『君からのLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君からのLINE
LINEは使ってないし
誰とも連絡を取り合ってない
Discordなら
チャットに書くことがある
返信は基本的にない
一応、読まれてはいるらしい
元気にしてるなら、それでいい
関係を絶った相手なら興味がない
やりたい事なんてある?
いろんな大人が建てた道しるべを必死にたどった。
みんなに遅れないように足が悲鳴をあげようと進み続けた。
いろんな人をみた。
道しるべ通りに凄まじいスピードで駆け抜けて行く人。
後ろから来て私をどんどん追い越して行く人。
道しるべから大きく外れることで逆にみんなから褒められる人。
そんな人を見ていたら私はいつの間にか遠く外れた道に来てしまった。
遠く遠くに見える道しるべが置かれたきれいな道。
あそこに戻ればいいのかな。でも今からあそこに戻ったらみんなはどれ程先に行ってしまうんだろう。
「やりたい事とかないの?」
急にそんなこと言われたって困ってしまう。
こんなところに来ちゃった私にやりたい事なんて言う権利あるの?私のわがままを誰か聞いてくれるの?
ううん。わかってる。
これ以上道を外すなんてとても恐ろしくてできなかった。みんなが行かない道に行ってどこかに辿り着ける自信なんて微塵もない。
でも道しるべの置かれた道に戻ってみんなとの差が明らかになるのも嫌。
そんな情けない私がいるだけ。
だれか私を拾い上げてどこかに連れてってくれないかな。
臆病で卑怯な私を独りで生かさないで。
「君からのLINE」
スマホの通知音が鳴った。
君からのLINEだった。
久しぶりに会おうよ!とのLINEだった。
そういえば、君と随分会っていないなぁと私は、思った。
君からのLINEで嬉しくなり、私は返信をした。
会える日が、楽しみだ!今度、何を話そうかと思い、ワクワクする私だった。
《待つ時間も楽しく思える》
(刀剣乱舞/博多藤四郎)
博多藤四郎は商人魂を持った短刀で、本丸内でも現代的なものに最も興味を持つ短刀だった。
現代遠征へ向かう際に渡されたスマホも早くに使いこなしていた。
手紙よりも声よりも早く届く電子ツールは、博多にとっては何よりも惹かれるものだった。
LINEも勿論使いこなしており、審神者や仲間たちとのメッセージのやり取りもそつなつこなしていた。
だからこそ、返事が来るのが待ち遠しく、もどかしく、楽しく思えるのだ。
「返事が来たァ!嬉しかー!」
「まだ返信きてない…」
気になってる人の返信を待っている
10分ぐらい返信がきていない
「やっぱ諦めようかな」
ピコン♪
あ、彼から返信がきた
題名「君のLINE」
20 years ago.
あのとき潮風に寒がる私を抱きしめてくれた貴方は、この大地に眠っていますか。
慣れない異国の地で不安がる私に微笑んでくれた貴方は、きっと大勢の人に囲まれて逝ったでしょう。
何度も聞き返して、それでも「pardon?」しか言えなかった私は、貴方とふつうに話せるようになりました。頑張ったんですよ。たくさん練習したんですよ。ほら、なんて言ってるか分からずに頷いてるだけじゃなくなったんですよ。まだまだ話せなかったことが沢山あるんですよ。ねえ、聞いていますか?耳が悪くなってしまったのですか?ねえ。
ありがとう。
私の第二の異国の母へ。
ありがとう。
安らかに。
"ピロンピロン!!ピピピピロン!!!!!"
