『友だちの思い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友だちの思い出
小学校低学年の頃の話。
私は炭酸飲料なるものを飲んでみたかった。
日頃、そう思っていたとき
友だちと遊ぶ約束ができた。
まだ自転車に乗れなかった私は
友だちと二人走って駄菓子屋へいった。
暑かった。真夏だった。
アイスを買って食べてから、
飲み物を買おう!ということになった。
私はメロンソーダを選んだ。
友だちも、おそろい!と、メロンソーダを選んだ。
ゴトン。
自動販売機から落ちてくる。
私は恐る恐る飲んでみた。
しゅわっ、
パチパチと、メロンの味。
さらに冷たさが夏にはちょうどいい。
私も友だちも二口くらい飲んで、
残りは家で飲むことにした。
私達は鬼ごっこをしながら友達の家へ。
「つかれた〜!」
「あ、メロンソーダ飲もう!」
「暑いしいいね!」
蓋を開けた。
その時だった。
メロンソーダが噴水のようにふきだしてきた。
おかげでメロンソーダまみれだった。
友だちが言った。
「あ!鬼ごっこの時、」
「……振り回して走ってたね」
二人笑い合った。
とてもいい、友だちの思い出。
ナツキとフユト【33 友だちの思い出】
ナツキが言った
「マナセちゃんって覚えてる?」
フユトは首をひねる
「いや…」
「山田マナセちゃんだよ、高校の同級生の」
「うーん…ちょっとわからない」
「えーっ、ひどい。彼女、フユトのことが好きだったのに」
「そんなの知らねーよ」
「告白されなかったの?」
「されねーよ」
「やっぱり」
ナツキが意味ありげにうなずく
「なんだよ」
「嘘ついちゃった」
「え?」
「マナセちゃんに、『フユトには好きな人がいるんだよ』って」
「なんでそんなこと…」
(つづく)
友だちの思い出
私には友達などいなかった。
思い出などない。
奴らは友達などではない。
私の人生を歪めた奴ら。
どういうつもりであんな事をしたのだろう。
友達面をされると腹が立つ。
それでも奴らとの思い出を語れというのなら、奴らが私に行った悪行の数々を話そう。
友だちの思い出の中に
何年先まで残っていられるのかなぁ……
幽霊になってしまった僕は
ポツンと独り言
#友だちの思い出
今は疎遠になってしまったが、私にも一応、友達と言える人がいた。かつてねるねるねるねで競い合った仲だ。
(友達の思い出)
友といれば、
最強な自分になれた。
泣いたり、笑ったり、
大人になっても
あの時間はキラキラ。
今の私を微笑ませてくれる
優しい時間。
教室で1番目立って居た
グレた態度で周囲の子を怖がらせてた
さーちゃん
先生もさーちゃんには手をやいていて
いつも一匹狼だったさーちゃん
けど
何故か
さーちゃんはある日
私の名前を呼んで
一緒に帰るぞ!と
命令してきた
さーちゃんはランドセルを
片手で肩に掛けて
私が帰る支度をするのを待って
一緒に帰る事になった
さーちゃんはいつもムスッとした顔だったけれど
この日は何故か上機嫌で
ゆっくりと歩いた
私はさーちゃんの後ろをついて歩いた
今度ねえ
あたしねえ 引っ越しするんだ〜!
そう言って
さーちゃんはニカっと笑った
そっか
元気でね さーちゃん
私は言った
あの教室の空気とか
嫌だったんだろうかな と
ふと今思う
さーちゃん
元気にしてるかな
貴方との友達の思い出
貴方が友達だった頃の思い出は少ない。
隣で笑いあってくだらない事で笑って
何処に行くも貴方が隣に居た。
そんな貴方は今白い服に身を包み、
私の隣で神父の誓いを聞いている。
そんな貴方は見たことの無いような顔で
涙を零し、
私を見て微笑んでくれる
貴方との新しい思い出
小学生の時は毎日のように
一緒に帰ったり
遊んだり、
けど、いつからかそれもなくなって
最初は寂しかったし、悲しかった
でもさ、一緒に遊べて楽しかった
もう会うことは無いけど
また、会えたらさまた一緒に遊ぼう
友達の思い出/夜凪
友だちの思い出?
