『向かい合わせ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君と僕は表裏一体
君が善で僕は悪
君が全てに対して愛を注ぐなら
僕は愛を注がれた全てを憎むだろう
向かい合わせに座り
僕たちの瞳を合わせれば
君の瞳には僕がいる
悪に染まった僕
僕の瞳には君がいる
善なる君のはず
だが善の君に浮かぶ表情
それは嫌悪のものでしかない
おお、なんと甘美なることか!
伸ばした足先から融合し
僕たちは人間となる
平凡なる人間へと
お題:向かい合わせ
別々の方向
向かい合わせになって話す、座る、勉強する……。
当たり前のことだ。
クラスメートならば、友達ならば、親友ならば、好きな人ならば。
でも、貴方は私とは別の道を選んだ。
そう、他の学校に行こうとしたのだ。
私は本当は行って欲しくなかったが、貴方の夢を叶えられるのなら。幸せになれるのなら……。
だから、私はテスト前日に「がんばれ」って言った。
結局、テストに合格して、あっさり別の学校に行ってしまった。
もう、向かい合わせになることはできない。
だから私は今日も貴方に会いたい(向かい合わせになりたい)と願う。
<向かい合わせ>
向かい合わせに座ったあの人
一目惚れだった
人数合わせで呼ばれた、多分引き立て役だろう
どうせ叶うことなんてないと心の奥にしまいながら
自己紹介をする
特にこれといっていい所がある訳でもない悪い所は数え切れないくらいあるが
その人はなぜがどこか私と誰かを重ねているみたい
__?
あ〜彼氏さん?
その少し焦っているような言葉ではっとする
後ろを向くと同僚に威嚇してる彼氏がいた
まぁ過去話はここら辺にしてさすがに構ってあげないと彼氏が拗ねちゃう
大好きな幼なじみ
お見合いで会った時は忘れていたが
大切で大好きな幼なじみだ
お題 向かい合わせ
向かい合わせ
好きな人と向かい合わせになると
心臓が死にそ笑笑
話したいとか思うけど恥ずかしくて笑笑
向かい合わせ
私は人の目を見るのが苦手だ。
向かい合わせの人は目を見てくる。
息が詰まるよ。
前の席に座ってるあいつ。
今日は髪がいつもよりくるくるしてる。
雨だからか。それも可愛いけど。
少し伸びた髪。
憧れの部活の先輩が短いのが好きと聞いて切ったらしい。
俺は長いのも好きだったんだけどな。
むしろ、長い方が好みよ。
あんなに自慢にしてたのに切っちゃうんだもん。
色々ショックで俺も寝れなかったよ。
あいつはいつもは振り返りもしてくれない。
それが悲しい。話しかけても無視だもんな。
結構勇気出してるのに。
話すネタだって前の夜から考えてるよ。
放課後。そんなあいつが俺の前にいる。
椅子をわざわざ俺の方に回して座ってる。
なぜか、この世の終わりみたいな顔してるけど。
顔見るの久しぶりだな。
やっぱ可愛いな。あーー、かわいい。
ほんとに可愛い、めっちゃ暗い顔だけど。
また辛いことでもあったんだろうな
今はまだ向かい合わせ。
でも、いつか、絶対、隣に座るから。
そばにいるから。
絶対離さないからな。
覚悟しとけよ。
あなたと僕の想いが同じで
向かい合わせ なら
向かい合わせに座ったまま、私たち2人は黙っている。
どちらかが話し始めるかを探っている。
どちらが有利か。
お互いが持つ情報は?
