『半袖』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
半袖 5/28 火
夏に着る半袖
半袖のように軽く
半袖のように気楽に
風の吹く方へ
導いてほしい
風の選ぶ道へ
何があるのか
そんなの分からない
進んだ道にあるものを
福に変えられるかは
自分次第
半袖
半袖って寒いよね。
風が直接肌に吹いて。
冷たくなっていくのが僕は嫌いだ。
最近、夜に暑いと思う時が続いた。
だから、半袖のパジャマを着ていた。
でも、今日は天気が崩れたせいで。
すごく寒かった。
毛布をかけても寒いと叫ぶぐらいだ。
仕方なく長袖の暖かいのに変えたんだけど。
母親にやっぱりそっちだわって。
半袖の君は君じゃないって言われちゃった。
謎すぎたよね。
まあ確かに、半袖は夏でもあまり着ないからな。
冬になっても半袖の人が稀にいる。
ガチですごいと思う。
僕は寒がりだから、夏でもノースリーブを着ている。
暑くなれば腕まくりすればいいからね。
あなたはもう半袖を着てる?
大丈夫だって思って寒いのを我慢したら。
風邪ひいちゃうよ?
それだけは気をつけてね。
夏の煙りに乗りながら
春の香りと踊れるよう
願い請われた京友禅から
隠れ仕立てたワンピース
萌黄に咲いた白木蓮と
朱い洋靴も履いていい
もう 何も貴方を縋らない
貴方は何も拭わなくていい
――――
(半袖)
〘 半袖👕〙
冬のコートを脱ぎ捨てて
半袖シャツで飛び出した
けれど風が少し冷たくて
「やっぱり早かった?」と後悔だ
寒さに負けずに再挑戦
半袖のまま街を歩けば
周りの人が振り返る
「あれ、季節を間違えた?」
友だち笑って「まだ早い!」
だけど僕は言うんだよ
「これが僕の春のスタイル
早すぎるなんて、誰が決めた?」
最近暑くなってきて半袖の人が増えてきたね
半袖って聞くとやっぱり夏が思い浮かぶね
青空に白い雲が浮かんで
綺麗な花がいっぱい咲いて
夏祭りとかもいいよね
それから
風鈴の音を聞いて扇風機にあたりながら
アイスを食べて 溶けて
早く半袖の服を着て家で冷房にあたりながら
ゴロゴロしたいな笑
今年はどんな夏がやってくるんだろうね
夏が待ち遠しいよ
お題『半袖』
半袖くらいでちょうどいいです。
誰かに守られている半分と、
自らで直接受ける残りの部分。
全部守られて何も知らずに生きていくよりも
その方が共有出来る気持ちも増えるでしょ?
私の好きな人は夏でも長袖を来ていることが多い。
なぜなのかちゃんと聞いたことはないが、
だからこそ半袖を来ている姿がレアでキュンとする。
年中半袖だった君
あの頃は変人扱いされていた
けど、そんな男らしさに吸い込まれていた
私のことを助けてくれる
いわば私のヒーローだった
でも今は長袖のビシッとしたスーツを着て
家から出社するあなた
玄関から立ち去るあなたの背中は
あの頃よりも男らしくなっていた
そしてその背中を見て育つ、新しい命
〈半袖〉
半袖
梅雨が明けると暑い夏がやってきます
私は夏に会社へ出勤するときは
半袖のTシャツの上に長袖のシャツ…と
ラフな格好で出かけていて
会社に着いてからは半袖Tシャツの上から
指定された制服を着るだけなので
楽に着替えができてありがたく思っています
ちなみにいつも仕事が終わるとサッと
早着替えして帰る私なのでした 笑
