友だちの思い出』の作文集

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友だちの思い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/6/2023, 12:19:52 PM

〜友達の思い出〜
あんなに尽くしてたはずなのに
離れる時は一瞬で
何事も無かったようになる
そんなもんなんだな
だから、結局自分を大切にするべきなんだ
自分を一番にかんがえるべきなんだ

7/6/2023, 12:17:59 PM

もう友だちと呼んでもいいのだろうか
私はもうそんな気持ちでいる
君との会話にでてきたキャラクターを街で見かけて
思わず笑った

7/6/2023, 12:16:55 PM

どくん どくん
絵を書くたびに
心臓が
波打って

うるさい
けど
心地いい

あいつは
ここにいるから

7/6/2023, 12:16:26 PM

「すみませーん!ごめん下さーい!」
パタパタパタパタ、スリッパで駆けてくる音がする。
「はぁーい、ちょっとお待ちくださいね」
がらがら、と建て付けの悪い引き戸をひいておばさまが出てきた。私の姿を見て大きな目をぱちくりとする。
「はじめまして。私、前日連絡させていただきました、阿久津と申します」
にっこりと笑って、自己紹介をした。

いかにも日本というような和式造りの家。
ちゃぶ台のある部屋へ通されて緑茶を一口いただく。
おばさまは、私のようなものが来ると思っていなかったのだろう。私のような、幼い子どもがくるなんて。
身長が一五ニセンチの子どもが全く知らない他人の家を訪ねてくるのは、想像できなかったのだろう。
先ほどからちらちら私の顔を窺っている。そろそろ本題に入った方が良いだろう。

「こちらに窺ったのは、私の祖母についてお話ししようと思ったからなんです。実は認知症になってしまいまして、最近は昔のことをよく話すようになったんです。まるで子どもの頃に戻ったみたいに。よっちゃんがよっちゃんがって、ずっと言ってて……それだけなら知らなかった事を知れて良かった、で終わるんけど、最近は何か物を探し求めるような感じで」

「あ、言い忘れていたんですけど、祖母の名前はセツ子です」
「ああ!セッちゃん!懐かしいわぁ。私のセッちゃんはね、ほんとに仲良くて、双子みたいに息も合ってね。二人でいろんなところへ行って、ちょっとした悪戯もしちゃって、そうそう、秘密基地も作ったのよ」
手を合わせて、ふふっと笑って楽しそうに話してくれる。二人の仲が良かったのが伝わってきた。

「はい、祖母から佳子さんのことを聞いてここまでやってきました。なんとか、調べ上げて。すみません、勝手に」
「いいのよいいのよ、私のこの家の住所は変わってないからね、住所碌を見たら分かっちゃうもの。昔は個人情報なんてガバガバだったの。気にしないで。ところで、セッちゃんが何を探しているのかしら?」
軽く身を乗り出して聞いてくる。目をキラキラさせて。
「あの、ポポットって言ってるんです。私には全く分からないのですが。ご存知ですか?」
「ポポット……!合ったわねぇ、そんなの」
 
私持ってるかしら…、と立ち上がって家の奥へ入って行った。ポポットってなんだろう。聞いたことがないし、物なのか合言葉なのか、ずっと考えてきたけど、こんなに簡単にわかる人がいるなんて!
少しの間待っていると、おばさまは何かを持ってやってきた。木製の人形がピアノ三体ついた作りのもの。なんだろう。
「あったあった。これはね、オルゴールなの。秘密基地を作ったっていっていたでしょう?その時に秘密基地に置いていた私たちの宝物なの。私の親戚が買ってくれてね、仲良く二人で曲を流して聞いていたの。それで、この子がポポット」
人形のうち一体を指す。
「この子たちの名前だったのよ、実はね」
ウインクをして自慢げにおばさまは言う。
「あなたがきてくれて本当によかった。じゃないとこのオルゴールのことも、この子たちのことも忘れてしまっていたんですもの。セッちゃんは覚えていたのね」

しんみりとオルゴールのからだを撫でている。
「ねぇ、セッちゃんに会わせてくれないかしら?もうずっと会っていないから。ほら、互いが生きてるうちに会っていたいじゃない?」
「もちろん!会いにきてください!」
「ふふっ、じゃあ今度お邪魔するわね」







「セッちゃん!久しぶり!佳子だよ?よっちゃんだよ!わかる?」
「よっちゃん……?」
日をおかずにやってきた佳子さんにおばあちゃんは最初分からない反応を示した。
でも、
「よっちゃん!久しぶりだねぇ!元気してた?」
すぐに思い出したようだ。ポポットも持ってきてもらって、探してたのを目にして安心したみたい。
おばあちゃん、よかったね。

7/6/2023, 12:14:36 PM

思い出と聞くと、どこか旅行に行ったときやなんかの行事とかが思いつく
旅行とか行事とかって頭の中に残りやすいから必然的に「思い出」となってしまう
でも、思い出ってなんでもいいと思う
実際旅行とか行事とかよりも楽しいことはたくさんある
思い出は一つだけじゃないし無理に見つける必要も無い
頭の中に一番残ってることが思い出!!!
だから…体育祭や音楽祭とかの行事でもいいし、友達と遊び行ったことでもいいし、部活で活躍したこと、たくさん友達と話したこと、恋をしたこと
なんでもいい
日々の日常生活そのものが自分の思い出だっていい!!!
私が言いたいのは思い出は一瞬!!!