笑顔は盾だ。
そして笑顔は武器だ。
「向かい合わせ」
横にいるよりも斜めにいるよりも、あなたをよく見れるとっておきの位置。
目が合うとついそらしちゃうけど、また目を合わせたくなるはがゆい位置。
あなたへの気持ちをうまく隠すことができないドキドキが止まらない位置。
向かい合わせってこんなにも、あなたと近いんだね。
正面は変に緊張するの
だから隣にいて欲しい
時々こっそり横顔を覗いたり
一瞬合った目にドキドキしたり
肩で体温を感じたり
そんなことが嬉しいから
向かい合わせ
君とまた
話したい
話すんだ
楽しく楽しく
笑顔で
「初めまして」
初々しい笑顔でお互いを見つけて、頭をぺこりと下げた。顔を上げた瞬間に目が合って、はにかんだ。笑うと目が垂れて、とても可愛い人。コーヒーカップも、宝石のように輝いて見えた。
これが私たちの出会いであり、初めてあった喫茶店が待ち合わせの場所になっていった。
◆
◆
「私たち、これからどうするの…」
私の好きな人は、隣にいて当たり前の人になってしまったのかもしれない。 自分のわがままな心からくるものだろうか…何となく馴れ合いになってしまい、愛が冷めて来ていた。
「俺はまだ、一緒にいたい」
冷たくなったコーヒーを1口のむと、苦味がましたように感じた。
◆
◆
◆
再び私たちは、あの喫茶店に座っている。
どことなくそわそわした感じに、違和感を感じながら…
「いろいろあったけど、俺たち結婚しよう。絶対に幸せにする」
だから緊張してたんだね…私は大きく深呼吸して、思いっきり笑顔になった。
「はい。お願いします」
同じ席で、同じ相手を目の前に座ってきたけれど、気持ちひとつで全く違う場所に感じてしまう。
だけど、私はこの席が好きだ。
※※※※※※
【お題】向かい合わせ
「向かい合わせ」
僕たちはそれぞれの場所から同じものを見ていた
僕から見える景色
君から見える景色
離れていても
僕の視線の先には君
君の視線の先には僕
離れていても
いつも向かい合わせで
互いの心を見つめてた
気になる人がいるのなら
隣に座るよりも
真正面よりも
少し離れた向かい側の席を選びな
恋愛の達人からの助言がこれでした
かなりの確率で成功してます
私の容姿のせいでもありますが。。。
《 向かい合わせ 》
ボコボコにされるな笑笑
いつの間にか
向かい合わせになるくらい
君は大きくなっていたんだね。
朝起きて、鏡を見る。
そうすると自分の心がシャキッと
引き締まるような気がする。
そして、今日も一日頑張ります。
あなと向かい合わせで
ご飯食べて
笑い合えて
ちょっとケンカも出来ること
なんて幸せなんだろう
ありがと
「向かい合わせ」
向かい合わせ 話ながら お互いを知りながら 進んでいこう 電話なら その人の事を恋人であるかのように 真剣に考えながら 一対一から すべては開かれる
向かい合わせで一度話してみたいもんだよ。
お題《向かい合わせ》
もう二度と逢うこともない。
呼び出された中央の広場。
花売り、レモネード屋さん、飴屋さん、アイスクリーム屋さん、本屋さん。たくさん並んでいる露店から男は――レモネード、飴、アイスクリームを買って戻ってきた。
「……誰がそんなに食べるの」
「オレとお前に決まってるだろ?」
男の反応に思わず吹き出してしまう。それから広場のベンチに座り無言のまま二人で、アイスクリームを食べる。蒼天のサイダー味と月蜜のバニラ味。食べ慣れた味に、思い出す夢。
――お兄ちゃんのお目々、このアイスみたいだねぇ。
――ほんとだな。じゃあお前はこれだな、月蜜のバニラ。やわらかい感じがそっくりだ。
その日食べたアイスクリームは、今までで一番美味しかった。
淡々とレモネードを飲む。
――このレモネード、青いよ?!
――そういうハーブを使ってんだよ。母さんが確か育てたから、見にくるか?
ハーブ畑を見せてくれた。ハーブで作ったという料理をたくさん、食べたなあ。
それから立ち上がって――お互い向かい合う。
すっと手渡されたのは、色とりどりの飴。
「これやる。――じゃあな、祈ってるよお前の幸せを」
…………ぜんぶ。ぜんぶ、おれの好きな味なんだね。
本当は追いかけたい。
――でも。それはもう、おれの役目じゃないんだ。
口の中、深く溶けていくレモネード味。