『友情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
離れていても
何年会っていなくても
友情は簡単に壊れない
毎日会っていたときを思い出し
辛かったこと、苦しかったことが友情を強くしてくれたと今なら思える
「友情」
「友情」を一言でいうと、色々ある。
まずは、同性の友情がある。
同性の友情は、女性は、彼氏ができるとあまり
遊ばなくなっていく。それに、彼氏を取られることも稀にある。
男性は、彼女ができたら、彼女の自慢話をする。稀にある。
これが異性なら、お互い馬鹿なことの言い合いとか
じゃれ合うこともあるが、恋人同士と勘違いされやすい
稀にお互い好きになり、恋人同士になる。
だから、男女の友情は成立しないと言える。
彼女に初めて会った日を今でも覚えてる。
大学院に入学して、初めての授業の日。誰一人知り合いのいない私は緊張しながら教室に入った。二人掛けの机が並んでいて、すでに半分ぐらいが埋まっている。
後方の誰も座っていない席にそーっと座り、周りをコソコソ見回しながら授業が始まるのを待っていた。
そんな時、扉が開いてピンク色のコートを来た彼女が入ってきた。あ、この子と仲良くなりたい。一目でそう思った。
どこに座るのかなって目で追うと、なんと彼女は私の隣の席についた。
あれから15 年以上経った。頻繁に連絡を取り合うわけじゃないし、めったに会うことはないけれど。今でも大好きな友人のひとり。
「友情っつー友情でもないが、3月7日か6日あたりに『絆』っつーお題があった。あと、友情じゃなく愛情。『愛と平和』とか『愛を叫ぶ』とか」
ひとつ物語を組んでは納得いかず白紙にして、もうひとつ物語を閃いては以下省略。
このままでは19時に次の題目が来てしまうと、某所在住物書きはため息を吐いた。
「書いて消して書いて消して。自分の納得いくハナシが出てこないからまた消す。……妥協って大事よな」
愛情の長続きも友情の長続きも、小説書くのも意外に根っこが一緒で、適度な距離を保ってどこかで妥協するのが大事、なのかも。
物書きは再度息を吐き、天井を見上げた。
――――――
「今年も私の部屋に来るのか」
「食費と水道光熱費は払ってる。構わんだろう」
「何故お前も一緒に行かない?家族だろう、愛していないのか?」
「藤森。夫婦円満の秘訣は、3個ある」
「?」
「妥協する。自分の悪い部分と、相手の嫌がったり苛立ったりすることを知っておく。それから、たまに離れることだ」
都内某所、某アパート。部屋の主は藤森といい、冬に雪降り夏は比較的涼しい田舎町の出身。
親友たる既婚が暇を潰しに来ており、夕食後の茶を飲んでは、冷やしたタケノコ型のチョコを楽しんでいる。名前を宇曽野という。
藤森と宇曽野は誠の友情を誓い合った仲。
時にひとつの悩みに対して本気で寄り添い、
時に1個のプリンのつまみ食いで大乱闘。
長い間、同じ職場で善良な関係を保ち続けている。
ちなみに宇曽野の嫁と娘は、夏休み恒例の5泊6日旅行、数回のうちの第一弾。
娘は猛暑酷暑届かぬ地に夏休みの宿題を持ち込み、イッキカセイに終わらせる。
残った1日2日を観光と娯楽と買い物と食事、すなわち魂のデトックスに使うのだ。
家族唯一の異性、父親たる宇曽野は、夏のデトックスには同行しない。それはほぼ毎年のことであった。
「何故離れる必要がある?」
「お前、お前の部署のあの後輩と、毎年毎月毎週、毎秒一緒に居るの想像してみろ」
「宇曽野。毎日から毎分までが抜けている」
「そこに突っ込むのか。後輩じゃなくて」
ぽりぽりぽり。
宇曽野の行動と家族への配慮が分からない藤森。
首を傾けて推理推測しては、キノコのチョコをつまみ、ぱくり。やはり分からない。
「……で、」
最終的に、「夫婦円満」は己の理解の外にあるのだろうと結論づけて、話題を強引にズラした。
「今日の議題は?どうせ、それも兼ねて私の部屋に来たんだろう。勿体ぶらないで話したらどうだ」
「議題というか、完全に非公式リークなんだがな」
どうせ明日、正式にお前の耳にも入るとは思うが。付け足す宇曽野はタケノコをひとつ、ふたつ。
「藤森お前、今、臨時で俺のじーちゃんの下に付いて仕事してるだろう」
ポイポイ口に放り、ポリポリ砕いて茶を含む。
「じーちゃんより先に部屋に来て、部屋の掃除と備品の補充と植物の世話して、客に茶を出したり電話の一次対応したりして。
元々、お前を追ってウチに就職してきた独占欲強火の『例のあいつ』との衝突だのトラブルだのを避けるための緊急措置だったハズが、じーちゃん、お前の仕事を気に入っちまってな……」
タケノコをとり尽くした宇曽野は、次の標的をキノコへと柔軟に移し、
「このままの雇用体系で仕事をし続けないかと?
