『君と一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〝どんな事でも君と一緒に乗り越えていきたいんだ〟
それは確かに、彼女の背中を押してくれる言葉だったのだろう。
前を向き、共に歩いていけると思わせてくれる力強い言葉だと、あの時確かに彼女は思った。
結婚という最初の一歩を、彼女は男のその言葉で踏み出すことに決めた。
今、彼女は深く後悔している。
〝どんな事でも君と一緒に〟
借金、浮気、酒、そして病。
そんなものに巻き込まれるとは思ってもみなかった。
〝どんな事でも〟という言葉の中にそんなものが含まれるとは、あの時の彼女は予想だにしていなかった。
あの時男は、本当はこう言いたかったのだろう。
〝どんな事でもお前がいれば何とかなるだろ〟
男にとって彼女は、母であり、妻であり、ハウスキーパーであり、ATMだった。
一緒に暮らし始めて数十年。
ようやく彼女はそれに気付き、そして決断した。
不慣れなネットや金融の勉強をし、図書館に通い詰めた。少しずつ貯金をし、準備を整えた。
「ただいま」
「おかえりなさい」
そして――さよなら。
END
「君と一緒に」
君と一緒に
君と一緒にしたいこといっぱいあったなぁ
ちょっとしか叶わなかったけど、笑
全部楽しくて忘れられない思い出になったよ
ありがとう
君と一緒にいた時間は宝物だよ
夜のコンビニ
肉まんは半分こ
部活の帰り道
夕日を眺める
週末の晩酌
グラスを並べる
私の思い出はいつも
きみと一緒にいるだけで、どこからか不思議な勇気が湧いてきて、もう何でもできる気がしました。何もかも大丈夫に思えました。人と人のつながりも、友情も愛情も、きっと科学の力ではあらわせないくらい不思議なものだね。今、どこで何をしていますか。果てしない空をあの一番星を、同じ景色を、きみも見ていますか。
(君と一緒に)
君と一緒に
君と一緒にいた日々は、温かくて柔らかくて
幸せでした。君に会えてよかった
題【君と一緒に】
(すみれ、葵、ふうま、ひなた)
×
(莉緒、海、隼人、太陽)
今日はなんと…!?
すみれ達って覚えてる…?(笑)
すみれちゃん、ふうまくん、葵ちゃん、ひなたくんなんだけど。
その子達とコラボっ!!
かいくんの家でお泊まり会なんだよ~!
この8人では初めてだよ。
いまから、グループLINEがあるから、そこに連絡をしていきますっ。
莉「今日、みんなでお泊まり会しない?」
海「いいですね。俺の家でしましょう。」
葵「お邪魔じゃなければ、喜んでっ!」
す「久しぶりですね。良いですよ!」
ふ「良いの?俺は全然おっけー!」
ひ「まじ!?行く行く~。」
隼「やった~。」
太「全然行けるよ✨」
莉「じゃあ、決まり!今日、かいくんの家に集合ね~!」
海「これは、俺の家の地図です。すみれさん達、良ければ使ってくださいね。」
す、葵、ふ、太「「「「ありがとう!」」」」
楽しみだな~!
じゃあ、もうかいくんの家に行こうかな?
準備万端なんだよね✨
ピンポーン…
「はーい。あっ、莉緒さん!どうぞ。」
「ありがとう。」
「わっ!」
「きゃあ!?なになにっ!?」
「ごめんね。そこまで驚くとは思わなかった。葵だよ~。久しぶりだね!」
「すみません!止めれば良かったですね。」
「おひさ~!」
「俺もいるよ。」
「わぁ~!すみれちゃんに葵ちゃん、ふうまくんにひなたくん!久しぶり。」
「みなさん、どうぞ上がってください!」
「ありがとうね。」
そして、隼人と太陽くんも集まって…
「部屋は、4つあるので、好きな人とペアになってください。」
4つもあるんだ。たしかにめっちゃ広いもんね。
「じゃあ、すみれは俺が貰うよ。」
「へ!?な、なな、何をいっているのですか!?」
「だって恋人だよ?当たり前~!」
「うっ、、、分かりました。」
仲いいー!