7/6/2023, 12:12:03 PM

ディズニー行ったりお出かけしたりごはん食べたり恋バナしたり。いつも付き合ってくれてありがとう

7/6/2023, 12:11:26 PM

黄色いプラスチックのお弁当箱で

ご飯の上いっぱいにのった唐揚げを

美味しそうに頬張るあの子の顔は

僕の中学時代の

唯一の綺麗な思い出

当時僕はご飯を食べるのが苦しかったけど

そのお弁当はとても美味しそうに見えた

7/6/2023, 12:08:11 PM

中2

友達との思い出











(´;ω;`)ウッ…

陰キャやから

友達との思い出とか、、、

ない、、、

やばいw泣きそうww

7/6/2023, 12:08:04 PM

「あんなことあったよね」

そう話しても

「そうだっけ?」
「忘れちゃった」

覚えているのは私だけ

7/6/2023, 12:01:44 PM

あのときめっちゃ笑ったよね

そしてたくさん喧嘩したよね

体調悪いときは薬あげたり

あち〜って言いながら帰ったり

最高に楽しかった。

大人になってもあなたに会える幸せ

また遊びに行こうね

7/6/2023, 12:01:01 PM

友達の思い出、と聞いて頭に浮かぶのは、唯一結婚した友人の事だろうか。
俺の周りは所謂オタクばかりで、異性の気が見て取れる様な奴は全くと言って居なかった。勿論皆見目は悪くは無いし、人間としても面白く、良い奴ばかりなのだが。つまり恋愛よりは推しが大切なのだ。此れには世の中のオタクの半分が頷いてくれると思う。
因みに俺はそこそこ恋愛をこなしてきた訳だが、そもそも同性愛者であるので、大っぴらに話をする事も無く、勿論結婚やら何やらも出来ないので論外としておこう。
前述した友人は、仲の良いグループの中でも服装等のセンスが良く、さっぱりとした性格の女性である。高校からの付き合いで、社会人になってからは暫く連絡は取っていなかったが、SNSで様子は見ていたので疎遠になった感じは無かった。ただ、SNSでは推しへの萌えを語る彼女しか見た事が無かったので、結婚式の招待が届いた時には酷く驚いたものだ。何せ、全く匂わなかったのである。相手の男性の存在が。まあ元来謎の多い女性ではあったし、彼女が決めた相手ならば悪い者では無いだろうという、良く分からない確信もあった。
然し結婚式など、四半世紀と数年生きてきて初めての経験であるし、更には大事な友人である。謎に張り切ってしまった俺は、8万のオーダーメイドスーツを買った。因みに俺はXジェンダーである。実際ドレスばかりの会場では些か浮いていたが、男性と形式は同じなので失礼では無かった様に思う。
式で見た彼女は、純白のドレスに身を包み、見知らぬ男性の横で少し緊張した面持ちで挨拶等をこなしていた。他人なのだから当たり前だが、皆自分の預かり知らぬ所で、新しい関係性を構築していく。それに少し寂しい様な気持ちになりながら、新しい門出を心から祝福した。尚、見慣れない服装ではあったものの笑った顔は何時もの彼女であったし、式の曲に昔から大好きなアーティスト(あまり結婚式向きでは無い)を選んでいて、変わらないものもあると安心したりもした。仲良しグループの高校時代の写真が出てきた時は、何処から持って来たんだ!?と少しダメージを受けたが。十何年も前の写真など、恥ずかしさしか無い。あの頃より垢抜けていると良いのだけれど。
因みに、その仲良しグループのうち、俺と彼女以外の二人が喧嘩別れしているのだが、其れはまた別の話。

7/6/2023, 11:57:44 AM

冬。

友だちの家の、庭のたらいの水も凍る頃。
友だちと、氷を集めて紐を通し、
庭木に吊るしてゆく遊び。

陽(ひ)が上がるにつれて、氷が溶け
紐を残して、
最後、カシャーン…と落ちる。

その音が響く縁側。
一緒にお菓子を食べながら。

友だちの思い出。

7/6/2023, 11:52:45 AM

友達で旅行に行った事だとか、
家族でパーティを開いた事とか、
恋人とデートした事だとか、
そんな友達の思い出を聞いていると、
たまに私は無性にそれらを食べてしまいたくなる。
食べたって私のものになるはずないし、
私のひとりぼっちの日々が変わるはずないのに。
だけれど、一口だけ食べてみたい。
きっとそれは口の中でとろけてしまうほど美味なのだろうから。

