『半袖』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
衣替えが遅い寒がりの彼
そんな彼が半袖になる時は
本当に暑い時
でも私の顔が他より暑いのは
長袖じゃわからない彼の
男らしい腕を見たから
気温が一桁を切っているのに半袖を着出すとんちんかんがそこにはいた。
「ちょっとそれ寒くない?」
「ん?」
なんなのかよくわからない。そう言わんばかりの顔をしている。いつものその様子に私は溜息をつく。
彼は私が気になっている人だ。恋愛的に放っておけないのではなく、このまま社会に放り出して生きていけるのか心配、という意味でだ。決して恋愛的なモノは持ち合わせてはいない。
ようやく言っている意味に気づいたのか、半袖を脱いで長袖を着出す。そして、悪態をつくのだろう。
「そう言うならお前もそうだろ。脚出してるし」
彼はそういうやつだ。自分の間違いを認めなくないために屁理屈をとなえる。
「へー。じゃあ。もうこの服着なくてもいいんだ」
あなたのお気に入りの服。男が好きそうな白のワンピース。この時期に着るのは無謀もいいところだ。
「そんなことは言ってねーし」
目を合わすことなく放つ言葉は震えていた。彼は頑なに認めたくないのだ、自分の負けを。
【裏側】
かわいいあの子はいつも長袖を着ている
半袖でも上に上着を着て
夏でも冬でも関係ない
そのせいで色んな噂が流れる
[虐待されてるらしいよ]
[俺は、超腕毛濃いって聞いたけど笑]
あることないこと言われてる
しかし何を言われても彼女は凛としている
そんな彼女に俺は惚れている
だからあの日
彼女の長袖の下を見た日から
俺はおかしくなったのかもしれない
清楚という言葉が似合う彼女の身体中には
大量のタトゥーがほられている
たまたま道路で見た目を変え
タバコを吸い酒を呑んでいる彼女を
見てしまった俺に彼女は言った
「あーあ、見られちゃった…笑」
そんな裏側を知っても尚、
彼女に惹かれ続けている
「半袖」 2024/05/28
半袖 と言われたら "夏"と言う言葉が浮かんでくる
夏 と言われれば
ひまわり、夏休み、太陽、暑さ色々連想が出来る
私は夏の景色がとても好き
空は一層青くなり太陽は白く輝き緑は濃くなり
セミが鳴き まわりが華やかになる
ほんのり色の付いた春から
一気に 色が濃くなり私の瞳を奪ってくる夏
夏はとても暑く嫌になるが
四季の中で日本がとても明るくなる
そんな夏を感じさせてくれる半袖 私は好きかな
半袖
だんだんと夏に近ずいて来ましたね
私はバスケ部のあなたの日焼けして差が見えたり頑張って鍛えた腕が見れる夏が好き
今年もいい感じのやつ仕入れてあります
襟ぐりが開きすぎてなくて
厚手の生地
緑の線で描かれた柄は
見る人が見たらそれと気づく然りげなさ
ちょっとオーバーサイズで
ジーンズ、スカート、短パンだっていける
黒地はシックで白地は爽やか
この夏を最高に楽しくしちゃう
そんな相棒
半袖
「半袖」
今の時期、着る物に困る。
半袖なのか、長袖なのか。
半袖で今日はいいかな、と思い家を出ると
カーディガンを持ってくればよかった…と後悔。
少し肌寒いと思って長袖を着て家を出れば、
暑くて腕まくりをしてる。
毎日、失敗ばかり。
だから早くはっきりしてほしい。
寒いのか、暑いのか。
『半袖』
私は夏が嫌い。
人より何倍も汗をかくし
日に焼けるし
何より暑いのにはめっぽう弱い。
露出が多くなり
ムチムチの腕が出るのも嫌だけど
半袖になると無数の傷跡が出てしまう
私が狂って狂ってもがき苦しんだ跡が
私にとっては頑張りきった勲章でもあるけれど
人によっては不快になる人もいるのだろう
ずっと消えない
でもこれが私なのだ
半袖
半袖から見えるあなたの腕
…触れたくなるの
胸の鼓動が高鳴る
あなたは私の存在さえ
知らないの
遠くから見てるわ…
半袖
半袖って聞くと、若いな〜って思う
おばちゃんになるとね
半袖って綺麗に腕を鍛えてない限り
見苦しいって思うのよ
