『君からのLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「君からのLINE」
最近、君からのLINEが、来ない日がよくある。なぜ、だろう。
浮気、返信が面倒くさい?会いたくない?心配?返信が、欲しい。。
毎日、憂鬱。遠距離が、もっと遠く感じる。淋しい。
君からのLINE
通知に気づくたび、心がはずむ。
やり取りできることが嬉しい、楽しい。
毎日連絡をくれて、
その日あったことを報告してくれて、
笑顔になれる言葉をくれて。
うまくいかない日もね、
あなたのおかけで笑顔で終われるよ。
いつも元気をありがとう。
私も私にできる方法で恩返ししていくね。
君からのLINE
なかなか既読を付けられないそれは、
気付けば半年が経とうとしていた。
別に、ただ、なんとなく
気が乗らなかっただけ。
明日でいいや、を繰り返しているうちに
開くのが少し怖くなってしまっただけ。
思い出したくない過去が
未だに私を縛り付けて、
指先のちっぽけな勇気すら奪っていく。
…忘れてくれないかな…
はあ、とため息を落として、
今日もまた、そっとアプリを閉じた。
君からのLINEが来た。
返事をせねば。返さねばならない。
返さねば社会人として失礼だ。
しかし、どんな文言で返したものか。
私はウィットに富んだ今風の返事ができない。
無理に若々しく、親しみやすく見栄を張れば
空回りして自滅する。
自滅して恥ずかしい思いをした経験は数え切れない。
では、気取らずにありのままの自分で
返事をしてはどうだろうか。
いや、それもあまりお勧めできないのだ。
上記の今までの文章を見てほしい。
LINEの返事としては堅すぎる。
そうして何度も書いては消しながら、
10分くらいかけてようやく自分の納得の返信ができあがる。
これが、人間関係において長らく日陰者として
生きてきた人間のLINEにおける四苦八苦である。
「君からのLINE」
_____ポコン_______ポコン、ポコン
数分前から急に鳴り始めた私の携帯。
それは家族や友人から送られてくるバースデーメッセージを表示していた。
日付が変わった瞬間に連絡をくれるのは去年とほぼ同じメンツで。
少し間を開けてから感謝の言葉とともに【こんな時間まで起きてるなんて暇なの?】なんて照れ隠しを添える。
こうして私のためにしてくれる相手がいることは凄く嬉しいしこの繋がりは大切にしなければならないと思うけれど。
でも、1番欲しい相手からの連絡だけがない。
「わかった、必ず日付が変わった瞬間に連絡する。だから他の連絡は見ずに待っていてほしい。」
私のわがままに対してそう言ってくれた昨年は本当に変わって数秒で連絡が来た。文はそれなりに長かったから事前に入力して待機してくれてたのかななんて、嬉しくて仕方なくて返事をする前に電話をかけたのをよく覚えている。
彼は記念日を自ら作るタイプではないけど、私が決めた日はどんなくだらないことでも覚えてくれているから誕生日を忘れたということは考えにくい。
もしかして寝てるのかな……まぁ普段はこんな時間まで起きてることないだろうしな……なんて自分に言い聞かせるように色々考えてから、自分ももう寝てしまおうと立ち上がる。
明日起きた頃には連絡が来てるかもしれないし、クリスマスプレゼントのように寝て起きたら届いているというのも悪くはないだろう。
そう思えば落ちかけていた気分もだいぶ持ち直したように感じる。
自分でご機嫌とれるようになったことに成長を感じていると
__ピンポーン
と、人が訪ねてきたことを知らせる音がなった。
こんな時間に誰だろうか、不審者……?と警戒しつつもドアの覗き窓をから外を覗いてみればそこには連絡を待っていた人がいた。
大慌てで鍵をあければ
「誕生日おめでとう。今年も無事に祝えてよかった。
だがこんな時間にすまないな。まだ寝てなかっただろうか」
なんて笑いかけてくれるから、彼からの連絡がなかったことはすっかり頭から飛んでしまっていた。
翌朝、そのまま家に泊まった彼になぜ連絡をくれなかったのか聞いたところ
「日付がかわったのがちょうど運転中だったんだ。横につけて連絡しようかとも思ったがそれに満足して寝られたら困るから、あえて連絡を入れなかった。悪いことをしたな」
とのことだった。ちなみに連絡せずに家に来た理由は私がなにげなく呟いた
「記念日とかのサプライズって憧れるなぁ」
という一言が聞こえていたかららしい。つまりはこれも私のわがままを叶えるためということだ。彼らしいと言えば彼らしいしとても嬉しいのだが、
「不安になるので連絡だけは入れて欲しい」
と言えば
「連絡を入れた状態でサプライズなんて出来るのか…?」