7/6/2023, 11:43:38 AM

書く習慣/93日目。

「 友だちの思い出 」…


このお題…
( ͡° ͜ʖ ͡°) (^ω^ )

私「友だちとの思い出、じゃなくて
友だちの思い出って…
答えを聞きに行かないとダメやないかい!」

( ^ω^)キェェェ

私「と言う事だから君の思い出話を」

友「単発してナヒーダぁぁ!当てた」

私( ^ω^)←(爆死)

私「じゃあ、次…」

友3号「デートでデ⚪️ニー行った事かな?」

私( ^ω^)←(チケット高くねって思ってる)

私「次、友だちなのかしらんけど」

店長「もっと敬えアホ……そうだな、このお店で店長になった時の話でも…」…

私( ^ω^)←(そんな事よりトイレ掃除を誰に押し付けようと考えてる)


( ^ω^ )…内容が…亡くなった。


・・・代わりに私の思い出を…


あれは確か、卒業後のうちあげ…
クラス全員で焼き肉食べに行ったな〜

その時、ロシアンルーレットを
激辛コンガリ肉を3つ作ってやってたけど
まさか、最後の1つ(辛子大盛り)を食べる事になるとは…いい思い出だったな…
(平然と食べてた事に悪魔だわと言われた)

( ^ω^)「まぁ酷い!」
↑ 激辛コンガリ肉つくった犯人。

…でも、まぁ焼肉は美味だった!

そんな思い出だ。



君達には、どんな思い出があったかな?

1年以上…仲のいい友達は大切にするのじゃぞ
2〜3年以上経っても友であるなら…

2〜3ヶ月経ったらウホウホと虫の様にどっか行く彼氏や彼女よりも理解できるからね

異性同士の持つ友情以上なんて、
ほぼ恋人とか夫婦みたいな感じだし

まぁ…ずっと友人関係ってのはあるけど。


君も、貴方も、汝も…仲良く

ずっと、
 マイ…フレンド 
  👦👉✴︎👈👽

遊んだり、笑ったり、喧嘩したり、泣いたり、
そんないろいろ出来事があっても…
直ぐにバカし合える…
そんな仲である様にいるのじゃぞ…
後…恋人同士でもそうであれ。


では、また明日…

  友情のデュエル(♪)!

   を流しながら盛り上がってた。

7/6/2023, 11:43:26 AM

友だちの思い出

入学式で初めて会って

それから仲良くなっていった

カラオケに行ったり

一緒にご飯を食べたり

体育祭は一生懸命走った

1位をとった時は

自分のことのように喜んだし喜ばれた

喧嘩もした

でもいつの間にか

友だち

いや

親友より近い関係になっていた

これからもよろしくね

そして

これからもたくさん思い出作ろうね

7/6/2023, 11:39:01 AM

窓越しに見えるのは君の誰よりも努力している強い姿でした。
今日も私は誰もいない図書館から1人、バスケットを練習しているかっこいい横顔を見つめる。
私が今見つめているのは、川上翔吾(かわかみしょうご)だ。同じ学年の別のクラスの同級生。
隣のクラスでもあんまり目立たないポジションにいる男子だ。でも、誰よりも早く来て、準備して努力している彼を見るのが私の日課だった。
彼を見つめていると、彼以外の部員がやってくる。
でも、彼達はまるで翔吾がいることさえ気づいていない
ように練習している。
まるで、小学生の女子が好きな男の子を取られたからってみんなで無視するような態度だ。
はぁー、本当にイライラする。
無視して、同じ部員の仲間にですら声をかけない。
翔吾は1番最初に来て何もかも準備してるのに。
お礼の一つもない。見てて呆れる。
「ピピピー、ピピピー」
イライラしながらも練習をしている翔吾を見ているとあらかじめ設定しておいたタイマーがなった。
もう、戻らないといけない時間か。
図書館には時計がないからこうして、タイマーを測っていられる時間を決めているのだ。
もっと見ていたかった。
戻りたくない。
ため息をつき、重たい腰を上げて教室に向かう。
教室に入るとみんなが近くによってくる。
「紗夏ー (さなつ) どこ行ってたの?
毎日この朝の時間にいなくなるよねー?
荷物は置いてどこ行ってんのよー?」
そんなクラスメイトの言葉に笑って返す。
「別に〜、てかさ、昨日のドラマ見た!?
めっちゃ最高じゃない?かっこよすぎてやばすぎー」
図書館に行ってたことは言いたくなくて、言えなくて話を変える。
そしたら何人かの女子がまた集まってきた。

