『君と一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『君と一緒に』
ケン ケン パッ
ケン ケン パッ
つまらないけど
ケン ケン パッ
向かいの坂崎さん宅の
塀に映った影法師
アナタが消えてしまうまで
二人で一緒に
ケン ケン パッ
輪っかの中に
ケン ケン パッ
外さないよう
ケン ケン パッ
アナタはずっと待っている
私が失敗する時を
顔が無くても分かるんだ
ニヤニヤ ニヤニヤ
こっちを見てる
私がこの輪を外れてコケたら
きっとアナタは笑うんだ
私の真似して皮肉にコケて
こっちを見やって嗤うんだ
だから私は
ケン ケン パッ
つまらないけど
ケン ケン パッ
アナタが消えてしまうまで
二人で一緒に
ケン ケン パッ
『君と一緒に』
隣にいるのに遠かった。君が何を考えているのかが分からなくて、紡ぐ言葉の裏の意味ばかりを探していた。そんなんだから、君の"ほんとう"にさえ気が付けないんだね。
一緒に居てくれるだけで満足していれば良かったのに、欲深くて愚かで傲慢な僕は、それ以上を求めていた。僕は四六時中君のことで頭がいっぱいなのだから、君も同じくらい僕に溺れてほしいと。
目に見えるものだけがすべてじゃないと、果たして本当の意味で分かっていたときはあっただろうか?分かりやすい印を欲しがって、確認できる安心ばかりを求めた。君が疲れてしまうのも当然だったのかもしれない。
君と一緒に過ごした日々の、優しくて美しい尊さに、僕は終ぞ気が付かなかった。失われた後にその価値を知って、後悔ばかりしている僕の、あまりに愚かな醜態を笑ってくれ。そうすりゃ、僕だっていくらか救われるかもしれないから。この期に及んで自分のことばかりの僕の卑しさには、どうか見ないフリをしておくれよ。
おじいさんはね、魔王だったのよ。それが90歳を過ぎた頃からのばあちゃんの口癖だった。
曰く、ばあちゃんは昔異世界に飛ばされ、そこで魔王に一目惚れされ、魔王と一緒にこちらの世界に帰ってきて結婚したらしい。昨今蔓延る異世界転生ものも真っ青の体験談である。
もちろん、そんなことはあるはずがない。
確かにじいちゃんの遺影はない。だけどそれは、じいちゃんが写真嫌いで一枚も写真が残っていなかったからだ、とお母さんが言っていたし。
でも、何度「そんなわけないでしょ」とツッコんでも、数分後にはまた同じ話をしているのだ。もうだいぶボケているのだと思う。ばあちゃんの話をまともに聞いているのは、もう飼い猫のマオしかいない。
「おじいさんはね、それは素敵な方だったの」
今日も縁側で、ばあちゃんは独り言を呟いている。隣にはマオがちょこんと座って、黄色い目でジッとばあちゃんを見ている。時折、うにゃん、とばあちゃんの話に相槌らしきものを打ちながら。
「ばあちゃん、体冷えるから中入りなよ」
「夜空のようなサラサラの髪とね、その中に輝く一等星のような金色の瞳とね、ああそれと、交換した指輪をいつも付けてくれていたわ」
聞こえてないな。
私は仕方なく、ばあちゃんに近寄ってもう一度声をかけようとした。しかし、その前にマオがこちらを振り向いて、思わず足を止めてしまった。
マオの首元。鈴の代わりに指輪がぶら下がっている。そういえば、昔からマオを探すのには苦労した。音の鳴らない指輪を付けているから。
(ていうか、マオって今何才なの?)
お母さんの話では、お母さんが小さい頃にはもうマオがいたらしい。少なくとも四十年近くは生きている計算になる。それっておかしくない? 猫の平均寿命って何才だっけ?
