『君と最後に会った日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「君と最後に会った日」
まさかあれで
最後になるなんて
いつものように
君を感じて
いつものように
君を抱きしめた
君には
いつもと同じ
じゃなかったんだね
ありがとう
最後まで
好きな君のままを
感じさせてくれて
そして
さよなら
ごめんね
君の気持ちに
まったく気付かなくて
なんとか生きてくよ
君と最後に会った日は
いつだったか覚えてないけれど
大まかな時間帯と
君と話した場所と
君が着ていたTシャツの色と
君の眩しい表情と
君と話した内容はちゃんと覚えていて
今でも心に残っているんだよ
今君はどこでなにをしていますか
……いやいいです
元気でいてくれたらそれでいいです
あの眩しい表情で笑ってくれてたら尚いいです
『いつか、また』
「君と最後に会った日」
私が最期を迎えた日だといいな
出会ってくれてありがとう
君と最後に会った日
あの日は確か卒業式の4日前だったね
いつものように君と喧嘩した私は
卒業式には仲良くなれているって
思ってしまったけど
結局、その日から私達は一度も会えていないし
話せていない
君に「ごめん」も「今までありがとう」も言えてない
何年も前の出来事なのに
私は今も後悔してる
もう君は私のことを友達だと思っていないのかな…
私はいつまでも君のことを親友だと思ってるのに
お父さんと最後に会ったのは9月17日
あみがずっと一緒にいたのに何も出来なくて
ごめんなさい。
最近沢山考えるようになってきたけど、
ずっと覚えてる記憶もあったり、声は
ちょっと忘れてきちゃった、、
ずっとね、会いたいんだ会ったらね、
抱きつきたいのごめんねって、でも
大好きなの、後から思い出すことあって
あの時お母さん寂しい思いして欲しくなくて
嫌な態度とって苦しい思いさせてたかもとか
いっぱい考えるんだ
それでもね、いつか会えたらありがとうって
大好きだよって伝えたいな
一生会えない気なんてしなくて絶対会えるよね
あの日、この場所で、お互いに精一杯腕を空に向かって伸ばし、手の平を一杯に広げ、それらを力一杯、左右に振った。当時の事を、あの子の事を、はっきりと記憶している訳ではない。こうして思い出す度、私の脳裏に浮かぶのは、あの必死の動作の少し前、お互いの母親の少し前を歩く私達が、こうしていれば離れる刻限までが長くなるのではないかと、いつもより握り締めていた手。それが今よりずうっと幼く、重い足取りで別れ道に向かっていく靴は小さく、下を向いていたお互いに気づき、まだまだ話したいと、「もうちょっとだね」なんて、些末な話題しか出てこない事に、はにかんだ。そんなことばかりだ。
別れ道に着くと、彼方側は早足で去って行ったように思う。母親同士は、特に仲が良い様子では無かったから、会釈をするだけで別れの会話も無く、あの子は手を引かれて行った。寂しくて、名残惜しくて、静かに佇んでいた。幾らか進んで、私も自身の母親に、「帰ろうか」と声を掛けられた時、あの子が立ち止まって此方を向き、冒頭の動作をし合い、短い言葉を交わした。まるで、それまでの日常のように。
そんな事を思い出しながら、私は小さな手を取った。
「帰ろうか」
「うん。じゃあね!」
「じゃあね!」
テーマ:「君と最後に会った日」
【君と最後に会った日】
あのひとと最後に会った日、私は笑っていましたか。
あのひとを罵りはしなかったでしょうか。
あのひとに感謝を伝えられたでしょうか。
私を愛し続け、私を縛り続け、私に頼り、依存して
ひとりで旅立ったあのひと。
あのひとの少女のような笑い声。
最後になるだなんて、考えもしなかった。
後悔とも懺悔とも、諦めともつかない感情に安堵が加わって、ぎゅうっと胸が締めつけられます。
でも、もう涙は出ない。
あのひとに最後に会った日、またね、大好きだよと
また会おうね、と約束したのですから。
【君と最後に会った日】
こ~ゆ~の来ると
まだ
同じよ~な事ばっかりになっちゃいそうだから
ちと変更
数年前に
十数年振りだったか
地元のお祭りで
偶然君と会った
すぐに分かった
その前はどれが最後だったか
それから数年
君の夢ばっかり見てたから
尚更分からない
変わらない君に
変わらない雰囲気で話しかけたつもりだったけど
だいぶぎこち無かったに違いない
普段はペラペラと良く回る口が
たどたどしく言葉を探す
そんな日が来たら
伝えようと思ってた感謝の言葉達も
何処かに隠れて出てこない
他愛も無い挨拶と
他愛も無い会話を少々
そして
じゃあ!と別れた
今度は覚えてる
あれが最後に会った日だ
次はいつになるか
もうないのか
分からないけれど
そんな日が来たら
次こそは伝えたいと思う
明日が君と会う最後の日になる
どれだけ君の手を握ろうとも
どれだけ君を抱き締めようとも
今この瞬間も私は君から遠のいている
この感情は二度と味わいたくないものだけれど
味わうことが出来たらどれだけ幸福だろう
そのとき私は君の傍にいるということだから
君を思い出すことも
悲しみも苦しみも愛しさも
二度と味わうことが出来ない
どれだけつらいことか
それすらももう味わうことはない
僕はこの日君とあった
その日が楽しくなると信じている。
これからも、これからよろしく
ちょ~~~めいな何か/君と最後に会った日
うわ~っ久しぶり!いやあ、君は全然変わらないね。
ちょっと瞳が青くなったくらいかな?