「紗夏見るの早すぎー!もう見たの?」
「見た見た!!私の〇〇くんへの愛は大きいからね!
今週の〇〇くんもやばかったよー
見てない人即見るべし!」
そうやって、クラスメイトと長い間話していると5分前のチャイムがなった。
席について、次の授業の準備をしていると
「さすが一、、クラスの人気者!やっぱり明るくて喋りやすいからみんなが集まってくんのかな!」
後ろの席の海(かい)が喋りかけてきた。
「何〜、おだてても何も見せてやんないぞー」
どうせまた、宿題忘れて来たんだろうけど。
「そんなこと言うなよー、みんなやってなくて頼れるのお前だけなんだよー、一生のお願い!頼む!!」
仕方ないな。
「もうしょうがないな。はい、ここねー」
そう言って見せてやると、他の男子達も俺も俺も!って言って私のノートを囲む。
はぁー、自分でやってこいよ。
人がやったやつを当然かのように写しやがって!
そんなことを思いながらも見せる私も私だ。
授業まで残り少ない時間を終えて、授業が始まる。
その時の授業はよく生徒にあててくる先生の英語の授業で私も当てられた。
「はいー、ここの問題白石、訳せ。」
だる〜
めんどくさく思いながらも立って答える。
「ここは〜〜〜で〜である。」
訳せと言われたところを迷いなく読む。すると
「おー、完璧だ。」
褒められた。
「まぁ、先生の教え方が良いからですかねー
いつも、ありがとうございます!せんせー?」笑顔で言うと、先生は褒められて機嫌が良くなったのか
そこからは笑顔で授業をしていた。
ほんと、単純で扱いやすー。
そんなふうに授業を終えると、先生に呼び出された。
「白石ー、ちょっと、このプリント準備室まで運んでくれんかー?ちょうど、係の子が休んでてな。」
めんどくさ。私じゃなくても他の奴らに頼めよ。
そう思ったけど、私は笑顔で言う。
「はーい、先生100円!」
「バカ言えー、そっからそこだ一頼むぞー」
そんなふうに先生を冗談言って笑う。
すると、クラスの男子が声をかけてきてくれた。
「紗夏手伝おうかー、1人じゃ大変じゃね?」
ぉー
・ありがたい。じゃあ、少し持ってもらおうかな?
「ありがと、じゃあ、」
お願いっていいかけると、その男子は他の女子から呼ばれた。確か、付き合ってる彼女だったかな?
「ねー、ちょっと来てよー」
さすがに呼ばれてるのに手伝わせるのは気が引ける。
「行ってきていいよー1人でも大丈夫だしー」
そう言うとその男子は申し訳なさそうな顔して、彼女の方へ向かった。
「はぁー、行くか。」
私はノートを抱えて準備室へ急ぐ。
別のクラスのやつから時折絡まれながらも、準備室に着いてノートをおろす。
「はー、めんどくさい。他の奴だって暇そうにしてたじゃん。そいつらに頼めよ、あの単純教師一。」
愚痴にながらもノートを置いて準備室を出る。
私もそんな言うなら別になんか適当に理由つけて断ればいいのに。
ただ、笑顔でふざけていいですよーなんて、良い子ぶっちゃって。
時々、疲れる。