友達ってなんだっけ?俺って結局友達いたんだっけ?
16ページ
ピロン ピロン
『あ、LINE来た』
今日どっか行く?みんなで居酒屋行くんだけど
『おっ丁度暇だし行こうかな』
行くー
ピロン ピロン
おkー 19時坂本前な
『アイツ返信はや』
とりあえず着替えるか…
着いたよ
『なっかなか来ねぇな。ふぅー寒寒』
ピロン ピロン
いや、アイツまじで無理だわ笑
誘ってくれてありがとうだろ笑
どうする?すっぽかすか?
『え?どゆこと?』
どしたん?
ピロン ピロン
あ、ごめん忘れて。
『は?忘れろって…これ誰のこと言ってんだ?』
これが友達の思い出。
ていうか
“元”友達の“最後”の思い出
略したやつだな
友達の思い出
華乃「未穂ちゃんこっち!」
未穂「まってまって、!」
水野「二人ともゆっくりね、」
華乃「後でね~」
未穂「授業おわりにね~」
水野「うーぃ」
水野「あれ誰やろ?」
未穂「あの子?」
水野「転校生かな?!」
未穂「だと思うけど、」
先生「このクラスに転校生がきました」
「稔美乃さんです。」
水野「ねね、稔美乃ちゃんって呼んでいい?」
稔美乃「話しかけてくれてありがとう!全然いいよ!」
未穂「水野~あっ稔美乃ちゃん!」
「あのさ、他のクラスに同じ稔美乃ちゃんと好きなもの同じ子がおるんよ!
会ってみない?」
稔美乃「えっいいの?」
水野「いいよ!むしろ会ってほしい」
みたいに3人と会った水野と未穂は前の学年で会ったばっか!こんな関わり方同じで打ち明けたの1人なんて、
友達との出会いが思い出!
皆さんもっと読みたいと思ってくれてありがとうございます。
かくのが心の支えです。
手に持った花火をくるくる振り回して
写真撮ってよ って 君が笑った
ドクンと鳴った シャッター音
焼き付いている
友だち最後の日
【友だちの思い出】
友だちとの思い出
授業中に隠れて写真を撮ったり
タブレットで会話したり
持久走一緒に走ると言って裏切ったり
間に合わないと廊下を走ったり
休み時間馬鹿げた話でずっと笑ったり
クラスが離れてもほぼ毎休み時間話したり
ノリでやって失敗したり
部活の愚痴言い合ったり
笑いながら日が沈む帰り道を歩いたり
この3年間友だちとの思い出が信じられないほどある
「まだこのままがいいな」
そう呟いたのは私の中学校生活が終わり門を出たとこだった
友達の思い出
昔からずっと隣でいてくれた大切な友達
もちろん喧嘩もするし
ムカつくこともあるよ
でもそれも今思えば
大切な思い出になる
だからどんなに喧嘩したって
最後にはいい思い出で終わるんだよ
私とあの子とはずっとそうだよ
ある日友人と喧嘩してしまった
今ではとても後悔してる
あの時謝っとけば
あの時何か話しとけば良かった
って…
これまでなにかいい事あったかな?
