『君からのLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
スマホの画面が明るくなった。
私はすばやくそれを手に取った。
ーーーまた、違った。
友達のみっちゃんからだった。
明日の集合場所の確認のLINEだった。
あの人からの返事はまだ来ない。
スマホに通知が来るたびに私は期待してしまう。
“君からのLINE”
『君からのLINE』
中身ない
君からのLINE
それでも 何度も 読み返す
夕闇の中で
俺の彼女は、心をやんでいる。
小学生の頃、いじめにあっていて信じられるものがなかった時、俺と出会った。
今も、彼女の心の傷は癒えていない。
今日も、君からのLINEが来る。
それを見て、俺はまた涙する。
ピロン
いつからだったけ、通知音が嫌悪から楽しへ変わったのは、前まではこの通知音は、嫌で嫌で仕方が無かった。人からの連絡に返すのが「めんどくさい」そう感じていたから嫌悪感を抱いていたんだろうね。でも、今はそんな事は全然無い、逆に楽しみになったぐらいだ。これも君のおかげだよ。
ピロン
おっと、早く返信しないと!心配をかけちゃう!
「楽しいなぁ!LINEするの」
お題 「君からのLINE」
スマートフォンが通知音を鳴らした。
暇だった私はすぐにバッジのついたアプリを開いた。LINE。
連絡をくれたのは、もう二十年近い付き合いになる学生時代からの友人。
「元気? 次の土曜日、予定空いてたら、ランチでも行かない?」
嬉しい気持ちで、少しだけ体温が上がったような気がする。
手帳を開いて、今週末の予定を確認する。土曜日、ランチの時間。大丈夫、空いている。
「お誘いありがとう! 行く行く、どこにする? 何食べたい?」
気持ちが上滑りして、質問責めになってしまう。
相手の返信を待つことしばし。
この、待つ時間も楽しいのだ。
何を着ていこう、鞄はどれにしよう、アクセは、メイクは、靴は。
土曜日まで、きっと気持ちは落ち着かないだろう。
君からのLINEが来た
別に気にしていないけど、
既読を確認してからなかなかの時間が経っていた
そしてかなり短めの返事が書いてあった
でもきっとすごく考えてこの文にしたのだろう
君はどんなことでも真面目に取り組むから、
僕の適当な文にも正面から向き合ってくれたのだろうと、
容易に想像がつく
LINEの返事が遅くて不満を持つ人もいるだろう
けど僕の場合、ありがたいと思う
遅いということは、
僕の送った言葉に対して、
適当な返事で済ませる気がないということだから
まあ、それは僕の自意識過剰で、
ただ単に見るだけ見て後回しにしているだけかもしれないけど
それはそれで向こうにも都合や気分があるだろうから、
気にするのは無駄なストレスだと思っている
だけど君の場合は、
だいたい返事をどう出すべきか考え込んでるのだろうと思う
いつも適当に送る僕だけど、
君を見習ってちょっとくらい真面目に考えてみようかな
たとえば、君が考え込まないように、
返事を出しやすい文にするとか
いつも僕が気遣われるばかりじゃなんだか悪いから、
僕のほうがたくさん気遣うことがあってもいいだろう
君とは基本的にメッセージのやりとりのみ
急ぎのときは通話したりするけれど
それもきっと片手で数えられるくらいだろうね
おまけに、用事があるときにしか連絡は来ない
たいていはどっか遊びに行こうって、いつが空いてる?って
全然悪いことじゃないよ?だって自分もそうだもの
なかなか予定が合わなくて遊びに行けれないのだけれど
遊びに行けばやっぱり楽しくて、あっという間に過ぎる時間
それぞれ家に帰ったら「今日はありがとう」ってメッセージを送るんだ
以前からの習慣みたいなものかな、なぜか君とだけはそのやりとりが発生する
学生から社会人になって、それぞれにいろいろなことがあったけれど
……また誘ったら遊んでくれる?
