『君からのLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「君からのLINE」
何年ぶりかにブロックしていたLINEを解除した
見たくもない思い出したくもない文章のやり取りを見て
心が沈んでいく
どうしたら、またあの頃に戻れるのか
いや、きっともう戻れない
本音をさらけ出しあった文章の醜さ
あのときの感情が押し寄せて苛立ってくる
何もなかったかのようになんてできるわけない
私はすごく傷ついた
そして、私も相手を傷つけた
今さら連絡を取り合って不自然な会話して
居心地が悪くてまた心が荒んでいく
「心、静かに」と小さく呟く
ただ穏やかに日々を過ごしていきたい
だから、連絡しないでください
姉より
君からのLINEがくると、
胸が高鳴った。
例え、おじさん構文で
少し気持ち悪くても。
いつも楽しいから!
お題 : 君からのLINE #30
君からのLINE
久しぶりのLINE
まだ怒っているのかな?
ドキドキしながら開くLINE
最後につく笑顔の絵文字にほっと一息つく
私は陰キャだから直接言えないことはLINEで言った。「君からLINE来てたよ。良いことだったけど怖いから直接言ってよぅ。」と言われても私は陰キャだから直接話したくないんだよぅ。
【君からのLINE】
LINEの通知が1件あった。
なんだろうか。
どうせLINEスタンプとかの通知だ
無視でいいか。
LINEの通知が2件あった
通知にはなんも来てないし
気にすることでもないか。
無視でいいよね。
LINEの通知が3件、4件、5件
5件も来たらさすがに気になってくる。
ちょっと見てみるか。
あれ……?
LINEスタンプじゃない?
じゃあなに?
「君はいつもそうだ」
「君は自分を上げて」
「ほんとはナルシストで」
「自分がかわいいくて」
「誰よりも自分が大事なんだ」
え……?
「これ以上自分に自信を持ちすぎるな」
なにこれ?
「やっと現実を見てくれた」
ERRORERRORERRORERRORERRORERRORERROR
ERRORERRORERRORERRORERRORERRORERROR
―――――――こんな夢を見たような気がする
震えるのを待つ。
光が漏れるのを、じっと待つ。
それは悠久の時とも、
瞬く間とも捉えられて。
ブー
肩が跳ね、鼓動が、熱が、加速して。
そっとひっくり返した甘いチョコ板。
『LINEポイント…』
あぁ、冷えきった鉄の板。
/君からのLINE
君からのLINEが一通届いていた。
「なんだろう」そう思いながら開いてみた。
『明日一緒に遠くへ出掛けよう』
私は暫く固まった。
あの人は自分から誘うようなことを全くしてこなかったのに。
「珍しいね、誘ってくるなんて。
何かあったの。」そう送ってみた。
『何もないよ。ただ一緒にいたいと思ったんだ。』
LINEはすぐに返ってきた。
一緒にいたいなんて普段なら恥ずかしがって言わないのに。
「折角誘ってくれたけどごめんね。
明日は用事があるんだ。」
『ううん、大丈夫。急にごめんね。』
その日以来、LINEが来ることはなかった。
あの子の行方が分からなくなったそうだ。
私は唖然とした。
あの日、あの子は私を頼ったんだろう。
私は気がつかなかった。
どうすることもできなかった。
あの日は、9月の始まりのことだった。
最後に話してたのは、次に遊ぶ場所の話だった。
毎日のように話してたのに。この映画の続編出たら観ようって約束してたじゃん。私じゃ力になれなかった。
頭の中をぐるぐると駆け巡る思い出に蓋をして、最近処方された睡眠薬を2粒飲む。
更新されない君からのLINEをみて酷く、寂寥感を覚えた。
【君からのLINE】
【君からのLINE】
元彼が亡くなった。
病死。最後まで君の隣に居続けると
決めたはずだった。
だけど君は、二股してたんだよね。
相手の女にもう近付くなと言われて私達は別れた。
故人にこんなこと言いたくはないけど、
君はクズでヘタレで無神経なヒモ男だった。
でも知ってる。君が私を愛して苦しんでいたこと。
相手の女の人が君の妹ってことも知ってた。
君は家族と絶縁したのに必死で頼んだんだよね。
本当馬鹿だ。
ちゃんと傷つけて。幻滅させてよ。嫌いにさせてよ。
でもね、最後の君からのLINEで思った。
やっぱり君はクズだ。
私に未来も何も無い。君だけって分かってる癖に。
あんなこと送ってくるなんて。
『全部捨てて一緒に逝かない?』
君からLINEが来た
ただ言葉を返すだけなのに、
どうしてこんなに指が動かないのだろう?
