『友だちの思い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【短歌・病褥】
「自信作」初めて食べたその粥は
塩味が強くて優しかった
-燭台切光忠・へし切長谷部-
(友だちの思い出)
あなたと過ごした
何気ない時間
そのすべてが
今となっては貴重なもの
たとえあなたが忘れても
わたしはずっと覚えてる
―友だちの思い出
僕たちは付き合いが長い。
友達の時から今までずっと仲良しだ。
もちろんケンカもするけど。そんなにないし。
あちこち遊びに行って遅くなった日は親に怒られたりさぁ。テスト期間中勉強どころじゃなくなったりさぁ笑
友達期間が長い。僕はずっと忘れられない出来事がある。
君が初めて泣いた日だ。
いや僕が泣かせてしまったんだ。
あの日から僕は君を泣かせないと決めたんだ。
——-
『好きだよ』
「え⁈なにどしたの急にやめてよ!照」
『こんなに1人の人とこうして長くいられるのはなかなかないと思うし、君だからなんだろうなって。
いつもありがとう。』
「、、や、やめてよ。、、」
『あ、泣いちゃった、ごめん笑』僕は彼女を抱きしめる。
「、、、私だって、す、すきだよ。、これからも、よろしくお願いします照。』
『ははっ。うん、もちろん!こちらこそよろしくお願いします!』
ぎゅーっと抱きしめる力がお互いに強くなる。
強く、
『いだだだっ!笑笑ちょっと!笑強く抱きすぎ!』
「離さないんだからっ笑」
あははっと君が笑えば僕は幸せ。
『友達の思い出』
私の1番の親友が昨日亡くなった。あっという間の出来事だった。私は今高校2年生でその子は中学の時の親友。今は高校は別だけどたまに連絡をとって遊びに行っていた。でももう会うことは出来ない。その子から高校であまり人間関係が上手くいっていないことは聞いていた。でも私は話を聞くだけで解決に導くことは出来なかった。
私がそのこと最後に会ったのは1か月ぐらい前のお祭りのときだった。その時はお互いに悩みも忘れて楽しんだ。と思っていた。お祭りでは知り合いもたくさんいて。私は友達いないかなぁと密かに探していた。しかし彼女は違った。いじめの主犯格が居ないか気が気ではなかったのだ。お祭りでその主犯格の子に会うことはなかったけれど、私の親友はずっと怯えていた。
それが私と彼女の最後の思い出。
友だちが中学の思い出を話していた。
あの子はとても楽しそうに話していた。
私に話題を振ってきた。
私には楽しい思い出なんてなかった。
中学では隅に居るような人間だったから
高校デビュー成功しても
過去が変わらないから
今こんな子だから
私がクラスの隅にいたなんて思わないんだよね。
私も楽しい思い出があったかのように話した。
友だちは楽しそうと言っていたけれど
私は友だちの思い出が羨ましかった。
─────『友だちの思い出』
『友達の思い出』
人付き合いが苦手な僕には、友達と呼べる人が少ない
それでも、いないわけではない
自分から近づくのが苦手なだけ
楽しかった思い出もあるし、辛かった思い出もある
だけど、いつだって見捨てたことはないし、見捨てられたこともない
どんな時も寄り添い合っていた
それが僕の思い出
初めて友達ができたのは、5〜6歳の頃。
内気で友達が1人もできず、保育園でいつも1人でいた私に、先生が「あの子と友達になったら」と話しかけてくれた。
多分自分からは言えなくて、先生がきっかけを作ってくれたんだと思う。
もうそのきっかけは全く覚えていないけど。
初めての友達は、礼子ちゃん。
わたしのたった1人の友達だった子。
多分その子も人見知りで、ひとりぼっちだったんだろうな。
同じような2人をそっと結びつけてくれた先生、めちゃくちゃ優しい。
そして、一人一人の子をちゃんと見ていてくれたんだと思う。
小学校に入っても、ずっと仲良しの友だちで、毎日のように遊んでた。
いっしょにいても気を使わない、特にはしゃぐ2人ではないけど、とても気が合っていっしょにいるだけで良いって感じの関係だった。
上級生になってクラスが分かれて、なんとなく疎遠になってしまった2人。
何せ性格が似てるから、お互いにもうクラスも変わって親しい友だちができてるんだろうなぁ、私なんてもう忘れられてるに違いないなんて思って声もかけられなかったんだと思う。
今ならそんな事気にしないで、話しかければよかったのに!って思うけど。
幼い2人にはそれができなくて。
だけどずっと忘れられない、懐かしい存在。
今でも故郷の町に行くと、礼子ちゃんどうしてるかな?って思い出すし、町で偶然会ったりして!なんて淡い期待をしてみたり。
会っても2人ともおばあちゃんだから、多分わからないだろうな。
でも、何か感じるはずだとも思ったりする。
私の友だち第一号は、一生礼子ちゃんなんだからさ!