自分にとって唯一、親友と呼べるきみへ
#君からのLINE
君からのLINEにいつも怯えてる『別れ』の文字があるんじゃないかと
怖がりのきみが好きだよでも僕の愛を信じてほしいと思うよ
あれから、どうしてますか?!
君からのLINEを
待ちわびて
何も手につきません。
君から
もう
卒業したい僕だけど…
LINEが
僕を縛りつけている…。
勇気を振り絞って送ったお誘いLINE
なかなか既読つかない
ピコン🎶
すぐに通知見に行ったら公式LINE
私は公式LINEじゃなく君からのLINEを待ってるのに
《君からのLINE》
※以前にも申し上げましたとおり、こちらに書いている世界観にLINEは決定的に合わない物なので、不本意ではありますが今回も含めてLINEがお題にされた回はお休みさせていただきます。
いつも読んでいいねを下さっている皆様にはいつも本当に感謝しております。
この場をお借りして、御礼を申し上げます。ありがとうございます。
【君からのLINE】
来るはずもない
君からのLINE
待つことをやめて消し去った
やっと前に進める
『君からのLINE』
君は地元、僕は県外の大学に進学した。
仲は良かったが、親友と呼べるほどではなかったし、長い付き合いがあるわけでもなかった。
そんな関係の人とは、直接的な関わりがなくなった瞬間に、ぱったりと連絡が途絶えてしまう。
他の人はどうなのかわからないが、コミュニケーションに積極的ではない僕はどうしてもそうなってしまうのだ。
時が経つほど、メッセージを送る青い紙飛行機のマークが遠くなる。そういう意味では、「ぱったりと」ではなく「徐々に」と言うべきなのかもしれない。
関わりがなくなっても、LINEの「友だち」には名前が残っているわけで。
それを見るたびに、時間がない中図書館で見つけた本が持ち出し禁止だったときのような、財布を持ち合わせていないときにショーウィンドウで良いバッグを見つけたような、なんとももどかしい気持ちになる。
関わらなくなっても、特に問題はないはず。
現に今だって、LINEの「友だち」を見る以外では思い出すこともない。
それなのに僕は。
LINEの「友だち」を見るそのときだけ、君からのLINEを求めてしまう。
【君からのLINE】
君に恋をしたんだ。
ちょうど今から4ヶ月前。
君のことをひとつひとつ知っていくたび、私は胸がドキドキして、締め付けられるようだった。
学校でしか会えない君に、もどかしさも感じていた。
恋を自覚したのはつい最近なんだ。
今までわかっていたけど見て見ぬ振りをしていたんだ。
好きになっちゃえば、必ず後悔する未来を歩むことになってしまうから。
でも学校で君に会うたび、君の笑顔を見るたび、君の匂いを鼻が通るたび、私はそのたびに君を好きになっていた。
もう、隠しきれなかった。
恋を自覚してからは、一方的だった私は急にいなくなった。
顔を合わせるたびにカッコいい、好き。
そんな感情が出てきて、それを君に感じ取られたくなかったから。
消極的になった私を見て、君はどう感じたのかな。
いつも話しかけてきてくれたのに、おかしいなって思ったかな。
ごめんね。私、君のことが好きすぎて話しかけられないんだ。
本当のことを言いたい。でも、それを言っちゃったら私と君の間にある恋を隠した友情がなくなってしまう。
君と付き合うっていう妄想をしたのはもう何千回目だろうか。
妄想するたびに自分の嫌なとこばかりが目立って、やっぱり私なんかに恋愛は無理かなとか思っちゃったり。
でもやっぱり君が好きなんだ。
どうしようもないくらいに好きなんだ。
『え、、?!』
夏休みの終わり。
君から急にLINEが来た時、私ビックリしちゃった。
LINE追加しようかなって思ってた頃だったから。
LINEでの君は、現実で喋るよりずっと生き生きしてた。
そんな君を見て、私はまた君と言う沼にハマった。
推しとは似ても似つかない。
彼もまた、1人の人間だった。
私は1人の男の子に、今までにないくらいの感情を持っている。
そう思ったら、案外生まれてきて良かったのかも。って思えた。
夏休みが終わった。
また同じ日常の始まり。
君と話せる、日常の始まり。
ウキウキした。
でも私はやっぱりチキン。
いざ話そうと意気込むけど、何をどう話したらいいのかまっったくわからないのね。
いつも遠巻きに見つめて、幸せを噛み締めてるなんて、気持ち悪いよね。
LINEでなら、お互い楽しく喋れるかも、って思ったけど、、貴方とのトーク画面に行くことすら、憚られた。
ほんと、私って臆病チキン。
貴方からLINEしてきてくれないかなぁ、なーんて思って、結構待った。
スマホの画面が光るたび羽虫のように飛びつく自分。
絵面最高に笑えるでしょ?