スタンプ……いや、適当に済ませてるって思われないか?
気持ちを伝えるために絵文字を沢山😆😙🥰……、いや、
なんかおじさんのキモイLINEみたいって思われたり…。
打っては決して、打っては消しての繰り返し。
このままだと既読スルーされたと思われかねない……。
いい加減返そう。とにかくシンプルな文を。
オードソックスな、誰が読んでも変に思わない
普通な文を。
でもそれじゃつまらないと思われるか……?
貴方は夜しか返せない
私は朝しか返せない
1日置きのLINE
もどかしいよな
それでも貴方は優しいから
朝起きれば貴方からメッセージ
少しづつ続いていく度に
私の気持ちは少しづつ大きくなる
"君からのLINE"
日頃から、
相手から希望されない限り
LINEの交換はしない。
思い込みすぎだろうけど、
こちらから
LINE交換しようって
もしかしたら嫌かも知れないし、
そんな事をあれこれ考えてしまう。
最近、
気になる彼がいる。
何げない会話が
楽しく感じる日々。
そんな関係が一番いい。
もし
LINE交換しようって
言われたら
即 OKだ!
そんな妄想族な私。
君からのLINE。
叶ったらなんて
考えるだけで、
今は幸せ。
知っていたよ、君の隣は僕ではないなんてこと。
それに目を合わさないようにしていた。
気づかないふりをしていた、気づきたくなかった。
あぁ、でもとうとうその日が来てしまったんだね。
目を合わさないといけない日が。
「大事な話があるの」
普段は文末に置かれる可愛らしい絵文字も、今日はいない。
「うん」
同じ二文字なのに、どうしてもっと「好き」を贈れなかったのだろう。
君からの僕へのLINEは温かくて優しい恋文だったのだと、遅すぎる感情はただ心を彷徨うだけだった。
〝君からのLINE〟
部活が終わって帰ってきたとき、あと2日で体育祭だと思った。
そんなことを考えていたら君からのLINEがきたのだ。
──私の好きな人の名前が表示されていた。
『あと2日で体育祭だな!』
『そうだね~!てか敵じゃん!』
『うわ、だな笑』
『絶対私の団が勝つから!』
『敵だけど、俺応援団だから演舞のとき俺のこと見てな!』
──『お前に見られてたらすごい頑張れる気がする(照)』
あーもう、ドキッとしちゃうじゃん。
しばらく君からのLINEをずっと眺めていた。
元気なふりを
していても
君は
すっかりお見通し
理由は聞かず
いつもより多い
LINEの数に
君の優しさが
溢れている
# 君からのLINE (278)
「君からのLINE」
ずっと待ってるの
付き合っててもなかなか自分から出来なくて
君からこないかなぁ って
#君からのLINE
なんでもないフリ
言葉だけで繕って
寂しさも
悲しさも…
探りながら
それでも繋がっていたくて…
素直なキモチ 互いの思い
今はまだ言えない 聞けない
あなたのためだけに
特別なスタンプ選んで…
そんなキモチわかってくれるかな?
一日の終わりには
キミへのLINEに
私からのおやすみ😴を
キミからのおやすみ💤を
【49,お題:君からのLINE】
俺のスマホはちょっと変わっている
...ピロンッ
「おー?今日はどっちかなーっと」
【新着:未来】
「今日は未来からかぁ~」
俺のスマホは一日一回、過去か未来からLINEが来る
相手もわからないし、そもそもどういったことが起きてるのかすらわからないが
学校の成績は、下から数えた方が早い。俺
考えることを早々に放棄し、この不可解な現象を楽しむことに専念している
「んー?何々...」
[おい、この文見てる人
マジで聞いてくれよー、今日のアルバイトなんだけどさぁ!