友達の思い出
いっしょに泣いてくれた
おともだち
助けてくれたおともだち
など
長くは続かなかったけど
…
親しくもなれないけど…
でも
そこには
優しさがあった
温かさがあった
それだけでいい
ありがと
拙いことばで
人には伝わらないけど
それでも
すこしでもつたわれば
いいなぁってきもちで
かいてます
見てくれてありがとう
ございます
かんしゃ
秘密基地。
親友の君と僕だけの秘密基地。
そこで一緒に遊んだり、おしゃべりしたりしたよね。
君の弾けるような笑顔を見て、
辛い時は寄り添ってくれる君に、
僕は恋してしまった。
僕は今日、君にこの気持ちを伝えようと思うよ。
〜友だちの思い出〜
友達となんかいろいろあっても
結局振り返って見る友達との思い出はキラキラしてる
─────「友達との思い出」
「友だちの思い出」
私の友だちはいつも何が思い出に残っているのか分からない。
テストの事か?それとも違う子との遊びか?何だろうと考えてしまう時がある、友だちの思い出は何だろうと。
友達の思い出。
あの日のあの夕焼け。一生忘れられない思い出だな。。
変わってしまったと思うのは
時の流れのせいなのだろうか
そして、それはきっと自分もだろう
変わってしまった
だから、その陳腐な言葉は、酒と共に飲み下した
同窓会とはやけに苦い味のビールが出るものだ
お題:友達の思い出
友達の思い出
友達ってなんだろうなってふと思う時があるんだよね。
喧嘩したり、信じれなくなったり、急に普通に話すようになったり。いろんな思い出があるな。
でも、友達は多くなくてもいることだけで幸せ。
「…引っ越し?」
「うん、結構遠くに行くことになっちゃった」
平然とした態度で、隣にいる親友__トモコは事実を伝える。
引っ越し。意味がわからない。何故そんな平気そうなのか。
悲しくないのか。私が嫌いだったのか。
(否定したいけど、否定できない。トモコも、こんな私に愛想が尽きたのかな)
「__楽しかったよね、色々」
(何で今さらそれ言うの)
「……そうだね」
「二人で買い物に行ったときはさ__」
それからトモコは、思い出を話し始めた。止まることなく。
(…速く、どっか行けよ)
ふと、あることに気づく。
トモコの語る声が段々頼りなくなっている。
そして、最後には、「ごめんなさい。ごめんなさい」とすがりつくように、私に謝る。
「ほんとは、引っ越し、なんか…行きたく、ないんだ。ユミと、一緒に、いたいよ」
__友達との最後の思い出。
じぃわじぃわと、蝉が鳴いている。
食卓には、母が盛り付けた色鮮やかな野菜のサラダが、ガラスの器で出されている。
こんな時は、あのひと夏を思い出す。
* * *
サンダルの裏で踏み締めた小石は、朝から太陽に晒されて、すでに熱を持っている。蝉の声が、うるさいほど耳に響く。叔父の家から、祠の脇を通り、近くの川まで歩いてくるだけで、ぼくはもう汗をかいていた。
川べりにしゃがみ込んで、指先を浅い水に浸けてみる。
気持ちいい…。
この夏休みに入って、母が急に入院することになり、ぼくは山間の叔父の家に預けられることになった。
それまで、親戚の葬式でしか顔を合わせたことがなかった父親の兄は、寡黙な人だった。たぶん、ぼくとどう接していいかわからなかったのだろう。
独身の叔父の家には、ゲームも漫画もない。ぼくも、何を話していいかわからず、日中畑仕事を手伝った後、黙々と食卓を囲むだけの日が二、三日続いていた。
「何してんだ?」
唐突に、頭上から声が降ってきた。
しゃがんだまま見上げると、ぼくより少し歳上らしい背丈ーー中学生くらいだろうかーーの人影が立っていた。
逆光になっていて、顔はうまく見えない。