実際そうなんだよ。恋する乙女は本当にそんな感じ。
公式LINEで落ち込んだり、こんな通知いらねーよって悪態ついたり。
そのうち、私は面倒くさくなってきちゃったんだ。
君からのLINEを待って、こないのに落胆して。
そんな毎日が、本当に面倒になっちゃった。
こんなんだから恋愛向きじゃないのよね。
『もー、飽きた。』
漏れ出た言葉は、私の心を軽くしたの。
駆け引きって、面倒だよね。
『一生独身最強!』
声に出して虚しくなった。
けれど君からのLINEは、もう待たないよ。
『君からのLINE』
君からのLINEが来ることは、きっともうないのだろう。
そんなことを理解しながらも僕は、まだ、君のLINEを消せないままだった。
君からのLINEを待つ時間は身を焦がすほどにじれったい
お題_君からのLINE
君からのLINE
世界がふたつに割られたあの日から君に会えなくなった。
どうしてあの時近くにいなかったのだろうどうしてあの時愛を伝えなかったのだろう。
今の僕は前の世界よりもいい生活をしていると思う
体も健康そのもので、前の世界とは比べものにもならない。けどひとつただ一つだけ前の世界より悪くなってしまったものがある。
それは、君といた時はとても愛に満たされていた。
けれど今の僕のそれは空っぽで何も無い
それを満たせるのは君だけだから……
そう思い続け、とうとう身体までもがボロボロになってきた。
いっその事楽になってしまおう君が、隣の世界で生きている保証はどこにもないからもしかしたら、会えるかもしれない……
そう身を乗り出そうとしたその時、スマホが鳴いた
開くとそこには君からのLINEがあった。
君からのLINEは ない。
君からのLINE
先ず、日本語が読めていないのは君の方だよ
何か翻訳機とか使っているかい? 日本人独特の遠回しな謙遜や断りややんわりとした否定やそして嫌味や(笑)が分からないのは想像力と言うより読書力の無さのせいか、AIに頼った翻訳アプリかなんかで読んでないかい?それとも漫画ばかり読んでいるからか?なんにしろ読書力ないよね、書き手の言わんとするところを読み取る力、たとえ駄文でも文句つけるなら、相手が何言ってるのか汲めなきゃ話にならないでしょ、分からないって両手あげてる外国人と同じ(笑)
読書力は直感力に繋がるから鍛えた方が良いよ。先ずは、古い書物を読むことだ辞書を片手に特に日本人は語彙力豊富で表現も比喩的で複雑だから昔の人が書いた物語で感覚を鍛えるのが良い。そういう事が出来ると人の心が読めて怒らせることも、泣かせることも、笑わらわせることも、励ますことも上手くなり営業成績もあがると、新人の頃先輩に教えを請うた。
君を見てると思い出すよ(笑)
電報みたいな短い君からのLINE
こういうのに、慣れちゃうと文章力も読書力も読解力も語彙力低くなりがち。
だから、手紙を書こう! 秋の夜長に。
続き
ほらほら、またトンチンカンな反論してるわ(笑)批判しよう批判しようとして読んでるから、話が掴めなくて反論も斬り返しになってないんだ、頑張れ。
令和6年9月15日
心幸
大概直ぐには拝見しない
深呼吸して一息吐いて
いざ…!
や、もうちょっと後にしよう…!!
(君からのLINE)