「じゃあ、もちろん俺は葵ね~!」
「うん❤️全然良いよ。」
「やった~!!」
おぉ。
…っていうか、恋人だったの!?
二組とも?気づかなかった。
「では、俺たちはどうしましょうか?」
「正直このなかだったら、誰でも大丈夫だけど。」
「だね~!」
「う、うん。」
女の子私だけじゃん…。
どうしよう。
「莉緒さんは、誰となら安心できますか?」
「だよね。それできめよう!」
「うんうん!」
「えっ?良いの?」
「うん。男の子と夜、部屋に二人きりなのは怖いでしょ?」
「そうだけど、」
「じゃあ、誰が安心できる?」
安心できるって言われても、みんないい人だしな~
でも、幼馴染みで優しいから、かいくんかな~?
「じゃあ、かいくんが良いかな。」
「えっ?俺、ですか?」
「うん!幼馴染みだし、いままで優しくしてくれたし、お泊まりなんてしまくりじゃん!」
「ふふっ、確かにそうですね。」
「えへへっ。」
「じゃあ、僕と太陽ね~。全員決まったね。」
~ちなみに今決まった部屋チーム~
部屋① すみれ&ふうま
部屋② 葵&ひなた
部屋③ 莉緒&海
部屋④ 隼人&太陽
って感じ!
楽しみだな~。
なにしよっかな~!
莉「本当に楽しみ!」
隼「てか、今思ったんだけど、なんやかんやでかいとふうま達って初対面じゃん!」
海「確かにそうですね。」
ひ・太「「本当だ!!」」
ふ「じゃあ、改めて、よろしくね。」
す「みなさんはどういう関係なんですか?」
葵「恋ばなしたいね❤️」
海「うっ、、、」
次回はお泊まり会で遊んだりするよ~!
お楽しみに✨
君と一緒に
赤ちゃんの時、君と一緒に並んでたね
小学生の時、一緒に遊んだけど泣かせちゃったね
中学生の時、隣の席に座ったけどよく先生に怒られたね
高校生の時、初めてのデート行ったね
大学生の時、初めて一緒に夜を過ごしたね
仕事しながら一緒にアパートで暮らしたね
ケンカは数え切れない。
別れようと3回考えた。
今でも不思議な縁だな〜と思う。
たぶん死ぬ時も君と一緒…かもしれないね。
ずっと一緒にいるわけだからさ、
大好きだから仲直りしようよ。
大丈夫って言うのだけはほんとに簡単で、
ほんとに大丈夫にするのはものすごい難しいこと
なんだけど、一緒に大丈夫にしていこう。
ずっと一緒にいるわけだからさ、
大好きだから笑っててよ。
『君と一緒に』
君と一緒に
君と一緒にいるのが、当たり前になっていました。君はいつだってそばにいたから、君はいっだって、そばにいてくれると、これから先もそれは変わりないのだと、そう思い込んでいました。…傲慢な思い込みでした。僕は君にそばにいてもらうために、一体なにをするべきだったのでしょう。一体、なにができたのでしょう。
冬の日でした。とても寒く空気は乾燥し、ビル風が強く吹く、陽の光がキラキラと輝く冬の日でした。冬期講習の帰り道、都会の片隅にある小さな公園で、2人で落ち葉を蹴りながら他愛のない話をしていました。それは本当に他愛なく、明らかにどうでもよくて、僕たち2人にしかわからないような話で、気怠い授業の後のその時間が、僕は本当にどうしようもなく好きでした。
ふと顔を上げた瞬間、君の栗色の髪に暖かい冬の光が透けて輝き、あまりの美しさに時が止まったと思いました。それから一拍遅れて微笑んだ君と、風に揺れる前髪の光と、ちゃめっけを含んだ話し声を受けて、心の底から、君が世界で一番美しい人だと、泣きそうになりながら思ったのでした。そしてそのまま、僕はずっと君と一緒にいられると、君はずっと僕のそばにいるのだと、愚かにも思い込んだのです。