半袖
衣替えの季節になった。
雨が振っている日は長袖の人がいるものの、
暑い日はやはり半袖の人が多い。
図書館にて。
少し背伸びをして取ろうとした本は、
誰かの手にすっぽりとおさまった。
横目に入った腕の筋肉で男性だと分かった。
目を向けると、学校一の秀才と呼ばれる彼が、
微笑みながら「どうぞ」と渡してきた。
やっぱり男の子なんだなと思った。
憧れの人から手渡された本をギュッと抱きしめた。
創作「半袖」
暑さが厳しくなって来た。そういえばもう衣替えの季節だ。それで、半袖を用意したは良いが日差しが強い。加えてうっとうしい蚊もいる。
日焼けと虫刺されの対策として、長ズボンと靴下を履き、半袖の上に薄手の上着を羽織る。暑い。夏が私の天敵であると改めて思い知る。
思考が溶けていくような暑さも、飛び交う蚊も年々強くなっているようだ。それから、初夏の不安定な気候についていけず、衣替えに失敗するのは毎年恒例の行事だ。
「もう半袖?」「え!隣のクラスの子も結構居たよ」と話した高校生時代が懐かしく感じる。
︎︎
002 半袖
ここ数年、古着に凝っていて、買い物帰りにふらりと古着屋さんを覗いてはお目当ての品が無いか物色するのが習慣になっている。 冬はトレーナーにパーカー。夏はTシャツ
新品も良いけど古着のやれた感じが堪らなく良い!
獲物を狙うハンターの如くお目当ての品を見つけた日には、一期一会 出会うべきして出会った感がある。
300字小説
月夜の祭り
『わっしょい! わっしょい!』
満月の下をねじり鉢巻に半纏姿の子供達の担ぐ神輿がねり歩いていく。
青白い月光にキラキラと光る神輿の飾りは、この道の先、とうに宮司も居なくなり、うち寂れた神社に奉納されたものだ。
神輿の後ろには、まだ担ぐには幼い子供達が列をつくって着いていく。彼等の洗いざらい、首元のよれた半袖のシャツ姿は昭和以前を感じさせるものだった。
今は年寄りばかり、人の住んでいる家も少なくなった、この村も昔は山仕事で栄え、山神を祀る祭りは毎年大勢の氏子が集まって、賑やかに開催されていたという。
「こんな月の明るい晩は神様も昔が懐かしくなるんやろ」
幻の祭りの行列は寂しくも賑やかに山の方へと消えていった。
お題「半袖」
【半袖】
大人になると
別に冬でもインナーに着たり
重ね着したり
特別重要視していないんだけど
北海道の場合しか知らんけど
学生で制服のある学校はさ
夏服、冬服の準備期間とかあるよね
それでも今はだいぶ緩くなったのかな?
けど個人的にそんなん要らんくね?
って思う
自分の体調で決めて良くない?
個人差あるじゃん
暑がり、寒がりとか
でも夏服になったらなったで寒くても
指定のカーデ以外だめーとか
男子は暑くても
指定ワイシャツ着てない人は脱いだらだめー
とか…
なんなんマジで⁈
大人になっても
親になっても
こういう手の
意味不明な校則にイラッとするワタシは
やっぱりおかしいの?
別にそんなんまでしなくてもさ、
世界では決まりを守る国って
日本は褒められてんじゃん?
時間を守らないとかならわかるんだけど
身だしなみってさ
そんな重要なん?
見られる職業とかなら別さ
でも
それでこの人嫌いとか決めてる大人
いるんだとしたら、やばくね?
人種差別と変わらんじゃん?
見た目で判断するとか
そーいうの
そろそろ、みんなやめない?
