『力を込めて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ある休日のお昼ごはん。
あるもので済ませたい。
何があるかな…
そうめん、冷凍うどん、パスタにチキンラーメン。
う~ん…チキンラーメン食べてくれないかな。
夫君。
卵を落とせば、たんぱく質も摂れるし、何よりラクだ。
夫に聞く。
「お昼なんだけどさぁ…ええとね、そうめん、うどん、パスタ、チキンラーメンどれがいい?」
最後のチキンラーメンに力を込める。
夫「う~んと…チキンラーメンかな」
やった。
paki
力を込めて
想いを馳せる
何故…力を込めるのか
わからないの…
きっと…
念を込めることなの
かもしれない
こだわり派のわたしは
変えたくないから…
強い念
力を込めて…
念を唱える…
力を込めていたら
疲れて…
夢の中へ…
誘われた
そんなに力を込めないで
天使の声…
力を抜いて…
ふーっと
ラクになった
拳を握り締める。
手を開くと、血が流れていた。
私の悪い癖が出た。
感情を抑えるために、必死に握り締めた拳。
私は、多くの……数え切れないほどの……人を殺した。
殺人は、罪だ。
例え、それが上からの命令だとしても……。
私は、数々の戦場で……数多の理由から……、
多くの、途方もない数の人を殺してきた。
なのに、どうして、私は………、
一度たりとも……罪を問われることも、罪を裁かれることも、無いのだ。
自己の選択で、多くの人々を殺した。
多くの人々の人生を狂わし、奪ってきた。
なのに、どうしてだろう。
私は、疾うの昔に…人を捨てたからだろうか。
それとも、職務を全うしてきたからだろうか。
私は、何故、罪を裁かれないのだろう。
罪の無き、人々までも……平然と殺してきた。
なのに、どうして、私の罪は裁かれない。
どれだけ、王に懇願しても、叶わない。
本来なら、疾うに処刑にされるべきなのに。
私のような者は、生きるために多くを奪える者は……、生きてはいけない。
私のような者は、いつか…必ず…又…罪を犯す。
なのに、王は……部下たちは……同業者たちは……この国の民たちは……、
皆、そんなことはないと……、あなたは被害者だと……、私を慰める。
その優しさが、どうしようもなく、辛かった。
私の重ねてきた、重罪ともいえる罪は……いつ裁かれるのだろうか。
早めの秋が空から降ってきた
力を込めると目の前で砕けた
秋が手の中で解れる音がする
解れた秋は手のひらにこびり付く
どうしてか、心地よさまで感じた
#力を込めると
力を込めて。
力を込めて
2人を
見て行こう。
どんなに凹んだとしても
少しだけでも顔が見れれば大丈夫。
おじいちゃんは強かった。
台所からブチブチと音が聞こえる。
台拭きがおじいちゃんに絞られていた。
おじいちゃんちの台拭きはいつも穴が空いていた。
おじいちゃんより強い人はいなかった。
そしておじいちゃんは優しかった。
おじいちゃんより優しい人はいなかった。
おじいちゃんより優しい人がいない。
おじいちゃんに会いたい。
(力を込めて)
力を込めて立ち止まったあの日。
力を込めて踏み出す今日。
力を込めて誰かの背を押すいつの日か。
どんな日だって力はいる。
力がない日には力をくれる誰かが必ずいる。
なんでこうなった?
ああ、自分のせいか
最早涙も枯れた
力なくただただボーっと立ち尽くす
生きている意味はなんだろう
もうこんなポンコツな自分に
心底疲れたよ
迷惑掛けた皆さん
心から申し訳ございません
わたしはわたしを消したい
こんな存在が煩わしい
ロボットのように
ただひたすらに働く
そんな感じでいい
掃除が好きだ
初めて大人の企画したお祭りの手伝いをした。
流石にみんなが使っていて、ゴミや食べ物のカスが散乱していた。
それでもアリーナが綺麗ならとても嬉しいなと思い、力と心を込めて掃除した。
みんなが喜んでくれればいいと思う。
結果、アリーナは使う前より綺麗になり改めて思った
『掃除ってなんでこんなに楽しいんだろう、やっぱり、掃除が好きだ』
ねえ、あなたは私をどう思ってるの?
「可愛い」とか「声が好き」とか
あなたの彼女でもないのに…
誰にでも言ってるのかな?
「私が嬉し涙流すまで絶対そばを離れない」って
どう言うこと?
期待してもいいの?