一日中通知がうるさかったので、最近通知を切った。
だいたい来るメッセージは「ひま」「誰か遊ぼ」とかばっかりだった。夏休みが終わってからは比較的メッセージは減った。
それが少し寂しくもあるのかもしれないが。
私だってもう中学3年生なのだ。受験勉強くらいしなければいけないので、夏休み前から塾に入り始めた。特に数学と英語がやばい。(言うてだいたい国語と社会以外の三教科全部やばい)
それにあいつらは私より頭が悪いのに勉強なんて全然しないで遊び呆けていた。あいつらは行ける学校の選択肢がひとつしかない。というか自分からそれしか選ぼうとしない。
少し羨ましかったし、花火も一緒に見に行きたかった。
でも、絶対に一緒の学校には行かないと決めている。進路希望の紙にもその学校は書いていない。だから、あと少ししか一緒に居られないのだ。あのうるさかったグループLINEも、あと少しで静かになってしまうのだろうか。
なんだかそう思うと、ほんの少し、ほんとにほんの少しだけ、
寂しくなってしまう自分がいる。
「君からのLINE」
突然送られてくる
なんでもない君からのLINE
日常のおすそ分けに
何だか嬉しくなる
次は私から
日常のおすそ分けを送ろう
君からのLINE
待っても待っても
届かない
届くはずない
だって
君のLINEのID
知らない
………君からのLINE
君からのLINE
私はLINEが不得手だ。
特に気になる異性と交わすLINEはどこか私をぎこちない気分にさせる。
仕事絡みでも、そうでなくても、事務的なやりとりや社交辞令のようなものであればなんてことはない。
むしろ、この上ないくらい感じよくこなせるのだけれど。
問題は、そこから相手が一歩が踏み込んで来たときだ。
「この前は助かりました。今度、お礼に食事でもごちそうさせてください。」
「どういたしまして。お力になれたのであれば何よりです。どうかどうかお気遣いないように。」
社交辞令を通すのであればこのくらいの返信をしておけばいい。
大抵の場合、この1ターンで片が付く。
「ちなみに○○さんはお肉好きですか?」
なんて、難なく2ターン目に突入された場合が問題だ。
途端にちょっと雲行きが怪しくなる。
「好き」と答えたらエイジングビーフの焼肉かステーキが待っているし、「ごめんなさい、お肉はちょっと…」と答えると、カウンター寿司か創作和食に連れて行かれ、どちらも断るとホテルのランチビュッフェという最終手段に突入する。
しかも、こういう押しの強い男に私はめっぽう弱い。
それが分かっているだけに厄介なのだ。
「今度、中華街で北京ダックを食べましょう。」
「どこどこの一つ星フレンチご一緒してもらえませんか?」
「○○さん、この前シカゴピザ食べたいって言ってましたよね。」
一通りおいしいものを堪能して、
気軽にスペインバルや韓国料理やエスニックに行く頃には、いつの間にか恋人のような雰囲気になっている。
「あんたほど簡単に胃袋を掴まれる女も珍しいよ。ほんと見かけによらずチョロいんだから。」
気心の知れた昔馴染みの声がどこからか聞こえてきそうだ。
今回こそはそんなことにならないようにと、自分の振る舞いに細心の注意を払う。
ピロリン♪
君からのLINE。
さて、今回の2ターン目は何と返信しようか。
お題
君からのLINE
〜君からのLINE〜
いつもの挨拶
いつもの連絡
私から送って
君から返ってくる返事
いつもの習慣
君からくるLINE
いつも私からなのに……
今日はいつもと違ったようだ
君からのLINE
それは、非日常への招待状
君からのLINE
お風呂から上がると、クラスメイトから突然ライン
でメッセージが届いた。
そのクラスメイトは、仲のいい異性の幼なじみで、
よくラインでメッセージのやり取りをしていた。
その幼なじみは、根がとても明るくて、いつも
「おはよう」とか、「おやすみ」とかの挨拶を欠かさなくて、私の大事な友達だった。
その、大事な友達が、交通事故にあって亡くなったとの知らせがラインできたのだ。
でも、そんなに悲しくはなかった。
あ、そっか笑
私も死んでた笑
「君からのLINE」
君は″LINE″という存在を
全く知らない
まだ、ガラケーでメールしか
出来なかった時に逝ってしまったから
君からのLINE...
どんなのが来るんだろ(笑)
想像してみる
変なスタンブとか絵文字とか
すごいいっぱい来そうだな(笑)
まだ番号残してるからさ
LINEしてきてよ!!
いつまでも待ってるから...
別に気にしてなんかいないよ
LINEが来なくたって大丈夫だし
私だってそう暇じゃないし
やる事はいっぱいあるし・・・
・・・忙しいのかな?
それとも私の事なんてどうでもいいのかな
・・・・・・
ああもう!
なんでこんなに気になるのよ
気になって何も手につかないじゃない
だからといって私からLINEするのも癪だし
早く連絡よこしなさいよ! 馬鹿!!
「君からのLINE」
君からのLINE
初めて貴方からLINEが来た時
スマホをぶん投げてしまった
脳が停止し
何度見もした
それくらい嬉しかったのだ
でもあなたからの返信をしようと
貴方からのメッセージを読むと
私は生きていたく無くなった
「昨晩彼は亡くなりました」
「君からのLINE」
永遠にくる事はない。
やらないから。
【君からのLINE】
君からのLINEは
いつも男の話ばっかり
それに話も「別れちゃった。」
とか。
俺はいつも君をまっているのに。
このアプリでLINEについて書くのは3回目だ。LINEは持ってないってのに。だから、ここでいう「君」というのも存在しない。
君からのLINEは、来ない。いや、こんなこと言わせないでくれ。もう一度書く。僕はLINEを持っていない。えと、、、過去の投稿でも書いたが、LINEをする条件は2つある。スマホを持っていること。友達を持っていること。どちらも持っていない僕はどうすればいい?君からのLINEは、来ない。こんな自分に腹が立つ。何故僕には、「君」がいない?
今回は、少し取り乱してしまった。
君からのLINEは、来ない。来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない来ない
#君からのLINE
届かなくても何も感じなくなった
特に哀しいとか苛立ちもない
君が幸せで安全でいればいい
どんな形でも生きていればいい
どうかどうかお元気で
こないよ
来て欲しいとも思うけど
こないよ
私がブロックしたんだもん
こないよ
また連絡したくなるから