と悩み始めてしまった。私のわがままのせいであることは100も承知なのだが、なんとか叶えようとしてくれてるところをみれるのは嬉しいので少しばかりそのままにしておこうかと思う。
あぁそうだ、やっぱり君からの連絡は欲しいから後で送ってもらおうかな
別に時間ピッタリじゃなくたって、君から貰えるなら何時だろうと構わないから
社会人になってから一人暮らしを
している次女は、晩ごはんの写メを
ちょこちょこLINEで送ってくる
元々、マメに料理を作るタイプたが
最近は、無添加の素材や調味料に
興味を持ち色々と調べて買っている
このこだわりは、体調を崩し受診し
持病がわかり、その事が発端になる
医者から病名を告げられると
一時は凹んでいたが、私は逆の
発想の人なので、これはチャンスだと
伝えて、生活を見直すよう助言をした
身体を病むと確かに辛いが、心まで
病む必要はない…
こんな時こそ強い体を手に入れる
良い機会だと考えると、人生には結局
プラスになる。
娘は素直にアドバイスを聞き入れて
真面目に料理をし、自分の体と向き合える
強い気持ちを持ったようだ…
「君からのLINE」が届く
今夜も健康的で美味しそうな
晩ごはんが出来上がったようだ
「よしよし…その調子」
母は、娘の頑張りに短くメッセージを
返し「頑張れ!」と今日もエールを送る
少ない言葉に探す
キミのホンネ
いつも勝手にネガティブにしちゃう
ワタシだから、
もうちょっと
もう少し
オマケください
友人からの連絡はいつも嬉しい。
彼女の連絡には、自分が撮った動物の写真とそれを説明する一行の短い文章が届くことが多い。
俺は内心かわいいな、どこで撮ったの?と色々興味が湧くのだけれど、仲良くなって離れるのも怖いから今日も俺は
「いいね。」
と一言だけ返して連絡を終わらせる。
君からのLINE
君のLINE一言、ずっと怖くて返せなかった
「もういいよ」はずっとずっと忘れられない君のLINE。
「ピコン」
なんだクラスラインか…
「ピコン」
なんだ友達か
「ピコン」
あっ、あいつからだ.ᐟ速く返信しなきゃ
ポチポチタンッ
じー
返信まだかなぁ
いっつも眺めてしまう
公式だとブチギレるのに
「ピコン」
公式かよ!通知してくんな!!
〘 君からのLINE〙
君からのLINE
が途絶えたら
心配😟
君もかな~?
😶🌫️😶🌫️💨
どうも君からよりも
自分から連絡をしていることの方が
多い気がしてならない。
案外そうでも無いのだけれど、
最近は特にそうかもしれない。
便りがないのは良い便りなんて言うけれど、
こんなにないのはさすがに寂しい。
え、恋人できたの?
今初めて知ったんだけど。
あれ、言ってなかったっけ、って。
もう何度も聞いた言葉。
あと何回聞けるだろう。
たまには連絡して欲しい。
でもしつこくするのもよろしくない。
絶対いらないのにこんな駆け引き。
ただの連絡ツールなんだから。
だけど通知が来ると嬉しくなってしまう。
それぐらいは許して欲しい。
 ̄[君からのLINE]
送ろうとして、躊躇って、
送信ボタンがいつまでも押せない。
無力で、非力な僕の
無価値な恋を終わらせたくない、って
傲慢な心を燻らせてる。
『起きてる?』
訳、ないだろうけど。限りなくゼロに近い可能性を捨てきれず、数百km離れた先にいる君にメッセージを送った深夜2時。
『なんか寂しいな〜』
『なんてさ笑笑』
かすかに震える指で打ったその2つは、しばらくして既読かつかないうちに送信取り消しした。
・
〝君からのLINE〟
遠距離恋愛ってやっぱ辛いのかな〜なんて考えながら書いた140字内SS(132字)。お題は「君からのLINE」だけど、これはLINEを送った人視点になっちゃった。だから「君へのLINE」の方が正確かも。まあでも受け取った側からすれば「君からのLINE」だしこれでいいや。
君からのLINE
誤字脱字がないか、文章が変じゃないかを気にしすぎる方だから
来ないとさみしいけど、たくさん来ても疲れる
ワガママな私
君からのLINE
君からのLINEは、
仕事の話が大半。
偶に、友達として、
プライベートなメッセージが、
飛んでくることも有るけど、
それでも、飽く迄『友達』。
俺の気持ちなんて、
君には迷惑だろうから、
俺は君への恋心を、
心の奥底に沈め、
唯の友達として、
振る舞うんだ。
それでも。
君からLINEが来ると、
何時もドキドキしてしまう。
もしかしたら…って、
有り得ない事を、
考えてしまい、
慌てて、その妄想を打ち消す。
君からのLINE。
それは、何処か嬉しくて。
でも、ちょっぴり切ないんだ。
「お前らの任務は、命が燃え尽きるまで地底人共を殺す事!
全員分かったな?