大学のキャンパスは同じでも、学部が違えば授業も違います。僕らが毎日のように顔を合わせる日々は、あっさりと終わりました。それでも連絡を取り合い、慣れない大学生活について愚痴をこぼしあい、たまに時間が空けば一緒に出かけ、たくさんの他愛のない話をして、僕は君と変わらずに一緒にいるつもりでした。そして、あの夏の日、「好きな人がいるんだ」という君の言葉で、僕は自分の恥ずかしい思い込みを知りました。
僕の一番はどうしようもなく君で、それ以外には何もなかったのだけれど、君にとっての僕はそうではなかった、それだけの事なのに、ピストルで脳幹を撃ち抜かれたように動けなくなりました。君は、汗ばんで額に張り付いた栗色の前髪払いながら、されどもその不快感すら愛おしいというような顔ではにかんで、「サークルの先輩」の話をしていました。それは僕の全く知らない人で、君のそんな照れたような顔も僕は見たことがなくて、僕の知らない君の交友関係と愛らしい表情にひどく狼狽し、それを悟られまいとおどけて話すも、かえってしどろもどろになり、結局、ほとんどまともに相槌も打てぬまま、逃げるように帰宅しました。
ベッドの上に大の字に転がって天井を見ながら、目をキョロキョロさせて、一晩中、考えを巡らせていました。僕の恥ずかしい思い込みについて、君の好きな人について、君のあの表情について、そして、僕と君とのこれからについて。一晩中、たくさん考えて、本当にたくさんの思考を巡らせて、明け方、あまりにもわかりきった、一番かんたんな答えにたどり着いたのです。もう今までのように、君と一緒にいることはできないのだと。
夏の朝日が差し込む窓辺に、クーラーの音が大きく響いて聞こえていました。
肉の甘さを噛み締める。
ああ、素晴らしい生活だ。
時間をかけて味わう。
纏わりつくような肉の甘さも、口の中で反発するような弾力も、はち切れんばかりの舌触りも。
君と一緒にいる証だから。
しっかり味わわないと。
私が動けるスペースもだいぶ狭くなった。
体が大きくなったから。
君の食べる量も、動く量も増えた。
もうすぐだ。
もうすぐ私は、日の目を見れる。
私と君の関係は逆転する。
私は君と一緒に、外の世界へ出ていける。
皮膚に酸素が張り付くこともなく、足や体が十分に伸ばせないこともない、自由で明るくて厳しい、外の世界へ。
そのために私は大きくならなくてはならない。
だから、私は食事を続ける。
肉を食いちぎり、丁寧に、丁寧に、君を取り込む。
君と一緒に、広い空の下に出るために。
君と一緒に、大人になるために。
君と逢えたのは運命だと思う。
私は、生まれて、君に卵を産みつけられた時から、君が好きだった。
あの、みずみずしい鮮やかな緑と、てちてちと規則正しく動く、あの足が好きだった。
体の中の、温かくて優しいあの振動が好きだった。
私は君の隅々まで好きだった。
だから私は君の中で羽化をする。
君の願いも、苦悩も、悲しみも。
君の肉も、血も、酸素も。
全部噛み締めて、君の中身をすっからかんにして、君の希望を願いを叶えてあげる。
キャベツ畑から飛び立ちたいという、君の夢を。
一緒に叶えよう。君と私で。
私は今日も君を噛み締める。
君の体内の中で、君の肉の甘さを噛み締める。
君の吸った酸素に生かされて、君の気持ちに共感しながら。
私は君と一緒に私になる。
君と一緒に、成虫になる。
私は肉の甘さを噛み締める。
ああ、素晴らしい生活だ。
でも、そろそろ変化が欲しい。
私と君の生活に、青い空が、新鮮な空気が、君を体内に収めたという満足感が、華が欲しい。
私は君の甘さを噛み締める。
羽化の季節はもうすぐそこまで来ている。
君と一緒に
たくさん旅行したいし
家買って
バイク買って
やっぱり旅行したい!
