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友だちの思い出
小学校低学年の頃の話。
私は炭酸飲料なるものを飲んでみたかった。
日頃、そう思っていたとき
友だちと遊ぶ約束ができた。
まだ自転車に乗れなかった私は
友だちと二人走って駄菓子屋へいった。
暑かった。真夏だった。
アイスを買って食べてから、
飲み物を買おう!ということになった。
私はメロンソーダを選んだ。
友だちも、おそろい!と、メロンソーダを選んだ。
ゴトン。
自動販売機から落ちてくる。
私は恐る恐る飲んでみた。
しゅわっ、
パチパチと、メロンの味。
さらに冷たさが夏にはちょうどいい。
私も友だちも二口くらい飲んで、
残りは家で飲むことにした。
私達は鬼ごっこをしながら友達の家へ。
「つかれた〜!」
「あ、メロンソーダ飲もう!」
「暑いしいいね!」
蓋を開けた。
その時だった。
メロンソーダが噴水のようにふきだしてきた。
おかげでメロンソーダまみれだった。
友だちが言った。
「あ!鬼ごっこの時、」
「……振り回して走ってたね」
二人笑い合った。
とてもいい、友だちの思い出。

7/6/2024, 11:13:41 AM