それに気づかないあなたはホント鈍感なのね
次 会った時にでも言ってやる
「好きです」って
私は今、ステージの上に立っている。
スポットライトを浴びて、大きく息を吸う。
クラリネットの柔らかい音色を、力を込めて遠くへ飛ばす。
この音が、誰かの心に響きますように。
力を込めて
僕は貴方が好き。
だけど、
あなたの隣に立っているのは僕じゃない。
僕はずっと前から貴方が好きだった。
貴方が選んだのは僕じゃなかった。
僕よりずっといい人で、
僕なんかよりも善人で、
その人の周りにはたくさんの人がいた。
僕なんか思っている事や、言いたいことが言う前に思ってもない事が先に出てしまう。
だから、僕の事を良いって言う人まで、傷付けてしまい僕の周りから人はいなくなった。
「僕は障害者...?出来損ない...?」
そんな事ばかり考えるようになってしまった。
僕の体は、色々と受け付けなくなってしまって、食事...睡眠...欲...何もかも良いとは思えなくなってしまった。
日に日に僕は衰弱していった。
遂には入院まで
「ハハ...、僕は何をやってるんだろ...」
そう言葉を零すようになっていった。
医者も手を付けられないぐらいだった。
僕は医者に最後の願いを言った。
「あの人に...最後ぐらい...会わせて...。」
数時間後...
貴方は僕がいる病室まで来てくれた。
だけど、
君の隣にはやっぱり空いていなかった。
僕は最に貴方に抱きついた。
「僕は貴方に会えて幸せだった。
貴方が好きだったから...。」
僕は最後の力を込めて、貴方に痕が残るぐらい抱きしめた。
貴方が帰った後
僕はまるで眠り姫のように...
来世ではBADENDではなく...
HAPPY ENDで人生を終わらせたいな...
消え入りそうな、不安定な存在
一人で勝手に抱え込んで、またどこかへ行ってしまう。
他者を思うその心からの行動は、
時に自分の心すらも偽って、押し潰すから
「お前が大切なんだ...愛しているんだ。だから、だから...もう、勝手にどこにも行かないでくれ、離れないでくれ...」
そう、言い聞かせるように。
あいつを抱き締める腕に、力を込めた
#力を込めて
81作目
力を込めて
だいたいは失敗する
ほどほどが調整しやすい
何事もこの傾向がある
力を抜いた方がいいんじゃないの
気合いとかやる気はともかく
丁寧にやったほうがいい
何が苦手とか判り易いから
それから集中するべきところが掴める
苦手なら事によっては
避けても問題にならない
力を込めるにしても
何処に込めるか判らないことには
ほとんどは無駄に疲れるだけですよ
ほんのちょっとの工夫が
成功をよんだりするんだからね
そのちょっとが個性的だったりもする
コンビニの新人さんとか見てると思う
そんなに焦らなくてもいい
慣れたら自然と出来るようになるよって
力を込めて歌ってやろう
僕の........
いや.....
「俺だけの曲を」
君に伝えに行くよ
待っててね愛する君よ
力を込めて
学校生活最後の体育祭。
綱引きも、
学年対抗リレーも、
玉入れも、
チームの応援も、
全部力を込めて人一倍頑張ったと思う。
あとは結果を待つのみだ。
だけど結果が悪かったとしても後悔はしない。
すべて力を込めてやりきったのだから。
感情を上手くは伝えられない。
今は言葉を上手く扱える
自信がない。
憾み怨み恨み
これをどのように伝えようか。
あまり暴力はしたくない。
でも今日という今日は限界だ。
歯を食いしばれ。
目を瞑れ。
我慢しろ。
私は慣れないことを今からする
聞き手である右手に 今、
–力を込めて–
お題 力を込めて
愛を込めて力込めて書いたラブレター
想い隠さずに打ち明けようと
書いたつもりだけど
あなたを想う度癒されない心が泣いている
あなたの傍に居られればそれで良いのに
少しの可能性信じてみたくて
書き上げたラブレター
力を込めて
全身に力を込める
テストのために絶対に寝るのだ
そう、明日は大切なテスト
だから8時に寝ることにした
あらゆる作業を済ませて寝床についた
絶対に寝る
さぁ寝よう、いや寝るんだ!絶対に寝てみせる
頭の中で力強く念じてみる
しかし、うまくいかない
全く眠くならない……
なるほど、もっと念じなければいけないのか!
うおおおお!
体からオーラが出るくらい力を込める
そして頭を寝ることに総動員させる
羊を全力で数えきる
それが眠りの近道なのでは?
羊がどれくらいいるかは知らない
もしかしたら1万を超えてるのかもしれない
でも諦めない。
必ず睡魔を勝たせる
今日はかなり脳の覚醒が強いらしい
ワクワクしてきたな
オカルト
300字小説
呪いの土人形
そりゃもう、アンタのご先祖に酷い目に合わされたのでしょうね。思いっきり恨みを込めて、力を込めて『呪いの土人形』こと私を造ったのよ。
私も最初は馬鹿正直にアンタのご先祖達に憑いて、しっかり呪っていたけどね。とうの本人はずっと昔に亡くなって、今、三回目の生まれ変わりかな? この国にもいないわけ。
で、馬鹿らしくなって、でも込められた力はまだ有効だから、頑張って頑張って、呪いをなるべく無害なものに変えたの。
「で、年に一度『タンスの角に小指をぶつける』と『カメムシが服に入り込む』と『鳥の糞が頭にジャストミートする』と、どれかの呪いを選ぶことになったけど、どれが良い?」
「……どれも地味に嫌な呪いですね……」
お題「力を込めて」