いや、綺麗な髪も1mくらい伸びてるな。
君と最後に会ったのは……私の記憶が正しければ、
うん、そうだ、
ちょうど513年前じゃないか?
……1年短い? あはは、ごめんって。
君と最後に会った日
私が会いたい人たちは遠くに住んでいる人たちがほとんどで滅多に会うことができず、ほとんどがオンラインでのやり取りだ。
そしていつも思う!
生きている間にあと何回会えるのか?
離れているから会いたさがつのるのだと思う。
やっぱり直接会って話したり、感動を共にしたい。
君と最後に会った日、一緒に世界遺産を訪れたね。
まだ半年前のことだけど…。
次はいつ会えるのか。
あの漫画もう君の物になるのかな あの日の未練はそれだけでした
題-君と最後に会った日
君と最後に会った日
私忘れっぽいんだよな~
最後ね~
いつだろう笑
いつ最後かは忘れたけど
君のことは覚えてる
大好きな人
味方になってくれる人
なんか会いたくなったな
・・・・もう会えないけど
会いたいよ・・・・・
嗚呼。
君と最後に会った日は何時だろうか。
私は中学2年生。
1年生の頃いじめにあってそれ以来学校に行ったことがない。
別にいじめは慣れていた。
幼稚園の頃も小学校の頃も、親が離婚しているというだけでいじめられてきていた。
中学生の頃も初めはそうだった。
だけどある日、「杏奈」という、クラスメイトの少し抜けていて空気が読めず、周りと少し壁がある女の子が喋りかけてきた。
その子は私がいじめられていることに気づかなかったらしいが、私と一緒に行動しているうちに気づいたらしい。
もちろんその子は空気が読めないので、いじめっ子の3人組に注意をしに行った。
私はとても恥ずかしかった。
「いじめられている」ということを改めて言われた様で。
私はもう羞恥があまりに大きかったため、学校に行けなくなってしまった。
私は頭は良かったため、中学校は2年生から欠席の不登校だったが高校は頭脳のおかげでいいところに入れた。それからはあまり周りの人は離婚とか気にしない年代になり、仲がいい友達や彼氏もでき、毎日が楽しかった。もう中学生の頃なんて忘れていた。
ある日、ふと中学生の頃を思い出した。
私が休んでいる間杏奈は毎日私の家によりプリントを届けてくれていた。
毎日ジャージだった。
私は今更気づいた。
私を庇い、私が休んだせいで杏奈が標的にされたと。
でも別に仲が良かったわけでもなかった気がするので連絡先は知らない。最後に会った日までも覚えていない。
君と最後に会った日は何時だろう。
何回も謝りたい。
小学生の時好きだったこと最後にあったのは成人式のときだった。
小学2年生のとき同じクラスだった彼女は頭良くて優しくてすごい頼りになった。
そんな彼女が本当に好きでおしゃべりした時間は夢のようだった。
そして時間が経って2年ぶりに同じクラスになった。
その時も好きだったけど好きが故に悪口みたいなことを彼女に言ってしまった。
今でも後悔してるし成人式のとき声をかければよかった。
そしたらあのときのことなんて笑い飛ばして馬鹿話ができたかも
悔やんでも悔やみきれない。
だから後悔ないように生きてやる!!