一瞬のうちに様々な疑問が私の頭の中を駆け巡る。
にゃあ。マオが鳴いた。私をジッと見てくる。
「おじいさんはね、魔王だったけれど、全然怖くなかったわ。わたしは、そんなおじいさんと一緒に暮らせて、とても満足よ」
ねえ、とばあちゃんがマオの背を撫でる。マオは私からばあちゃんに視線を移し、再びにゃあと鳴いた。
いやいや、まさか。いや、そんな、まさか、だって。
ばあちゃんは今「一緒に暮らせて満足」と言った。「一緒に暮らせて満足"だった"」ではなく。
それって、今も一緒に暮らしていることにならない? 私の考えすぎ? でも、それなら全部の説明が……
「あら、そろそろお茶の時間だわ。さ、マオさん、中に入りましょ」
ばあちゃんはマオを抱き上げて、縁側から立ち上がった。私の横を通る時、マオは幸せそうにばあちゃんの腕の中で微笑んでいた。
君と一緒にいたいなんて言わない。
ただ君が幸せでいてくれたら、それでいい。
それがいい。
酸いも甘いも噛み分けて、立派な大人になってほしい。
人の温かみにたくさん触れて、人の可能性を感じてほしい。
そして、願わくば君の成長を見守らせてほしい。
君の人生に幸あれ。
遠い君へ
あとな、もう付き合っちゃえよ!!!笑
〝君と一緒に〟
分かってるよ。
私は君と一緒にいたいけど、
君はそれを望んでなんかいない事は。
心配しないで。
大丈夫だから、諦めるから。
ただ、君だけは幸せでいて。
昨夜『千と千尋の神隠し』を観た。
千と千尋もナウシカと同じく何度めだというほど放送しているのに、つい見入ってしまった。
千尋のお母さんの冷たさはいつ見ても気になる。
途中で身内と主題歌は何だっけ?という会話になった。「はりつめた〜(続きが出てこない)」「いや、それはもののけ姫」。
メロディを思い出した家族から、フフフフフン フフーフーフーと鼻歌で示されたが、調べた正解は『いつも何度でも』。
千と千尋を観たばかりのせいか、『君と一緒に』というワードにちょっとジブリっぽさを感じてしまう。『天空の城ラピュタ』の『君をのせて』を連想したからかもしれない。
ジブリ作品のカップルは夢があっていいなあ。
『君と一緒に』
小学校の時から一緒だった。中学でも部活が一緒で、高校さえも最初は別だったのにまた一緒になった。近所だったから、登校するのも帰宅するのも一緒。休み時間も、共通のゲームの話で一緒に盛り上がる。それだけ一緒を共有してきた。
そんな子が最近ゲームを辞めた。
そのゲームを好きなことには変わりない。けど、どこか溝ができた。同じクラスなのに、話すことが少なくなった。話しかけても無視される。向こうからは話しかけてこない。
あんなに一緒を共有してきたのに。なんで離れちゃうの?私、なにか悪いことをしたかな。
もう一度、君と一緒に…。
#6 『君と一緒に』
お前が、好き。
彼奴が、好き。
好きなんだよ。どうしようもなく。自覚してるよ、好きで好きでたまらないんだ。
でも、この気持ちを届かないのはよーく知っている。
近くにいるから。嫌なくらい近くにいるから。だから余計に追い討ちをかけられているようで、どんどん辛くなっていく。
友達に相談したんだ。「この恋の終止符はどうやって打てばいいんだ」って、
したら答えは自分で決める事だって言われた。馬鹿じゃねーの、こちとらこんなにも苦労しているからお前に頼ったって言うのに。
理解力の無い奴
彼奴と、話した。胸が高鳴ったのを感じた。目が会った瞬間、胸が高く脈打って見せたんだ。ちっぽけな会話もしていないけど、嬉しかった。言葉に表せないくらい、心の中が満たされていった。
でも彼奴は全く気づきやしない。
こんな近くにいるのに
微笑みながら話しているのを見てしまった。無愛想な奴、なのにお前は微笑んでいる。お前の視界には勿論自分はいない。胸がぽっかり空いたような感覚になった、その微笑みに嫉妬する自分が怖かった
向こうから接近された。ビックリしたけど、嬉しかった。彼奴と話すと心がポカポカになるんだ。