私が今している仕事など、誰でもできるだろう」
伸ばした手を、パシリ。藤森に掴まれた。
「私のキノコを食うな」
「『だれでも』?『できる』?」
「少し丁寧に掃除機をかけるだけ。少し丁寧に観葉植物の葉を整理するだけ。茶の淹れ方など、ただの私の自己流だ。どこにも『私』である必要性は無い」
「それがなかなか片手間には難しいんだなぁ」
「だから。私のキノコを食うな。お前自分のタケノコ廃村廃里にしただろう」
「お前のキノコも禿山にしてやる」
「や、め、ろ」
何故お前はそうやって、毎度毎度、私の食ってるものをつまみ食いするんだ。
藤森はキノコを天井に掲げて避難させるが、宇曽野はニヤリ笑って右手で追い、ひとつ摘み取る。
これでも互いに、誠の友情を誓いあった仲、互いに互いを思いやり、助け合い、
しかしたかがプリンだの、キノコタケノコのチョコだのでこうなる間柄である。
よくここまで、悪しき仲違いも互いを傷つける意図でも喧嘩もなく、交友を続けてこれたものだ。
藤森はわざとらしく、大きくため息を吐いたが、
嫌そうな表情はせず、むしろ穏やかな微笑をして、宇曽野もその意図を完全に理解しているようであった。
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友情は裏切りがつきもの。
本当の友達とはなんなのか。
裏切る人が本当に友達なのか。
みんなも友達について考えてみよ?
「友情」
すぐに壊れてしまえば
何十年とも続く
それらを繋ぎ解いてるものはなんだろうか?
なんか最近元気がない。
力が出ない。
夏なのに。
いや、夏だからか。
全部夏のせいだ。
いや、夏は好きだ。
『それはやりたくないことをやっているからさ』
『本来の君は、力に満ち満ちているんだ』
『力が出ないことをやっているから力が出ないのさ』
『カンタンさ。力が出ることをやればいいのさ』
『君がやりたいことはなんだい』
近未来ロボットアニメイションの銀髪の彼に似た彼の声が聞こえた気がした。
そうなのだ。
楽しいことだけやってたい。
楽しいことだけを積んでいきたい。紡いでいきたい。
やりたいことが日々やらなければならないことに埋もれていって、
本来の私を発揮できていないのだ。
「今日、河原で花火しない?」
LINEが来た。
とりあえず少し元気出た。
『友情』 完
友情
その情がいつか愛情に変わることを密かに望んでおりますとも、友愛など生温いものは要りませんから。
お題:友情
タイトル:同上
近くなきゃいけないのに、私にはほど遠い。
いきなり辛いお題。
その友情とやらは一体何なのだろうか?
他人に興味のない某からすればまったく分からん次元なのだが、まぁそれについて肯定的な方は人に恵まれた…ん!ん!ん!ちょとまて。そもそも類友という現象はあると思う。
まぁ性格が良いから人に恵まれるのか、で、肯定的になれるのか、おぉぉ゙わたしゃ性格悪いのか。
否、一寸短絡的か
まぁなんせ興味ない
友情
今のままじゃフラれるって分かってたから俺は君に恋愛対象として見てもらえるように必要に色々なことをした
でも君は全部友達としてやっているとしか思ってくれなかった
恋愛対象としてみてもらうにはこの友情はあまりに固すぎた
友情なんてなかったら君は俺を恋愛対象として見てくれた?
友情の途切れとはなんとも悲しいものだ。
私は、その悲しい途切れを沢山味わった。
でもあいつと出会い、その途切れは嬉しいものへと変貌した。
一生をかけて愛すと決めた
友情ってなんなの
どうしてそんなに脆いの?
ガラスよりも弱い関係なら友達なんていらない一人で生きていきたい。なのにどうして止めるの?話しかけるの?
どうせすぐ裏切るじゃんなのにどうして、、どうして?
