『勿忘草(わすれなぐさ)』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬の気配が薄れていく。
そしてはじまる新しい季節。小さな青い花も綺麗に咲いた。
そう、「勿忘草」
この花が咲く季節、私はあなたと出会いました。
誰かと誰かがぶつかり合って
終わらぬ夏がそこにある
誰かの怒りに火がついて
彼らの悲しみが燃えあがり
あの娘の憎悪が焼け爛れ
僕らの絶望が地に堕ちる
ぶつかり合って
混ざり合って
離れて
もう一度集まって
灼熱の季節を生きている
終わらぬ白夜を生きている
あまりに眩しい光の中で
火だるまになって生きている
夏の暑さに当てられて
僕らはきっと越えられない
あっというまに燃え尽きて
灰になって終わるでしょう
いつか季節が変わったら
あの雲がかかる峠の先で
冷たい風を受けながら
僕とあなたの二人だけ
永久に共にいたいのです
だからどうかそれまでは
僕らはどうかそれまでは
季節が変わるその時までは
季節の向こうで会うために
「−勿忘草(わすれなぐさ)−」
ちらつく勿忘草に 魔法をかけて
シンデレラが唄ったこと 同じように詩ってゆく
何も叶わないけれど
少し残った雪解けは 私にあどけなくささやいて
何も残らないけれど
あとどれくらい愛という言葉
覚えていられるのやら
掠っていった野良猫は きっとあの心のままでいて
私もきっと同じと 思ってはいけませんか
プリズムの中に 私はどこにもいない
悲しい雪だるまの中に 私はどこにもいない
車のクラクション響く太陽に 蝉はどこにもいない
ただ 塀がページになり 出来上がっていく
実験台が 私はそこで靴を刺した
乗り越えるなんて言わないで 暖かいココアの味なんて
詭弁にいうかもねでもね
やっぱり知らなきゃ生きてなんかいけない事だ
勿忘草
あなたが贈った
この花に別の意味が無いか
僕は聞くことが出来なかった。
君の口に僕の脳味噌を押し付けた。君の喉が動くのを見て安心した。
君が死ぬ1番最後まで、君の脳内で生きていたいんだ。
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殺した君の体の中を頭の中を見た。ただ、内臓があって、中にはドロドロした液体と血しかなかった。
僕はどこにもいなかった。
鮮やかな碧、蒼空の様な、溟海の様な、思わず目を奪われてしまう瑠璃色に彩られた可憐な花--窓辺で静かにその花弁を揺らしている.
"真実の愛"込められた言葉どおりにその花-"勿忘草"は愛を運ぶ、愛は幸せを呼び、幸せは人生を拓く--
勿忘草
勿忘草をもらったことだけを覚えている。
誰がくれたのか相手のことを何も思い出せない。
それでももらった勿忘草はこうして押し花となり未だ手元に残っている。
誰からもらったのだろうか。
できればこんな薄情な人間のことなんて忘れているといい。
名前も姿も何も思い出せない相手へと願った。
【私を忘れないで】
『勿忘草』
「あ!みて、わすれなぐさ!」
「勿忘草?ってなに?」
「わすれなぐさってゆうのはね…はるをしらせるはなって
ゆわれてて、はなのいろはみっつあるんだよ!」
「色が三種類の春を知らせる花…」
「うん!」
…そう言った君は今どこに居るのかな。
いつもの通り道に咲く花を見つけては一つ一つ丁寧に説明してくれた。
君が引っ越してしまったのは何時だっけ。
いずれにせよもう大分前のことだ。
君は私のことなんてとうに忘れてしまって居るだろうね。
ふと庭を見れば庭の外に白色の勿忘草が咲いていた。
心の中に勿忘草がたくさん咲いているのはつらい。
頭の中に勿忘草がたくさん咲いているのは苦しい。
恋も仕事も。
せめてわたしが歩けるくらいの道幅は作っておこう。
#勿忘草
「勿忘草」
遠い遠い時間
あなたと過ごした
人生の一瞬
今もそこに映るあなた
誰にも言わない
秘密の想い出
わたしをわすれないで
今も灯る
小さな願い
彼に勿忘草を送った。
…彼は喜んで受け取ってくれた。
そう、そうでなければいけない。
彼は喜んでいる。 目に見えるほど明らかに。
私が彼に捧げてきた愛情は全くもって正しいもので有るのだし、
又彼も私のことを心から、それはもう、身が愛情で腐り果ててぐっちゃぐちゃに成ってしまうほどに、
私のことを、思ってくれている。
ねえ、そうでしょう、と彼の方を見やった。
…ほらね、彼は喜んでいる!