ワタシは
個性があった方が素敵だと思うな
「今日もまた暑くなりそう。」
そう言った君は長袖。
僕は半袖なのに。
「長袖…暑くないんですか?」
「暑くないよ。」
「でも…」
「大丈夫。」
先輩は綺麗な人だ。
黒の長い髪に黒曜石みたいに綺麗な瞳。
まるで雪なのかと思うくらい白い肌。
どれをとっても、綺麗だ。
「僕が見てて暑くなりそうです…」
「ふふ、後輩くんもまだまだだね。」
「僕がおかしいんですか?!」
この人はどこか抜けてる。
「ふふふ、ごめんね。」
「もう、ほら、先輩。」
「ん?」
「アイス、一緒に食べませんか。」
長くなったけど、僕が言いたかったのはこれだ。
長袖を着ていると、生地に触れることで安心感が増す気がするけど、半袖を着ていると、体が軽く感じるからかいつもより大きく動いちゃったり、気分が爽快になる!
お題:半袖
夏のような暑さの中、外周をする 。
肌がどんどん焼けていく
日焼け止め合ってるのかわかんない 。
幼い頃は半袖が好きだった 。
涼しいし、何より動きやすくて 、
歳を重ねるうちに半袖は嫌いになっていった 。
肌が白い方が羨ましくて
日焼けしてる僕の腕 … 見てると気分が悪くなる
他の子も「𓏸𓏸めっちゃ肌白っ!!」
僕はそんな子の隣りに経ちたくない 。
自分の肌が白くないから日焼けしてるから 、
体育も長袖でしてる 。
暑くても日焼けしないよりは全然マシ
そして今日「お前めっちゃ黒いやん」
そんなに日焼けが悪いの?
羨ましいし、何か悔しい
肌が白い子は中学は文化部だったらしい
僕は運動部、毎日頑張って頑張ってきた証拠なのに
なんで僕が笑いの的にされないとなの??
あの子が嫌い 。
隣に立つと目立つから、僕の肌が白くないから
ただの嫉妬でしかないけど 。
「 大嫌い 」
愚痴のような駄作失礼しました 。
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伊達くんはミニマリストだ
伊達くんとは大学で知り合った。同じ講義をとっているようで、学内では自然と行動を共にすることが多くなった。
伊達くんはパッと見る限り普通の男子大学生だ。
ただ、いつも同じ服を着ていた。聞けば上下同じ服を数枚持っているらしい。制服代わりだよと笑って答えた。
どうやら物が増える事を苦手としており、日常生活も極力最小限のアイテムでやりくりしてるようで、洗濯機も置いていないという。
確かに彼の制服は白いシャツと黒のパンツという、カフェ店員のようなシンプルさなので、洗濯板一枚で事足りそうだ。
そんな伊達くんは何かを貰うということも困るようで、飲み物を買うと付いてくるフィギュアやキーホルダーなども恐れている。誕生日プレゼントやお土産などは消え物が良さそうだ。
そんな学生生活も慣れてきた5月の終盤、
伊達くんは半袖のシャツで来た。
さすがに夏服はあるんだね、と言ったら伊達くんは首を振った。
なんといつも来ていた長袖シャツの袖を切ったと言う。
そうすれば夏の間冬物の服を置いておかなくてもいいし、夏が終われば丁度買い替え時となり、廃棄してまた新たな白シャツを購入するらしい。
ミニマリストとは皆このような思考を持っているものなのだろうか。
世の中には色んな人がいるなぁ、と伊達くんの綺麗にまつられた半袖をぼくは眺めた。
しかし本当に綺麗に縫われている。ミシンなんて置いていないだろうから、きっと手縫いだ。
ぼくは、伊達くんが何も無い殺風景な部屋で、シャツの袖をチクチク縫っている所を想像してしまった。
それは何だかとっても切なくて、ぼくは伊達くんに消えない物を贈りたくなってしまった。
伊達くんは嫌がるだろうけど。
『半袖』
半袖
暑さにやられて、教室でへたり込む。
見渡してみても、大半の生徒は半袖で過ごしていた。
少しでも涼しくなれる気がして、窓際へ向かう。
流れる汗が目に染みる。窓の外には風はなく、
気温だって中とほとんど変わらなかった。
もう既にこんなに暑いのに、まだ5月下旬らしい。
これから始まる夏本番…乗り越えられる気がしないな。