友情
カエルくんには、友達がいました。
その友達はドジョウくんです。
二匹はいつも悪口を言い合っています。
ドジョウくんがカエルくんにいいます。
「やあい、カエルのおバカ。お前の母さんデベソ。お猿のお尻は真っ赤、カエルは恥かき、べそかけ、真っ赤。」
カエルくんはドジョウくんに言い返します。
「何を言う、ドジョウのアホ。ドジョウはヌルルヌ、泥の中。ドジョウの泥棒、ブタ箱へハイドウジョ」
いつも二匹は顔を合わせると悪口を言い合っています。カエルくんは悪口を言ってドジョウくんの顔が歪むめば、自分の勝ち。そういう遊びをしていると思っていました。
だから、一生懸命にドジョウくんが傷つくことを言おうとしました。カエルくんは悪いことをしているとは思っていませんでした。だって遊びだから。
ある時カエルくんはドジョウくんが、悪口を言い返してこない時が時々ある事に気が付きました。どんなにカエルくんがひどいことを言っても、ドジョウくんは少しニコッとして何処かに行ってしまいます。
そんなことが何度もあるので、カエルくんはたまりかねてドジョウくんに言いました。
「なんで、時々何も言わなくなるんだよ。」
ドジョウくんは答えます。
「だって、お前辛いことがあったんだろ」
カエルくんは言葉に詰まってしまいます。
「だからって、…。」
ドジョウくんは何食わぬ顔して、何処かに行ってしまいました。
確かにカエルの家は、毎晩お父さんがカエルやカエルくんのお母さんや妹に暴力を振るいました。カエルくんはそんな毎日が時々耐えられなくなりました。あんまり辛くて死んだら楽になれるかなと思いました。また、泣きながらお父さんなんて死んでしまえばいいと思いながら寝ることもありました。そんな日はお父さんが死ぬ夢を見て、泣きながら目を覚まします。そしてお父さんは死ぬほど悪いことしてない、死ななくていいと思うのでした。
そんな毎日でもカエルくんは明るく振る舞っていました。それでもドジョウくんにはわかったのでしょう。
カエルくんはその日以来、悪口を言う遊びがつまらなくなりました。なぜかドジョウくんも悪口を言ってこなくなりました。
友情の一撃
それは愛と信頼の証の拳
今まで築いてきたココロの御言葉
亀裂となるか、さらに深まるかはこの一撃を受ける覚悟で決まる
友情、なのだと信じていた。
しかし彼らと話しながらこちらを振り向いた嘲笑うような表情を見て、思い知った。
ああ、僕を利用しているだけだったのか。
彼らに向いた前面はなんとか保っている。だが背中側が破れ、僕の中身が砂のように流れ出しているかに思えていた。
そう言われて見ると、思い当たることは多かった。
二人の時はともかく、誰かが一緒のときには決してその輪に入らせなかったり、大事な用事について教えてくれなかったり、なにかあげるときには親切だけどそうでない時にはどことなく素っ気なかったり、僕の好きな物はいつまで経っても覚えてくれていなかったり。
そうだったのか、やはりそうだったのか。自分でも薄々気づいていて、それでも気づかないふりをしていたのだ。それをこんな形で見せつけて確信させるなんて。
僕は踵を返して戻っていった。
35年前、中学生の友人5人で欽ちゃんの仮装大賞に挑戦し、何度かテレビ出演した。
その時培ったチームワーク、仲間で発想、実験、失敗、勝利する事はずっと大人になってからも忘れなかった。
仲間はいつの間にかそれぞれの人生を歩み、連絡も取らず、遠い存在になっていた。
つい最近、その仲間達が車で6時間掛けて、
僕の店に来てくれた!
昔話に花が咲き、近況報告に相変わらずだと
喜んだ。
そして、約束した。又、皆で仮装大賞に出よう!!と。友情は培うもので、眠らせてはいけないパワーだと感じた!
友情なんて、。って言わずに辛いも楽しいも一緒に友達と味わう人生も良きよ!
友情か…。友人は数人いるけど、この言葉は深くまで考えたこと無かったから難しいなあ。
でも、私の大切な友人が辛い思いをして潰れそうになっていたら助けてあげたいよ。
誰彼構わずそうは思わないけど大切だって思うものは誰でも大事にしたいじゃん。
友情…
家に帰れば、お風呂が沸いたよ!って知らせてくれるオトモダチが居るし、留守の間電話番してくれてるオトモダチも居るし、家中至る所に茶色くてワンパクなオトモダチもたっくさーん居るから、全然さみしくなんてないの!