江本店長にすげえ怒られちまってさーーっ
にこぉって、すっげえ怖い笑みで後ろに立たれててぇ心臓凍りそうだったわ...
げっ、って呟いて先輩逃げるしぃ...
ろくでもないとこに、バイト入っちまったよぉー...]
「wぶっww、大変だなぁーw」
小さく吹き出しながら文章を目で追う、他愛もない日常の1コマ過ぎるだろw
「ん、...あれ」
ふと、俺は動きを止めた
「...これ」
ザアァっと背中を悪寒が撫でる
ブヅッ......
次の瞬間、部家の電気が切れた
スマホを開き、時間を確認する。
あぁ、もう深夜だ。今日もこんな時間になってしまった。
なんとか仕事を終え、日付が変わる頃にようやく帰れる毎日。終電に飛び込んで空席に座ると、振り返り、窓から外に視線を移した。見上げた空はすっかり深い闇色に染まっている。
今日、何か変わったことがあったかと聞かれても、答えは決まっている。「何もない」
毎日この繰り返し。ただ、朝起きて、仕事をして、家に帰って、眠るだけ。
小さな溜息を一つ吐いて瞼を閉じる。
うとうとしながらしばらく終電に揺られていた。遠くから聞こえる家の最寄り駅のアナウンス――……やばい、降りる駅だ!
慌てて立ち上がるが時既に遅く、無情にもドアは音を立てて閉じてしまった。肩を落として「ついてねぇ……」と力なく呟く。
やってしまった。まったく最悪だ。毎日楽しいと思えることもなく、何の為に生きてるのかさえ本当にわからない。
楽しいって何だった?
そんなことが頭をよぎった瞬間。終電で寝過ごしてしまい遅くなった俺に「お疲れ様」と優しく笑ったあの顔を思い出しかけて、慌てて首を左右に振った。
とにかく早く家へ帰ろう。隣駅でも歩いて帰れる距離だ。それに、明日は休みだ。遅くまでゆっくり眠ろう。
やっとの思いで家に辿り着くと、すぐさまベッドに倒れ込んだ。
このまま何をする元気もなく眠りについて、また朝がやって来る。そんな生活にも慣れた。これが俺に見合った、当然の生活。
そうしてやはりいつの間にか眠っていたところを、突然、LINEの通知音に起こされた。
それはいつもと違う出来事だった。
「何だよこんな時間に……」
スマホに手を伸ばした。寝惚けた頭で、何も考えずにLINEを開く。
次の瞬間には眠気なんて吹き飛んでいた。
『元気? 今何してるの?』
たったそれだけの、君からのLINE。大切だった――大切な、人。その一言だけなのに、あの笑顔が鮮明に浮かんでくる。
言葉にならない気持ちが、心の中で渦を巻く。返事もできずに、俺はスマホの電源を落とした。
一日の終わりに、くだらない日常をぶち壊すような、たった一言の何でもないLINE。
君にとっては単なる気まぐれで、明日になれば君は俺にLINEをしたことすら忘れるのかもしれない。それでも、それは俺にとってとても大事なことだったんだと。君は思いもよらないだろう?
あの日から止まったまま動き出せずにいた。凍てついた心は、まるで同じ時を繰り返しているように感じていた。
そんないつもの何も変わらないはずの日々を、こんな風にいとも簡単にひっくり返してしまう。
決して昔に戻ったわけではない。それでもこんな短いLINEで、君は俺の心を乱す。俺を動かすんだ。
また朝を迎えて目を開ければいつもの日常。
――いや。俺の時は動き出した。もう止められない。
ジャケットを羽織る。靴を履いて、家を飛び出す。
『元気?』
元気じゃないよ、君がいないと。
『今何してるの?』
君がいないつまらない毎日を送ってる。だから、今、俺は――、
俺は、君のところへ向かって走り出した。
『君からのLINE』
きみからの手紙と思う 消印の代わりに変なスタンプで〆/君からのLINE