みんなに笑顔振りまいて、明るくて喋りやすい自分を演じるのは。
だけど、そんな自分からなかなか抜け出せないしょうもない私だ。そんな自分が大っ嫌いだ。
暗い気持ちになりながら図書館へ向かった。
なぜか、無性に今期吾の姿が見たくなったんだ。
今日も練習やってるかな?
今日も誰1人いない図書館に入っていつもの席に座って彼の姿を見る。今日は練習はないみたいだ。
けど、翔吾は自主練をしていた。
バスケットの基本から初めて、シュートをうっていた。
そんな今日も地道に努力している翔吾の姿を見て少しだけ心が明るくなった。
次の日
昼休みを沢山の友達と過ごしている時
「ねぇ〜ね!
今、バスケ部が1年生対2年生で対決ゲームしてるんだって!
みんな見に行って良いみたいだし見に行こうよ!」
バスケ部の話が出てきて思わずびっくりして反応してしまう。
「えっ?バスケ部が?」
「うん。今やってるんだって!
てか、そんな反応して興味あるの?
まさか、とうとう紗夏にも気になる人ができたのか?」
ギクっ、しまった!明らかにこんな反応するべきじゃなかった!
「まさかー、好きな人なんてできてないし〜
珍しいと思っただけだし。」
慌てて弁解すると友達はニヤニヤして
「えー、ほんとかな?
とうとう、紗夏にも春が来たか!余計に楽しみだ?」
違うってー!からかわれながら私達は体育館の中に入って見えやすい所へ移動した。
私の目は自然と翔吾と方にいっていた。
いつも見ていることもありすぐ見つけられた。
隣で友達がキャーキャー言ってる中、私はドリブルをしている翔吾のほうを見つめる。
「ねー、ねー、みて!紗夏!!
めっちゃ、かっこいいんだけど宗治(そうじ)先輩!」
あぁ、あの先輩か。私はあんまり好きじゃない。いつも、朝練の時絶対翔吾の次に来るのに準備されてるのが当たり前みたいに他の子と練習してるからだ。
そして、隣に一生懸命練習している人がいるのにずっと、ふざけて練習しない時だってあるし。いつだって、真面目に練習していない。
「うん、そうだねー」
適当に返事をして、眺めていると少ししてからちゃんとした1年生対2年生のゲームが始まった。
試合が始まってあと10分ぐらい残っている時翔吾がシュートを外してしまった。
「ねぇ〜、あの子さっきからあんまり動けてないし、チームの役に立ってないよね?
誰だっけ?あの他のクラスのー」
他の友達のそんな声が聞こえてきた。
何も知らないくせに、そんなこと言わないで。
それに全然そんなことないし。
確かにシュートは外したけど、周りを見てどういう動きをすればチームがいい方にいくか考えて動いてると思うし。誰よりも努力してる。
私はそんなふうに言われてムカついて思わず言ってしまった。
「別に、誰にでも失敗はあるでしょ。
人が頑張ってる姿を侮辱するなんてサイテー
しかも全然役に立ってない訳じゃないし。
何も知らないくせにそんなこと言わないで。」
しまった。ついついムカついて言ってしまった。恐る恐る友達の方を見ると
びっくりした顔でこっちを見ていた。
「どうしたの?急に?しかも、あの地味な子を庇うなんて?怒るなんて珍しい。紗夏らしくなくない?」
まだ、全然私の言葉が響いていなくて呆れてもっと言おうかと思ったけど、友達の最後の 紗夏らしくない と言った言葉に冷静になって、
笑って返した。
「なんてーね!あんたねー、そんな言い方しちゃいけませんよ!お母さんはそんな子に育てた覚えはありません!」
いつもの私に戻れて、ほっとしていた。
友達もそんな私の様子にほっとしたようにふざけて、言葉を返してきた。
そして、バスケ部のゲームが終わって1人になれる場所になった時、後悔した。なんであんな言い方したんだろう。
でも、別にあんなことを言ったのは後悔していない。頑張ってる人を見てあんな言う友達はサイテーだし、間違ったことは言ってない。
逆に、図書館であんなに頑張ってる姿を見て何も言わない人はいないだろう。
だからって言い方ってもんがあっただろう。
私のバカ!学校では明るくて誰とでも喋れるのが私。それが私。そうじゃなくちゃいけないの。あんな私は求められていないのだから。
昔のことを思いだしそうになって慌ててもう考えるのをやめる。
深呼吸をして教室に戻った。


教室っていつもと同じように授業を受けてそして放課後になり、図書館に向かい図書館で1人翔吾を見る。
いつもみたいにただ翔吾の姿をぼっーと見ていると翔吾がふとこっちを向いた。
今までこんなことなかったから驚いた。
翔吾はこっちを向いてびっくりしたように目を開いて固まっていた。
私達はどちらから目を逸らさずにただただ見つめあっていた。
すると、いつもの合図のタイマーがなってその音で我にかえった。
ほんとうにびっくりしたな。
目が合うなんてはじめてだった。
でも、少しでも翔吾と目が合ったのが嬉しかった。この感情は恋なのかもしれない。
今まで恋なんてしたことなかった。
だからこの気持ちわわ具体的には表せれないけど、なんだかむずむずしながらこの日は家に帰った。
この日を栄に私達は色々なことが合わさって廊下で会うようになった。
そして、いつの間にか図書館から見るだけじゃなくて少しずつ話すようになった。
ある日申し訳なさそうな顔で言ってきた。
「紗夏さんと話すのは申し訳ないです。
俺といると、紗夏さんまで悪く思われると思います。俺って、地味で何も取りえがない人間なので。」
なんでそんなこというの?
もしかして、私が嫌になった?
私は楽しかったけど、そう思ってたのは私だけだった?
悲しい気持ちになって俯いていると
「え〜、どうしたの?
隣のクラスの子だっけ?こんな子と紗夏が話してるの初めて見たよ~」
私の友達が何人かでこっちによってきて笑っていた。
何で?別によくない?私の勝手じゃん。
しかも、翔吾のこと地味な子って目の前に本人がいるのに。しかも普通に言うとかサイテー。
「あのさぁ、この前から思ってたけど人のこと見た目で判断するのはやめて。
バスケの試合見に行った時もそんなこと言ってたよね?しかも、私が誰と話してたって私の勝手だし。私の好きで話してるの。それをそんなふうに翔吾のこと悪く言わないで。」
しまった。
そう思った時にはもう遅かった。
みんなは私の言葉に驚いていた。
そのうちの1人が急にニヤニヤしだして
「え〜、そんなふうに言うんだ~。
なんか、びっくり〜。
もしかして、紗夏その子のこと好きだったりして〜!
でも、私達が悪かったよね。
ごめんね?」
こんなにすんなり謝るとは思わなかった。
でも、何故か嫌な予感が止まらない。
「い、いえ、大丈夫です。」
翔吾は焦った顔をして私にぺこりと一礼して去っていった。
「仲良いの?紗夏はあの子と。」
いつまでもさっきのことを引きずるのはやめよう。そう思い、気持ちを切り替えて笑顔で頷いた。
「うん、最近喋るようになったんだ。」
そういうと以外〜ってみんなから笑われた。