きっととっても、とーっても嬉しいのだろう!
勿忘草を一生懸命握り締めて、手が真っ白に成ってしまうほどに。
可愛い、可愛いねえ。
そんなに私のことを思ってくれているのね!
ならば私もその愛情に応えてあげなきゃ!
此れからも君の側に近寄るゴミ虫どもは、
私が一匹ずつ丁寧にプチリプチリと確実に潰していってあげる。
君の意見にそぐわない物は、
私が君の視界に映らないように影でぐちゅりぐちゅりときっちり殺して、跡形も無いようにしてあげる。
ね、だからさ!
此れからも愛しあっていこう!
全ては君と私、二人だけの儚く脆い、けれども強固な愛情で結ばれ守られた鳥籠を覆い隠すために!
聞いたことあるけど
思い出せない
見たことあるだろうけど
思いつかない
今までも
これからも
そんな存在
『勿忘草』
【勿忘草】
君がくれた最初で最後の花
花言葉を知ったのは、君がいなくなってから2年後
もっと早く調べて聞いて、沢山話してたら
僕ら変わってたのかな
なんてね 冗談だよ 多分ね
過去の記憶がよみがえる今思えばなんであんなことしたんだろうとか今更思い出す
恋が1番ふと思い出す
相手と付き合ったらいつもその人のことで頭がいっぱいになる。自分は過去2人現在1人自分はなんで付き合ったりしたんだろうあの時手をひいとけば良かったと後悔したけど2人の人の恋の経験をして今の人にたくさん尽くせているような気がする今の人はとっても優しい人ゴールインまで行けれたらいいな‥
学年末テスト1日目 先生に「補講の答え持ってますか?」って聞いたら持ってなくて色々話した最後に
「今持ってるの?暇だから丸つけとくよ」って言ってくれた 最後の校門まで他生徒がいる中,丸つけをしてくれた
「頑張ってー!」って優しく言ってもらった
先生!明日頑張ります
勿忘草
あなたと出会ったことを忘れない。
好きでしょうがなかったから。
なんなんだろね。直感。わかるんだよなんとなく。
なぜいなくなったのか教えてほしい。
「ごめんね、ありがとう」のメモと勿忘草の花束がおかれていた。
勿忘草
とてもきれいな色でかわいい花をつけます、
花言葉は
わたしをわすれないで。
切ないような、あたたかいような。
あなたに贈る時には
優しさとあたたかさと共に。。
【勿忘草(わすれなぐさ)】
私のために取ってくれた花。私を永遠に愛すると証明をするために取ってくれようとした花。
私は確かにあなたが年老いたら私を嫌いになってしまうんじゃないかって心配だった。でもそれは些細なことだった。あなたは何でも私のために尽くしてくれていたのに。
私のためだけにその証明をしようとしてくれた。
それだけで嬉しかったのに……。
私は、あなたが昔から私のことになるとすぐ行動に移して尽くしてくれることを忘れてしまっていた。
流れが激しい川にその花を取りに行くというあなたを制止をしても振り切ったあなた。
私がもっと制止できていたら。私がそんな心配してると言わなければ。
あなたが、最期に
「僕を忘れないで」
と叫んで私に摘んだ花を投げてくれたこと。その言葉。忘れません。
私を永遠に愛してくれた、それを証明してくれたあなたを私は忘れません。
これからも私は一生あなたのことを忘れません。そしてあなたを永遠に愛しています。あなたを想い続けます。
あなたが摘んでくれたこの花とともに。
ーーー朝、目覚める度に思う。あぁ、また無意味な1日が始まるのだと。
ひらり、ひらり。
楽しげにスカートの端を翻してはしゃぐ彼女。
その後ろを、僕はゆっくりとついていく。
彼女が笑う度に、僕は泣きそうになって。
彼女が振り向く度に、僕はそっぽを向いて。
彼女が話す度に、僕は手短に言葉を返した。
ずっと、こんな日が続くと思っていた。
いつだってありきたりで、平凡で、何気ない日々を、一緒に歩いていくんだと思っていた。
”あの日”までは。
ーーーねぇ。
ーーーん?
今日は、どんな話をしようか?
……そうだな。 ”さき”の話が聞きたい、かな。
勿忘草(わすれなぐさ)
『勿忘草』
尾崎豊の勿忘草を聴いて
初めて知った
勿忘草ワスレナグサの花
彼はこんな可憐な花を
知っていたのは
やっぱり
繊細な方だったんだな