触るとぽよぽよしてて気持ちいいんだけどね
夏が好きだ。
一日の時間が長く感じて、つい夜更かししたり夜の街を出歩いてしまう。
海も好きだ。広くて、一面大好きな青色に染っている世界に沈みこんでしまいたくなる。
夏に行く祖父や祖母の家も好きだ。無邪気に、純粋に、一日の時間を贅沢に使うことが出来たあの日々がいつまでも忘れられない。
お気に入りの半袖Tシャツを見つけると
もう出会えないような気がして
同じデザインを色違いで揃えてしまう
今あるのは白、水色、ピンク、紺色
並べているだけで気分が上がる♪
明日は何色にしようかな…
✴️41✴️半袖
私は半袖を着ることができない。
なぜなら腕に生きるためについた傷があるからだ。
半袖を着る人を眩しいとも思いつつ、一方で自分も頑張ってきたのだと褒めてあげたい。
「半袖」
いつ、半袖にしようか。
梅雨の時期になるといつも思う。制服を、いつ半袖にしようか迷うのだ。
教室内でも半袖の生徒は何人か見かける。基本は暑いだが、梅雨というのもあり少し肌寒い。
今年はいつから半袖にしようか。
「半袖」
夏の日。
暑いかなって思ったら、今日の気温30°超え。
だから僕は半袖で。まぁ暑いからね。
でも君はこんな真夏日でも長袖だったの。
「暑くないの?」
って聞いたら君は、
「長袖が良いの笑」
そんな風に笑っててさ。
そういや、君の肌見た事ないなぁ、なんて思いながら。
そんな事を考えていた1年前。
ちょうど昨日、君は自殺して亡くなった。
白い肌には赤黒い線が何本も引かれていた。
_________________________
はい解説。
君は何か辛い事を受けており、リスカをしていた。
が、耐えられなくなり君は自殺を行なった。
はい終わり。
ま何されてたのかは自分でもよく分かってないですけど
あちなみに長袖なのはリスカ跡を見せない為ですね。
てか半袖って言う題名じゃなくて長袖の方が良いですね
病み系なぁ、病みの方が得意なのかもしれません。
自作の小説には、ギンガムチェックのコットンのシャツが似合う男の子がよく出てくる
夏だったら、ブルーのギンガムチェックの半袖シャツ
特に理由はないけど、別々の小説で何度か書いた
線が細くて物静かな感じ
そういう子のほうが感情移入しやすいからかな
ようするに、そういうタイプが好きなのかも
半袖
今のこの季節が嫌いだ
暑くなってきて教室のみんなが衣替えをしていく
手首まで覆っていた白い布はさっぱり無くなって、肘より上まで短くなる。
気を抜いているとそんな短い袖が赤く染まる幻覚を見るんだ
夏に風呂場で死んでたアイツ、肩まで湯船に浸かってて、袖が赤く染まってて、そんなのを思い出してしまう。
やっぱりこの季節は嫌いだ。
気づいた時には、もういなかった。
それくらいに呆気なかった。
まるで実の兄のように慕っていた彼は昔から体が弱く、けれど読書を通じて得た知識で僕に色々なことを教えてくれた。太陽の沈まぬ日、海底に降り積もる雪、そしてそこに眠る大好きな鯨たち。
そんな思い出の数々を僕の家の玄関に残して、いなくなっていた。探して。とでも言うかのように。
異国の桟橋に腰掛けながら、そんな事を思い出す。片手には緑青、足元には彼が眠る海。また会えると思ってしまえば、不思議と怖くもなんともなかった。
誘うように潮風が頬を撫で、翠を呷った。
お題:『潮風が頬を撫でる』
この季節は着る物に困る
朝は寒いのに日中は暑くなったり
暑いかな?と思っていたら
気温が上がらなかったり
上着を持っていくのも荷物になるし
時間のない朝なのに服で悩む
この前一目惚れして買ったサマーニット
せっかくなら上着で隠したくないし
この子はもう少し暑くなってからかな?
・・・なんてやってたら遅刻だー!!
「半袖」
夏の訪れを感じさせる半袖
歳を取ると着るのを少し躊躇う
日焼けや皮膚の老化が目立つからだ
年々気温が上がっていき
夏は外に出るのも辛くなる
損失が出ない程度に
夏の平均気温が下がって欲しいと
切実に祈る今日この頃だ