次の日
私は図書館から翔吾を見てから、教室に向かう。いつものように教室に入る。
あれ?なんで?
いつもは即話しかけてきてくれるみんなが今日は見向きもせずに席で笑ってる。
「おはよー!」
不思議に思いながらもみんなに声をかけると
みんな挨拶は返してくれるけど、どこかぎこちない。
私なんかした?
もしかして、昨日のが原因?
でも、そんなことだけで別によそよそしてくなったりしないよね?
しかも昨日私が少し言い過ぎちゃった時、今来てる子はいなかったし。
そんなことを考えているとチャイムがなった。
結局、その朝は誰かと話すことなく気づいたら時間が経っていた。
それから休み時間も昼休みも誰からも話しかけてもらえないし、私もそんな状況に怖くなって喋りかけれなかった。
昼休みは図書館に行った。
今日は翔吾は練習していなかった。
今日はまともな会話を友達としていないからか、いつもは居心地のいいこの場所も今日は何だか無性に寂しく、虚しい。
やっぱり昨日、言い過ぎたのが原因だろうか?
でも、そんなことでクラスの女子全員がよそよそしくなるのはおかしい。
しかも、私の言ったことは別に間違っていない。
その日は何でか分からないまま一日を過ごしてまるで、自分がいないかのような時間だった。
私は学校が終わり、帰っている時ずっと考えていた。そして、1つの考えが思い浮かんだ。
それは、私が翔吾を庇ったから。
だって、昨日は普通にみんなと喋ってたんだ。
それなのに今日からみんなが急に喋ってこなくなったのは、昨日の出来事があってから。
でも、なんでそんな翔吾を庇ったからってみんなは私に急によそよそしくなるの?
ずっと考えて歩いていると、誰かとぶつかった。
「わっ、いてて、ごめんなさい。」
慌てて謝って相手の顔を見るとそれは翔吾だった。
「えっ?翔吾?」
何でここにいるんだろう?
翔吾の家って逆方向じゃないの?
「ご、ごめんなさい。大丈夫ですか?」
「うん。大丈夫、翔吾はなんでここに?」
翔吾に聞くと
「あの、ちょっと、時間ありませんか?
話したいことがあるんです。」
何だろう?
でも、今日こんなに喋ったのは翔吾ぐらいで私は嬉しくなって、頷いた。
私達は近くの公園で話すことにして、公園に移動する。
公園に移動してすぐ翔吾は謝ってきた。
「あの!ごめんなさい。
今日、紗夏さんのクラスの子が紗夏さんに対して様子が変だったのは俺のせいなんです。
俺みたいなのが紗夏さんと仲良くしてるから、
だから、だから・・・・・・・」
ん?どう言うこと?何で翔吾が今日のこと知ってんの?
「どういうこと?何で翔吾がそんなこと?」
私が聞くと、翔吾は躊躇うように口を開いては閉じて、何かを言おうとしていた。
「どうしたの?何か知ってるんなら教えて?」
もう一度聞くと、翔吾は覚悟を決めたように言った。
「あの今日、紗夏さんとこのあの間、話してた時にいた子達が話していたのを聞いたんです。」
翔吾は私の様子を伺いながら、言う。
「今日、昼休みのことだったんです。」
翔吾によると、
今日翔吾が偶然私の友達の話を聞いてこう話していたらしい。
「この間はびっくりしたよね!
紗夏があの地味な男子と仲良いなんて。
しかも、めっちゃむきになってあの男子のこと庇ってたし。
紗夏ってさ、いろんな男子と仲良くしてるよね〜?いつも、自分が1番って思ってそう。
しかも、紗夏っていろんな男子に媚び売って仲良くしてるよねーいつもは私も一緒にいて楽しかったから一緒にいたけど、誰とでもあんなふうに接してそして、少し文句言われたからってこの間はムキになってイラついてきて何様だって感じだよねー自分が女王様だとでも思ってんのかねー」
「分かる、分かる!いつも自分が正しいって感じだよねー」
翔吾はそれを聞いて自分のせいって思ったんだ。
「別に翔吾のせいじゃないじゃん。
翔吾は普通に私と喋ってただけだし、ただ昨日話してた場面をたまたま見られてこの状況ってだけで。ていうか、大丈夫だよ!
そんなこと言われてたなんてね?
うわべだけだったのかよ!
とにかく絶対翔吾のせいじゃないから気にしないでよ!」
私がそう言うと翔吾は一瞬辛そうに顔を歪めたけど、頷いた。
「はい、とにかくごめんなさい。
ありがとうございます。」
ぺこりと頭を下げて去っていった。
翔吾を巻き込んじゃったな。
でも、今日の女子達の様子の理由はそう言うことだったのか。
あの時いた女子はクラスでも結構中心にいた女子だったから、すぐ女子の間ではそう言う雰囲気になる。
すぐ、手の平返された。
正直、少しショックだったけど、自分が悪いことも分かってた。
この間の翔吾のことがなくたって、私は本当の自分で接してなかったんだから。
彼女達を一方的に責めるのは違う。
男子への対応がそんなふうに見えたのも''明るくて喋りやすい自分''にこだわり過ぎてそう見えてたかもしれない。
全部、私は本物の私じゃなくて、一方的に本当の自分じゃない偽ってた私が招いてたことだ。
これは罰だったのかもしれない。
昔のことをいつまでも引きずって前に進まずただ自分を偽って、仲良くしてくれる友達に甘えてた結果がこれだ。
そういえば昔もこんなことあったな。
思えば、それが自分を偽ってただ笑顔を振りまいて、無理にみんなと笑うようになったきっかけだったような気がする。


