目を見つめると』4/6
「私、瞳占いができるの!」
友人は、いきなりそんなことを言い出した。
いや、瞳占いって何?
「手相占いとか、星座占いとかあるじゃん?
それと同じだよ!?」
意味が分からない。
というか、眼を見て何が分かるっていうんだ。
「分かる、分かる。
例えば昨日の睡眠時間とか?」
おぉ凄い。
でも、占いって過去を見るものだっけ?
「まぁまぁ、物は試しだよ」
友人は、前髪が触れ合う程近くに
寄って、私を見つめているのだろう。
「え、好き」
文脈がおかしい。
「瞳って、鏡になるんだね。
私、めっちゃ可愛いわ」
はいはい、かわいい、かわいい
私は適当な事を言った。
私の目は、何も見えていないのに
僕のこの苦しみを話してしまいそうになる
言葉がまるで水のようにするりと零れていきそうだ
それが怖くてずっと目を伏せていた
でもいつかちゃんと目を見れるといいな
残念だけどきっと目を見る時は
僕が苦しみを話す時だろう
だけどどうせなら
楽しくて笑える話がいいね
"君の目を見つめると"
「君の目をみつめると」
幸せそうに笑ってる
僕が映ってたらいいなあ
あなたの目を覗き込むと
わたしが映り込む
ほんとはね
何かに没頭してるあなたの
横顔を陽に透かして見てるのが好き
コーヒーの香りでやっと
わたしのことを思い出して
ありがとう、って
そしてわたしの目に
微笑むあなたが映り込む
そんな時間が好き
「君の目を見つめると」
#68
そんなことあるはずもないのに
良くできた人形の瞳が
こちらを追って見えるように
あなたの言葉の切先は
いつもこちらを向いている気がする
どれほどの時間を費やせば
それほど鋭く光るものか
あなたが磨き上げた狂気は
うっとりするほど美しい
あなたの目の中を覗けば
恐ろしいほど凪いで見えた
黒い湖面は
静かに煮え立ち
さらにその奥に
燃えたぎる地獄が見えた
本を閉じて
現実に立ち返るように
まぶたを閉じて
その赤を遮る
しかしてその鮮烈な炎は
シャッターを切られたように
網膜に焼き付いて
私の小さな地獄になった
向日葵の花がいつでも太陽を向くように
いつもあなたを目で追っていたのは
『君の目を見つめると』
君の目を見つめると
どこまでも意識が吸い込まれていくようで
赤黒い世界に突き落とされるようで
だけどこっちよりは温かそうで
君の本来の優しさが滲み出ているようで
不思議と 心が軽くなる
眼球のない 2つの空洞の向こう側に
本来の君が見えるようで
君の瞳はキラキラした宇宙がそこにあるようで、吸い込まれるようにじっと見つめてしまう。
「どうしたの? そんなに見つめて」
「きれいだなあ、って」
「そう? ふふ」
照れを含んだ君の声ですら、キラキラしているような気がして。
バチっと感じた。
その瞬間にすべてが始まった。
ふわっと浮いたその瞳に君の全てが詰まってた。
バチバチバッチんバッチンチン。
バチッバチッ。
そうして僕らは終わりを告げた。
長い冬眠から春の訪れを待ちわびた。
あれほど嬉しい気持ちも久しぶりだ。
本当の自分がわからない、、
誰を好いていて誰を嫌っているのかそれすら分からない、
何かが引っかかる 苦しい どうすればいいんだろう 全てを投げ出して何も考えず ダラダラ過ごせるそんなところへ 旅立ちたい
もし私の本心を話したらあなたは引いてしまうだろうか、離れていってしまうのだろうか、、
私の気持ちを話してもきっと君は見捨てないことぐらいわかっている 、でも私を気にかけている その時間をなくしたくない。少しでもいいから 君の「一番になりたい」 他の人と喋って欲しくない 常に私だけを見ていればいいんだ…
そんな勝手な思いで 君を縛り付けようとしてしまう私が嫌いだ。
そんな思いも全部
きみの目を見つめると、見透かされてるかのように感じる
「同性愛」
「GL」
るり
誰かの目を見つめるとしたら
もうそれは
うちの猫だよ
人間の目を見つめるとか
無理!