「や、別になにも…」
叔父の家にいても、やることがない。持ってきた学校の宿題も終わってしまったし、遊べる知り合いもここにはいない。つまり、暇を持て余している。
「そかそか。じゃ、おれと遊ぶか?」
声の輪郭がぼやけたような、不思議な話し方だった。この人影が来てから、少しひんやりとした涼しさも感じていた。
「うん、いいよ」
相変わらず、相手の表情は見えない。でもなぜか、笑ったような気がした。
それから数日間、ぼくとその相手は、色んなことをして遊んだ。川沿いで待ち合わせては、蝉取りや、木になっている果物を食べたり、上流の沢に行って泳いだりもした。あまり、お互いに踏み込んだことは聞かなかった。彼は、本当に泳ぎがうまく、水をかく指の間に、薄い膜があるように見えた。
「危ないところもあるから、一人では、泳ぎに来るなよ」
「足がつかないから?」
そう聞くと、彼は困ったように頭をかいた。
「おれの仲間に、ふざけて、水中から足を引っ張るやつがいるんだよ」
なんの冗談なのか…?
ぼくは、急に体が冷えたような感覚に身震いした。そういえば、どんなに目を凝らしても、彼の姿ははっきりとは捉えられないのだった。
「それって」
「…さて、楽しかったな。そろそろ帰るか」
帰り道は、二人とも無言で歩いた。
いつもの川のところまでくると、彼は、じゃあ、と片手を上げた。
「気をつけて帰れな」
「あの、ありがとう」
そう言うと、ちょっと驚いた気配の後に、「おじさんにもよろしく」と返事が来た。
「叔父さんのこと、知ってるの?」
「ああ、キュウリおいしかった、って言っといてくれ」
キュウリなんか、誰かにあげたりは…いや、昨日、祠に採れたての野菜を供えに行ったな…。
「君、って…」
彼は手を振って、こちらに背を向けた。ごそごそと平たい何かを懐から出して、頭の上に乗っける。
あの祠に祀ってあるのって、たしか…。
帰ってその話をすると、叔父は変な顔をして聞いていたが、祠へのお供えものには、明らかにキュウリの割合が多くなった。それから、叔父とも少しずつ会話が増えた気がする。
* * *
その後、また彼と会えたことはないが、久しぶりに叔父の家に行ったら、あの川と祠に行ってみたい。たくさんの野菜を持って。
『夏の川と童』
(友達の思い出)
「友達の思い出」
友達の思い出と言うより
大切な人との繋がりは
ここの人達
しか思い浮かばない
いろんな意味で
私の中で変われた感じするから
なかなか本音言って怒る人なんか居ないょ
教えてくれてありがとう
言われると言う事は
まだ相手にされてる事?
昔の友達より
今の人達が繋がってる方が強い感じがする
人はどう思われてるのか分からないくらい
私の中では 怖いけど
ずっと 考えさせられる
ずっと前から
この先も
頭から離れないから
彼は何時もパン1でした
家に遊びに行くと
大抵 パン1でした
彼はエビせんに七味マヨネーズを
こよなく愛してました
飲み物は三矢アップルでした
彼の弟もパン1でした
弟は魚肉ソーセージにマヨネーズでした
彼はマギーシローさんが好きでした
彼はよく真似てました
よくハンカチの話をしてました
私は爆笑してました
彼は伊東四朗さんも好きでした
やはり真似てました
よくナウゲットチャンスと言ってました
もう遥か遠い昔の事
急に居なくなるから…
今はあなたにほめられたくて今も1人挑み続けてるよ…
今日も真似して…
いつかかならず会えたら…!
友だちとの思い出、ではなく、友だちの思い出。だから友だちに聞こうと思ったのだけれど、やめてしまった。彼女は初めての身近な死に傷心中だから。
友だちの思い出、たくさんあるはずだけど全部なくなってく