君と最後に会った日
クズだと分かっているのに
なぜか引き止めたくてしょうがなかった。
きっと私は
本当に君のことを愛していたのでしょう。
この傷は、深くて浅い。
《君と最後に会った日》
君と最後に会った日
『好き』
そう告白されて当時の俺は恋愛にはさして興味がなく、それでも照れ隠しでぶっきらぼうに断った。
『…ま、まぁ、そう…だよね…』
と何とか笑顔を作っていたが、目には涙を溜めていた。
その時、こいつの泣き顔はこんなにも綺麗なのかと思った。
それがお前と最後に会った日の思い出だ。
君と初めて会ったあの日を覚えてる。
その日は、分厚い灰色の雲が立ち込めて、蒸したまとわりつくような空気が立ち込めていた。
降っているかも分からないポツポツとした雨粒が、波間に滴っていた。
君は、折れそうなほどに細い足を、ふんわり膨らむスカートから剥き出して、柔らかな素足を湿りつつある砂浜につけて、じっと水平線の方を眺めていた。
上品な帽子を押さえて、強くなる風に髪を靡かせて。
見た目よりもずっと高そうな小さいカバンが、傍に立っていた。
それで、声をかけたんだ。
君の手を握って、砂浜を後にして。
君が後部座席の真ん中で、傷だらけの足をぷらぷらと宙に浮かせた時、堰を切ったように、土砂降りの雨が降ってきた。
轟々と唸る風と、フロントに激しく叩きつける雨音を聞きながら、エンジンを軋ませた。
雨は、君と僕の邂逅を、周囲の目から洗い流したかのようだった。
辺鄙な僕の山小屋で、君の足を洗った。
それから、君の家へダイヤルを回そうとして、はたと手が止まった。
君の傷だらけの裸足と、折れそうな手足と、水に足をつけるたびに微かに歪む、昏い瞳が脳裏に焼き付いて。
君と過ごした日を覚えてる。
一緒に食卓について、粗末な食事を囲んだこと。
黴臭いクレヨンを使って、壁中に夢中で絵を描いたこと。
仕舞い込んでいた絵本の埃を払って、せーので開いたこと。
布団にくるんだ君が眠るまで、調子外れな子守唄を歌ったこと。
君と別れると決めた日を覚えてる。
もう使わないと封印していたスマホの電源を入れたあの瞬間を。
君を起こさないように声を顰めて、全てを打ち明けた時の微妙な気持ちも。
靴箱の隅に仕舞い込んでいた小さな靴を君に履かせて、君の手を握って、最初で最後のお出かけをした時の空を。
君は、埃臭くてくたびれたぬいぐるみを大切そうに抱いて、後部座席で靴をはめた足をぷらぷらと宙に浮かせた。
君と最後に会った日。
海は、同じ場所の筈なのに、澄んだ青空を写していた。
君が車から降りて。
まもなく、優しげな大人に手を引かれていった。
僕はどこかホッとした、肩の荷が下りた気分で君を見送った。
涙を流すことはなかった。
あの子と君は違うから。君は僕の子ではなかったから。
君にはまだ未来があるから。
君は何も知らずに僕に会って、何も知らずに別れて、君の人生を生きていく、それが僕の願いだったから。
肩に手を置かれて、頷いた。
君が離れていった方を眺めながら、僕は両手を差し出した。
君はこれから、輝かしくはないかもしれないけれど、大変だけど、それでも自由に生きられるところへ行くんだ。
僕に会う前の哀しくさもしい人生でも、僕と会ってからの不自由なぬるま湯のような人生でもない。
君の本当の人生を歩んでほしいのだ。
僕の子の分まで。
僕との生活は忘れてほしい。
我が子を亡くした海で、自暴自棄と中途半端な正義感に駆られて君を攫った、僕との生活なんて。
でも、もし願うことが許されるなら。
君がいつか気づいてくれたら嬉しい。
これが、僕が君と最後に会った日だったのだ、と。
もう二度と会うことはないのだから。
優しい風が吹いた。
警官が、僕の肩を優しく押した。
空も、海も、清々しく青かった。
君と最後に会った日
君と最後に会った日は
とても暑い太陽がギラギラしていた
君が遠くに行く
寂しくて仕方がなかった
弱い自分を優しいと言ってくれた
笑顔が素敵だと言ってくれた
いつも笑顔を私にくれた
君に
ありがとう
と何回でも伝えたい
君にたくさんの幸せが訪れ
君がいつも笑顔であるように
ギュッと抱き合い友情を確かめたあの日から
会えてはいない
けれど君はきっといつも笑顔に違いない
だって一緒に過ごした日々で君の笑顔しか浮かばないのだから
遠くにいても近くにいても心は繋がってる
だから君も私も一人ではない
今日も君と私は笑顔で仕事をするのだろう