猫の目を見つめる
目を逸らす
目を細める
だいたいこんな感じ
程よく愛されてます
君の目を見つめると
十代の頃は簡単に見つめられた
見つめても普通に話せた
二十代の頃は見つめるとドキッとした
見つめると胸が苦しい事もあったけど楽しかった
三十代の今、もう見つめる事は出来ない
貴方は別の誰かを見つめているのかな?
やっぱり胸が苦しい
君の目を見つめると
君の目を見つめると
あまりにも真っ直ぐで、キラキラしてて。
なんだかこちらが申し訳ないような気持ちになる。
そして自分の卑屈さに悲しくなって、
見透かされてるような気がしてくる。
そんな素直なあなたを、私は素敵だと思ってるよ。
君の目を見つめると、思い出すことがたくさんあるんだ。
初めて話しかけられた日は桜が舞い散る入学式の日だったね。新入生? 私もなんだ。同じクラスだったね、よろしく!
そんなふうに私達はすぐに友達になった。
夏の暑い日に木陰で涼みながらアイスを食べた日は、いつもとは違って随分とだらしない目をしてた。私だから見られてもいいや、って言ってたよね。
どんな思いで私が聞いてたと思う?
もう知ってるよね?
冬になって、クリスマスに一緒に遊ばないかって誘ったとき、喜んでくれた君の目の輝きが忘れられない。
翌年も同じように誘ったら、断られたときの衝撃はもっと鮮明に覚えているよ。
好きな人ができたってきいて、初めてあなたは私から目を逸らしたよね。
ぎこちなく、それでも送り出した私は頑張ったと思うよ。
高校を過ぎて、大学を卒業して、めでたくあなたがゴールインした。
その翌年にあなたは暴漢に襲われて視力を失った。なんてひどいめぐり合わせだろう。
それでも旦那さんはあなたを支えて一緒にいるんだから、あなたの人を見る目は正しかったんだよ。
私だって支える、友達として精一杯支えるよ。
私もあなたが好きだから。
あなたはきっとわからないだろうけど、私の気持ちは今も変わらないから。
命があっただけまし、と周りは言うけれど、私にとってそれは想定内だった。
暴漢に襲われたあの日に、両目をえぐり取られただけで済んだということで、私の中には確信がある。
犯人は今も私の隣で甲斐甲斐しく私に世話を焼いてくれている親友で、私の目論見通りになったのだと。
彼女が私に執着しているのは知っていた、私から目を逸らされることをひどく嫌がることを。
私も同じだった。
彼女から目を逸らしたくなかった。
あなたの目にずっと見つめられていたかった、あなたの目をずっと見つめていたかった。それなのに、あろうことか私は他の男に目を奪われてしまったのだ。
自分が許せなかった。
こんな目は、もういらなかった。
最大限親友を揺さぶって、誰にも見つからない事に及べる場所に誘導した。
都合のいいことに夫は目が見えなくなった私を軽々しく捨てるような人物ではなかった。もっとも、捨てられても問題はなかったが。
そうなっても彼女がそばにいてくれるだけだ。
あの日彼女は私を襲い、私の目をえぐりとった。
それを確かめはしないけれど、きっと捨てずにいるはずだ。
だから今、私の目は彼女の目だけを見つめているんだろう。
私の言うことを聞かなくなった目を、取り戻してくれてありがとう。
君の目を見つめると
わかる
帰ってきてからずっとYouTube見てたんでしょ
パパもの目も赤いよって?
俺はパソコンで仕事してたんだよ
…まぁ大谷くんを応援しながらだけどね
動画見てたなら一緒じゃんって?
ううん、YouTubeはダメ。Abemaはいいの。
『君の目を見つめると』
大粒の 涙がポロリ
見ないふり
君の目見ると
言葉につまる…