頬に手を置かれたんだ。首に手を置かれたんだ。唇に手を当てられたんだ。顔が赤くなっていたのは気付いていた筈なのに、お前は惚けて手を離さなかった。こういうのを平気でやり遂げるのがお前なんだよな、知ってるよ
人たらしめ
気付いたんだ。もう無理だって、
絶対に叶わないんだって、叶わない恋だと。
でも、それに気付いたとしても彼奴は内側を知ろうとしない性格だから、きっとバレないはず
お前と一緒にいられればそれでいいんだ
幸せだから
例え君の隣が自分じゃ無かろうと、一緒にいられるだけで幸せなのだから。
「___、」
彼奴に起こされた。いつの間にかうたた寝していたようで、瞼をゆっくりと開ける
「大丈夫か?魘されてた、」
その一言でどれだけ舞踊って、絆されたことか
「…いつもの事だろ、大丈夫だよ」
「そうか、」
素っ気なく返される返事
この言葉にどれだけ期待したことか
「起きたならいい、俺は部屋に戻るからな」
彼が部屋に戻ってしまう。
慌てふためく思考
一緒にいれるならそれでいいんだから、後悔することは無い筈なのに
部屋の扉が閉まる
フッと力が抜けて、ベッドに倒れ込んだ。
バイバイ、初恋。
君と一緒にいる事が許されるなら、それでいいよ。
静かに、この気持ちへの別れの挨拶を告げた。
修道院の近くにはドナという小さな街がある。牧畜業を営む何てことないありふれた田舎だが、各地から訪れる巡礼者が大勢宿泊するので、思いの外活気があった。
旅の道中だったが、久々にドナに戻ってきたマーシャは、街の中央にある噴水広場で人を待っていた。約束の時間よりだいぶ早く着いてしまった。近くのベンチに座って、ぼうっと高く吹き上がる水流を眺めていた。
「――遅くなって済まない、マーシャ」
声と共に肩に手を置かれて、思わず彼女は肩を跳ねさせた。早鐘を打つ心臓の上に手を置いて、一度深呼吸をすると彼女は笑顔を浮かべて、声の方へと振り向いた。
「いいえ。わたしが早く着き過ぎたの。むしろ、どちらかというと、あなたの方が早過ぎるわ」
そこに立っていたのは、マルスだ。少し息が上がっているのは、急いでこちらに来たらしい。約束の時間まで、まだ一時間もあるのに。思い返せば、五分前、十分前……三十分前に着いても、彼は先に来ていたっけ。
「少しでも君を待たせるのが嫌なんだ」
穏やかな笑みを浮かべて、事もなげにそういう彼に、彼女は咄嗟に返す言葉が見つからなかった。
「それにしても、手紙が間に合ってよかったよ」
「ええ、本当に」彼女は頷くと、気づかわしげに彼を見やった。「お誘いは嬉しかったけど……あなた、忙しいんじゃないの?」
彼は修道院長代理やら、騎士団長やら、何やかんやとあれこれ引き受けている。手紙の返事を読んでいる限り、マーシャはあれこれ引き受け過ぎているのではないかと心配していた。仕事中毒の気がある彼に、あまり仕事をし過ぎないようにと、口を酸っぱくして言うものの、治る気配はない。
「あれぐらい大したことないさ」
からりと笑って、彼は彼女に手を差し伸べた。その手を取って、彼女は立ち上がる。
「今日はどこに連れていってくれるの?」
彼に手を引かれながら、彼女は問う。彼はちらりと振り返った。
「君はどこに行きたい?」その声音は優しくて、見えなくても微笑んでいるのがわかった。「君と一緒ならどこへでも」
君と一緒に
チラチラ舞う小雪…陽に照らされて輝く様に、息をのむ…久しぶりの雪が、ちょっと嫌だけど、でも、何となくワクワクする…並んで見ている君の横顔が嬉しそうなのが、胸の鼓動を早くする…ギュッと絡めた手が、段々と熱くなってくる…そんな私のことが、君に知られるのが、気恥ずかしい…でも…なんて、そんな事を思い巡らせ乍ら、風に舞う雪の姿を一緒に愉しんで…
君と一緒なら地獄でも。そんな相手に出会えたらどんなにいいか。もっとシステム的に一目見るだけで相性がわかったら便利なのに。ドラマチックなのはフィクションだけでよくない?