あれは中学2年の頃だったかな。
私はクラスの中でもクラスメイトさえ、あんな子いたっけ?って言われるほど地味で目立たなかった。
更に人見知りなこともあって友達はちゃんと話せる人が3人ぐらい。
これと言った特技や好きなこともなくなんの取り柄もない自分が嫌でしょうがなかった。
まるで、劇で明るくて輝いている主人公を目立たせるための役でいえば、木。
ちっぽけな自分。
そんな私が高校生で偽って本当じゃない私を無理に演じてみんなから明るくて喋りやすいって言ってくれるような子になりたいとおもって動きだしたきっかけは恋だった。好きな男の子に少しでも見てほしい、そう思ってよく分からなかったオシャレや流行の物を気にかけたりした。
でも、今まで全然目立たなかった私が頑張ったからといって、そんなに友達は増えなかったし、あまりオシャレで可愛くもなれなかった。
それでも、私が好きだった男子は何故か告白してきてくれた。
不思議でしょうがなかったけど、好きだったから当然オッケー。私達は付き合って晴れて恋人関係になったけど、そんなに幸せの日々は続かなかった。やっぱり好きだったのは私だけだっだみたいで、付き合っていた彼氏が友達との賭けで私と付き合ってくれていたということを知った。
やっぱり。私は悲しい気持ちより納得してすっきりした気持ちの方が大きかった。
私何かが好きになってもらえる訳ない。
けれど、私はどこから出てきたのか私の意地がてで、悔しさを武器に足掻いて足掻きまくった。そうするといつしか友達も増えてて中学3年と終わりぐらいには地味で目立たなかった私ら消えて、”明るくて、みんなが喋りやすい私"
が出来上がってそのまま高校でも友達関係では困らなかった、と言う訳だ。
でも、目立ってて昔の私の理想になったって苦しかった。
私はそんな元から明るくて良い子な訳じゃないから、今もこんなにメガティブな気持ちになって落ち込むし結果、昔より変わっても上辺だけで友達に接してたからこの結果だ。
だから翔吾の姿を昔の自分に重ねてそれでも、頑張って努力してる姿を見ているのが心地よかったのかもしれない。
そして、翔吾をそれで巻き込んだのも私。
私は昔から何も変わってないな。
変わったとしたら上辺だけ。そんな自分が本当に嫌いだ。
私は理由がわかってしまったこともあって、明日の学校での日々を想像できて、ため息をついて家に帰った。