そして僕は思い切って言ってみようと思った
「ねぇ!」
放課後の誰も居ない2人っきりの教室で自分の声が響いた
上手く言葉が出ない
君は僕に背を向け帰ろうとした
僕は勇気を出して
「君の思い出って何?」
その時君はどち止まり僕に何かを言おうとしていた
君は僕の方を見て驚いていた
それは何故か…
僕は悲しかったのか目から大きな水の粒が流れてきた
「なんで…」
「嫌なら言わなくていい」
「僕と君がまだ一緒に居た時」
「君は良い思い出ってあったかな?」
そしたら君は
「いっぱいあるよ」
と笑いながら言った
わたしの友だちの思い出は
心にしまっておくの
みんなを裏切ってしまった
償いがまだ出来てないから
いつか会えた時に
蓋を開けよう
友達の思い出
こういうと、今ではもう友達でない人との思い出って感じがする。
幸いにも自分はまだ友人が故人になったことはない。
不幸にも恋人や家族など関係が進展したという話もない。
別れ話ならあるが、語っても面白くはないので黙秘。
そういえば、社会人になって新しい友達ってどうやって作るの?という相談を受けたことを思い出した。…失礼、少し盛ってしまった。正確にはそのような愚痴を聞いたことを思い出した。
なので、子供の頃どうやって友だちができたのだったか思い出してみようと思う。
公立の小学校から皆がそのまま公立の中学校へ行く中、中学受験をして1人新たな学校に来た私は最初のオリエンテーションで近くにいた人と話すようになった。友だちO君だ。積極的に人と話すタイプでもなかった私はO君とよく話す程度で2周間ほど過ごした。この頃になるとクラスのグループが固まり終える頃だった。
そこで、急に先生からの呼び出しを受けた。何が何やら分からず生徒指導室に行くと担任の先生と2人になった。
「O君と君は仲がいいよね?O君に変わった様子はなかった?イジメられてるとか。」
小学校の頃に、複数人に囲まれて石を投げられる程度のイジメを受けていた私は自信を持って答えた。「いいえ。」
どうやらO君は私立の中学生活が肌に合わなかったようだ。
あるいは私だけでは友達として物足りなかったのかもしれない。その後しばらくして彼は転校した。
困ったのは私だ。他に友達と呼べるほど仲がいい人はおらず、周りはすでにグループが形成されていた。
漫画などでボッチが休み時間に机に突っ伏している描写があるが、あれは本当だ。特に漫画やゲーム、携帯など娯楽の持ち込みに厳しい学校はそうだ。あとはもう小説しかない。
仕方なく、本を買ったり借りたりして読むか机に突っ伏しているかの日々を過ごしていると、ふいに後ろのグループの会話が耳に入った。「エヴァンゲリオン」について話しているらしい。どうやらグループ内でも知ってる者と知らないものがいるようだ。私はなるほどと思った。家に帰るとパソコンで調べて動画を見た。流行りを知れば友達が出来るかもしれない、特にまだ知らないやつもいるのなら尚更だ、という浅知恵だった。
がしかし、所詮浅知恵は浅知恵。盗み聞きしてしまった罪悪感と、それを利用した恥ずかしさからエヴァンゲリオンについて彼らに話をふることは出来なかった。なんで知ってるの?と聞かれようものなら…とにかく嘘が苦手だった。
結局いつも通り。そして中古の本屋で、エヴァンゲリオンの動画を見終えた後「らきすた」「灼眼のシャナ」と並んで次のオススメ動画に表示されていた「涼宮ハルヒの憂鬱」という小説を見つけたのだ。エヴァンゲリオンが面白かったので買ってみることにした。なによりも100円だった。
それを教室で読んでいると「それ好きなの?」と話しかけてくる人がいた。漫画も好きだったし、「デルトラ・クエスト」「怪盗クイーン」シリーズなど児童文庫も好きだった私は、小説の表紙にキャラクターが描かれている本を全く疑問に思わなかったのだ。カバーをかけるという発想がなかった。
ハルヒがどういうジャンルの本か、それを読んでる人に話しかける人がどういう人か、つまり私はそこからオタクグループに度々お邪魔することになるのだった。
長々とたいしたことでもない思い出話を書いてしまったが、面白かっただろうか?
何が言いたかったかというと、恥じらってたら友達は作れないということ。そして、自分は友だちを作った話ではなく、誰かに友だちになってもらった記憶しかねぇということ。
こんな俺でよかったら誰か友だちになってくださいね。
世界の何処かで待っています。
ハルの友だちのことは知らない
ハルは 大人しい子で
なかなか 友だちはできなかったらしい
俺達が ハルの友だちだ
楽しい思い出なら いっぱいある
去年 仕事帰りに
よく 一緒に お昼を食べた
はま寿司に すき家に コメダ!
ミスドや ケンタッキーも
俺は 食いしん坊である(笑)
食事の 思い出ばっかりだな
友だちはいる
いるにはいるがそれだけだ
なにかを一緒にやった訳でもないし
特別な思い入れはない
友人と呼べる人たちは
地理的にも距離が離れてしまい
新年の挨拶状で
「会いたいね」
と言うだけだ
親が転勤族だとそんなものだ
独立した今の友だちとは
これから1つずつ思い出と思えることを
積み重ねて行きたいと思う
「友だちの思い出」