では死んでこい」
上官は、頭の痛くなるような訓示を俺たちに浴びせてくる。
文字通り前時代的な発言であり、とても現代に生きる者の発言とは思えない。
しかし上官の無慈悲な命令に、異を唱える者はここにはいない。
別に諦めの境地に至っているわけではない
そのくらいの気概が無ければ、人類に未来は無いと思っているからだ。
一年前の事だ。
突如、地底人が現れて人類に猛攻撃を仕掛けてきた。
人類は抵抗したものの、地底人の持つ圧倒的な科学力に為す術なく敗北した。
豊かな土地から追い出され、人類は住むには適さない土地でほそぼそ暮らしていた。
だがそこで諦める人類ではない。
地底人に対抗するため、人類は新兵器を開発。
地底人たちに攻撃を仕掛けることになったのだ。
だが地底人との技術差は歴然。
新兵器をもってしても、命の保証はなかった。
誰だって死ぬのは怖い。
ほとんどの人間が、戦場に行く事にしり込みした。
死ぬことが分かっていても決死隊に志願した愚か者たちがいた
それが俺たちである。
俺たちは地底人たちを殺すため、新兵器の訓練を行うことになった
厳しい訓練にもかかわらず、脱落するものはいなかった。
そして運命の日。
地底人たちがたむろする都市部に突入することになったのだが……
「司令部、こちらアルファ。
地底人共が見当たらない」
「こちら司令部。
他の突入組も遭遇してない
何か妙だぞ」
地底人がいると思わしき建物に入った俺たち。
慎重に建物を探索するものの、一匹も地底人に遭遇することは無かった。
拍子抜けするほど何も無いがは、油断しないよう気を引き締める
「ここまでなにも無いとは……
罠か?」
「その可能性はあるな。
でなければ逃げ帰ったかだ」
「あれは!」
「どうしたアルファ?」
「少し待て」
俺は、遠くの方に倒れている地底人を発見した。
ここから見る限り微動だにしない。
「地底人がいた。
いまから近づく」
「なんだと。
罠かもしれん。
無茶をするなよ」
「了解」
なぜ倒れているかは分からないが、罠の可能性も考慮して慎重に近づく。
だが不気味なほどに何も起こらなかった。
死角からの不意打ちも警戒しつつ、動かない地底人を観察する。
「こちらアルファ、見つけた地底人だが、すでに死んでいる」
「なんだと!?
仲間割れか?」
「おそらく餓死だ。
前見た時より、かなりやせ細っている」
「地上の食いものが合わなかったか?」
「それも考えれれるが……
近くに部屋がある。
覗いてみよう」
「気をつけろよ」
俺はゆっくりと、部屋の扉を開ける。
気づかれないように慎重に、気づかれても即反撃できるように……
だが、その心配は杞憂だった。
部屋の中は、さっき見つけた地底人と同じように全員死んでいたからだ。
「こちらアルファ。
部屋の中のやつらは全て死んでいる」
「なんだと!?
アルファ、周辺を調べてくれ」
「了解……
これは!?」
死んでいる地底人が手に持っている物……
それはゲーム機のコントローラーだった。
他の地底人にの手には、漫画や小説、果てはスマホが握られている。
どれも、人類の生み出した娯楽の品ばかり
状況から導き出される答えに、俺は唖然とする。
認めたくないが、こいつらは……
「こいつら、寝食を忘れて遊んでいたと言うのか……
餓死するまで……」
確かに俺も、飲まず食わずでゲームをしたことがある。
子供の頃、ではなく大人になってから。
子供時代に禁止されていた反動で、大人になってのめり込んでしまったのだ。
俺は途中で気づけたが、地底人たちは死ぬまで気づけなかったらしい。
目の前の面白い事に夢中で、食べるのも忘れ、そして死んだ
もしかしたら死んだことにも気づいていないのかもしれない
これは有り得たかもしれない、俺の姿だ。
命燃え尽きるまで、快楽を貪った地底人たち。
彼らはきっと、今まで本当に面白いものに出逢えたなかったのだろう。
他の仲間たちも地底人に遭遇しないと言うから、他も同じような状況かも知れない
それを思えば地底人も同情すべき存在なのかもしれない。
もし地底人たちが武力ではなく、言葉を持って人類に接すれば……
あるいは、途中で和解の申し出をすれば……
きっと違う結末があっただろう
「バカなことをしたもんだ」
最初から最後まで道を違えてしまった地底人に、俺は冥福を祈るのだった
「今から帰る〜」だけのLINE
それだけで母は充分なんですよ
君からのLINEは距離を感じる。
実際に話す時はそんなことないのに。
私と君の心はどのくらい離れているのかな。
さぁーて、LINEの確認でもすっか。
「通知:0」
さ、さぁーて、仕方ね、もう寝るとすっかな゙…
(ささ、寂しくなんてねぇぞ…最近始めたばっがりだから、まんだ友だちがすくねぇだげだがんな…)
♯君からのLINE