次の日
私は重たい体をあげて学校に向かった。
怖いな。
理由を知ると、昔のダメでつまらない自分が出ちゃうんじゃないかって怖い。
切り替えるんだ。明るく笑顔で。
自分に言い聞かせながら教室に入ってドキドキしながらも挨拶をしていく。
一瞬、目を向けて挨拶を返してくれない子もいた。返してくれた子もいたけど、ぎこちなかった。そんな様子に怖くなって、自分から話しかけていける訳もなく、自分の机で勉強をする。
ただでさえ、無視する人だっているのに。
話しかけて無視されたらどうしよう。
挨拶さえ返してもらえなかったらどうしよう。
そんなマイナスの考えが私を動かさなかった。
そんな時、数日前に翔吾と私が話していた時に話しかけてきた、こうなるきっかけとも言える彼女達が入ってきた。
「みんなおはよー。見た!?昨日のドラマ!」
入ってきた彼女達に一瞬にして先に来ていた女子達は集まる。
その時、登校してきた彼女達は私の方を見て、一瞬バカにするように笑ったような・・・・気がした。
私は横で前私も混じってドラマの話をしていたような感じで楽しく話していた。
惨めだな。
自分が悪い。でも、そんなたったちょっとの出来事で私のクラスでの位置が変わるなんて。
何日か前の私だったら想像もつかなかっただろうな。
私だって、悪い、悪いけど・・・・・。
みんなは何でじゃあ、私と今まで話してたの?
みんなが話してたからそんな私のことが気に食わないと思いながらも私のこと好き好きーってして私の所に集まってこれまで通り仲良くしてた?
もしも、この間翔吾と私が一緒にいるところを見てなかったらこんなは風にはなってなかった?私のことを調子乗ってるとか、男子に媚び売ってるとか一部の女子は思ってたんなら、翔吾との件はただのきっかけだ。
それなのに、今回のことがなかったらそのままの状態だった?何て、醜いんだろう。
自分も悪いことは自覚していながらも女子達の態度に不満が出てきた時だった。
そんな時。
急に大きな音を立てて、ドアが開いて驚いてドアの方を見る。
すると、そこには珍しくイラついた顔をした翔吾がいた。
もう、騒がしかった教室は静まり返っていた。


                      続く

読んでくれてありがとうございました。


友達の思い出

友達の思い出って一生消えない気がする。
こいつ、ずっと嫌いだったなー、あいつ、うざかったなー、
あの子、優しかったなー、この子、可愛くて自慢だったなー。
そんなことを後からアルバムを見て友達の思い出を振り返って、思い出すけど、それはずっと忘れない。
嫌いな子は嫌いな子。大好きな子は大好きで自分の脳の中に残り続ける。記憶喪失にならない限り、ずっーと、ずっとー。
それぐらい、友達の存在は深い。

7/6/2023, 11:38:55 AM

『友達の思い出』

元気ですか?
私は未だ貴方のことが忘れられずにいます。
たくさん傷ついてたくさん笑って
幸せな日々だったよ。

貴方を好きになってよかったって思ってるよ。

7/6/2023, 11:38:41 AM

捨ててしまったアルバムの話。好きだったアイドルグループが出したCDジャケットのような、とても凝ったアルバムだった。友人たちからのメッセージと写真。あれら全てが、あの瞬間だけは本物の友情だったと信じたい。

7/6/2023, 11:36:57 AM

凄く仲のいい友達と、

縁が切れた友達。

思い出すのはいつも仲のいい友達との楽しい出来事だけがいい。

なのに、頭に浮かぶのは縁が切れた友達の思い出の方が多い。

忘れたい記憶ほど、頭に残って離れない。



【友達の思い出】

7/6/2023, 11:35:58 AM

今から8年前。

私は見知らぬ子と出会った。

その日から好きになった。

あれから3年後。

私は好きな子と一緒の中学に入学した。

好きな人の声が好きだった。

中学に入って初めて好きな人の声が聞けた。

その日からずっと聞いてた。

でも3年生になって3月になってから寂しさを感じた。

ずっとずっと聞いてたかった。

でも行く高校が違かった。

最後に聞いたのが卒業式のあの掛け声だった。

「起立 気をつけ 例」

その言葉を好きな人が言ってくれた。

あの後、連絡したけど返事が返ってこない。

君の事もっと好きになりたい。

君に会いたい。

君に守られたい。

君と幸せになりたい。

君の記憶には何が残っていますか?

私の記憶には君が楽しそうに体育祭をしている所や

皆と話してるところ、皆と一緒にいるところ、そんな

君が大好きでただ大好きで記憶がある。

卒業式の「起立 気をつけて 例」あの言葉が君が言わなければ

私は今頃どうなってただろうか。君との記憶何もないかもしれない。

それにあの時体育祭練習で1年生にソーランを教えるのに

掛け声どっちからすのか忘れた私は君に聞いたよね。

「掛け声どっちからするんだっけ?」ってそん時君は友達に聞いてる

君が大好きだった。友達と話し終わったあと私に

「白が言ってから赤が言う」そう言ってくれて私は嬉しかった。

君の声、君の立ち姿、君の座り方、君の足の置き方。

君がする仕草が大好きだよ。

                             saya

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