君と一緒に話してるところ。君と一緒に出かけるところ
君と一緒に映画見てるところ。君と一緒に歩いてるところ
沢山想像した。でも、やっぱり現実感はないんだよね
ってことは多分実現はしないんだろうね。悔しいけど納得。
納得する自分もとっても嫌だけどね(笑)ウケる。
いつもの帰り道、同じ時間、同じ距離
ずっと繰り返してきたものを、また繰り返す日々
でも、今日は隣に君がいる
君と一緒にいるだけで、色を増す、音が変わる
景色が、空気が、まるで違って見えた
またあした、と手を振る
またあした、と振り返される
明日から、新たな繰り返しの日々が、始まる
(君と一緒に)
君と一緒に
あのときは君とずっと一緒にいれるとおもってた。
人生振り替えるとあの青さが懐かしい
街でオシャレなカフェを見つけた時、
テレビで知らない場所の特集を見た時、
いつもより少し料理が美味しくできた時、
ふとした瞬間に君と一緒に行きたい、食べたいと思えるのってどれだけ幸せなことなんだろう。
〈君と一緒に〉
君と一緒に過ごしていた日がもう1年前なんてとても信じられないよ。話していくうちに私のことが好きなことが大好きなことが沢山伝わってきたし私もそれにつられて好きになっていったよ。だけどね、デートが嫌って何?誘ってくれたことなんて1度もなかったよね?私から誘っても1回しか行ってくれなかったよね?夏祭りこの歳になって久しぶりに浴衣買ってみようかなと思って買ったら、予定分からないから無理かもとかいって1日絶対に空いてる日があるのにあからさまに断ってるのとか信じられなさすぎて、そこで夢から覚めたよね…そっから私からは一切LINEをしなくなりました。そしてあちらからもしてこないもう冷戦状態です。そして、まぁ当然のごとく別れますよね!それでもなお私はLINEをブロックできずにいました。そうしていたらなんと元カノのところになんとツムツムのライフを回復するために広告を送ってきました。もう私は迷わずブロックをしました。なお、これを書いている今も怒りが収まりません。
一緒にいることが苦にならなくて
楽しいことを共有できて
同じくらいのテンションと感受性で
同じくらい楽しく生きている人。
そんな人生のパートナーを見つけたい。
そんなまだ見ぬ君と一緒に生きられたなら、
きっと人生がもっと楽しくなる。
【君と一緒に】
あなたと一緒に
わたしたちのペースで
焦らずゆっくり歩んでいきたい
一緒に起きて
一緒にTVを観て
一緒に遊んで
一緒にご飯食べて
一緒にお風呂に入って
一緒に布団で寝て
拒否られる時は来る
まだ分からないけど
寂しいことなのか
喜ばしいことなのか
いつまで君と一緒を
続けられるんだろう
君と一緒に #29
恋愛をする上で、甘えて甘えられて、思考が似ていて、すり合わせができたならどれだけ楽な関係か。
それは実際自分自身が目の当たりにしないとわからないもので、その人自身に興味を惹かれるかどうかは不明瞭であり、仮に好意を持つことができれば"恋"というのは実りの早い果実であろう。
自身の心に実ったその果実を実らせるのか腐らせるのかは自分次第のこと。
「君と一緒になりたい、付き合いたい」と自分の気持ちを相手に告げれば実る可能性のある果実だけど、その気持ちを告げないで心の中にしまっていたら後悔という虫に喰われて腐ってしまう。
それなら伝えてしまった方が幾分かマシだと思えるのではないか?と私は思う。でも、好意を伝えるということは簡単ではないことは知っているし勇気だっていることだ。
実るにせよ落ちるにせよ好意を伝えた後にわかること。
実ればハッピーだし、落ちればその辛い何かを抱えて前を進めばいい。
自分の気持ちが相手に伝わったんだと、楽観的に考えれば辛さも少しは楽になるだろうと思う。
恋を知らない私が綴った空想。
私がもし恋愛を知ることができたその時にまたこの日記を読み返せたらと思っています。
綾瀬楓梛