小説
迅嵐
玉狛支部でのんびりしていると、扉から小南が入ってくる。うんうん視えた通り。
「ん~?誰だろ」
ふと、小南の未来の中で、羽っ気のある黒髪をもつ少年がボーダーに入るのが視えた。
「小南~、これ誰?」
彼女に事細かく説明してみると、何故だか少し誇らしげに少年の名を口にする。
「准よ」
大きくなったボーダー基地をうろついてみる。
「嵐山准、かぁ」
なんかすごくイケメンだな。性格も良さそうだし、広報担当とか合ってそう。仲良くなれたら推薦するのもアリだなぁ。
まだ会ってすら居ないというのにおれは未来に考えを馳せる。その中で、視界の中に飛び込んできたのは、''赤''。
「えっ」
考えを中断し顔を上げると、そこには今し方頭の中を占拠していた嵐山准が立っていた。
「わっ、すみません」
曲がり角でぶつかりかけていたらしい。形のいい眉を下げ申し訳なさそうにする彼は、そこに居るだけでキラキラして見えた。
「君…嵐山准、くんだよね」
「え!俺の事知ってるのか!」
「なんたっておれは、未来が視えるサイドエフェクトを持っているからね」
「えぇ!?」
なんだこいつ。おもしろい。
一挙一動が素直で可愛らしい。…?可愛い?こいつ男だぞ!!しっかりしろおれ!!
「未来が視えるって…もしかして迅くんって君のことか?」
「え?なんでおれの名前知ってるの?」
「ふっふ…なんたって俺は桐絵の従兄弟だからな!」
「小南の従兄弟!?」
初耳だった。あいつ、先に言っとけよ…。
「…なら話は早いな。おれ迅悠一。よろしく」
「俺は嵐山准だ!よろしく!君と一緒に戦えるなんて光栄だ!」
ふわりと笑う彼に手を握られる。その笑顔を見た瞬間、何かがカチリと噛み合い、動き出した。
4年後
「…あの時がおれの初恋だったとはなぁ」
「ん?何か言ったか?」
横を歩く嵐山に目をやりながら通路の角を曲る。あーあーこんなにイケメンに育っちゃって。おれって面食いだったんだなぁ。
「なーんも。ほら、早くしないと会議遅れるよ」
「ほんとだ、ちょっと走るか!」
おれは、はいよーと間の抜けた返事を恋人に返しながら、小走りで会議室に向かった。
君と一緒なら何でもできる
きっと地球から海水だってぬける
火山の噴火だって止めれるし
地震だって効かない
風通しのいい左隣だって埋めれるし
無いはずの手だって掴める
君と一緒ならなんでもできるんだ
君がいたならこの埋まらない溝なんて
はなから存在しなかった。
君と一緒に
BLについて語り明かしたい。
私はハピエン主義で、
甘々で、
攻めはスパダリで、
受けは自信がない地味目な感じでがっちりでも可。
誘い受けとドムサブとオメガバはあんまり。
これを1分で言える。
引かないで。
「君と一緒に」
君と一緒に旅行へ行こう!
この人と旅行行ったら絶対楽しいだろうなって思う人
私はいないかもしれない。
一緒に何かをしたいと思える人がいたら、それだけで良い人間関係を築けてる。
一緒に仕事したい
一緒に制作したい
一緒に食事したい
…
いいね!
あなたと一緒なら
どこへでも行けそうで
なんだってできそうで
いつまでもしあわせで
どこまでも堕ちていける気がした
『君と一緒に』
私が好きなあなたがいなくなっても
あなたが好きな私がいなくなっても
きっと、きっと大丈夫。
雨が好き、とスカートを揺らすあなたに
優しく傘をさして下さる誰かがいて
幸せそうに一緒に笑い合えているのなら
それ以上の幸せは私には必要ない
生まれる前から君は励ましてた
一緒なら生きていけるよって
♯君と一緒に
君と一緒に
楽しい
嬉しい
美味しい
を共有するのはとっても幸せだと思う
でも
悲しい
辛い
悔しい
を共有できることもすごく心強くて
心温まる
一緒に居てくれる君の存在はすごく大きい
君と一緒に
見て、嗅いで、聞いて、触って、物によっては味も確かめてみたりしたい